昨日は目黒テニススクールのスタッフと新しく入った仲間の歓迎会に僕も参加しました。
スクール近くの焼き肉屋さんの二階座敷をおよそ20名くらいが集まり、僕はスクールのこうした会に実に久しぶりに出たことを思い出しました。
歳をとると以前ほど大勢でワイワイ騒いで楽しむということが出来にくくなるし、メンバーもだんだん若いスタッフが増えて世代ギャップを感じてあまり共通の話題もなくつい物静かになったりするようになりがちなんです。
でも昨晩はそんなことを感じることなく、メチャクチャ旨い焼き肉料理と生ビールに舌鼓を打ちつつスクールのみんなとホントに心おきなく楽しく過ごせました。
やはり年齢や立場が違ってもコーチ同士やテニススクールで働く仲間とはシンパシー、つまり共感を強く感じるものだなとあらためて思いました。
テニスコーチという仕事は決してお金に恵まれたり、またそれを多く求めて従事することはきわめて稀で、どちらかというとレッスンにいらっしゃるお客様のテニス上達と健康になるための手助けをさせて頂くことに使命感を持ちそれを最大の喜びとするものです。
言ってみればもしもっとお金を稼ぎたいとか効率よく疲れない仕事を望む人には、全く不向きな職業かも知れません。
そんなちょっと物好きの集まりみたいな所がテニススクールで、でも僕はそんなお金を稼ぐことや組織内や社会的地位を高めることに無頓着な文字通り汗まみれになって働く同士たちに誇りにも似た思いを感じます。
いわば人のために骨身を惜しまず肉体を酷使して奉仕するお人好し集団と呼んだら言い過ぎでしょうが、だけどそんな「気のいい奴ら」だけが集まってたまにこうして共に食べて飲んで大いに笑って語り合う会が無性に心地よいのだと思います。
実際の社会にはもっと金銭欲、出世欲、そして支配欲が異常に強くてその実現の為ならば欺瞞にあふれた所業と暴力的な威圧を行使することに抵抗のない野心家がいるものです。
我々のテニススクールはそんな人々とは無縁の世界でそれが僕はなによりも素晴らしいことだと信じています。
これからもこの素晴らしいテニススクールで「気のいい仲間たち」と少しでも長くテニスの仕事を続けていけたらと心底ねがっています!
テニススクールのスタッフとご利用いただいている会員の皆様に心から感謝します、本当にありがとうございます!そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。