2025年の全米オープンテニスまであと10日ほどと迫ってきた。
錦織選手が2年ぶりに出場するということで、彼が全米に出るたびに準優勝したあの時のことを「夢よもう一度!」と願わずにはいられない。
しかし、あれからすでに11年もの歳月が流れ錦織選手はもう35歳である。
最近はテニス選手にも高齢化の傾向が見られてきたとはいえ35歳はかなりの年配者だろう。
そして戦う相手たちは20代前半のアルカラスやシナーという超人的プレイヤーだ。
決勝戦で彼らに打ち勝ってアーサー・アッシュ・スタジアムに日の丸を掲げて貰う夢を見ることは可能だが、実現できると本気で信じることはいささか難しい。
そんなことを思っていたら、なんとヴィーナス・ウィリアムスが全米オープンに出場決定したという。
彼女は今年で45歳!実に錦織選手よりも10歳も年長ではないか!?
やはりテニス界にも高齢化の波が押し寄せていて、それは高齢者の我々には実に心強いことである。
錦織、そしてビーナスの二人には優勝を目指してとまでは言わないが、若手の前に立ちはだかり「歳をとって未だ々、やれることはたくさんあるのだぞ!」という珠玉のプレーをぜひ魅せてもらいたいと思う。
そんなこんなで今年も真夏の全米オープンテニス選手権が楽しみである。







