皆様こんにちは
小野です
今日も雨。。。
何なんでしょうかね
本日はコーディネーションのお話でもしましょうか
皆さま聞いたことありますか
コーディネーション
はっきり言うと、テニスに必要不可欠な能力です
競技力を上げていく中で、
非常に大切な要素なんですね
簡単に言うと、運動能力。
皆様も使う言葉でいうと、運動神経。
走るのが速いとか、高く飛べるとかではありません
今から7つの能力(機能)を挙げるのですが、
全ての要素がテニスに直接関係しているので、
皆様もどれが足りていて、どれが足りないのか考えてみましょう
特に順番は関係ないので、
あまり気になさらず
定位能力
これは簡単に言うと、空間認知です
ボール、対戦相手と自分の間にある空間の距離感を把握し、適切な動作を作れるか。
高い、低い、速い、遅い、遠い、近い。
いろいろ判断することがありますね
リズム能力
この言葉はよく耳にするかと思います
言葉のままですね
視覚、聴覚の情報から、打球、移動においての適切なタイミングやポジションを計れるか。
単純な判断ポイントとしては、ラリーの中でリズムを作れる、または感じられるか。
知っていてもリズムを作れる人は少ないですね
反応能力
聞いたことがあるかと思いますが、勘違いも多い部分です
ここでいう反応は、ボールや相手、自分など、
視覚からの情報(サイン)を瞬時に察知し、適切な動作で反応出来るか。
どちらかというと応答スピードの話ですね
英語でいうと、レスポンスの方です
バランス能力
こちらも幅広い能力になります
バランス感覚などの言葉は聞いたことがあるかと思いますが、
こちらは、空中や無理な態勢に置かれても、体のバランスが保てるか。
また、バランスが崩れてしまったとき、即座に修正できるか。
テニスのお話でいうと、いつでも動き出せる状態をキープできるか。
とかもバランス能力に入りますね
連結能力
こちらは一番テニスっぽい能力ですかね
体をスムーズに動かせるかの能力です。
スイング、動き出しなど、必要な動きをエラーなく、
筋肉、関節をスムーズに運動させられるか。
この辺では可動域とか、姿勢なども重要で、
要するに誰が見ても綺麗かということですね
識別能力
これも重要ですね
ラケットやボールのどの道具、自分の身体を正確に操作する能力。
ここでポイントになるのが、目で見た情報を処理することもこの能力の大切な部分です。
視覚情報を処理して、適切な場所に打てるか。
相手の位置や、オープンコート、状況を見て的確にプレーするみたいなことですね
変換能力
急な変化に対して、瞬時に対応する能力。
相手が予想外のショットを選択してきたときに、
適切な対応、動作に切り替えられるかどうか。
ネットプレー中でのロブ、ラリー中のドロップ、
コートの外に出されるなどの場面で、慌てずプレーできるか。
急な変化への素早い対応はかなり遅い人が多い気がしますね
これらの7つの能力を総じてコーディネーションと言います
7個上げましたが、ほとんどが情報処理のお話。
しかも視覚からの情報の割合が圧倒的に多い。
見て判断したことを、いかに体で表現していくか、
どこをどのように見て情報を得ていくのかが重要ですね
同時に複数の能力が組み合わさり、互いに関連しあって、
テニスの技術と結びつき、表現されてるんですね
これらは、発育段階のジュニア時期に主に用いられる指導方法。
という認識があるかもしれませんが、年齢はさほど関係ありません。
もちろんジュニア選手などよりは成果が出にくいと思いますし、
習得も遅く感じるかもしれませんが、必ず向上していく能力です
やってみる価値ありですね
詳しいトレーニングの内容や方法はまた後日にでも紹介しようかと思っています
それでは
コーディネーター小野でした