月別アーカイブ: 2014年6月

テニス中の落雷対策

昨日の昼過ぎは店に向かって自転車に乗っているあいだはまったく穏やかな晴れ間がのぞく良い天気でしたが、店に着いてしばらくすると俄に空が暗くなりはじめあっと言う間に豪雨となりました。

最近の局地的な雨と晴れが点在するおかしな天候の見本のような状況で、さらに雷まで鳴り出してこれぞ正に「青天の霹靂」そのものです。

店の前にビルがありそこにどうやら避雷針が設置されていて、生まれて始めて至近距離数メートルへの落雷というのを体験しました。

その大音響にはほんと不意打ちだったのもありますが、イスから思わず飛び上がってしまうほどの衝撃で驚きました! :34 怖~い:

やはり大自然の脅威というか恐ろしさを如実に感じたのですが、あれを身体に直撃されたりしたらと考えると身震いしてしまいそうです。

でもかつてテニスのプレー中にそんな惨劇に見舞われてしまわれた方がいらしたことを思い出します。

カーボン製のラケットをサービスかスマッシュで上方に振り上げたところに落ちたらしいですが、カーボンのラケットが避雷針になってしまうなんて怖いですね。

だから雷が鳴り出したら雨が降っていなくてもテニスのプレーは中止した方が良いと思います。

もしもそんな時でもテニスを続けたいなんて言うことは絶対にお薦めしませんが、参考までに何とか落雷を免れる方法を考えましょう。

まずカーボン製のラケットは通電性があるのでやめて、ちょっと打ちづらいかも知れませんが昔に使っていた木製のラケットを用意しておいてそれを使うようにすれば非電導素材なので雷が落ちることはないでしょう。

では木製のラケットを持っていないとか手に入れられない場合はどうするか?

その場合は雷が落ちても足から地面へ通電させないようにすれば衝撃はあるけれど強電による身体損傷は免れるのではないか!?

そのためにはやはり多少のプレーし辛いのは我慢して、大昔のアイドル歌手たちが履いていたコルク製の厚底シューズが良いです!

コルクは電気を通さないので雷が足から地面に抜けることがないので身体全体をサンダーボルトによって貫かれたりする恐れはなくなるのではないか・・・な?

もし可能ならばこの二つを併用すれば雷対策は万全ではないでしょうか。

木製フタバヤラケットにアグネス・チャン御用達厚底シューズで華麗にプレーすれば、もうこれで雷なんか怖くない!!

えっ、まさかホントにやらないでね、木製ラケットはともかく厚底シューズでテニスなんかしたら落雷は避けられても足首靱帯の完全断裂は免れないですから :36 冷や汗:

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寒い夏なんかいらない

ようやく今日は久しぶりに晴天の日曜日で、日差しが強くなって真夏のような気配です。

しかし、今年は冷夏になると予報が出ているのでこれから先だんだん涼しくなってしまうのでしょうか。

あまり暑すぎるのも嫌ですが涼しいのを通り越して肌寒い夏なんて絶対にご免こうむりたいですね。

しかし、せっかく真夏のギラギラと輝く太陽に恵まれたとしても紫外線ご法度の身となってしまった今はその恩恵を浴びることは出来ませんが、日陰でも暑くて堪らないくらいな猛烈灼熱の夏が大好きです。

だから冷夏の予報なんてぜひこの際まったくの外れとなってくれることを願います。

明後日からは7月に入りますから、このまま今日のような暑くて快晴の夏が到来となれば良いですね。

炎天下でテニスしてシャツが絞れるほど汗をかき、冷たいシャワーを浴びてさっぱりした体で豪快にビールを飲む!

