DAHCORでオーダーメイドラケット ③到着!

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DAHCORにラケットを注文したのが去年のちょうど8月で、最後に触れたのも1月ぐらいなんで殆どの人は忘れてると思いますが(笑)

ついに我が家に襲来!オーダーメイドラケット。

そんな話知らねーよ!って人の為におさらいしますと、

DAHCORという新興ブランドがありましてそこでは好きなデザインのラケットを作れるのが話題になったのですが、よくよくページを見てたらスペックとかも自由に決めれるサービスもあるじゃないですか。

なので勢いで注文しちゃった話が昨年の話ね。

ラケットの要望を出して、すり合わせに時間がかかりつつも次のステップでデザインの打ち合わせをしたのが11月

そっから後は完成を待つだけ…って待っていたものの春が過ぎ、季節は巡り夏となり…

その間DAHCORの公式サイトはcloseしたり、謎のカウントダウンが始まったり、今現在もラケットの注文はできない状態。

まー色々あったってわけですね。

なので僕のラケットも色々色々とあって、ついに完成して、発送されてきたって訳です。

まあここまで時間がかかったって何があったねん!って思う人もいるかもですけど。

 

 

 

 

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去年からブログ見てた人の中には君なんか写真と違わない!?って思う人もいると思いますけど。

 

 

 

 

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この前の投稿も誰だお前は!!って写ってるラケットが気になる人もいるでしょうけど。

 

 

まーともかく色々ありましたがついに!

自分の欲望のままに再現してもらったオリジナルラケットの登場です!

反発重視の24mm厚ラウンド形状、かつ18×20のコントロール重視のストリングパターン…

更にはRA値を60にしてもらい撓りを要望。

そんでもって27.5インチの長ラケ化でパワーを補い…

パワーが欲しいけどコントロールも欲しい、なのでなんでもかんでもぶっこんでもらったハイバランスモデル!

重量やバランスは近年使っていたグリンタ98やエスマッハプロのセッティングに合わせて320g、バランスポイント300mm。

でも注文した後に気付いたんだけど、グリンタ98もエスマッハプロもバランスポイントは300mmじゃなかったような・・・

この2本もラケットマイスターやライズテニスサービスに自分で注文したはずなのにろくにスペック覚えてなかったという・・・

自分のスペックは基本的にトップライト。

トップヘビーだとなんかすっぽ抜けそうだし・・・というか昔すっぽ抜けたのよ、EXO3グラファイトと初代type-Jを大学1年の合宿の時に、手汗で滑って2本ともサーブで破壊・・・

それ以来グリップはドライ、ラケットの鉛はヘッドではなくスロートとかグリップに貼るようになったんですね、19歳の夏・・・。

24mm厚のラケットを18×20のストリングパターン、そしてRA値60は、自分のイメージとしては同じく24mm厚のエスマッハプロに近く、しかしよりコントロール重視。

エスマッハプロは黄金スペックを薄く小さくして飛びとコントロールのバランスが良いんですけど、そこからよりボールを暴れさせず、より柔らかくして球持ち感を。

ボールの飛びが欲しくてエスマッハツアーやエスマッハプロを使ったけど、個人的な好みとしては薄いボックスフレームの方が好きですかねぇ。

そんな気があるからか、結局飛びかコントロールかで言われるとどうしてもコントロールを選んでしまう・・・。

でもこれだとコントロール重視の要素が多過ぎてボール飛ばないんじゃない?と思ったので27.5インチで長ラケ化。

昔グラファイトのプロストックで長ラケを使ってましたが、結局それも27インチにしちゃったなぁ。

その時は長さというか重さによる操作性をどうにかしたくて短くしたんだけど、ちゃんと長ラケに適応できるかは自分としては未知数、さあどうなるか。

 

 

 

 

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さて、明らかに以前の案とちげーじゃねーか!ってデザインなんですけど、まあ色々ありましてね

この上の案の段階では引きで見ると、ベースはネイビーでヘッド部にかけて緑色、翡翠色にグラデーションがかかる形で依頼していました。

ちなみに画像のフレーム形状については案の段階なのでサンプル。

 

 

 

 

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で、実際に塗装してもらうとこのカラー。

明らかに前段階と違う水色ですが、DAHCOR側としてはこれが実際のカラーとの事。

あれですね、恐らくは青系から緑系にグラデーションするにはこれしかなかった、とか?

まあしかし塗装してしまったらもう後の祭り、自分としては早く欲しかったので疑問は呈しつつもコレを受け入れるしかなかったといいますか。

まあでもサイド部分にネイビーが残ってるし、当初の案だとシンプルだったデザインに水色が加わってアクセントが付いて、これはこれで明るくて良いんじゃないでしょうか。

ただ、皆さんが頼む際はよくDAHCORと打ち合わせした方が良いですね。

 

 

 

 

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てな訳でストリンギングし、3回ほどプレー。

一日目は縦デビルスピン125、横ポリジナモス125を38ポンド。

エスマッハツアーやエスマッハプロ、グリンタ98でもずっとこのセッティング。

だったんだけど、エスマシリーズでは42ポンド、グリンタ98では40ポンドだったのを今回は38。

ストリングの緩い撓みでボールを飛ばしたいんだけど、グリンタは反発力が低いので2ポンド落とし、このDAHCORは18×20だから更に落として38。

自分はあんまし1820を使った事無いので38でも飛ばなさそうだけど、とりあえず。

ポリジナモスは緩く張るとボヨンと吹っ飛んでくれるのを、縦のデビルスピンの突起と硬さで抑えて、丁度良い感じにする・・・のが狙いの組み合わせ。

これで反発力足りなければ横をバイオロジックXXかTNT2、マルチかモノフィラメントで補うか、でもマルチは喰い付き過ぎてバコる時のボール飛ばない感じがどうも前々から合わず・・・

色々試してはデビルスピン×ポリジナモスに戻っちゃうので、まあ今回もこれがスタートライン。

 

使用1日目。

フィーリングに変な違和感は無い、ちゃんと使える事を確認。

RA値60の通り、硬さを感じさせないフェイス部のフィーリング・・・でもそれって38ポンドで張ったからじゃないの?って気もしなくなもないが(笑)

ポリジナモスってかなーりやわらかいし。

そういうところもあってか打球感に関しては18×20のハードさというのは無かった。

ボールの飛びが相応なので、そこを含めるとやっぱり18×20だなって思うところはあるものの。

反発力は・・・24mm厚のラウンド形状とはいえ、柔らかいRAと詰まったストリングパターンといった要素が重なれば、当然抑えられたものにはなる。

高い打点がネットに沈み、スライスが浮かび上がらずこれまたネット、分かってはいたもののアシストがもう一押し足りないか。

でもこれは想定の範囲内。

そういうスペックで作ってもらったんだからね。

もう一押しが足りない、でも軽く打ってもある程度の飛びは出る。

ボックスフレームよりかは良い方でしょ。

ただ、力強いボールの打ち易さで言ったらエスマッハプロの方が楽だったかなぁ。

それでも大事なところで欲しくなるのはコントロール性の方だと自分は思う。

後は足りないパワーはストリングで補うべきか。

それかもう一つの手段として考えているのがスイングウエイトの増加。

ラケットの重さは320g、バランスポイント300mmで操作性を重視しているのですが、そういうバランスって手元にかなりの重さを感じるかなと思っていたところ、DAHCORのラケットにはそれを感じない。

手元への極端な重さは無く、それじゃあ重さはどこにいったの?って感じに軽い?

