ピンキーズ・リマークス

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今週の日曜日から開幕する男子ツアー最終戦だけど、初日と２日目のオーダー・オブ・プレーが発表になりましたね。

初日の日曜日には、いきなり錦織圭選手が登場します。対戦相手はこれまでまだ勝った事のないアンディ・マレーと、現地午後２時から対戦です。そして午後８時からはロジャー・フェデラーがミロス・ラオニチと対戦します。

錦織選手は同じグループのフェデラーにはこれまで２勝２敗、ラオニチとは４勝１敗の成績なんだけど、マレーには０勝３敗とまだ勝ち星を上げたことがないの。

でも両者の最後の対戦は、去年の開幕戦にまで遡るんだけど、その試合は錦織選手が途中棄権での敗退でした。

それまでの対戦と今回はちょっと違うはず。ランキングを見ても過去の対戦では常にマレーの方が上のランキングだったけど今回は逆転してます。

トップ４の一人と言われたマレーとの対戦だったけど、今年の活躍では錦織選手がランキング上でもトップ４入り目前なのよね。

今季終盤でかつてのプレーを取り戻し始めたマレーだけど、登り調子の錦織選手はこれまでの対戦成績はあまり参考にはならないんじゃないかしら？もちろんマレー本人だってそれは分かってるはず！

来年を見越しても４位以内で今シーズンを終えたいと思ってるのはどっちも一緒だと思うわ。マレーが本来のプレーでまたしても錦織選手を下すか。躍進が止まらない錦織選手がマレーから初勝利を飾るか！今からワクワクしますね！！！

そんな錦織選手が来年への抱負を語ってました。

「ＵＳオープンの決勝戦ではあまり良いプレーが出来ずに本当に落胆しました。それまでの２週間ではとても良いテニスが出来ていたので。最後の最後でそれが出来ませんでした。」

「決勝では緊張してしまったので、もうちょっと経験が必要ですね。チリッチもとても良いプレーをしていたので、ほとんど何も出来ませんでした。」

「でもその後もアジアで２大会で優勝を飾れましたし、次の目標はグランドスラムでの優勝です。もちろん、グランドスラムでは準決勝や決勝へ進む事さえ簡単ではありません。だからもうしばらく時間がかかるかも知れませんが、またグランドスラムの決勝の舞台に立ちたいと思っています。」って、ロイター通信社のインタビューで答えてました。

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毎週恒例の、先週のツアー下部での日本人選手の活躍です！！！

女子では、アメリカの５万ドルのサーキットでは、オサカ・マリ選手が１回戦敗退でした。日比万葉選手がベスト４でした。オーストラリアの２万５千ドルでは、第４シードの藤原里華選手、予選を勝ち上がった美濃越舞選手が１回戦で、小関みちか選手、井上雅選手が２回戦敗退でした。第３シードの尾崎里紗選手がベスト４でした。ダブルスでは、タイ人選手と組んで第１シードの井上選手が優勝しました。

タイの１万５千ドルでは、予選を勝ち上がった喜島瑞乃選手が１回戦で、田中優季選手が２回戦敗退でした。イタリアの１万ドルでは、緒方葉台子選手が２回戦敗退でした。第８シードの藤岡希選手がベスト８でした。ダブルスでは、スウェーデン人選手と組んだ緒方選手がベスト４でした。

男子では、スイスの６万４０００ユーロのチャレンジャー大会では、西岡良仁選手が１回戦で、第４シードの伊藤竜馬選手が２回戦敗退でした。アメリカの５万ドルでは、ダニエル太郎選手がベスト８でした。オーストラリアの５万ドルでは、第１シードの添田豪選手が１回戦で、仁木拓人選手が２回戦敗退でした。第４シードの守屋宏紀選手はベスト４でした。

ノルウェーの１万５千ドルのフューチャーズ大会では、予選を勝ち上がった三橋淳選手が１回戦敗退でした。ギリシャの１万ドルでは、ラッキールーザーの田沼諒太選手が１回戦敗退でした。

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先週の日曜日に、アメリカはニューヨークで行われた『ニューヨーク・シティ・マラソン』に、元世界ランク１位のカロリーン・ウォズニアキが出場して、４２，１９５キロを３時間２６分３３秒の好タイムで走りきったの。