そんないつものお気に入りの週末テニスが少なくても今日は出来て良かったですね :01 スマイル:

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マスコミはデリカシーが無さ過ぎる

格安航空会社がパイロット不足で大幅な減便を余儀なくされているということで、その解決のために年配の引退間際やすでに引退したパイロットの雇用を進める方向に動いているというニュースはご覧になった方も多いことでしょう。

現在はパイロットとして勤務する年齢制限が64才までと規定されているのを、さらに1~2才ほど引き上げるようにするということです。

そのくらいの年齢でも高度な運航技術を要するパイロットとしての能力は衰えることはないだろうという評価に基づいているもので、中高年の現役続行という観点からはそこに近づきつつある僕としては喜んで良いことだと思います。

ただそうした中高年パイロットのことを昨日のニュースではキャスターも字幕テロップにも大きく「加齢乗員」などと呼称していることには大いに疑問を感じました、って言うか「はぁ!?それマジに使うつもりですか、なんかひじょうに屈辱的な呼び名に思えるんだけど・・・」と考えざるを得ません。

なんで「ベテラン乗員」とか「プレミアム乗員」ではなく「加齢乗員」なのか?

「加齢」と聞くとまず頭に浮かんでしまうのは何と言っても「加齢臭」ですから、「加齢乗員」と言うと何かちょっとコックピットがいかにもジジ臭くなっちゃいそうなイメージを持ちますよね。

こんな呼び方が定着してしまったら僕らのこともそのうち「加齢コーチ」なんて言われかねない、いやすでに口の悪い若手コーチは存分にギャグのネタとして大いに利用し始めています。

試合だって今はベテラントーナメントと呼ばれているのが「加齢トーナメント」などと変わってしまったら、「そんな屈辱的な名称の大会に誰が出るんだ!? :05 お前なぁ: 」って思います。

これから何かまた別のことで「加齢○○」なんて呼び方が出てきたら、本気でテレビ局や新聞社へ内容証明付き郵便で抗議文を送ろうかと考えています! :24 ワハハ:

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100年の夢

雨が続いていたので今月はなかなかクレーコートでのレッスンは出来そうもなかったのですが、どうにか全滅は免れました。

今日は昨日に珍しく雨が降らなかったのでコートはしつかり乾いていましたが、これだけ頻繁に降雨があると手入れをする隙もなくややコンディションが荒れています。

所々でデコボコしているところがあり、そんな場所にボールがバウンドするとものすごいイレギュラーして対応が難しい。

しかし、クレーでさえそんなイレギュラーで苦しむのに激戦で何度も踏み荒らされてしまった天然芝コートでの予測不能なきまぐれなバウンドの嵐は想像を絶しますね。

芝が禿げてしまったところとまだしっかり残っているところの境目とか、芝目がすつかり寝てしまった所にボールが落ちるとツルツルした表面を滑るようにバウンドして通常ではあり得ないステルスミサイルみたいな低空飛球に苦しめられるそうです。

それなのにトップ選手たちがプレーしているとまるで安定したサーフェースで普通に苦もなく打っているように見えるのですから、彼らの予測能力や臨機応変で柔軟な動作処理のスペックは超人です。

天然芝ほどむずかしくハードな戦いを強いられるコートは他になく、だからこそウィンブルドン選手権が事実上の世界テニスチャンピオントーナメントと位置づけられているわけです。

そんなあらゆるテニススキルの集大成で最も優れた者のみが手にする優勝カップへの道に我らが錦織が堂々とその力強い歩みを進めています。

それは日本テニス界の実に100年におよぶ悲願と希望への道でもあります。

昨日から驚愕の大歓喜の日までのカウントダウンがついに始まった気がして、何か心臓の鼓動が少なからず早まっている感じです!!

錦織選手が決勝進出した暁にはぜひ有明でパブリックビューイングを開催してもらいたいと思いますが、きっと誰かが実現させてくれることでしょう。

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灰色のかなたに希望はある

ニュース番組のなかで最近のおかしな天気についての解説があり、原因は上空の5月並みの寒気と地上付近にある6月の暖気によるいわばせめぎ合いだということでした。

そんな状態では積乱雲が発生しやすくてそれは狭いエリアに限定的なもので2~3キロというまさに局地的な雨やこないだのような雹(ヒョウ)を降らせたりするそうです。

こう言うときにアウトドアコートでテニスをする場合は非常に困ります。

雨雲分布図を見ると上のような理由でほんとに細かく所々で雨が降っているようで、それがこれから自分の使う予定のコート上空にこれからやってくるのか、来たとしてどのくらいの雨量なのか?