もしや重さちゃんと作られてない?って思って手元の秤で測ってみるも(ストリンギング済みだけど)

やっぱりちゃんと相応の重さ。どうなってる?

DAHCORをレビューしているTennisNerdの記事も見ると、やはりこっちでもスイングウエイトの割に難なく振れるみたいな記載がある。

自分のラケットのスイングウエイトがいくつかは指定していないので不明ですけど・・・

ともかく、この不思議な操作性はどうやったのか分かりませんが、320gながらまだ加重できる余地を感じる。

ラケットの飛びって、ストリングパターン、RA値、フレームの厚さに、重さ、長さ、スイングウエイトって色んな要素が関わってくる。

重さ、長さ、スイングウエイトはただ重く長くすれば良いのではなく自分で扱える範囲内じゃないと碌に打てもしないので判断が難しいところ。

 

この飛びの部分を補うべく、あと1820のスイートスポットのシビアさ改善の為、2日目は横にバイオロジックXX128を入れたのを用意してプレー。

今までだとライブワイヤーやムゲンリミテッドを試してみたりしていたけど、どちらも反発力が強過ぎて、縦のデビルスピンもそのパワーを抑え切れず、横糸のみの力でボールが飛ばされていく。

縦横が不協和音起こしているような感覚・・・縦ポリ横マルチってハイブリッドとしては王道な組み合わせではあると思うのですが、多角形ポリが食い込み過ぎてマズいのか。

バイオロジックXXならライブワイヤーより反発力抑え目だろうし、滑り易い表面だしなんとかなるのでは?と期待を込めて。

打ってみると、18×20の密度では厳しいか、軽いタッチでのボールは伸びるようになるけどハードヒット時がやはり喰い付きが出過ぎる。

パワーの出方もコントロールが難しく、今度はボールが飛び過ぎるようになってくる。

そうなるとやっぱり縦デビルスピン・横ポリジナモスの方がスピンのキレが出てコートにブチ込み易い。

バイオロジックってこんなに反発力あったの・・・?って感じ。

喰い付き過ぎを避けるならモノフィラメントのTNT2の方が良かったかもしれないが、モノフィラメントは今度は弾き過ぎる場合がある・・・ので、今のところ数回打った自分が採用するのはデビスピ・ジナモスの方向。

結局使い慣れた組み合わせに逃げちゃうんですねぇ。

 

3回目の使用ではこの組み合わせを34ポンドにしたら、うーん、今度は柔らか過ぎ?

飛びを38ポンドの時とXXの時との間ぐらいまで持ってこれたか?

柔らか過ぎるとマイルドになり過ぎてボールを打ってる感覚がもっと欲しくなるから、36ポンドにしときますか、それとも硬めのフィーリングのデビルスピンを縦横にしとくか、それで飛びがどうなるか・・・みたいなところ。

 

そんなこんなで反発力の調整に悩んでいる以外のところは満足いっている性能のDAHCOR。

反発力:想定内

コントロール:良し

打球感:柔らかい

スピン:うふふ・・・

という感じかな?

スピン性能は・・・まあ、18×20だから、ねぇ(笑)

自分がラケットに求めるのは何か・・・?と問われたら、全部!って答える人間なので、(謎)

24mm厚&27.5インチパワーとRA値60&18×20ストリングパターンのコンボを決めたのですが、一方でスピンは・・・うん(笑)

でもストリングパターンが多い場合もスピンがかかるって話が・・・ウインザーのブログでもありましたし?

少ない方が簡単にかかるけど、スイングスピードが速ければ接触するストリングの数が多い方も強烈なスピンが出るって感じかしら?

僕は昔から少ないストリングパターンでフラットばっかでバックアウト連発マンですが・・・まーここは大は小を兼ねるって事で(爆)

この1820のストリングパターン、スピンは頑張らないといけない、反発力もストリングの撓みが少なく出し難い、自分の今まで使ってきたラケットとは特性が変わってくるのでまだ慣れない点はあるものの。

当たり前と言えば当たり前ですが、ボールをブチ込む、叩き込むコントロールは良い。

ちょっと気を抜くとネットに沈んじゃうけど、タイミング合ってると良いね。

フォアもしっかりバコれると鋭いスピンと共に決めにいける。

そう、そういうコントロールですよ、勝負どころで勝負にいけるコントロールが欲しかったんですよ。

エスマッハプロよりちょっと飛ばし難い一方でちょっとコントロール性が高い、そういう感じ。

厚みのあるラケットにパワーを補ってもらいつつ、あと少しコントロールを、リスクを負って挑戦するプレーをできるように・・・

そして27.5インチ、自分が思った以上にサーブが活躍してくれる。

エスマッハプロより飛ばない分を27.5インチが上回る。

サーブが入るし、速くなったかは・・・自信無いけど、ラケットも振り易いバランスだし、今ところ楽になっている印象。

なんだったらこの操作性なら28インチでも良かったかもしれない、使えるのか?28インチ。

飛びもコントロールも柔らかさも自分が注文した数値だから基本的に想定内の性能なのですが、DAHCORのバランス調整が嬉しい誤算。

重いラケットなんていつまで使うんだよ・・・って思ってましたがこれならまだまだしばらくは320gを振り回せるぞ。

 

さて、性能としては想定内・想定通りってところで気になるのが、このラケットがプロストックに勝るかどうか。

先程上げたTennisNerdのレビューでも「プロストックラケットの感触」という文字が出てきています。

うーん、自分は最近プロストック使わず市販品ばっかなんで・・・どう判断したものか。

打球感は柔らかいですが、しかしプロストックでよく言われているような撓り戻しがあるかどうかと言われると・・・?

