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USオープン予選最終日に行われた予選決勝、女子では日比万葉選手が勝利を飾って見事本戦への切符を手にしましたね。第18シードの日比野菜緒選手、江口実沙選手はあと一歩及びませんでした。
19歳の日比選手は、両親が日本人ながらアメリカ在住でアメリカ育ちの異色の選手。そして特に今の女子選手には少なくなっているシングル・バックハンド。スライスを多用して、時折見せるサーブ&ボレーもその才能を伺わせるもの。
2年前はアメリカ国内の予選会を勝ち抜いてUSオープンの予選に初めて出場。その年のUSオープン・ジュニアでベスト4入りを果たし、その後はプロとしても順調にランキングを上げて、今年はランキングから予選入り。そして見事勝ち抜き本戦の部隊に立ちます。彼女のプレー、早く見たいですね!
男子では第23シードの西岡良仁選手が勝利を飾り、2年連続でUSオープンの本戦に出場となりました。第9シードのダニエル太郎選手は惜しくも敗退しちゃいました。
19歳の西岡選手に加えて今年は他に4人の10代の選手が予選を勝ち上がって本戦への切符を手にしたの。これで本戦で戦う128選手が出揃ったんだけど、本戦に出場の5人の10代の選手と加えると今年はUSオープンの男子シングルスには10人のティーンネイジャーが出場することになったの。
これは去年の2倍で、この数字は1990年以来最多の数なんだって。それくらい今年は10代の選手が台頭して来たってことなのよね。
予選を勝ち上がったティーンネイジャーは西岡選手の他には、トミー・ポール、アレクサンダー・ズベレフ、アンドレイ・ルブレフ、エリアス・イメール。そして既に本戦でのプレーが決まっている選手は、ボルナ・コリッチ、サナシ・コキナキス、チャン・ヒェオン、フランセス・ティアフォー、ヤリード・ドナルドソンの10選手。
トップ150にいる10代選手は7人全員USオープンの本戦の舞台に立つことになりました。その他は198位のルブレフ、275位のティアフォーは本戦へ主催者推薦で出場、430位のポールは予選に主催者推薦で出場しての勝ち上がり。
その18歳のポールは今年の全仏オープン・ジュニアを制していて、予選へワイルドカードをもらって出場してました。
19歳のイメールはこれで今季全てのグランドスラムで予選を勝ち上がって本戦入り。こらは2011年にフランク・ダンチェビッチが成し遂げて以来テニス史上2人目の事なんだって。
そして予選第1シードだったポール=アンリ・マチューも予選を勝ち上がって本戦入りした30代の選手で、マチュー含め4人の30代の選手が本戦へ勝ち進みました。
33歳のマチューの他、35歳のミカエル・ベレール、34歳のユルゲン・メルツァー、30歳のコンスタンチン・クラウチュクが予選を勝ち上がった選手。
そしてこれで本戦でプレーする30代の選手は合計40人となりました。
フェデラーやダビド・フェレールなど、まだまだ世界のトップで戦うベテランもいるし、こうして予選からまたチャレンジする選手もいるのよね。コートに立てば若手もベテランも関係ない厳しい世界。USオープンでの熱きドラマに期待しましょう!