月別アーカイブ: 2016年11月


ジョコビッチ、最終戦へ向けてやる気!

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日本時間の明日の夜から始まる男子ツアー最終戦で、3年ぶりに世界ランク1位ではなく出場するノヴァーク・ジョコビッチだけど、その最終戦でアンディ・マレーとその座を争う事になるわね。大会へ向けたインタビューでジョコビッチは、高いモチベーションを語っているの。

他を圧倒する勢いで今季をスタートさせたジョコビッチ。全仏オープンで初優勝を飾って生涯グランドスラムを達成するまでは、出場9大会中6大会で優勝、1大会で準優勝を飾っていたの。でもその後は5大会へ出場し、優勝はわずか1回、準優勝も1回と失速してしまったのよね。

それには、“個人的な理由”と本人が語るものと、右腕の怪我の影響の2つが上げられているけど、最終戦へ向けては高いモチベーションを持って臨むみたい。

「たくさんのモチベーションを持っています。そしてそれは体の中から始まっています。例えもう10年以上プロの生活をしていても、まだエネルギーはたくさんあると感じています。まだ先に何年もテニス選手としての人生があるとも感じています。試合をしている時は、素晴らしい楽しさも感じているのです。」

「テニスと言うスポーツへの情熱のパワーはテニスをプレーする事、そして楽しむ事へ一番導いてくれています。それがテニスと言う競技です。もしコートにいる時間を楽しめなかったら、本来難しいものも2倍、3倍、もしかしたら5倍も難しく感じてしまうでしょう。」

そして世界ランク1位の座を共に争う良きライバルのマレーについてもコメントしてました。

「現時点では彼は1位にふさわしい選手です。それを維持できるかは私に取って問題ではないのです。選手としての才能の高さ、テニスへの決意などを考えると、今後もあの高いレベルでプレーを続けるのは十分に可能でしょう。」ってマレーを評価してました。

ジョコビッチとは逆に、マレーはクレーコート・シーズンが始まってから現在まで8大会で優勝し、準優勝も3回と後半戦は絶好調なのよね。

この数ヶ月の戦いを見ると、マレー優勢と思われるかもだけど、それを払拭するかのようなジョコビッチのやる気の高いコメント。その言葉を証明するようなプレーを披露してくれるかしらね。

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ATPワールドツアーの各賞の受賞選手は?

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男子プロテニス協会であるATPが、2016年の各賞の受賞選手を発表しました。

今季を怪我のために早々に終了したロジャー・フェデラーだけど、選手達からもファンからも未だに高い人気をはくしている事が分かる結果に。

選手達から選ばれる【ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ・アワード】と、ファンから選ばれる【ATPファン・フェイバリット・アワード】の2冠に輝きました。

シングルスとダブルスの1位に送られる【ATPワールドツアーNo.1シングルス】と【ATPワールドツアーNo.1ダブルス】は、最終戦の結果次第で決まるの。シングルスは、アンディ・マレーとノヴァーク・ジョコビッチが、ダブルスではピエール=ウジェ・エルベール&ニコラ・マウー組とジェイミー・マレー&ブルーノ・スアレス組がその座を争ってます。

ダブルスの【ATPファン・フェイバリット・アワード】は、これで12年連続となるボブ・ブライアン&マイク・ブライアン組が獲得しました。

【ATPカムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー】にはファン・マルティン・デル=ポトロが2012年に次いで2度目の受賞となりました。ジュリアン・ベネトー、フロリアン・マイヤー、イヴォ・カルロビッチの中から選ばれました。

そして【モースト・インプルーブド・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー】にはルカ・プイユが、ダニエル・エヴァンス、ドミニク・ティエム、アレキサンダー・ズレベレフの中から選ばれました。

【ATPスター・オブ・トゥモーロー】にはテイラー・フリッツが選ばれました。これは、トップ100の中の最年少選手へ送られます。

【アーサー・アッシュ・ヒューマニタリアン・アワード】には、マリン・チリッチが受賞しました。チリッチは今年の6月に自身の基金を立ち上げ、教育へ向けてのチャリティを始めた事に対してが考慮されての受賞となりました。