自分の中では撓り戻しがあると感じるのはH19とかTX220P-CBか。

18×20のボックスフレームからは想像できないような跳ね返り、反発力を感じたのがこの2本。

それらと比べるとそんな理不尽なパワーは感じないDAHCOR。

でもH19と比べたウルトラツアーよりかは当然飛ぶ。

ウルトラツアーも良い使い勝手でしたけどね。

まあ彼らは薄さもあるからってところか。

今のところ、プロストックパワーはどうかな?ってところだけど、RA値60はちゃんと柔らかく、弾き系のラウンド形状と言えど鈍い打球感は感じず無くスッキリしたもので快適。

自分としては性能だけを見ればプロストックのラケットを揃えちまえば良い!なんて思ってますが、うーん、結局ここ数年は何だかんだで市販品・・・。

今回のDAHCORのも、これを買えるならプロストックも複数本買えるだろ!って感じですが、こっちの方向来ちゃったねぇ。

プロストックパワーとまではいかない分、自分の理想のスペックを希望して、その通りの働きを見事にしてくれる!

当分はこのラケットでやっていくつもり、いやはや、金額的に別のラケットなんて買えんなぁ。

試打なんてしようがなく自分に合うかどうか分からなかったけど、今まで使ってきたラケットを踏まえて決めたスペック、これはいけるラケットじゃないかってのが現時点の評価。

後は自分の動き・・・

カテゴリー: DAHCOR | 投稿者クレー 15:36 | 9,092件のコメント

BreakTheTie

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カテゴリー: DAHCOR | 投稿者クレー 12:21 | 84件のコメント

GORILL-1 (STRING-KONG)

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いや~久しぶりだねぇ!皆さん!クレーです。

見てくださいよ、このガット達。

最強のガットを見つけちまったなぁ!?えぇっ!?

僕はラケットもガットもそうそうコロコロと変えるのは良くないって常日頃から思ってる人間なのは周知の事実・・・(そうなのか?)

でもこんなガット見つけちまったら買わない訳にはいかねぇよなぁ!?

1992年生まれにも関わらず未だに覇権を握るアルパワーを超える最強の反発力を持ったポリねぇかな~ってググッてたら引っ掛かったら見つけちまった!のがこのストリングコングってゆうイタリアのブランド。

いや、絶対これパワーすげぇでしょ、ゴリラだよゴリラ。

こんなにインパクトあるガットってある?

人類の時代は終わったんだよ、これからはゴリラの時代さ。

デビルスピンしかり名前も大事だよやっぱ、名は体を表すってね。

こーゆーインパクト欲しいよね、最近のガットやラケットにもさぁ?

この超円安の時代に輸入してでも張りてぇ・・・ってなる最強のヤツをさぁ!

なので買っちゃいました・・・

ブランドのサイト見ると日本への配送の選択が無かったのでメール送ってお願いしちゃいました。

トアルソンしか張らない人間の俺が・・・わざわざそこまでして買ってしまった・・・でもしょうがなくないです?こんなガット見たら。(くどい

 

 

 

 

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という訳で昨日張って一発目打ってきました、ゴリル1です。

ポンド数は40ポンド。

でも公式サイト見返したら52-44ポンドぐらいで張らないとパフォーマンス出せないよって書いてあった・・・(爆)

メーカー説明では・・・まあまずは弾力性あってボールが飛ぶよってポリで、それでいてコーティングによってスピン性能も高いとの事、あと打球感もテンション維持も良いって。

ゴリラって名前の割にはパワー一辺倒というよりオールマイティ気味?

弾力性があるって聞くとビヨンビヨンみたいな、ボールを咥えて跳ね返してくれるのかな?って思うけど、ストリンギングの段階で弾き感が強そうなフィーリング。

反発力がありますよってポリって、そのビヨンビヨン系か弾き系かの二択ってのが多いよね。

ビヨンビヨンとする反発系のポリと言えば、エッグパワー?アルパワー?ここら辺は張りっぱなしで伸びた時の印象に引っ張られてるかも・・・最後に打ったの相当昔の記憶だ。

後は緩く張ったポリジナモスがそんな感じかな。

一方で弾きの反発系ポリと言うと、ポリグランデ・レイザーやメビウススピード、ダンロップのエクスプロッシブスピードも思い浮かぶ。

打球感の好みは人それぞれですが、個人的には弾き系よりもストリングが撓んでかっ飛ばしてくれるタイプの方が反発力を感じれて好み。

弾き系だと、ボールの飛び出しが早くて打球感を感じ取れなかったり、インパクトでボールにパワーを伝え切れずあまり飛ばせないような・・・そんな感じがする。

(でもメビウススピードのレビュー読み直したら撓み感あるって書いてあるな・・・)

 

そしてこのゴリル1、張った時の予感は的中し、実際に打ってみても打球感はまさに弾き系。

撓みよりも弾きでボール飛ばすよってやつだ!

うーん、ゴリラって言うもんだからがっつりハードヒットでボールを捉えられるポリだと思っていたら・・・

勝手にドイツ製の硬質かつ球持ちあるポリで、それでグニャッとパワフルなボール飛ばしてくれるだろうなぁと思ってましたが、これも後でパッケージ見たらメイド・イン・タイワンって書いてありましたねぇ。

めっちゃ勝手な思い込み!

僕は勝手にドイツ製(シグナムプロとか)は硬くマイルド、フランス製(バボラとか)はもっさりマイルド、日本製は弾き系ってポリに偏見持ってます(ぇー

そうか台湾製か、僕は台湾製のポリは・・・あんまり打った記憶無いけど、ソリンコなんかは台湾なんだっけ。

ツアーバイトもハイパーGもこんな弾き系って訳じゃないので・・・○○国製だからこうって決め付けても当たりませんね(笑)

 

なのでストリングのアシストによるパワーを期待していた自分はちょっとショック。

それでいて最近の自分はなんかですね、体が思い通りに動かないと言いますか・・・ボールが来ても上手く反応できなくて、タイミングが取れなくて、体がフットワークやテークバックをしようとしなくて・・・鈍ってるような感覚?っぽく思えますが、毎週やってんですよねぇテニス・・・

そんな感じなので、ますますストリングの能力というものを手に感じ取り難い。

確かにボールは飛ぶ、けどもはたして自分がストリングの弾力性をちゃんと感じ取れているかどうか・・・

僕のストロークは駄目駄目だった一方でサーブでだとある程度パワーアシストを感じれました、が、今のところだと強烈なアシスト!ってところまでいかないのでもうちょっと吟味したいところ。

