土曜日
もしかして錦織圭vsフェレール戦が遅れていればと、6時ごろ起床してテレビをつけてみると、するとそこにはファーストの終盤が映しだされていた。53で圭がリードしていたがキープされて54、圭サービスブレークしてファースト64で取るとセカンドはワンサイド62とものにして、勝って当たり前のようにベスト4へと駒を進めた。
バウティスタ、フェレールと地元期待のスペイン選手二人を一蹴して勝ち上がっていく圭に対して、裏腹では面白くないにちがいないスペインの人たち。今年もナダルも脅かす存在とクローズアップして行く、小柄な東洋人がいつのまにか目の前に立ち塞がり大柄の選手を手玉に取って行く。不気味な存在とはいえ世界ランキング5位をキープしている現実があるのだ。その実力を発揮しているだけで、今からの戦いが本番といえるのだ。
この大会のホームページを見ているが圭の写真を探すがほとんど見当たらない。錦織圭はベスト4に名乗り出たにもかかわらず、タイトルのメインの映像はナダル、ベルディヒ、マレーでもう一人の映像はない。これはいったいなんですかと問いたい。
錦織圭選手の快進撃にテニス関係(スペイン)トップ選手たちも心中穏やかでないのだ。