今年の夏にこのマラソンへ挑戦するのを公言していたウォズニアキは、このマラソンには『チーム・フォー・キッズ』と言うチャリティ・グループの一員としても参加していたんだって。

「スポーツが全く出来なかったり制限されたりする子供達のために、私達はお金を募っているのです。ここで走る事で、そんな子供達が外へ出て活動的な生活を送り、それを楽しんでくれるようになればと思ってます。」

って、彼女は自分自身のためにだけではなく、チャリティも含めこのマラソン大会へ出場していたのね！

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先週のパリでのマスターズ１０００大会と、来週イギリスはロンドンで開催される男子ツアー最終戦の欠場を表明しているラファエル・ナダルだけど、祖国スペインはバルセロナで虫垂炎の手術を受けたんだって。

手術は無事に終わって、その後２日間の入院は必要らしいんだけど、ナダルは自身のツイッターで全てが良好に進んでいる事を呟いてました。

ナダルはこの休養期間中を利用して、全豪オープンで痛めた腰、そしてこれまでも何度か苦しめられてきた両膝の状態もチェックするって明かしてました。

２０１５年のシーズンまでまだ９週間あるから、体を治してから練習とトレーニングをして新しいシーズンを迎えるつもりなのね。

万全な体調で戻ってきて、錦織圭選手とまた素晴らしい試合を見せて欲しいわね。今年のクレーシーズンでのマドリッドでのマスタード１０００大会の決勝戦で対戦した両者。途中までは錦織選手がクレーキングのナダルを圧倒してましたね。

それまでの勝ち上がりから、錦織選手は万全な状態で戦えず途中棄権しちゃったけど、あんな試合をまた見せてもらいたいわね。

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今季獲得ポイント上位８選手にしか出場権が与えられない男子ツアー最終戦への出場選手が出揃いましたね。

日本時間の今朝行われた準々決勝で勝利を飾った錦織圭選手とトマス・ベルディヒは自力で出場権を獲得しました。錦織選手がダビド・フェレールを下した時点で、この日ロジャー・フェデラーを下す金星を飾ったミロス・ラオニチも出場権を手にしました。

この前日の試合ではアンディ・マレーが出場権を獲得していたから、残る切符全てが決まった事になりました。

出場選手は以下です。

ノヴァーク・ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、スタン・ワウリンカ、錦織圭、アンディ・マレー、トマス・ベルディヒ、ミロス・ラオニチ、マリン・チリッチ。

錦織選手、ラオニチ、チリッチは自身初となる最終戦出場となりました。

錦織選手の準々決勝だけど、フルセットの逆転勝利だったけど、試合を通してイージーミスが６６本と、かなりミスが目立った試合だった印象でした。それくらい本調子じゃない中、こうしてしっかり勝てたのは大きな意味があったんじゃないかしら。

そして最終戦には出場８選手に加えて２選手が補欠として大会入りをするんだけど、それは今季獲得ポイントでチリッチの次の２選手。そうなるとフェレールとグリゴール・ディミトロフなんだけど、ディミトロフはそれに難色を示してるらしいわ。

「もしそこへ行けば、それはそこへ行くに値する選手と言う事だけど、試合に出るために誰かが怪我などをする事を望んでいるわけじゃないのです。補欠として行くのは自分流じゃないと思っています。」と、地元ルキップ紙にディミトロフは語っていたんだって。

つまり、補欠として行く、イコール試合に出るつもりでいる、イコール誰かの欠場を待っている、って言う事なんじゃないかしら？

もしディミトロフは出場を見送るとしたら、次のジョー=ウィルフリー・ツォンガが次点で補欠としてロンドンへ行く事になりそうね。ディミトロフはどうするのかしらね？

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そしてその最終戦を既に欠場しているラファエル・ナダルだけど、虫垂炎の手術を受けると共に、今季序盤で痛めた腰の怪我の療養もするとも発表してました。そして加えて、この期間を利用してこれまでも何度か苦しめられて来た膝の状態もチェックするらしいわ。

