月別アーカイブ: 2013年10月

0.25インチの克服

新しいグラファイトは0.25インチだけフレームが長いのですが、それは日本人に馴染みのあるミリメートルだと約75ミリセンチメートルです。

たったそれだけ長いことでも影響はかなり大きい所があります。

特にグリップを出来るだけ端っこを握って遠心力を最大に利用して打つタイプのプレーヤーにとっては決して小さくはない違いです。

左右の狙いでは微妙にずれる感じで、たとえばダブルスのデュースサイドでのセンターに入ったサービスをバックハンドて逆クロスに返そうと言うときに、ちょっとだけヘッドが遅れてサイドアウトなんて感じです。

それとサービスは何とが打てば慣れてしまうのですが、咄嗟に打つことになるスマッシュを深く狙うとほんのわずかにバックアウトしたりレギュラーレングスのラケットならば絶対に入っている感触なのにほんのわずかにアウトって言うことです。

これもしっかり打ち込んで練習して慣れ親しんでしまえば全く問題ないことなのでしょうが、かつてマイケル・チャンという名選手が生み出した1インチロングのラケットはどうやっても最後まで慣れることは出来ませんでした。

通常で使う程度ならばまったく大丈夫という感じでしたが、それを使って試合に行ったら・・・

いつもならば絶対に入っているはずのパッシングショットとかラインを狙ったリターン、深く打ち込んだスマッシュがほんとにわずかながらアウトしてしまいダメでした。

そしてそれはレギュラーに長く親しんだプレーヤーだけでなく、比較的にテニス歴の浅い若手コーチなどにも同じ傾向があり結局はあまりに長いラケットは廃れてしまいました。

それで伸ばすとしてもせいぜいハーフインチからこのグラファイト程度の0.25インチまでということになったのでしょう。

テニス歴ばかり長くおまけにそろそろ融通の利かない年齢になった僕にはたった0.25インチの長さに慣れるのですら大変かも知れませんが、このグラファイトのフィーリングはとても気に入っていますから何とかモノにしたいと考えています!

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パリの空に日の丸はあがるか

BNPパリバ・マスターズで強豪ツォンガを破ったというニュースで久しぶりに錦織選手の活躍に心が湧きたちます。

第一セットを1-6で落とした後での逆転と言うのが錦織らしいです。

セカンドもファイナルセット共にタイブレークを制しての勝利ですから、ツォンガ相手に土壇場勝負で一歩も退けを取らずそれどころか続けてその精神力を多大に要する緊張の局面を乗り切っているところが頼もしいです。

これで圭選手は、心、技、体と3つの要素をすべて兼ね備えたと言っても良いのでは。

体についてはまた最近すこし腰を傷めてしまったりとあったので、その点がどのくらいクリアできているのかで変わってきますが、逆に考えればそれさえ問題なくなれば「向かうところ敵なし!」の境地にいよいよ踏み込んできたのではないでしょうか。

次の対戦者は曲者のガスケでいささか錦織は相性が悪いのかこれまで3連敗しています。

しかし、三度目の正直ならぬ四度目の正直ということが必ずあるのではないかという予感が強くします。

地元が応援するガスケには申し訳ないですが、これまでの借金をキレイさっぱりと叩き返してマスターズ優勝という快挙の夢にぜひともつなげてもらいたい、いや、きっとやってくれる!そう信じてパリに向かって心の底から応援の力を送りたいと思います!

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テニス部を作ろう

FaceBookの投稿で「中学校に硬式テニス部を増やそうの会」というのを見つけました。

「いいね」を押してそういう声を盛り立てて何とか実現してもらえたらと考えました。

自分の住んでいる都内の実情しかわかりませんが、公立中学ではほとんどの学校に硬式テニス部が存在していなくて中学生になって硬式テニスがしたいと願う学生は多いと思うのに断念するしかないようです。

近くにリーズナブルなテニススクールがあればそこに通えば良いのですが、そんなに都合よくどこにでもあるわけではなく自分が所属しながらこう言っては何ですが決してお安くはない、というかよほどテニスをさせたいと思う親でなければ出す気にはならない料金です。