でもアシストが強烈なガットってちょっと打っただけでもすげぇ!って思うから、うーん、こういうタイプなんだろうな。

 

でもブランドとしてもゴリル1は決してパワーの跳び抜けたポリ!って扱いをしてる訳ではないようでして。

コーティングをしているとの事でストリングの動きは良く、丸い形状ながらスピン性は割と良い。

なんでゴリラってネーミングでスベスベポリなんだ?って疑問が出てきますが、弾き系の打球感と併せてこのスピンのかかり易さは、パワーポリって言うより器用なタイプだなって印象を抱かせます。

硬めのストリングですが極端に硬くもなく、弾き感やストリングの滑り易さもあるせいか打球感のハードさやストレスは少なめ。

 

ヤワな感じの打球感じゃないのでコントロール性も中々のもの。

パワー一辺倒ではなくバランス感のあるオールマイティなポリ。

うーん、僕が名前に引っ張られてますが(笑)中々なキャラのポリだと思います。

でも、今回買った3種のポリの中で一番パワーがありそうなゴリル1が弾き系だったとすると、残りのバナナバイトとオレンジラウはどうなるのか・・・

多角形なら喰い付く打球感になると思うのでグニャッて跳ね返す感じになると思うのですが、予想は果たして当たるのか・・・

もう少しゴリル1を堪能しながらその内試してみたいと思ってます。

カテゴリー: ストリング | 投稿者クレー 17:22 | 79件のコメント

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もはや全く更新してねえ!

書く話も特になし・・・。

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 21:24 | 3件のコメント

2010年代のラケットの進化

まーそのぉ、ツイッターで見た話なんですけどぉ、

よく最近のラケットって進化してないって言うじゃないですか。

自分もなんやかんやでテニス歴が10年ちょっとになって、ちょうど2010年~2020年の間をテニスばっかで過ごしてきたじゃないですか。

この10年、確かにラケットの進化ってあんまり印象が薄いよな~って思う気持ちと、でも色々とチャレンジはされてきたよなって気持ちとで半々な印象があります。

この代わり映えのない印象ってやっぱ2010年も2020年も例のBIG4の皆さんが平然とプレーしてるところも大きそうではありますが・・・

 

まずピュアドラ、アエロは今日も不動の人気は疑いようがないですよねぇ。

ピュアドラの台頭はやっぱ2000年ぐらいからと言っていいのか?

カルロス・モヤの活躍が1998年、日本上陸が1999年・・・って事なら、まあそういう事で・・・。

それに胡坐をかかないバボラは2010年代は正面も横も薄いライジングラケット・ピュアストライクを発売、このタイプのラケットも他のメーカーには少ないタイプで珍しい、もとい先進的か。

でも昔からあるラケットでかつバグダディスが愛用したフィッシャーのバキュームも、そんな感じの薄々のラケットでしたが。

一方でこの10年間でアエロストームとピュアコントロールが廃盤になってしまいましたね、こちらもプロから支持のあるフレームのはずが・・・

 

 

ウイルソンだと2010年代であった大きなトピックスとしてSラケが出てくると思います。

ストリングパターンを少なくして、または縦横逆にしたりして、スナップバックを起こし易くするタイプ。

自分は中厚のジュースのSラケを打った時、面白い程吹っ飛ぶのと回転が強烈で、こりゃあ皆Sラケを使うよねって思ったものです。

ディミトロフら契約プロもSラケに切り替え出し、他メーカーのヘッドとプリンスもSラケを出してきて業界全体でSラケブーム!

・・・と思いきや、ヘッドもプリンスも早々とSラケを止めてしまい、使用プロの話もめっきり聞かない。

Sラケと言えばディミトロフが有名でしたが、今はもうウイルソンのラインナップからは消えてますね、ディミトロフモデルのSラケ・・・。

それでもブレード、バーン、ウルトラと粘り強くラインナップには出しているようですが、他のメーカーが早々と撤退してしまったのは個人的に残念。

あんなに効果てきめんなのにヒットしなかったのは何なんでしょ。

その他のウイルソンの10年での変化だと、その他にもプロスタッフが厚くなったり、シックスワンが廃盤になったり、錦織圭のツアー95が海外で廃盤になったり帰ってきたり・・・

こちらもバボラ同様、人気のあるモデルがあっさりと切られる印象がありますね。

 

ヘッドとプリンスあたりのラケットだと、10年前と後のラケットで評価が変わってそうな気がする。

グラフィンとテキストリーム、高級な高性能素材を使ったラケットを2014年頃?ぐらいからかれこれ続けてきている2メーカー。

ヘッドってその前だとインネグラ、マイクロジェル、リキッドメタルとか、色んな素材を打ち出してましたが、最近のヘッドはひたすらグラフィンをバージョンアップさせていくって感じで大人しい方向性?になっているのでしょうか。

あとフレーム形状がよく変わりますよね、ラジカル、エクストリーム、プレステージ、みんな10年前と微妙に形状違うのでは。

グラフィン以外だとマグネシウムを使ったMXGシリーズがあってこれも革新的と言われましたが、いつの間にかフェードアウト・・・?

 

プリンスなんかだと2010年代前期の印象は・・・2012年の倒産の印象が強過ぎて、とにかく倒産、倒産と言われてましたねぇ・・・。

O3は打球感が変わりすぎてキワモノ扱い、新作は普通のグロメットのJ-PROが出てきて今までのO3は何だったんだって。

グローバルモデルのツアー100とハリアー100は機能はバージョンアップされずカラーリングだけ変更して再発売され・・・

それが最近だとかなり人気らしいですねプリンス。

コートでもテキストリームシリーズをよく見かける気がします。

一方で自分は2010年代前半はプリンスで、後半は離れちゃってますが・・・

とりあえず思うのが、このメーカーは一番10年の違いが出てきそうだなと・・・

2008年のEXO3グラファイトと、2020年のファントムグラファイトを比較したらとなると・・・

EXO3グラ、昔55ポンドで張って振り回してたってのもあるけど鉄板みたいなイメージが強い。グラスファイバー混ぜてあるはずなのに・・・

ボールの飛びとか扱い易さだとファントムグラファイトが断然優勢になるんだろうな。

せめてコントロール性だけは我らが青春時代のフラッグシップモデルに勝っていてほしいところですが。

最近のラケットを全然打ってないのにこう言うのもなんですが、昔のと比べた時の最近のラケットの特徴って、薄いラケットでも割とボールが飛び易いってところかなと思う。

 

あとはダンロップ、この10年間でダンロップ→スリクソン→ダンロップって忙しい時代だったけど、ラインナップはX2.0、V3.0からCX200、SX300へと正当進化。

ヨネックスは2010年頃にラケットの名称からRが消えてVコア、Eゾーンが主流に。

ピュアドラを細く小さくしたみたいなタイプはEゾーン98が出てから増えてきたのかな?