【ATP・コーチ・オブ・ザ・イヤー】にはスタン・ワウリンカのコーチであるマグナス・ノーマンが受賞しましたね。これは、ガンター・ブレスニク(ドミニク・ティエムのコーチ)、イヴァン・レンドル(アンディ・マレーのコーチ)、エマヌエル・ プランク(ルカ・プイユのコーチ)、そしてミカエル・ティルストロム(ガエル・モンフィスのコーチ)の中から選ばれました。

【ロン・ブックマン・メディア・エクセレンス】にはデイリーメールのマイク・ディクソンが選出されました。

2016年の優れた大会へ送られる【ATPトーナメント・オブ・ザ・イヤー】は2017年になってから発表されます。

各賞の受賞選手は、バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズの大会期間中に授賞式が行われるんだって。

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マレーの意気込み&エナンの妊娠

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今週の日曜日から始まる男子ツアー最終戦のバークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ。今週、初めて世界ランク1位に上り詰めたアンディ・マレーだけど、その最終戦の結果次第では、またその座をノヴァーク・ジョコビッチに奪われる可能性があるの。

せっかく念願の世界一になりつつも、たった一週間で終わってしまうかもなのよね。

そんな最終戦へ向けてマレーが意気込みを語ってました。

「今シーズンは素晴らしい一年でした。出来る限り良い形でシーズンを終えたいと思っています。世界ランク1位で終える事をそれほど意識してはいません。O2アリーナでただ良いプレーをしたいのです。これまではそこではあまり良いプレーが出来ませんでした。十分に今の力を発揮したいと思っています。」

これまでの2年は、マレーは2勝4敗の成績で、予選を勝ち上がったれずにいたの。

「きっと今年はこれまでとは違った成績になるでしょう。いつも良いプレーをしようとロンドンへ臨みました。でもなかなかそうは行きませんでした。辛い敗戦も味わいました。2010年の準決勝ではラファ(ナダル)に接戦で負けたり、2014年は最終戦へ出場するために、最終戦までに多くの試合をし過ぎてしまいました。だから今年がとても楽しみです。」

当然今年はこれまでとは状況が違うわよね。全米オープンの準々決勝で錦織圭選手に敗退後は、ここまで4大会連続優勝を飾っていて、19連勝中なの。

この勢いで最終戦も戦えたら、きっと今シーズンを世界一で終えられそうね。

予選ラウンドロビンではまた錦織選手がマレーと対戦するけど、マレーにリベンジされちゃうか、またまた錦織選手がマレーから勝利を飾るか。予選から目が離せないわね。

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元女子世界ランク1位のジュスティーヌ・エナンが、自身のフェースブックで第2子の妊娠を明らかにしましたね。

「私達は家族が増えると言うお知らせをする事にスーパー・ハッピーな気持ちです。」って34歳のエナンは綴ってました。

エナンとご主人のブノワ・ベルトゥッゾさんには、3歳半になるラリーちゃんと言う娘さんがいるの。

エナンは現在、祖国ベルギーでテニスアカデミーを経営していて、今季好成績を上げたエリーナ・スヴィトリナもそのアカデミーで練習していて、エナンはスヴィトリナのコンサルタントも務めているのよね。

7回のグランドスラム優勝を持つエナン。元気なお子さんを出産してね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、オーストリアの5万ドルのサーキットでは、第8シードの青山修子選手、奥野彩加選手が1回戦で、第2シードの桑田寛子選手が2回戦敗退でした。第6シードの穂積絵莉選手がベスト8、第1シードの尾崎里紗選手が優勝しました。

中国の2万5000ドルでは、予選を勝ち上がった高山千尋選手が1回戦で、第7シードの大前綾希子選手が2回戦敗退でした。第4シードの澤柳璃子選手が準優勝でした。

ギリシャの1万ドルでは、高村颯希選手がベスト8でした。

男子では、オーストラリアの5万ドルのチャレンジャー大会では、関口周一選手が2回戦敗退でした。

アルゼンチン2万5000ドルのフューチャーズ大会では、第4シードの内田海智選手、牧口流星選手がベスト8でした。

エジプトの1万ドルでは、予選を勝ち上がったレオ=ジュリアン・セバオウン選手が1回戦敗退でした。

クウェートの1万ドルでは、江原弘泰選手がベスト8でした。アメリカの1万ドルでは、中川直樹選手が2回戦敗退でした。

ベトナムの1万ドルでは、大西堅選手、予選を勝ち上がった牛田敦選手が1回戦で、予選を勝ち上がった小野田賢選手が2回戦敗退でした。

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ナダル、彼女とバカンス!