そうなるとテニスをやりたいと考えた中学生はテニス部のある私立中学に進学するか、親に何とかしてテニススクールに通わせてもらう以外にコンスタントにテニスの練習をする方法はありません。

だから多くの中学生がテニスをせずに他の種目を選び、もしかしたらその中に将来の伊達選手や錦織プロのような逸材がいるかも知れないのに日本のテニス界はそのチャンスを逃し続けるわけです。

テニススクールの料金が安くできないのは、都内の土地はとても高くてテニスコート一面分の土地があれば最近のミニ戸建てと呼ばれる家ならば何と8軒以上も建てられてしまう地価の異常な高さにあります。

だから本当は多くの優秀な子供達に集まってもらうために料金はもっとリーズナブルにしたいところですが、そんなことをしたらたちどころに経営が圧迫されて立ちゆかなくなるので仕方ありません。

ですから広い校庭を持つ公立中学校の敷地にテニスコートを常設ではなくても良いですから、とにかく硬式テニスがプレー可能な施設を作ってもらいテニスをやりたいと望む学生の願いに応えてもらいたいです。

それにはテニスというスポーツを中学で憶えることが、その後の各自の人生においてどれほど役に立つものであるかということを我々がもっと社会に訴えかけていくことも大切ではないかと思います。

一生涯ずっと続けられて身体機能の向上や脳の活性化、そして精神的な鍛錬やストレスの軽減等々、テニスというスポーツの持つ素晴らしさを考えたなら、なぜ児童や少年少女に限らず人間教育としてこれほど有効な種目が必須科目としてカリキュラムに組み込まれていないのか甚だ疑問に思います。

日本の教育界はテニスというよりスポーツ教育を軽視していることは否めません、学生もしくは人間にとって必要で大切なことをほんとに真剣に考えて子供たちを育もうとしているのでしょうか。

40歳も私より若い娘が受けてきた教育を観ても昔とそれほど大きな違いがないことにとても驚きます。

こんなに世の中が日々とても目まぐるしく変化しているというのに、教育カリキュラムとかシステムはちっともバージョンアップされていないのではないか?

もしもそれが早急に改められることになれば、近いうちに都内の公立中学で体育の必修科目としてテニスが採り入れられるようになるはずです、と言うかぜひともそう成っていただきたいものです!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 12:40 | コメントをどうぞ

雨音ってどんな印象だろう

一昨日の土曜日は台風の影響でひどい雨模様、それで気圧も気温も低くその所為か僕も体調が悪い気がしました。

それが昨日は一転して実に爽やかな晴天で気温もやや上がり、テニスで少し動くと汗ばむくらいのちょど良い日よりでした。

するとやはり僕の調子も上向きで、昨日は打っていて身体が軽いしスイングも安定していました。

と言うことは雨で気圧も気温も低いと不調になるというのは真実なのかも知れないです。

テニスだけでなくその後に自分の店へ行って作業するときに、やはり雨の日は怠くてストリング張るのもいささか億劫になりますが昨日のような晴れの日は気持ちも身体も軽く楽々とこなせるわけです。

そして何よりも机に向かって売り上げなどの計数管理という最も苦手な業務をするときに最もその傾向は顕わとなります。

つまり、雨天の日にそんな単調作業をしていると間違いなく知らぬ間に画面が真っ黒に・・・、いやいやホントは自分が眼をつぶって眠り込んでしまうからそうなるのです :36 冷や汗:

でも晴天で気持ちの良い日にはそんな大嫌いなデータ入力を黙々とやり続けてもちっとも眠くなったりはしない。

それが気圧や気温の所為なのか、単にそういう天候だと気分が優れずにそうなりやすいのか?

