茨木のOBコーチで、現在『神の倉接骨院』の院長の仲先生が今日は茨木に来場
お子さんが「茨木月例小学生大会」に出場していて、その観戦がてら顔を見せてくださいました
いろんな子の試合を観戦していた先生が一言…
「あの子のあの歩き方では早く走れないよ」
茨木生の女の子のことです
ボールを拾いに行くとき、コートチェンジの時、すべての歩き方が
「すり足」
そう、それは我々もかねがね注意してるんですけど…
「ちょっと来てみ!」と
その子を呼んで座らせ、シューズをつかんで引っ張ると、いとも簡単に
パカッとシューズが足から抜けました。
「シューズが2㎝は大きい。身長があと2㎝伸びたらこのシューズを履いてもいい感じ。それに靴ひもをちゃんと結んでないからパカパカ。これじゃ、早く走れないに決まってる」と。
さらに
「歩き方はかかとから付くイメージで。
走るときは足を身体の下につくように。
今は上半身が前に行って身体の後ろに足が着地してる」
と指導してくださいました。
「これは”クセ”ではなくて治さないといけないよ」と。
「シューズのひもを根元から順番にギュッギュッとしめていく」というのは我々大人からしてみると常識ですが、
仲先生いわく
「子どもの20人に一人ぐらいしか、ちゃんとした履き方をしていない。脱いだり履いたりしやすいように靴ひもをゆるゆるにしていたり、かかとをつぶして無理やり足を入れて履くっていう子が多い」とのこと。
シューズは脱ぐときには、ひもをたっぷりゆるめてから足を抜き、履くときには、かかとを合わせてから根元から締めて履かないといけません。面倒でも毎回それをやりましょう
ジュニアには、シューズの正しい履き方からちゃんと教えていかないといけないなーとあらためて思い知った次第です。
親御さんも、「どうせすぐ成長して大きくなるから」と少し大きめサイズを選びがちですよね。
ウェアならともかく、シューズに関してはこまめに買い換えるぐらいでないと、故障の原因になります
シューズを買うときも、きっちりかかとを合わせてサイズを確認してくださいね。
正しい姿勢、正しい歩き方は、激しい練習に耐えるための身体作りの基本です
大腿部が引き上げられない子、膝と足先の方向が合っていない子もよく見かけます。
膝を曲げたときに、足の人差し指の方向にきちんと重なるように曲がりますか?
歩いているとき、ザッザッと靴で地面をこする音がしていませんか?
ちょっと気をつけてみてくださいね
これは日常生活から気をつけてほしいです。
ではでは、
また明日からがんばりましょう
…って、明日は台風なの???
●Mami Muto●