4大大会もグラスコートも、そしてBIG4もまだ一度もこの目で見ていない。
やはり4大大会はテニスの最高峰、グラスコートと言えばテニス発祥の地イギリス、BIG4は歴史に残る生きる伝説の選手達、テニス好きを名乗るのならばいつしか見なければならないものではないでしょうか。
まだまだひよっこの自分は知らない事ばかりである。
さて、日本にテニスが最初に伝わったのは横浜だと言う。
その横浜の山手公園こそが日本テニス発祥の地、そこにあるのがテニス発祥記念館、せっかく近くにあるのに行かないのは勿体無いと感じたのでこの前行ってきました。
山手公園の頂上、横浜インターナショナルテニスコミュニティーのすぐそこに建つ木造の洋館。
窓から見えるクレーコートが発祥の地らしいオーラを感じさせてくれるような気がします。
こういう雰囲気のクラブ、憧れますなあ。
当時からずっと張りっぱなしであろうナチュラルガット、何というか、とても生々しい。
古い展示物として飾られていても人の持つラケットとしての風格がありますね。
木製ラケットの変形防止の枠も初めて見ましたが、思った以上にゴツい。
スロートの顔の絵(デーモン)は当時流行ったという。
かつて流行ったらしいグラファイトとそういうところで似ているようで、なんだか親近感を感じます。
強くなりたいという願掛けがあのデーモンに、そして当時の名器グラファイトに込められていたのではないか。
やはりラケットとは魂である、と、密かに思う。
お触りOKのラケットコーナーにあったラケット。
ラケットに選手の名を冠する事を許されたあのオートグラフが。
最近ではオートグラフ=フェデラーの真っ黒ラケットですが、偉大な先人がいたからこそという歴史を思うとますますこのラケットからも只者ではないオーラを感じる。
記念館見学後もちょっと横浜を歩いてみる。
山手公園自体が居留していた外国人の為に作られたという事もあり、この一帯は洋風な雰囲気が漂っていてお洒落。よし住むか!!!
港の見える丘公園に到着。