ナダルは２００９年に右膝を、２０１２年には左膝を負傷していて、今回の休養期間で膝の検査もしてもらうようね。

休養を取るなら色々診てもらって、万全な体調で来シーズンを迎えるつもりでいるって事ね！

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男子ツアー最終戦へ向けての残る４枚の切符へのし烈な争いもそろそろ決着が着きそうになって来ました。

その４枚の切符は、現時点では６人で争われてます。そしてその６人全員が今週フランスはパリで開催中のＢＮＰパリバ・マスターズに出場して３回戦進出を決めてますね。

その６選手の今週の結果がどうなると出場権を獲得出来るかと言うと・・・

マレーは今夜行われる３回戦に勝利して準々決勝へ進出すると、その時点で出場権獲得です。錦織選手とベルディヒは、準決勝進出を果たすとその時点で出場権獲得となります。

フェレールは決勝進出すると出場権を獲得するけど、ラオニチとディミトロフは優勝しない限り出場権の獲得はないの。

つまり、ラオニチとディミトロフがどこかで負けた時点で、残りの４選手に出場権が与えられると言う事になりますね。

今夜行われる３回戦では、マレーとディミトロフが対決します。マレーが勝つとマレーが出場権を獲得すると同時にディミトロフの最終戦出場の夢は消えます。

錦織選手はポイント的にはかなりマレーに近いので、今夜行われる３回戦のジョー=ウィルフリー・ツォンガ戦に勝ってベスト８入りをすると、出場権獲得にかなり近付く事は間違いないでしょう。

今夜からの試合に注目しましょう！

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先週スペインはバレンシアの大会で、５度のマッチポイントを握りながらもアンディ・マレーに敗れたトミー・ロブレドは、３時間２０分に渡る激戦に終止符が打たれると、ネットへ歩みより両肘をネットへ着いて両手の中指を突き立てるジェスチャーを見せたの。

このジェスチャーは相手に対して、「くたばれ」とか「くそくらえ」みたいな侮辱にあたる仕草なんだけど、それはオフコートでも親しいマレーへ向けての軽い冗談だったってロブレドは語ってるの。

そうしたくなる気持ちも分かるわ。だってロブレドは約１ヶ月前に行われた深セン・オープンの決勝戦でも５本のマッチポイントをマレーに凌がれて準優勝だったの。

１ヶ月の間に２回も決勝戦で敗れるばかりか、そのいずれも５回のマッチポイントを握りながらの敗戦は、「この野郎、またしてもやってくれたな」くらい言いたくなるわよね。

もちろんそのジェスチャーのあと両者は笑顔で握手を交わし、お互いの健闘を称えあったわ。

「アンディは言ってくれたんだ。信じられないような戦いだったし、最高の試合だったってね。マスターズ大会の決勝戦を争うようなマレーみたいな選手に勝つのは信じられない事なんだ。ポップコーンとコーラを片手にＤＶＤで試合をまた見てみるよ。」

「アンディはオフコートでも１０点満点の人間なんだ。だからそんな彼に負けたからって怒りが込み上げて来ることはないさ。お互い試合を楽しんでいたし、観客だってそうだった。」

ってロブレドは語っていて、敗戦ながらもマレーとの親しい間柄を表していましたね。戦友の友情ね！

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毎週恒例の、先週の日本人選手のツアー下部大会での活躍です！！！

女子では、カナダの５万ドルのサーキットでは、今西美晴選手が２回戦敗退でした。アメリカの５万ドルでは、日比万葉選手、オサカ・ナオミ選手が１回戦敗退でした。

オーストラリアの２万５千ドルでは、鮎川真奈選手、井上雅選手、瀬間友里加選手が１回戦敗退でした。第６シードの藤原里華選手、美濃越舞選手がベスト８、第１シードの桑田寛子選手が準優勝でした。ダブルスでは、第１シードの桑田＆瀬間ペアーがベスト４でした。

タイの１万５千ドルでは、田中優季選手がベスト８でした。ギリシャの１万ドルでは、中野佑美選手がベスト４でした。イタリアの１万ドルでは、藤岡希選手が１回戦で、主催者推薦で出場の緒方葉台子選手が２回戦敗退でした。