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先週の金曜日に、痛めていた手首の治療をバルセロナで受けたラファエル・ナダル。今季はその怪我のために、いつもより早めにシーズンを切り上げて、来週行われるツアー最終戦の欠場も表明しているの。

そんなナダルはその後、ガールフレンドであるマリア=フランシスカ・ペレーリョさんとフランスのサンタニェスでバカンスを過ごしていたんだって。

サンタニェスは標高800メートルにあるフランスで最も美しい村って言われている地中海沿いの街。

暖かい海より、涼しい山の方を好んでいると言われているナダルは、長いシーズンの疲れをその街でガールフレンドと共に過ごして癒されているようね。それから2017年へ向けての準備に入るらしいわ。

そんなナダルは、2017年は毎年シーズン開幕と同時に開催されるアブダビでのエキシビションからスタートさせる事が明らかになりました。

12月29日から31日にかけて行われるそのエキシビションには、既にアンディ・マレー、ジョー=ウィルフリー・ツォンガ、ミロス・ラオニチが出場を表明していたけど、加えて主催者からナダル、ダビ・ゴファン、トマス・ベルディヒの出場も発表されたの。

前回のこのエキシビションで優勝しているナダルは、初めて行われた2009年から出場していて、2012年だけ膝の怪我で欠場したけど、毎年出場しているの。

ナダルは「いつもアブダビのスタジアムのファンや試合、そして雰囲気を本当にエンジョイしています。シーズンを始めるには最高のエキシビションです。何年もUAEの首都であるアブダビで世界のトップ選手達と戦う事を楽しんでいましたし、次回の大会も楽しみにしています。アブダビの後、シーズン開幕と同時に素晴らしい試合を続けました。来年は更に良いスタートになる事を願っています。」って意気込みを語ってました。

ナダルはアブダビのあとは、レギュラーツアーの初戦として、ATP250大会のブリスベン国際に出場するんだって。しっかり手首を完治させて、また世界のトップを目指して戦って欲しいわね。

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マレー、世界の頂点へ&テニス情報あれこれ

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今日発表された最新の男子世界ランキングで、アンディ・マレーが自身初となる世界ランク1位へと上り詰めました。

これはもちろん先週行われたBNPパリバ・マスターズの結果を受けてなんだけど、それだけじゃないの。今日発表の世界ランキングでは、昨年のBNPパリバ・マスターズのポイントと、昨年の男子ツアー最終戦で獲得したポイントも一緒に消滅した事を受けて、最新の世界ランキングが算出されているためなの。

先週まで世界ランク1位だったノヴァーク・ジョコビッチは、昨年はBNPパリバ・マスターズで優勝して1,000ポイント、最終戦も予選で1敗したものの優勝を飾り1,300ポイントを獲得していたから、2,300ポイントを失い、今年のBNPパリバ・マスターズはベスト8だったから、180ポイント加算され、相殺して2,120ポイント失ってしまったの。

一方のマレーは、昨年のBNPパリバ・マスターズは準優勝だったから600ポイント、最終戦は予選で1勝2敗で敗退だったので200ポイントと失ったのは800ポイントだけど、今年は優勝したので1,000ポイント獲得しているから、200ポイント加算されたの。

ジョコビッチは失ったポイントが大きかった事から、1位を守る事が出来なかったってわけ。

でも今の二人のポイント差は400ポイントだと言うことを考えると、来週行われる最終戦の結果次第では、またランキングが入れ替わる可能性もあるのよね。

もちろん、それを承知しているマレーは「この座にいられるのは一週間だけかも知れない。だから、楽しもうと思っている。なぜなら最終戦でその座を失ってしまって、もう二度と戻れないかも知れないから。」って冗談混じりに語っていたの。

そして錦織圭選手も先週の4位から5位へと後退してしまったけど、錦織選手も最終戦の結果次第ではまた4位に上がってシーズンを終えられるかも知れないわ。

来年の全豪オープンを考えると、4位と5位では大きく違うのよね。第4シードが付けば準決勝まで上位シードとの対戦がないから、より上位へ勝ち上がれる可能性が大きくなるわ。

今シーズンをマレーとジョコビッチのどちらが1位で終えるか、錦織選手が4位で終えられるかは、最終戦の結果にかかっているのよね。

その最終戦で錦織選手と4位の座を争うミロス・ラオニチは、BNPパリバ・マスターズ中に痛めた右足の大腿四頭筋の筋断裂の回復を見ながらの最終戦出場となるようで、最悪の場合は最終戦を欠場・・・なんて事になるかも知れないんだって。

ラオニチの怪我も心配ね!