2000年代のラケットは殆ど知りませんのでわかりません(笑)

そして高級素材のレグナは次は3代目が出るぐらいには続いている。

 

振り返ってみるとテキストリーム、グラフィン、レグナの高性能路線が出てきて続いているのが10年前と異なるポイントなんですかね。

また、10年代後半のバボラのVSシリーズ、2020年代に入ってウイルソンがプロラボでプロが使っているモールドを市販し始めたりしているのを見るに、

ネットでプロストックの存在が広まり始めて市販品の高品質化、またはプロと近い仕様の製品化・・・みたいな舵切りになった、のかな、なんて自分は思ったりしている。

海外は分からないけど日本はSNSでユーザーと交流するメーカーが多くなっているような気がするので、今後はますます一般の声が反映され易くなったり、プロが実際に使用するモデルとの剥離が少なくなったりするのだろうか。

(旧モールドの再販とか、超高品質化とか?)

海外ではウイルソンとヘッドがカスタムラケットやってるのが前に話題になったけど、これは日本で実現するのか・・・やりたいって声は出るけど全体としては、利益としてはどうなるか・・・?

過去の名器でも廃盤とか、長ラケやMIDサイズのラケットも次々と姿を消してるのを見ると、売れないのは売らない、これから先は錦織選手も引退するしその辺はますますシビアな判断になるんだろうけど。

 

でもってSラケ、MXG、あとセンサー搭載のバボラプレイ、なんてのが2010年代に生まれたものの、いつの間にかひっそりと姿を消したりして・・・

一番自分が納得いかないのはバボラプレイを始めとしたセンサーの展開。

ソニーのスマートテニスセンサーもサービス終了、トラックマンはまるでスピードガン扱い・・・?

テニスセンサーなんてまさにこれからIT革命だってなりながらデビューから10年経たずにこの状況ですわ、メリットを活かせられなかったって事かね。

この辺の影が薄くなった技術達はプロが使ってないって印象も強い。

ピュアドラや長ラケのブームはプロが使ったからこそ、と思うと、どんなに凄いテクノロジーでもプロに必要とされないと・・・次のラケットの進化、ブームは味わえなさそうですかねぇ。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 18:30 | 9,085件のコメント

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コロナのおかげで長らく飲み会といいますか、人と集まる機会が悉く潰されてた訳ですが。

昨日大学の面々と会ったのだけど・・・その前に会ったのは2019年になっちゃうんだよねえ。

2019年って何年だよ?3年も前だぞ?

去年も集まりはあって自分は不参加だったけど・・・そうだとしても2年、3年も会うのお預けだったって、相当ですわ。

彼らと会ったのもつい最近のような気がしたんだけどなぁ・・・

3年って言ったら中学生と高校生は卒業しちゃうぐらい長い時間なのに・・・歳とったらいつの間にか過ぎてたって感じや。

んで、そんな事言う年齢じゃねーだろ!って総突っ込みを受けそうな私は来月で30代に突入します。

28歳、29歳を一体どう過ごしてたんだろうなぁ俺は・・・こんな脂乗り切った時期を行動制限くらって・・・

うーん、小型二輪免許とった事ぐらいですかねぇ!この数年間でやった事って!

当人の行動次第とはいえね、ラスト20代が終わるのがこれじゃああっという間過ぎでしょって。

いやー、やっぱやりたい事やったもん勝ち、ですかねぇ!

とんでもない事やってくれたよコロナは。

緊急事態宣言連発とか、それ出してる中で余裕でオリンピックとか、最近なんてコロナの話題全然聞かないけど東京の感染者数はまだ普通に1日3000人ぐらいいるんだってね、とか・・・

学生なんて更にそう思うだろうね、それともそれなりに上手く過ごせたのだろうか。

20代はもうちょい賢く過ごしたかったね、でもそんな感じの事を毎度毎度言ってない?って思わなくもない(笑)

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:25 | 68件のコメント

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いや~平然と4月の更新無し!

まーそれなりに普通に生きてます。

今年はモノフィラメントの時代かな?って事でハイブリッド専用糸!のトアルソンゴールド・リアクトを2張追加購入!

でも3月に使い始めた時はポリとそん色ない硬めの打球感と頼りになる反発力で良いなと思ってたのですが、

4月から急に飛び出しが鈍いかな?思ったより飛ばないな?なんて使いづらくなって・・・

最近はトアルソンゴールド・オリジナルの方ばっか使ってました。

ストックした2張どうすんのか・・・

オリジナルの方は最初は打球感に抜けるような喰い付き感があってイマイチだったのが、こっちの方がボールを飛ばしてくれる感が出てきて・・・

リアクトの時は自分の力でボールを飛ばしていたのが、オリジナルでガットの力でボールを飛ばす打ち方に急に変わってしまったかのような感じ。

でも、オリジナルの打球感は何でかポリジナモス使ってる時とあんまり変わらないなぁって思い始めてきたので、結局いつもの縦デビルスピン、横ポリジナモスに戻りそう。

というか今日はそれ張ろう・・・

リアクトはジナモスより硬く、オリジナルはジナモスと似たようなホールド感・・・どうなってんだ俺の感覚。

モノフィラメントがポリと大して変わらない柔らかさ、むしろリアクトは硬めに感じている。

普通は雲泥の差ってのが基本中の基本のはずなんだけど。

けど決定的に違うのはボールの潰し易さ、相手のボールに打ち負けないハードさ、か。

こんなに真面目にモノフィラメント使ったのは久しぶりだったから、最初のリアクトのフィーリングに惚れ込んでシンセティックイチバンとか、TNT2もこの前買っちゃったんだけど、

2ヶ月リアクトとオリジナル使った結果・・・結局ポリに戻る、これもポリで育った世代って事?

こうして、使わないままガットの在庫が増えていく・・・

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 16:38 | 5件のコメント

3つ山4つ山問題

前にツイッターである兄妹(?)がしきりに話題に上げていた、いわゆる3つ山4つ山問題。

人によっては3つ凸4つ凸、最近だといくつかのメーカーが6つ穴、8つ穴って表現していたりもしますね。

ラケットの面の下側、スロート部分に通されるストリングの数って6本か8本のどちらかじゃないですか。

 

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例えばエスマッハプロだとスロート内に縦糸が6本入って、3つのでっぱりが出来るので3つ山(6つ穴)のラケット。

でもここの部分に8本のストリングが入る4つ山(8つ穴)のラケットもあるんですよね。

その違いとは何なのか、ラケットにどういう性能をもたらすのか、言われてみれば今まで考えたことも聞いたことも無かった気がする。

違いでまず思い浮かぶのは、縦糸16本のラケットが6つ穴、18本が8つ穴なのが多いなというところ。

縦16本のピュアドライブやプロスタッフなんかはそうじゃないですか。

縦18本のラケットはもう言わずもがな、かな?

