日別アーカイブ: 2013年10月29日

テニス部を作ろう

FaceBookの投稿で「中学校に硬式テニス部を増やそうの会」というのを見つけました。

「いいね」を押してそういう声を盛り立てて何とか実現してもらえたらと考えました。

自分の住んでいる都内の実情しかわかりませんが、公立中学ではほとんどの学校に硬式テニス部が存在していなくて中学生になって硬式テニスがしたいと願う学生は多いと思うのに断念するしかないようです。

近くにリーズナブルなテニススクールがあればそこに通えば良いのですが、そんなに都合よくどこにでもあるわけではなく自分が所属しながらこう言っては何ですが決してお安くはない、というかよほどテニスをさせたいと思う親でなければ出す気にはならない料金です。

そうなるとテニスをやりたいと考えた中学生はテニス部のある私立中学に進学するか、親に何とかしてテニススクールに通わせてもらう以外にコンスタントにテニスの練習をする方法はありません。

だから多くの中学生がテニスをせずに他の種目を選び、もしかしたらその中に将来の伊達選手や錦織プロのような逸材がいるかも知れないのに日本のテニス界はそのチャンスを逃し続けるわけです。

テニススクールの料金が安くできないのは、都内の土地はとても高くてテニスコート一面分の土地があれば最近のミニ戸建てと呼ばれる家ならば何と8軒以上も建てられてしまう地価の異常な高さにあります。

だから本当は多くの優秀な子供達に集まってもらうために料金はもっとリーズナブルにしたいところですが、そんなことをしたらたちどころに経営が圧迫されて立ちゆかなくなるので仕方ありません。

ですから広い校庭を持つ公立中学校の敷地にテニスコートを常設ではなくても良いですから、とにかく硬式テニスがプレー可能な施設を作ってもらいテニスをやりたいと望む学生の願いに応えてもらいたいです。

それにはテニスというスポーツを中学で憶えることが、その後の各自の人生においてどれほど役に立つものであるかということを我々がもっと社会に訴えかけていくことも大切ではないかと思います。

一生涯ずっと続けられて身体機能の向上や脳の活性化、そして精神的な鍛錬やストレスの軽減等々、テニスというスポーツの持つ素晴らしさを考えたなら、なぜ児童や少年少女に限らず人間教育としてこれほど有効な種目が必須科目としてカリキュラムに組み込まれていないのか甚だ疑問に思います。

日本の教育界はテニスというよりスポーツ教育を軽視していることは否めません、学生もしくは人間にとって必要で大切なことをほんとに真剣に考えて子供たちを育もうとしているのでしょうか。

40歳も私より若い娘が受けてきた教育を観ても昔とそれほど大きな違いがないことにとても驚きます。

こんなに世の中が日々とても目まぐるしく変化しているというのに、教育カリキュラムとかシステムはちっともバージョンアップされていないのではないか?

もしもそれが早急に改められることになれば、近いうちに都内の公立中学で体育の必修科目としてテニスが採り入れられるようになるはずです、と言うかぜひともそう成っていただきたいものです!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 12:40 | コメントをどうぞ