国内は浜松で２万５千ドル大会が行われ、ベスト８に第３シードの日比野菜緒選手、米村明子選手、田中真梨選手が、ベスト４に第５シードの青山修子選手が入りました。決勝戦では、第７シードの澤柳璃子選手が第４シードの波形純理選手を下して優勝しました。ダブルスでは、越野＆森ペアー、日比野＆澤柳ペアーがベスト４でした。決勝戦ではドイツ人選手と組んで第１シードの宮村選手が第２シードの二宮＆田中ペアーを下して優勝しました。

男子では、インドの５万ドルのチャレンジャー大会では、内山靖崇選手が１回戦で、第５シードの守屋宏紀選手、松井俊英選手が２回戦敗退でした。第４シードの杉田祐一選手は優勝しました。ダブルスでは、松井＆内山ペアーがベスト４でした。

アメリカの１万５千ドルのフューチャーズ大会では、中川直樹選手が２回戦敗退でした。ダブルスではメキシコ人選手と組んだ中川選手がベスト４でした。ジンバブエの１万５千ドルでは、河内一真選手、三橋淳選手が１回戦敗退でした。

ペルーの１万ドルでは、予選を勝ち上がった松村亮太郎選手が１回戦敗退でした。トルコの１万ドルでは、第７シードの綿貫祐介選手が１回戦敗退でした。

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先週行われた女子ツアー最終戦のダブルスで、見事優勝を飾ったのがカーラ・ブラック＆サニア・ミルザのペアーなんだけど、ブラックが来年はどうなるか分からないって引退を示唆する発言をしているんだって。

その最終戦の決勝戦では、ペン・シュアイ＆シェー・スーウェイ組を６ー１、６ー０の圧勝で下して優勝しました。

今季ずっとミルザとペアーを組んでいた３６歳のブラックは、ＵＳオープンの頃にミルザに、来年は別のパートナーを探してって言っていたんだって。

２歳になる息子さんがいるブラックは、ツアーにも子供を連れて回っているらしいわ。

「サニアは今、テニス人生の真っ只中にいます。ＵＳオープンの時に彼女へ来年の約束は出来ないし、どれくらい試合に出られるかも分からないと伝えました。時々肉体的にもきつい時もありましたし、回復出来ずに試合へ臨まなければならなかった時も何度かありました。」って厳しいツアーでの苦労を語っていたわ。

出産から復帰して、先週の栄光を手にしたブラックは「素晴らしい１年でした。小さい子供を連れてのツアーは簡単な物ではありませんでした。とても疲れますし、多くの時間を奪われてしまいます。その全てをエンジョイしていましたが、時にはストレスを感じてしまう事もありました。」って正直な気持ちを表してました。

そして「ちょっとゆっくりしたいのです。そしてそれから次のステップを考えたいと思います。今、決断を下そうとは思っていません。」と、現在の率直な思いも加えてました。

ミルザは来年は決勝戦で戦ったシェー・スーウェイとペアーを組むことになったんだって。

このブログでもお伝えしたけど、ペン・シュアイとシェー・スーウェイは今季でコンビを解消する事が既に決まっていて、シェー・スーウェイもミルザも来年のペアーを探していたのよね。

過去のダブルスの成績が良くても、ダブルスは相性もあるから組んでみない事には上手く行くかは分からないと思うけど、とりあえず両者は来年のパートナーが見付かって何よりね！

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先週、スイスはバーゼルで行われた大会で、現在世界ランク３位にいるラファエル・ナダルが主催者推薦で出場している１７歳のボルナ・コリッチに準々決勝で敗退する波乱に見舞われたけど、その大会に第１シードで出場していたロジャー・フェデラーがその試合についてこう語ってました。

「ラファがコリッチに負けるなんて、誰も想像していなかっただろう。自分だって驚いたさ。どんなプレーをするかさえ見たこともないような選手に、ラファが負けるはずがないからね。でもあの時のラファは、我々が知っているラファじゃなかった。」

その日ナダルの次の試合に入る予定になっていたフェデラーは、第１セットを失ったナダルがそれでもなかなか調子が上がらずにいるのを見て、ナダルはきっと状況は変わってくると感じていたんじゃないかって感じたんだって。でもナダルのプレーは、いつもの彼のプレーには程遠いものだったそうよ。