ここら辺だけを見ると、ただガットの数の都合上の問題だって思うかもだけど、縦糸16本でも8つ穴のラケットがいくつか見受けられる。

ブレード98、ピュアコントロール、プレステージ、スピード。

これらのフレームは同じシリーズ内18×20と16×19のパターンを持ち、かつコントロール重視のフレーム。
(ピュアコンも昔18×20あったはず…フェイスサイズ小さくなったやつだったけど)

それでもシックスワンなんかは18×20で8つ穴、16×18では6つ穴でしたが。

少なくとも自分はこの話題について全然聞いた事が無く、検索してみてもぺんてぃさんの記事が出るぐらい。
こちら

あと、強いて言うなら昔テニスショップでアルバイト君してた時に、ソフトテニスのラケットで4つ穴、6つ穴なんかで呼んでいたような記憶があります。

現職やホームストリンガーの方は比較的意識しているところかもしれませんね。

ちらっと海外の掲示板も覗いてみたりするとその話題があったり。

あとですね、DAHCORにラケットを依頼した時も、打ち合わせの時に6つ穴と8つ穴についての話題が出たんですよね。

そしてメーカーが急に6つ穴、8つ穴の話題をぶっ込んできたのにはびっくりしましたよ自分。

 

 

昨年末にプリンスが、8つ穴にする事で幅が広めのスロートとなり、フレームを支えているのでしっかりしている、ブレ難い、と。

いやいや、このファントムって3代目ですけど、初代から一貫して8つ穴じゃないですか…

なんで急にそこを動画で説明し出したのか、めっちゃ疑問に思いましたね。

今までファントムシリーズで8つ穴の説明ありました?(見つけた方教えて下さい笑)

狭いコミュニティの中ながらも、6つ穴8つ穴が話題にちらっと上がったのをまさか拾い上げたのだろうか…?まさか…?

また、今年に入ってテクニファイバーも新作ラケットの動画で取り上げだしたじゃないですか。

 

 

テクニのボックスことTF40の最新モデル。

今回16×19を用意するにあたって、18×20と同じ8つ穴にする事で、縦糸同士の間隔を通常よりも狭く、18×20と同等にする事でコントロール性を確保したとの事。

ホームページでの説明ではそんな事、謳っている様子はまるでありませんが…

この6つ山8つ山の違い、最近になって急に説明がちらほらと増え、この2つの動画のラケットもどちらもコントロール系のラケット。

8つ穴にする事によって、

ストリングホールを沢山開ける必要があるからスロートは広くしないといけない、

広いスロートのラケットはフレームが支えられてブレ難い、

ストリングの間隔が密集するからコントロール性が高くなる、

そういう特性があるので、コントロール重視のラケットに多く見られるパターン…

って事なんでしょうかねぇ。

逆に6つ穴のメリットは何だ?って言われると…何でしょうね、ストリングの間隔が広くなるから飛ばし易い、とか?

コントロール系で縦16のラケットだと割と8つ穴が見当たるのですが、ピュアドラ系の厚いラケットで8つ穴のタイプは中々思い浮かびませんね。

メジャーどころだと唯一、かな、Eゾーン98が8つ穴なんですよね。

Eゾーン100は6つ穴なのに。

同じような関係性のピュアドラとそのVS、エスマッハツアーとプロでは、スロートの穴は共に6つ穴。

ヨネックス的には同じシリーズ内のラケットでも、98インチはコントロール重視だとしっかり分けているって事なんでしょうか。

RA値も100が69なら98は64、98ツアーは62だそうで。(旧モデル)

エスマッハプロみたいな、黄金スペックをスマートにしました!ってタイプって飛びとコントロールのバランスが良くていいなと自分は思っていますが、そんな中でもEゾーン98は8つ穴。

ヨネックスのラケットには元よりアイソメトリック形状もありますが、それに加えてボールをしっかり捉える8つ穴があるとなると、エスマッハプロと比べるとよりコントロール性が高く、更に思い切ったプレーに挑んでもラケットが応えてくれそうな気がします。

ラケットの性能を左右する要素は他にも数多くあるので6つ穴8つ穴だけで決まる事では無いですが、ちょっとの差、ちょっとの違いを握るこの部分はラケット選びにおいて無視できないところなのかもなぁと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 07:16 | 9,093件のコメント

トアルソンゴールド・オリジナル

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ハイブリッド専用糸って事でこの前から縦:デビルスピン横:トアルソンゴールド・リアクトで打ってるんですが、予想外にもフィット。

今年はガチでリアクトを使おうかって思っているのですが、リアクトって単張りのみでロールもBOXも売ってないんですってね。え~・・・

という事でコスパ重視の僕はロールのあるオリジナル、イチバンを入手。

あとついでに家にあるスーパーレイザーの125も試そうと思ってまして。

どうせいつでも張り替えられるんで耐久性はあまり重視してないんです、でも値段がねぇ・・・お得な方が良いよねぇ・・・

リアクトはトアルソンゴールドにリアクトファイバーを巻き付けたタイプ、であれば、オリジナルの方と性能はあまり変わらないのでは?

個人的には、モノフィラメントの違いを感じる自信はあまり無い・・・

シンセティックイチバンは側糸が細かくなったタイプで、スーパーレイザーはなんかコーティングがしてあるらしくて・・・

うーん、微妙な差異だけでナイロンのモノフィラメントを、トアルソンゴールドとの違いを感じられるのか。

 

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はい、テンションはいつもの42ポンドでこの土日に使用。

昔単張りで張ったこともあったんですけど、その時はもっさりしてるなあ〜って印象だったのですが、はたしてあれは張ってすぐ打ったのか、しばらく放置してたやつだったのか今となっては曖昧で…

今回打ってみたらミクロスーパーっぽいなって感想。

全然もっさりじゃないじゃん。

弾き感があり、若干の喰い付きの後にスコーンと飛んでいく。

ミクロスーパーだねぇ、これぞモノフィラメントって感じ。

でもリアクトと比べると違いが有り過ぎるのがまた不思議。

リアクトには喰い付きというか撓みがあまり感じられず、打球を飛ばす時の弾きの良さ、爽快感というのもオリジナルより感じなかった。

むしろリアクトを横に入れた時の印象は硬っ!?でしたよ自分。

ポリジナモスより撓み感無くてフィーリング明らかに硬かったもん…

久しぶりにモノフィラメント張ったからってここまで予想と違う打球感になるか!?