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テニス情報あれこれ!

2013年に引退したダビド・ナルバンディアンは、引退後はカーレースに参戦しているんだけど、先週末に参加したレースでアクシデントに遭遇。車が大破する事故に遭ってしまったんだって。

ナルバンディアンはチームメイトと一緒に車に乗っていたんだけど、幸いナルバンディアンもチームメイトも命に別状はないとのこと。

2014年にも事故に遭ったナルバンディアンは、アルゼンチンのジャーナリストに「大した事はなかった。車はとても安全なんだ。」って語っていました。とりあえず無事で何より。

元男子世界ランク7位のマディ・フィッシュに二人目のお子さんが生まれたんだって。

フィッシュは2014年2月に第一子となる息子さんのベケット君を授かっていて、今回は11月4日にステラちゃんが生まれて、母子ともに健康だと言うこと。

そして去年7月に自己最高位の世界ランク32位を記録したパブロ・アンドゥハルが先週の土曜日に長年交際を続けていたクリスティーナ・モレタさんとめでたくゴールインしたんだって。

挙式にはフェリシアーノ・ロペス、トミー・ロブレド、マルセル・グラノジェルス、アルベルト・ラモス=ビノラスなど、ツアー仲間も参列したんだって。

アンドゥハルは今年は3月にエルボの手術を受けるなど、シーズンの大半を離脱してしまったの。来シーズンは新しい家族と再出発ね。

フィッシュもアンドゥハルも、おめでと~!!!

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男子ツアー最終戦への出場選手が決定

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11月13日から20日にかけてイギリスはロンドンのO2アリーナで開催される男子ツアー最終戦のバークレイズATPワールドツアー・ファイナルズへの出場選手が確定しましたね。

現在、フランスはパリで行われているBNPパリバ・マスターズで昨日行われた準々決勝でトマス・ベルディヒがアンディ・マレーに、ジョー=ウィルフリー・ツォンガがミロス・ラオニチに、それぞれ敗退した事で残っていた最後の出場権がドミニク・ティエムの手に渡りました。

23歳のティエムは、1997年に元男子世界ランク1位のトマス・ムスター氏以来となるオーストリア出身選手としてシングルスでの最終戦出場となりました。

今年の出場選手は8選手8ヶ国からのエントリーとなりました。以下が出場選手と出身国です。

ノヴァーク・ジョコビッチ(セルビア)
アンディ・マレー(イギリス)
スタン・ワウリンカ(スイス)
ミロス・ラオニチ(カナダ)
錦織圭(日本)
ガエル・モンフィス(フランス)
マリン・チリッチ(クロアチア)
ドミニク・ティエム(オーストリア)

初出場のティエムは「最終戦への出場が決まってとても嬉しく思います。アンディとミロスのお陰なので感謝しなければなりません。ツアー最終戦への出場は子供の頃からの夢でした。この2年間は、それが目標となっていました。そしてこんな若いうちにそれを達成できた事に驚いています。そして唯一オーストリア人が出場していた時から20年後に達成したのです。世界のトップ選手達と戦えるのはとても素晴らしい経験になるでしょう。そんな選手達とロンドンで過ごせる一週間を楽しみにしています。」って出場が決まった心境を語ってました。

そしてダブルスの8ペアーも決定しましたね。

ジェイミー・マレー&ブルーノ・ソアレス
ピエール=ウジェ・エルベール&ニコラ・マウー
ボブ・ブライアン&マイク・ブライアン
フェリシアーノ・ロペス&マルク・ロペス
イヴァン・ドディグ&マルセロ・メロ
ラヴェン・クラーセン&ラジーヴ・ラム
ヘンリ・コンティネン&ジョン・ピアーズ
トリート・ヒューエイ&マックス・ミルニ