よくわかりませんが眠くなることについてはもしかしたら条件反射なのかも?って思います。

それは高校の頃に自宅から最寄り駅までけっこうな道のりで、そして学校も駅からかなり遠めでしかも長い坂道の通学路には歩道がなく坂の上から滝のように雨水が流れ落ちるので足下はずぶ濡れになる。

だから雨の日にはたいてい仮病を使って自主休校で、その癖が抜けず朝から雨の音が寝床で聞こえると二度寝モード突入の習慣が身に付いてしまったわけです。

そしてテニスコーチとなった後はアウトドアコートでのレッスンは雨が降ったら休みという、これまた「雨音が聞こえたら眠れるぞ!」と言う条件反射を増幅してしまうこととなったのです。

つまり「雨音はスイマの調べ」って確か小林麻美の曲がありましたが、あの歌そのものなんですよね :24 ワハハ:

あれっ、スイマじゃなかった?ルパンだっけ「雨音はルパンの調べ」?違うな・・・

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 11:42 | コメントをどうぞ

体質の違い

また台風がやって来て朝からひどい雨でしたが、屋根付きコートで無事にレッスンが出来ました。

しかし、最近この雨が降る時に体調が低下するような気がしていたのですが今日はそれを裏付けるようなことがありました。

それは身体が重くて関節や元々すこし痛みが出やすいところがことごとく鈍く痛いのです。

だからテニスしていても思うように身体が動かなくて今朝はとんでもない凡ミスサービス?デーと化してしまいました。

これはきっと気圧の変化、雨が降るときの低気圧になると何らかの身体への影響を及ぼしているのではないかと思います。

昔から雨が降ると古傷が疼くみたいなことが言われていますから、そういう傾向があることは否定できないのではないか?

では僕以外のレッスンを受けている皆様はどうなのか?

そう思ってちょっと観察してみると・・・やはり、普段はもっと安定しているのに今朝は「えー?!」と思わされるようなイージーミスを繰り返すという方が何人かいました。

低気圧で具合が悪くなったり調子を崩したりする人と、全くそんなこと関係ない人が存在することもありそうです。

こんな土砂降りの中でいつもと同じもしくはいつも以上に良好で安定したプレーをする人も確かにいるからです。

でもそんな方のタイプとしては、マイペースであまり人の話を聞かない質の人物であることが多いように思えます。

おそらく繊細で感受性が強いタイプは気候の変動に敏感でデリケートなのに対して、周りのことに無頓着なタイプは当然にそんな気温も気圧も一切「われ感せず」と言うことでいつもと同じようにいられるのだと推測できます。

あまり物事にすぐに反応する敏感気質よりも、少々なにか異変があろうとも動じない鈍感体質の方が楽に生きていけるのか、試合で実力を遺憾なく発揮するのは後者の方であることを考えるとあまり過敏体質ではテニスに限らず物事に動じずに落ち着いて行動が難しいのかも知れません。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:44 | コメントをどうぞ

嬉しいからと言って走らせ過ぎには注意

昨日はもうかれこれ24年間もずっとレッスンをさせていただいているグループの練習でした。

以前にも書いたかも知れませんが、その皆さんは最初は以前にいたテニススクールの会員で僕のクラスに在籍していたのですがそのスクールを僕がやめた後もわざわざ少し遠いところの貸しコートを予約して僕のレッスンを受け続けてもう24年となった実にありがたい方々なのです。

その中のお一人が数年前にご家庭の事情でレッスンを受けられなくなり、とても残念でしたがお見えにならなくなりました。

その時点でもう20数年も共にテニスの練習をして頂いて来たのでその淋しさは軽くはありませんでした。

最近になってその方がテニスが出来ないほどのトラブルからようやく解放されたとお聴きしていました。

そして昨日は2年ぶりくらいでコートにいらして久しぶりにテニスをご一緒することが出来きたのでした。

何かもはや親戚とか家族に近い親しみを感じる方なので、打ち合いをしているうちに嬉しくなってちょっとはしゃいだ気分で調子に乗りハードに動かし過ぎてしまいました。

ほぼ2年ぶりにテニスするその方には少し体力的にきつかったようで、コートにしゃがんでちょっと喘いでいる様子がとても懐かしい気持ちになりました。

どうか来年のこの皆さんとの25周年記念レッスンまでには体力を取り戻して頂いて、四半世紀の感謝をこめた地獄の振り回し練習をたっぷり堪能して欲しいと切に願っております! :24 ワハハ:

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新グラファイ子はいい感じです!