「コリッチの勝利にケチを付けるつもりはないんだ。彼だって素晴らしいプレーをしていたんだからね。でも、あんなに弱いナダルは見たことがない。」って、ナダルのプレーへの印象を語ってました。

ナダルはその敗戦後に、当初予定していた今週のパリでのマスターズ１０００大会と男子ツアー最終戦への欠場を表明したの。もちろん理由は、上海で診断された虫垂炎の手術を受けるためと言うもの。同時に今年の全豪オープンで痛めた腰もしっかり治す事も視野に入れているんだとか。

ナダルは虫垂炎の診断を下されてから、抗生物質を服用しながら試合を続けていたんだけど、上海では初戦敗退、今回はベスト８で１７歳に負けると言う不本意な結果に終わってしまったの。

フェデラーはその辺もちょっと不思議に感じていたみたい。

「完全に納得出来るわけではない。なぜなら自分ならそんな選択はしないと思うから。上海では抗生物質を飲みながら痛みも抱えて出場して、そしてここでもエントリーして戦って、直後に手術をするから今季はこれで終了すると発表したんだ。もちろん、彼にしかどんな状態かは分からないけどね。」

って、フェデラーはあんまり納得行かない様子ね。もしかしたらナダル本人もそこまで痛くもなくて、出来るんじゃないかって感じていたのかも知れないわよね。

今となっては手術を受けてしっかり体を治して、２０１５年のシーズンへ向けて調整して、またベストな状態で活躍して欲しいわね！

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今季の最終ランキングで、女子はセリーナ・ウィリアムズが１位でシーズンを終える事を決めてるけど、男子は現在１位のノヴァーク・ジョコビッチと２位のロジャー・フェデラーがその座を争ってるの。

今週はジョコビッチは大会には出場していなくて、フェデラーは地元スイスの大会に出場中で決勝進出を決めてるわ。去年は準優勝だったから、今夜行われる決勝戦で負けてもランキングポイントは変わらず。もし優勝すると２００ポイントが加算されます。

それでもフェデラーはジョコビッチには２２００ポイントくらいの差があるんだけど、来週のパリでのマスターズ１０００大会と、その２週間後に行われる男子ツアー最終戦では、去年はいずれもジョコビッチは優勝しているから、トータルで２５００ポイントを稼いでいたの。

フェデラーはパリも最終戦も去年はベスト４だったから、今年の両者の結果次第ではフェデラーがジョコビッチを抜いて１位で今シーズンを終える可能性もあるのよね。

その二人の１位争いも見ものね！

そして何と言っても、来週のパリ大会に、錦織圭選手の最終戦への切符獲得がかかってますね。

現時点ではその最終戦へのポイントレースでは５位にいます。今週のスペインはバレンシア大会で決勝進出を果たしてるアンディ・マレーが、その決勝でトミー・ロブレドを下して優勝すると錦織選手を抜いて５位へ浮上して錦織選手は６位へと後退しちゃいます。

でもちょっとラッキーなのは、ラファエル・ナダルが虫垂炎の手術のために最終戦への欠場を表明したから、９位までの選手が最終戦へ出場出来る事になったの。

現在その残る４枚の切符をめぐって、錦織選手、マレーに加えて、トマス・ベルディヒ、ダビド・フェレール、ミロス・ラオニチ、グリゴール・ディミトロフが争ってます。

最終戦へ残る試合は来週のパリ大会のみ。１つでも多く勝つことが必要なんだけど、心配なのは錦織選手の体の状態。

本人のブログでは、それほど心配する状態ではなさそうなので、しっかり体も休められて万全な状態でフランス入りしてくれていると信じて、しっかりパリでの活躍に期待しましょう！

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今週はシンガポールで女子のツアー最終戦が行われてるけど、来週はブルガリアはソフィアで第２の最終戦が行われます。そしてそれに出場する選手も決まりました。

女子の第２の最終戦は、ＷＴＡトーナメント・オブ・チャンピオンズと呼ばれ、今シーズンのＷＴＡインターナショナル大会の優勝者の上位６選手と、主催者推薦の２選手を加えた８名で争われます。