そしてドロー抽選会が行われるドロー・セレモニーは11月7日に行われるんだって。シングルスは4人ずつ、ダブルスは4ペアーずつの2グループに分かれて予選を行い、各グループ上位2選手と2ペアーずつが準決勝へと進んで、その後はトーナメントで優勝を争うの。

そのグループには、過去の名選手&名ペアーの名前が付けられる事になっていて、今年のシングルスのグループ名はグループAは1978年と1983年、1984年のチャンピオンのジョン・マッケンロー、グループBは1980年から1988年まで9年連続で決勝進出を果たし5回の優勝を飾ったイヴァン・レンドルの名前が付けられるんだって。

ダブルスでは、グループAは1978年から1984年まで7連覇を果たしたフレミング&マッケンロー、グループBは1985年と1986年の2連覇を達成したエドバーグ&ヤリードの名前が付けられるの。

2016年に有終の美を飾るのは誰になるかしらね?

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ツォンガ、地の利の勝利&バーゼルが格上げ

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現在フランスはパリで行われている今季最後のマスターズ大会の3回戦に出場した錦織圭選手だけど、マッチポイントを握りながらの逆転負け。

正直、あのサービング・フォー・マッチのゲームは、観客にリズムを崩された感じがしちゃいましたね。対戦相手のジョー=ウィルフリー・ツォンガの地元フランスでの大会だから、観客はツォンガを応援するのは当たり前だからね。

マッチポイントでツォンガのリターンがネットインしてしまう不運にも見舞われてしまったけど、その後は錦織選手がサーブを打とうとしても観客は騒いでて、次のマッチポイントもツォンガにしのがれてデュースになってからも、観客の騒ぎは更に収まらず錦織選手はなかなかサーブが打てませんでしたね。

そしてリズムを崩されて、そこから痛恨のダブルフォルトを2本!会場の雰囲気はもちろんツォンガへ傾くのは当たり前よね。ツォンガに取っては地の利を生かしての勝利となりした。

そう考えると、日本人は日本でのATP大会がほとんどないから、グランドスラムやマスターズ大会が開催される国の出身選手と比べるとアウェーで戦う事が多くなるって言うことよね。そんな環境でもこうしてトップ5にいれる錦織選手は、技術はもちろんのこと精神面の強さも兼ね備えているって証よね。

最後のマスターズ大会は3回戦敗退に終わってしまった錦織選手だけど、再来週にはATPワールドツアー・ファイナルズと言う大舞台が控えてます。

第1セットが終わってからトレーナーを要求して左太ももにマッサージを受けていた錦織選手。バーゼルからの連戦の疲れもきっとあるはずだから、負けてしまった今は、最終戦へ向けてしっかり調整してもらいましょう。

そしてその最終戦に、マリン・チリッチの出場が確定しましたね。残る切符はあと1枚。ドミニク・ティエムになるか、トマス・ベルディヒになるか。それともわずかな可能性が残されたツォンガになるのか?あと数日で決まるわね!

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先週スイスはバーゼルで行われたスイス・インドア。錦織圭選手は怪我からの復帰戦ながら準優勝を飾る好成績を残しましたね。

その大会、来年の出場を約束してくれた選手達を大会主催者の一人であるイタリア人のセルジオ・パルミエリ氏が明かしているの。

錦織選手を始め、地元の大会としてこれまでも出場していたロジャー・フェデラー、そしてラファエル・ナダル、スタン・ワウリンカのトップ選手の名前が上げられているの。

ナダルはまだ出場を確約してはいないんだけど、この大会へは3年間の出場契約を結んでいるの。でもそれは今年で終了するんだけど、今年の大会へは怪我で出身出来なかったために、今年に代わって来年の出場を主催者側は希望しているみたい。その契約では、ナダルは出場するたびに毎年50万ユーロ(約5700万円)を出場料として受け取る契約になっているんだって。

フェデラーに関しては更に高い出場料が払われているんだとか。

パルミエリ氏は「ほとんど全てのトップ選手は、賞金以外に出場料をもらっています。大会にふさわしい選手の出場が大会には必要なのです。個性的と言う意味では、ニック・キリオスがぴったりだと思い選んでいます。」って、本音を語ってました。