まぁ散々そんなことを迷っても実際に現地の今がどんな状況なのかによって決めることになるのであくまでも参考にしかなりません。

雨が上がっていたらとりあえず出かけてテニスして降りだしたら中止とするしかありません、ただ我々はレッスンとしてやっているのでもしも半分近く目前で降りだして止めることになるとそれまでの分はいわばただ働きとなります。

だから2時間のレッスンだと往復する手間とほぼ1時間分のテニスレッスンと労力が徒労と化してしまうわけで、合理主義思考が強かった若い時分にはそれはとても避けたいことでした。

でも今はあまりアウトドアでやる機会もないのでそうした事態になることが少ないし、あったとしても振り替え制度もなくやらせて頂いているプライベートレッスンなのでたまにはそんな無料奉仕があっても良いのではと考えられるようになったわけです。

昨日もそんなことを半ば覚悟して出かけましたが幸いにもほんの少し降っただけで無事に2時間のレッスンをすべて終えることが出来ました。

そしてその帰り道で雨上がりの空を見上げると入道雲にほんの一画だけ夕陽があたってまるで宗教画のような色合いがとても美しいことに心を奪われました。

ちょっと離れただけの場所では豪雨でたいへんなことになっているのに、僕はこうして幸せにもテニスが出来てそしてまるで一日中ずっと晴れ渡った日の最後のような綺麗な夕焼けに輝く雲と青空を眺めることが出来て、何か天からのちょっとした贈り物を戴いたような気になりました。

真っ黒で不気味なほどの雨雲に覆われていても、その向こうには必ず明るく煌めく大空が広がっていることをあらためて気づかされました。

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不満な勝利は達人の証し

錦織が自身では「とてもつまらない試合だった」と語りながらもウィンブルドン一回戦は無難にストレート勝ちで通過しました。

心配された怪我の具合は今のところ心配なさそうですから、これからの活躍が大いに楽しみです。

しかし、相手のサービスが速く自分の得意な高速リターンで崩していく戦術が出来なかったことで上の試合後の感想が出てしまったようですが、これだけの大舞台、って言うかテニスプレーヤーの最上最高である全英オープンで勝ったにも関わらず不満を感じて冷静にこんなことを語るなんてさすがです!

もはや本物のトッププレーヤーの証しともいえるエピソードです。

もしここが実力の限界に近い大試合と感じてしまうレベルの選手だったら、1回戦に勝てたということだけで手放しで大喜びでしょうからこんな余裕の台詞など出るはずもありません。

単に勝つことだけを至上目的としているわけでなく、あくまでも「試合」という本来の意味である己の培って磨いてきた技や力のすべてを試す場としてそこを捉えている達人の域に近づいた者の持つ思考なのではないでしょうか。

ぜひ優勝してその後のインタビューに「エアKをもう少し炸裂させたかったのですが、なかなかその機会を生み出せなくて残念でした」なんてクールにコメントして控えめな笑顔と慎ましい態度で優勝トロフィーを掲げてもらいたいものです。

でも、なんとなくそんなシーンがホントに見られそうな気がしてなりません!

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洗濯的な被害妄想

最近は自分のものは自分で洗濯するようにしています、って当たり前でしょうか?

よそのお宅ではどうなっているのか知りませんが、スーツにワイシャツというスタイルだとワイシャツはクリーニングに出すからあまり自分で洗うことはないのかな。

テニスコーチの仕事は通常でもそしてこれからの時期には、山のような洗濯物が出るようになりますから確かに5人家族の洗濯物を妻ひとりに任せたら朝から晩まで洗って干してたたんでの繰り返しで終わってしまいます。

だから我が家は社会人になった息子たちに自分のものは自分で洗ってと言い渡され、それが僕にも波及してしまったというわけです。

最初はまったく洗濯したことがなくて洗濯機のどれを選んで洗剤は何をどこに入れるんだ?ってところからスタートで、ようやく洗えたと思ったらズボンのポケットにティッシュペーパーが入ったまま洗ったのでそれが付着して無惨になった黒いTシャツを見てしばし呆然!なんてことがありました。

