土曜日
全米で上位に勝ち残っていたときの記者会見で「勝てない相手はもういないと思うので・・・・」という言葉が発せられたときには一瞬驚いたが、経験からの自信の言葉が自然と出たのかもしれない。決勝戦ではチリッチに敗れたが、結果的にはそれがよかったのかもしれない。一気に駆け上るよりも・・・・・・。
すでにジャパンオープンでは2回目の優勝、そして今回のBNPパリバ・マスターズで優勝を飾り、ATPワールド・ツアー・ファイナルで有言実行が完結しそうな気配を感じるのだ。
今回の準決勝の相手ジョコビッチには全米準決勝で勝っており、錦織はナンバーワンのジョコビッチを苦手にしておらず勝利は手堅い。
もう一方の準決勝、ラオニチVSベルデヒはおそらく若手伸び盛りラオニチに軍配が上がると思う。決勝の舞台には錦織VSラオニチとなるであろう。
インドアのハードコートだがハードコートでは錦織が有利であるのは全米、ジャパンオープンで証明されている。
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