って思ったけど、オリジナルの方はまさに自分の思うモノフィラメントの打球感。

この差は何だろう、リアクトは耐久性のあるリアクトファイバーを側糸に入れていますが、それでいてオリジナルより柔らかくなっているとのトアルソン談。

断面図を見ると通常の側糸は単芯なのに対し、リアクトファイバーは細かい繊維を束ねた状態で4箇所の側糸と入れ替えている、

という事は、一部分だけマルチフィラメントになっているからオリジナルより柔らかい、って事なのか。

それでも自分の感じる打球感では硬いリアクトと、撓むオリジナル。

自分的にはオリジナルの方が優しい打球感に感じはしますが、弾きの良さを思うにオリジナルの方が硬質ではあるんだろうなとは思う。

リアクトは一部がマルチなので弾き感が薄れ、打球時に少しボールを受け止めてしまい、弾く前にダイレクトに打球感を感じるのか。

メーカーのスペック上では柔らかさはオリジナルもリアクトも同等の数字で、反発力はオリジナル、耐久性はリアクトという扱い。

弾き感的には確かにオリジナルが勝るという印象ですが、今の所ハイブリッドでのボールの飛びは、自分はリアクトの方が頼りになるなと感じています。

オリジナルだと撓みがある分、力が逃げるようなイメージ。

軽く当てるとスコーンと飛んでいくんですけどねぇ。

速いスイングスピードでナイロンはパワーロスが起きるなと思う中で、リアクトだとまだ結構対応してくれる感じがある。

これがハイブリッド専用糸という訳か?

なのでボールの飛びはリアクト、更に打球感でもしっかりした感じがあるのでリアクト。

スピン性もまあ…リアクトもオリジナルも縦のポリを邪魔する感じはまだしない。

リアクトはがっしりした打球感でポリっぽくかけれるし、オリジナルもそんな使いづらさは感じない。

ナイロンと組ませたら速攻でノッチが出来て縦が動かなくなると思ってましたが全然頑張れているモノフィラメント。

こういうところも今まで気付かなかったなぁ。

マルチだとすぐ食い込むしねぇ。

オリジナルもまあシンプルな感覚で、使えないって程でも無いのですが…今回軍配が上がったのはリアクト。

ロールもBOXも無いけど仕方がない、ナチュラルみたいなもんだと割り切って単張りをストックするか。

この感じだとイチバン127をどう感じるだろうか。

側糸が細かいイチバンは喰い付きを高めたと言うが、オリジナルみたいな抜けるような弾き感だと嫌だなぁ。

それとも硬質さが薄れ、ポリとのハイブリッドでダイレクトなフィーリングに変わるのだろうか。

後はTNT2も気になるところ、反発力が強過ぎるかもしれないけど…

カテゴリー: Toalson, ストリング | 投稿者クレー 07:20 | 84件のコメント

ハイブリッド専用糸

 

YouTubeでトアルソンゴールド・リアクトの紹介動画が出てきましたね。

ハイブリッド専用糸ですって?

リアクトって新製品じゃなくて18年頃に出たストリングで、それに今までそんな扱いされてなかったと思うけど・・・

トアルソンの今年のカタログもウェブサイトから見れるようになったのですが、そちらでも単独でハイブリッド専用糸として書かれてるじゃあないですか。

なんで急にリアクト推しなんでしょ?

 

 

 

 

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という事でポリ×モノフィラメントという組み合わせに懐疑的な僕ですが、家にリアクトがあるじゃないですか。

しかもネットで落としたデモパッケージ・・・せっかくの貴重なコレクション、使うべきかどうするか・・・

 

 

 

 

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まあでも、流れに乗って張ってみるのも一興じゃないですか、って事でストリンギング。

メインにデビルスピン125、クロスにトアルソンゴールドリアクト、テンションはいつもの42ポンド。

トアルソンのロングセラーのモノフィラメントであるトーアゴールドにリアクトファイバーを巻き付けて耐久性を上げたのがトーアゴールド・リアクト。

という事ですが・・・モノフィラメントのハイブリッドってあんま聞かないじゃないですか。

ハイブリッドと言えば基本ポリとナチュラルで、ナチュラルをマルチで代用してって人がいて。

モノフィラメントを使う場合って・・・なんだろなぁ・・・

メーカーの既製品のハイブリッドでモノフィラメントが採用されてる事ってありますよね。

トアルソンはアスタブリッド、ゴーセンにも昔剛戦ってのがあって、確かそれもポリとモノじゃなかったっけ?

今だとG-XXシリーズとやらがあるらしいね。

バボラも・・・プロハリとN.Vyって組み合わせ昔無かった?今はもう無い・・・?

モノとマルチだとモノフィラメントの方が反発力があって耐久性も高い。

マルチだと打球感が柔らかく、物によっては大きく撓んでモノより飛ぶんじゃ?ってのもあると思う。

どちらにせよモノもマルチもポリよりは飛びも柔らかさも補えそうですが、ハイブリッドは基本的にマルチが主流。

なんででしょ?自分がモノフィラメントを選ばない理由は・・・モノよりマルチって先入観なんですかねぇ。

マルチの柔らか過ぎる打球感はそんな得意じゃないのですが、ムゲンリミテッドやライブワイヤーみたいなポリウレタン配合のマルチの反発力がモノフィラメントより勝るだろうってのは思ってます。

 

ではTGリアクトはどうなるか。

前に一度トアルソンゴールドのオリジナルをエスマッハツアーに張って打った事があるのですが・・・その時の感想は反発性いまいち、打球感はややモッサリみたいな感じ?

あんまりモノフィラメント使わないものでして・・・少ししか使わなかったのもあってイマイチ性能を感じ取れてない?

うーん?自分の思うモノフィラメントってやっぱり王道のミクロスーパーの影響が大きいのかな。

ミクロスーパーって他のモノフィラメントと比べるとハリがあると言いますか、しっかりしてません?

他のモノフィラメントってしなやかというか、しなしなしてるのが多いなと・・・

ミクロスーパーだったらもっとしっかり反発しそうなところが、他はあんまり飛ばない?