でもようやくこの頃は慣れてきて朝食の前に洗濯機に洗濯物を放りこんで、食べ終わって食器を洗い終わって少し寛いでいると洗濯終了してそれを手早く干してオッケーという感じです。

だけど雨がこの頃は多いのでなるべく晴れそうな日にはすぐ洗うようにしていますが、こないだ木曜日に自分のものはすべて洗ったのに今日までわずか3日分なのに「えっ、またこんなに洗い物があるのか?!」と驚きました。

ただでさえ汗をかく気候のもとでテニスしているのですから仕方ないかも知れないなぁ、と思いながら自分専用のランドリーバッグから一枚ずつ出していると見慣れないシャツとか下着があります。

「なんだよ、ドサクサに紛れて息子のどちらかがオヤジに洗濯物を押しつけるとはけしからん! :06 ぷんぷん:

それらを脇にどけて正当?な自分の洗い物だけを持って洗濯機に入れたら、今度はあまりに少なすぎる気がして「まぁたまにはついでに洗ってやるか」と考え直して先ほどの息子のものを取ってきて一緒に洗うことにしました。

ところが、一枚ずつチェックして洗濯機に入れようとしているときに気がつきました・・・

(あっ、これこないだちょっと派手だけど安いから買っちゃえと自分で選んだ3枚セットのパンツとか奇抜イラストTシャツだった :36 冷や汗: )と思い出したのです。

思い出せたからまだ良いですが、どうも近頃は直近の記憶が曖昧だったり抜け落ちたりと困ったものです :13 困った:

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雨音は恐怖の調べ

今日の昼前頃に降った雨の凄さは少なくても屋根付きコートでレッスンするようになってから最高レベルの豪雨だったと思います。

ビニール傘で雨粒を受けるとけっこう大きな音がするものですが、それと同じようにビニール製のテント地で出来た屋根に当たるゲリラ豪雨の襲撃音はちょっと恐怖を感じてしまうほどでした。

まさか屋根が破けてドサッと大量の雨水と共に落ちてきやしないだろうな?、このまま止まずにノアの箱船みたいになったりしないか?なんて半ば本気で心配しましたが、実際には雨水の漏れすらなく全く大丈夫でした。

しかし、その音の大きさは普段の倍くらいの声を張り上げても中学生の生徒たちに聞こえないほどでもう半ばヤケッパチで怒鳴りながらのボール出しです。

そしてそうでなくても僕の言うことを聞いていなくて全くいい加減に打っている生徒が一人いて、その子に対しては倍以上に声のトーンを上げる必要がありました。

でも雨の音がうるさ過ぎてなのか、元々その子の耳には入らないからなのか相変わらず一人だけ頓珍漢な行動でちょっとばかり僕はイラッとさせられたのでありったけの声を張り上げましたが無駄です。

もうどうせ聞こえないならと思って、それから少々ひどいことを叫んだりして申し訳ないけど憂さを晴らしてしまいました。

調子に乗って言いたいことを叫んで一人でニヤニヤしながらボール出ししていましたが、ふと視線を感じて横を見たら・・・

コート脇の少し高くなった所の駐車場から見ている併設のゴルフ練習場のお客さんらしき人が苦笑いしているのと目が合ってしまいました。

きっとその方は(言うことを聞かない子供相手にテニスコーチもストレスが溜まって爆発しているんだろうな?!)と思われたことでしょう。

いやいや、いつもはこんな皮肉や毒舌口調なんかでは全くないのに・・・ :36 冷や汗:

 

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倒れる前に自分で判断して行動しよう

中学生と言っても1年生くらいだと未だ子供だなと感じさせられることが多いですが、特に男子は女子に較べると精神年齢も低くそんなお子ちゃま度が強い傾向にあります。

しかし、それが身体のコンディションに関するようなことだと思わぬ事態になりかねず困ることになります。

見かけは大きくてもう半ば大人だなと判断してしまうと、自分の体調管理くらいはもうコントロールできるだろうと考えてしまいますが全く出来ない、というか最低限の健康維持の知識すら持ち合わせていない。