来年の大会には、少なくとも一人は次世代を担う若手を招待したいと語ってもいるの。その候補として、アレキサンダー・ズベレフ、ボルナ・チョリッチ、テイラー・フリッツ、アンドレイ・ルブレフ、カレン・カチャノフ、ダニイル・メドベーデフなどが上がっているみたい。

そしてもう一人の主催者であるロジャー・ブレンウォール氏は、2019年には大会に大きな変革を望んでいる事を明かしてもいるの。

それは、2019年のシーズンにはATPツアーが新しいカテゴリーを設けるんだって。そしてバーゼルもそれに名乗りを上げようとしているの。

「ATPへ提案する事を決めました。それは既に名乗りを上げているドバイ大会、ロッテルダム大会、北京大会と共に、新しく新設されるマスターズ1000大会とATP500大会の間に位置するATP750大会へ格上げする事です。そのカテゴリーは年間4大会を予定しているそうです。」

それへ向けてバーゼル大会は、2018年までに一万人収容のセンターコートをリノベーションする予定になっているんだって。そのリノベーションも格上げに必要な改革らしいわ。

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ティエム、失速を自覚!

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今季、前半戦は絶好調のプレーをして自身初のトップ10入りを果たしたドミニク・ティエムだけど、後半戦はその疲れからかちょっと精彩を欠いた成績となってしまったんだけど、本人もそれは自覚しているみたい。

ティエムは2月から6月までで何と4大会で優勝して、ウィンブルドンまででちょうど60試合もこなしていたの。でもそれが7月から失速してしまったのよね。

「あのレベルを継続する事が出来なかったのは明らかです。もし、あのプレーを続けていたら、トップ5に入っていたでしょう。こんな成績を出せる事を認識する準備が出来ていません。あと数年かかるでしょう。それでもきっとトップ10でシーズンを終えられそうです。それは素晴らしい事です。シーズン前半戦と比べると、後半戦は全く違ってしまいました。それでもこれまでのシーズンよりはまだ良いのです。」

そしてノヴァーク・ジョコビッチとアンディ・マレーの世界ランク1位争いについても言及してました。

「テニスと言うスポーツに取って、とても良いことです。彼等は世界でも最高の選手なのです。もしアンディが1位になれなかったら、哀れな事でしょう。彼を応援してしまいます。」ってマレーを応援している事を明かしてました。

男子ツアー最終戦への可能性が残されているティエム。北京では1回戦で、祖国オーストリアのウィーンでも2回戦敗退と、調子に乗れていないティエム。現在行われているパリのマスターズ大会の結果に最終戦への切符がかかってるけど、また調子を取り戻す事が出来るかしらね?

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、フランスの10万ドルのサーキットでは、第5シードの日比野菜緒選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、ポーランド人選手と組んで第1シードの日比野選手が優勝しました。

オーストリアの5万ドルでは、第7シードの青山修子選手が1回戦で、第5シードの穂積絵莉選手が2回戦敗退でした。第1シードの尾崎里紗選手が優勝しました。ダブルスでは、第3シードの青山&尾崎ペアーが準優勝でした。

中国の5万ドルでは、澤柳璃子選手が1回戦敗退でした。メキシコの5万ドルでは、第7シードの日比万葉選手が1回戦敗退でした。

トルコの1万ドルでは、北川理央選手が1回戦敗退でした。

男子では、中国の7万5000ドルのチャレンジャー大会では、第2シードのダニエル太郎選手、第6シードの伊藤竜馬選手、サンティラン晶選手、吉備雄也選手が1回戦で敗退でした。

オーストラリアの5万ドルでは、予選を勝ち上がった第2シードの西岡良仁選手が2回戦敗退でした。

アメリカの2万5000ドルのフューチャーズ大会では、中川直樹選手が1回戦敗退でした。

台湾の1万ドルでは、第1シードの越智真選手、河内一真選手、田沼涼太選手が1回戦敗退でした。

エクアドルの1万ドルでは、第2シードの内田海智選手が1回戦で、牧口流星選手が2回戦敗退でした。エジプトの1万ドルでは、主催者推薦のタチリョウト選手が1回戦敗退でした。トルコの1万ドルでは、主催者推薦の田頭健斗選手は1回戦戦敗退でした。

ベトナムの1万ドルでは、予選を勝ち上がった小野田賢選手が1回戦敗退でした。大西堅選手がベスト4でした。

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