まあ、そんなにモノフィラメントを数打ってはないのですが・・・

なので、TGリアクトも正直期待してなかったんですよねぇ最初は。

それにデビルスピンと組ませた訳ですから、突起でクロスに喰い付き過ぎてスナップバックできず吹っ飛ぶだろうなって思ってました。

じゃあなんで張ったねん・・・ってのはさておいて(笑)

パワー補いたいなってよくハイブリッド色々試してはポリ×ポリに戻る自分。

最近試したのはクロスにムゲンリミテッド、表面スベスベだし恐らく世のマルチの中でトップじゃないの?って反発力に惹かれて1.25も1.30も試したんだけど、どうしてもデビルスピンが喰い付き過ぎてボールの飛び方がなんかギクシャクしていて、強力な反発力を飼い慣らせず。

そもそもナイロンとデビルスピン組ませるのが駄目ですね(爆)

高粘度ポリエステルによる突起にマルチフィラメントがそうそう耐えられるはずもなく・・・

でも自分はオーバーが恐いのでデビルスピンの引っ掛かりが無いと不安で不安で仕方が無い。

なのでデビルスピンは外せないぞ、それにリアクトファイバーは耐久性を上げる為に加えたそうなので・・・見せてもらいましょうか、その性能。

で、昨日今日と打ちました、でも2日ともめっちゃ強風でしたねぇ!

こういうコンディションだと風に押し戻されるわ逆に乗って飛んでいくわでストリングの性能を把握し難い・・・。

でもその割には良いストローク打てたような気がするなぁ。

まずボールの反発力、いいぞ、バキンッと打ってボールが飛ぶ。

マルチだとグッと掴んでボールが発射される、そういう感覚だと何だか飛び過ぎるなあ、自分のパワーよりガットのパワーの割合が多過ぎる?

そしてスイングの速度を上げていくと撓み過ぎて何だかパワーロス・・・?

それが、TGリアクトはどうも撓みが少ない?

モノフィラメントってポリなんかより全然柔らかいはずなのに撓みが感じない?

打球感がしっかりしていて、それでいてボールの飛びも良い!?

自分のパワーで飛ばす割合が多く、かつ自分が思うよりも飛距離が出る。

モノフィラメントってこんなに撓み無かったかなぁ?ポリと組み合わせてるからかなぁ?

というかいつもの横にポリジナモスの時よりも撓みが少ない気がする・・・。

動画上だとアスタポリ単張りと比べ、クロスにリアクトを入れると飛び、スピン、耐久性、撓みのどれもが上だった・・・

との事だけど、確かにアスタポリとの比較だったらリアクト入りの方が撓みが出るだろうなって思う。

 

次にスピン性能、これも・・・ポリ単張りよりスピンかかるっていうのは無いんじゃないの?って疑ってかかりましたが。

ストリングの表面がスベスベって感じは・・・特に無し、まあ普通かなぁ。

動画によると縦のポリに対してモノフィラメントはそう簡単には潰され難いのでスナップバックは機能する、との事。

マルチだとデビルスピンの突起ですぐに削れて食い込むところを、TGリアクトは・・・今のところ良好、2日程度6時間程度のプレーで食い込んでいる感じはまだ見受けられない。

ポリ×ポリみたいなハードな打球感でスピンをかけられる。

でもちょっと気になるのは・・・撓みが少なめなので引っ掛かる感じが薄い。

ポリジナモスならマイルドに捉えるホールド感があってスピンをかけやすい感があるのですが。

TGリアクトは撓みが少なく、ボールの弾きも早い。

それでも今のところ使い易いと思っているのですが、この弾きの早さが、いざ試合で使ってみてどうなるか・・・

自分の好みは球持ち感のあるストリング、弾きが早いとすぐにボールが飛んでいってしまってコントロールできる自信が無い。

飛びもかなりあるから、ナイロンのパワーを制御できるのかどうか。

ストリングを選ぶ際に「飛びを抑える為にポリ使うな!」「ナイロンで飛び過ぎるのは技術不足!」って言葉をよく聞くなと思いますが、

試合の重要な場面で思い切ったプレーをできるかどうか、それを考えた時に、コントロール性の高いポリではなく反発力が高すぎるナイロンを選ぶ自信は自分には無い。

技術力不足と言われればそれまでだけど、その技術力で試合に臨むのだから、欲しいのは自分で納得できるレベルの飛びとコントロールの両立だなと思う。

なので、今のところ良い感触のデビルスピン×トアルソンゴールドリアクトですが、はたして本番でどう感じるか・・・。

でも飛びとスピンと一緒にコントロール性も良い感じだったんですよ~この土日。

球持ち感ある打球感が好みではありますが、弾きの早いアスタポリを愛用していた時もあるんで、自分の好みはかなり曖昧なんです・・・(笑)

 

なので引き続き試していく所存ですが、TGリアクトが合わなかったら・・・ポリ×ポリに戻る前に他のモノフィラメントも試してみようか。

それにTGリアクト、今調べてみたらロールが用意されてないのも悩みどころ・・・

リアクトより撓み感がありそうなのを探してみるとイチバン127。

側糸が細かいのでノーマルなタイプより柔らかくなるのではないか。

表面のコーティングはどうなのだろう、もしかしたらリアクトは良い方で他のモノは滑り難かったりする?

トアルソンのモノにはスーパーレイザーってストリングもあって、それはスーパーレイザーコーティングなるものをしていて、それは打球感が目的らしいけど触った感じは悪く無さそう・・・

って、昔スネークスピンを試打した時にスーパーレイザー125も張って打ってみた感想が残っているのですが、なんかやたらと飛びもスピンもしっかりした打球感もあって、ホントに格安ガットか?って驚きましたね。

今まで全く気にしてなかったけど、モノフィラメントと意外と相性良いのかもしれない・・・?

 

 

てな訳で今のところレアケース?これからどうなる?なポリ×モノフィラメントのハイブリッドをやってみたのですが、ちょうどこのタイミングで、YouTuberの翔吾さんさんもストリングをモノフィラメントとのハイブリッドにしたとの情報。

縦にトロラインのアブソルート、横にダンロップのシンセティックタフ125。

今まで色々ラケットもストリングも変えながらもポリ×ポリだった翔吾さんがまさかのチョイス。

シンセティックタフって見たところシンプルなモノフィラメントなようだけど、翔吾さんもまた、モノフィラメントのパワーに魅了された様子。

打球感の好み的にも自分とは違って弾く感じが好きなようなので、翔吾さんのセッティングはしばらくモノフィラメントが続きそう?

トアルソンとYouTuberの影響力でモノフィラメントの需要が今年は高まる・・・だろうか?

カテゴリー: Toalson, ストリング | 投稿者クレー 18:51 | 9,089件のコメント