新しいグラファイトには僕の知る限り最高のスピン性能を誇るポリスターのターボを張りました。

いつも使っているグラファイト93にはファイヤーストームで、かつてはそちらにもターボを張っていたのですが93はあまり飛びすぎるということがなくてスピン性能が高いターボだと逆に球足が短くなり過ぎてしまうので変えたのです。

それが今回のグラファイトは93よりもフェースサイズは100で大きく長さも0.25インチストレッチなので、おそらくやや飛びが良いのではないかと予測してターボにしてみたというわけです。

その思惑がドンピシャ(今はこういうこと言わないかな?)で、グラファィトの飛び反発力とターボのスピン性能がベストマッチでした!

緩めの28ポンドで張り上げたこのセッティング、ボレーでも秀逸なフィーリングでちょっと鳥肌スタンドアップな打ち応えにシビレます。

あとはわずか0.25インチロングの差が最も出やすいオーバーヘッド系のショット、つまりサービスでやはり若干のプレースメントずれが生じていることをどのくらいで克服できるかどうかです。

それが早急に成し遂げられたら、いよいよ本格的な交際がスタートですが最後の決めてであるトーナメントには出場する予定がない、というか昼間の試合は出られないからナイターゲームを探して何とか実戦での使い心地を試してみたいと考えています。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:46 | コメントをどうぞ

こちらがその気になっても

今日ようやく新しいグラファイトをしっかりと試すことが出来ました。

もうその打球感はグラファイトを知っている方ならよくおわかりだと思いますが、フレームの剛生感が高くてボールを打っているときに全くブレや歪みのないピュアな感触です。

刀でモノを斬った経験はありませんので想像ですが、名刀で何かをスパッと気持ちよく一刀両断したようなというとわかるでしょうか。

それか弓は大学の体育の必修科目でやったので知っているのですが、良い弓をしつかり引き絞って矢を放った時のシャープな感じとでも言いましょうか、何せ精度が高いというフィーリングです。

まだ使ったばかりなのでこれからもう少し試す必要がありますが、お見合いの第一段階はとても好感触でした。

ここからもう少し打ってみて気に入ったら、「僕と結婚を前提にお付き合いしてもらえませんか?」と言うことになる可能性はかなり高い気がします。

しかし、こちらがその気になってもニューグラファイ子が「ごめんなさい、私はもう少し若い方とお付き合いしたいと思いますのでホントに残念ですが・・・」ということもあり得ますよね :36 冷や汗:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 00:11 | コメントをどうぞ

単純作業はとっても苦手

このところ、というかずっと前から自室の机の上がすぐに乱雑に散らかってひどい有様になってしまいます。

しかし、以前の僕はどちらかといえば几帳面と言っても良い部類の男で部屋のなかも机の上も綺麗に片付いていることの方が多かったのです。

それが最近は何故そんなに整理整頓が出来なくなってしまったのか?

まず今年とくに酷くなった原因は五十肩です!

あの耐え難い痛みでとてもマメに片付け整理なんか出来たものではありませんから、何かを机に置いたらそのままでたかが紙きれ一枚ですらどけずに放置、その結果は机上に書籍と書類のジャングルが出来上がるというわけです。

でもそんな忌まわしい五十肩が治った今はどうなのか?

そこなんですよ、治ったらさっさと片付けに入るぞと誓っていたのに今はまだそのままです。

理由を考えてみました、するとまず一つは本に関してはブックオフで安くて良いものが手に入ることで過剰に買いすぎて書棚に入りきらずその為に机や床にまで置かざるを得ないということ。

それと紙類には関しては、そのほとんどが郵送されたもので中の書類にも氏名が記されていて裁断しないと捨てられないものばかり。

自分としてはそんなのそのまま捨てちゃえば良いのではと考えているのですが、もしもゴミ箱に名前や住所がそのまま記された書類を我が家の個人情報流出監視管理官の妻が発見したら厳しく叱責を受けることとなり、それは絶対に避けたいのです。

となると、いちいちそれらの書類や封筒に葉書を手動のシュレッダーでハンドルを廻しながら処理しなくてはならずその面倒なことと言ったら単調な作業が何よりも嫌いな僕にはかなりの苦痛でとても出来ません!