出場選手を紹介しましょう。（）内は優勝した大会。

エカテリーナ・マカロワ（パタヤ・シティ）、ドミニカ・チブルコワ（アカプルコ）、アンドレア・ペトコビッチ（バッド・ガスタイン）、カルラ・スアレス=ナバロ（オエイラス）、アリーゼ・コルネ（カトヴィッツ）、ガルビニェ・ムグルサ（ホバート）。

そして主催者推薦では、フラビア・ペネッタとツヴェタ・ピロンコバが選ばれました。この二人はインターナショナル大会での優勝はなかったけど、ペネッタはインディアン・ウェルズで、ピロンコバはシドニーと、いずれもプレミア大会で優勝してるのよね。

実は大阪で優勝したサマンサ・ストーサーも上位６選手に入っていたんだけど、怪我を理由に欠場を表明して、代わりにムグルサが選ばれたんだって。

そして補欠として、カロリーナ・プリスコバとエリーナ・スヴィトリナが選ばれたの。プリスコバは出場選手中唯一、ソウルとリンツのインターナショナル大会で２度の優勝を飾っていて、スヴィトリナはバクーで優勝を飾ってました。スヴィトリナは去年も補欠として出場してましたね。

この大会も、今週の最終戦と同じように、４選手ずつの２グループに別れてラウンドロビンを行い、各グループの上位２選手の４選手で決勝トーナメントを行うシステム。

去年はシモナ・ハレプが優勝したけど、ハレプはその勢いのまま今季は大活躍で、今週の最終戦へ出場しここまで２戦２勝で既に決勝トーナメント進出を決めてますね。

来週の大会も去年同様、来シーズンへ繋がるプレーを見せてくれる選手が現れるかしらね！

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先週、スウェーデンはストックホルムで行われたイフ・ストックホルム・オープンでベスト４入りしたバーナード・トミックは、先週からトライアル・ベースで昨シーズンを最後に引退したザビエル・マリスさんをコーチとして迎えていたの。

トミックはマリスさんとは、３週間と言う期間だけトライアルでコーチとして招いているらしいんだけど、その最初の大会で４強入りする活躍を見せたわね。

それまでコーチをしていた実のお父さんのジョン・トミックさんも先週は一緒にいたらしいんだけど、このブログでも何度かお伝えしてるけど、このトミック親子かなりのお騒がせで、色々と世間を騒がせて警察沙汰も度々。

お父さんのジョンさんは現在、ＡＴＰツアーが一年間の出入禁止処分を受けてその期間中だから、実際に大会会場へは入れないのが現状。その処分が終わったらまたコーチへ復帰したいらしいんだけど、それはまだ先の話なだけに、今回のようにそれまでのコーチとしてマリスさんが呼ばれた形になってるみたい。

「ザビエルと一緒にバーナードのコーチをして行きたいんだ。ザビエルのような素晴らしい人間と一緒にやれるのは光栄なこと。自分は娘の事も見なければならないから、バーナードの所にいられない時はザビエルがコーチとしていて欲しい。」ってお父さんは語っているわ。

「まだはっきりとは何も決まっていない。ここにマリスもトライアルとして一緒にいるだけさ。オーストラリアでは良いコーチが見付からないから、マリスで試そうとしているんだ。」だそうよ。

トミックは今年は２度の臀部の手術を受けて序盤はほとんど成績を残す事が出来なかったわ。７月にはコロンビアでの大会で約１年半ぶりの優勝を飾るなど、中盤から徐々に調子を取り戻し始めたけど、マリスの元で復活できるかしらね？

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昨日のブログでお伝えしたけど、ノヴァーク・ジョコビッチ夫婦に第１子となる男の子が誕生したけど、彼の名前はステファン君だとジョコビッチが自身のツイッターで呟いてました。

そして日本時間の今朝は、父親になって最初の練習をしている光景を画像と共にアップしてました。

伝えられたところによると、これまでの予定通り、来週のパリのマスターズ１０００大会、その２週間後の男子ツアー最終戦にはしっかり出場する方向のようね。

パパになって最初の大会で、どんなプレーを見せてくれるかしらね？