家ではまだ母親などから事細かに指示を受けてすべてのことは言われたことに従うだけという生活スタイルであることも容易に推測できます。

だから母親がうっかりして気がつかなかったり何かを言い忘れたり渡し損なうと自らの判断で物事をコーディネーションできません。

例えば、かなり暑くなってきたのに冬のアップスーツのままテニスしているけど誰もそれに気づかないで半袖短パンが用意されていなければ、相変わらずいつもの厚着のままでテニススクールにやって来る。

さらに飲み物を買うお金も渡されないと、喉が渇いても我慢してテニスし続ける。

コートに飲み物を持ってこられなかったら給水機の水を飲めば良いのにそれを自主的にやることが出来ない。

おまけに数日前から風邪をひいて寝込んでいたけどテニスが出来る状態かどうかの判断は自分で出来ず、それについての指示をする人が不在だと微熱があって怠くても真面目にテニススクールへ来てしまう。

これだけ条件が揃えば熱中症で倒れるのはほぼ間違いありません。

そして実際にもう少しでバッタリといく寸前で、さすがに自主性がようやく発揮されて何とか大事に至らずに済んだのでした。

それは最近のレッスンで僕が担当したクラスでの話だったのですが、まだこれから成長していくうちに自分のことは自分で何とかするというようになってくれると思いますが、誰かに言われなくても物事を自らの判断でおこなっていく訓練が相当に必要だなと感じます。

テニスの練習でもそれは必要なことで、言われるまで同じミスするとか出来るようにならないと言うのではあまり画期的な上達は望めないでしょう。

「体調が悪かったら安静にする、暑かったら涼しい衣服を着る、喉が渇いたらお金がなくても何とかして水分補給する手段を得る」こんなちょっと当たり前過ぎてどうかな?と思えることでも最近の中学生くらいまでの子供にはよく言って聞かせる必要があるのかも知れません :30 悩んじゃう:

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自分の目で見たことを信じよう

学生時代の勉強について思い出してみると何かについて学習するときに簡単なことを反復練習して学んでいき、少しずつ難しいレベルへと進みます。

そうするときちんと段階を踏んでいけば最後のレベルまでの理解が出来て問題が解けるようになる。

その問題もだいたいの場合は難易度がやさしいものから次第に高度へと上がっていくパターンが多くそれは学習時の順番と同一なので要領もそんな流れとして掴めていれば解答を得るのは難しくありません。

しかし、問題の難易度がアトランダムだったり簡単なものと難しいのとミックスされていたりするいわゆる応用問題になるとそれまでの要領では少し困難になったり、その既製概念が邪魔して理解できなくなったりします。

これはテニスでもまったく同じ事が起きてしまうと思います。

たとえばフォアハンドボレーを基本的なミドルボレーからスタートしてやや低めのローボレー、そしてしっかり打ち込むハイボレーに進んで練習して場合です。

それを同じ順番でボール出ししてテストのように打ってもらうと練習で一通り出来ていたならば比較的スムースにこなしてプレーが出来るのですが、順番を変えると途端にミスばかりになるわけです。

これは頭の中で(最初はやさしいミドルボレーだからこういう感じで構えていれば良い、次は低めのだから膝を曲げてボールの下側をしっかり捉える、そして最後はラケットを振り回し過ぎないように強めにぶつけるように踏み込んで打つ)と想定しながら動いている。

しかし、その想定が出来ないあらかじめいわば心と身体の準備が不可能な状況に追いやられると対処不能に陥るということでしょう。

実際のプレーでは相手が打ったボールを自分が打ち返すまでのあいだにすばやく判断して的確なアクションが出来なくてはいけないのに、次は何が来るとわかっているような練習だけではそういったすばやいリアクションをする能力が養われないわけです。

自分の頭の中で(次は何がどちらに来る)と勝手に決めつけて常にプレーしている方は、その自分の考えを優先して行動するのでボールが実際には自分のフォアサイドに飛んできているのに想定したことが(次はバック)と思っているからバックボレーしようと構えてしまいます。

相手が打った瞬間にそのボールがどこに飛ぶかの判断がすばやく出来なくてはいけません、実際の打たれたボールそのものを観てその事実だけに集中してプレーしましょう :01 スマイル:

 

 

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