というわけで机の上はあちこちにどこかから舞い込んだ葉書や封書が散乱したままで、ちなみに今この目の前にある封筒の中身を観たら日付が6月でしたからかれこれ4ヶ月はそのままでした :36 冷や汗:

それで先ほどの管理官殿にもそんな言い訳をしたところ、「読んだらすぐに一枚か二枚なんだからシュレッダーかけて捨てちゃえばそんな面倒にはならないでしょ、こんな何十枚も溜め込むから出来なくなっちゃうのよ!」と指摘され、「まったくもってごもっとも」と納得です。

なんでも面倒くさがりというわけではなく、たとえば今は歯に矯正装置がついているので一日に何度も数十分間を費やして丁寧に歯磨きをすることは厭いません、しかし、読んだ封書をたった数枚だけシュレッダーで裁断するなんてとても簡単なことが何故か出来ない。

それが人間の面白いところなんですね :01 スマイル:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 12:27 | コメントをどうぞ

新しい学習方法

数年前から脳機能と学習効果について興味を持って少しずつ勉強したり、コートでテニスを学ぶということを通じて実践研究しています。

そこで何がわかってきたかというと、簡単に言うと学習能力が上がるとかスキルを身につけるということは脳のなかでも通常の意識下で使用する部分ではないエリアに必要とするソフトを刻みこむと言うことで、その格納されたプログラムソフトを要求された時に瞬時に引き出して機能させられる能力を身につけるというものであるようです。

つまり脳をパソコンのように考えると、何かを学び身につけるということは新たな情報やソフトをハードディスクに入力保存することでその方法がネットから自動ダウンロードとか手動で入力など様々なやり方があるのと同じように存在するが、最も速く効率的に処理して取り入れる手段を身につけるのが重要なのです。

それがいわゆる潜在意識と呼ばれる領域を働かせることで可能になるのですが、次はそこにインプットされたものをどうやって自在に引き出して的確に利用できるようにするのか?

それはまるでパソコンのなかに自分に必要な情報や機能があるのだけど、どこをどうクリックすればそれが実現できるのか時間がかかるもしくはわからずに使えない、そんなことがあるのと同じで人が一生懸命に試験勉強をしたのにテスト用紙を前にしたらせっかく頭に存在しているはずの解答にアクセスできないために役に立たなかった。

テニスでも練習で培ったものが試合で上手く出てこないのもそれと同じで、入力しただけではダメでそれを必要な時に自由自在に引き出して使いこなす能力を身につけないとまるで宝の持ち腐れというわけです。

潜在意識への情報入力とそれを瞬時に引き出して使いこなす能力、それが効率的な学習とパフォーマンス向上の重要なポイントである、ということまではわかってきました。

問題はそれはいわば脳のデジタル処理というものであるので、長年にわたってアナログ処理で生きてきた人間にとってはその進化を遂げるには並みの努力ではなかなか難しいということです。

でも近い将来には学習の仕方はそうした脳機能のデジタル化へとすべて変換されるようになるでしょう、だからその時に数年前にある日を境に消滅したアナログテレビ放送みたいになりたくなかったら今からでも何としてでもデジタル処理ブレインを身につけなくてはならないのです!

もちろん僕も必死でそれをやるつもりです・・・が、フォトリーディングをかなり身につけられたと思ったらそれで満足して実践を怠り、いつのまにか本をまた一文字ずつ丁寧にゆっくりと読んでしまうアナログ読書家に逆戻りしていたりするので前途は多難と言わざるを得ません!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 12:46 | コメントをどうぞ