振動止め新時代?イオミックショックレスを徹底レビュー!

 

今秋、突如としてトアルソンから発表された振動止め、イオミック・ショックレス!

皆さんはもうラケットに装着しましたか?

振動止めをこんなにも大々的に発表するのも、または機能性を持たせたというのもこれまた珍しいのですが、

そんな事よりもまず皆さんが衝撃を受けたのはコレが理由でしょう。

のどち○このパクリ?

 

弾道アシスト機能よりもまず、大人気のクェークバスターに瓜二つのこの見た目で世に出して大丈夫なのか!?

という事でお披露目直後はだいぶ悪目立ちって感じだったイオミックショックレスですが、

いざ発売され出すとツイッターで出るわ出るわ、購入報告・・・

千葉のライズさんでも飛ぶように売れてイオミックショック!が起きてるそうで。

(って、今みたらブログ最近更新してない・・・ツイッターでは毎日のようにイオミックショックレス売れてる様子をツイートしてました。)

かくしてあっという間にテニス界にブームを起こし、華々しくデビューを飾ったトアルソンの振動止め。

そしてトアルソンと言えばこの私、当ブログの中毒者の皆様はよくご存知の事でしょう。

皆様おまたせしました、トアルソンファンの私めが遂にイオミックショックレスの魅力を徹底追及していきます!!!!

 

 

 

 

IOSHO

 

目次
1. 振動止め?そもそもどんな役割果たしてるの?
2. 装着・・・10年振りの振動止めTENNIS・LIFEへ
3. 本当に違うの?他のライバル振動止めと徹底対決!!!!
4. まとめ

 

 

 

 

●1.振動止め?そもそもどんな役割果たしてるの?


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・・・ えー、という事で一応購入したんだけど、そもそも自分って振動止め着けるの嫌なんスよね。

打球感がボヤけるのが嫌。

試合の時に感触無いまま勝手にボールが吹っ飛んでアウト…そういうのが嫌だったんで、大学生の頃からもうずっと振動止めは無し。

逆に高校生の頃は振動止めが無いと絶対打てねえよこんなの!って思ってたんですけどねぇ。

試合で勝てなくなると原因を自分の腕でなく道具に押し付けて振動止めを外したのであった(爆)

 

 

 

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当時はEXO3グラファイトにヘキストリーム・ポリプラズマを55ポンド。

今じゃ絶対打てないねぇ。

これで振動止めを外して打つと、あまりものガットの硬さに空洞ボックスフレームのグラファイトがプワァンって震えるんですね。

その振動の多さを受けて、こんなのボールを飛ばせねえよって。

当時は硬く張る=上手い!って価値観だったから、60=硬い、55=真ん中ぐらい?みたいに思ってたから、特段これが硬過ぎる!って印象では無かったけど、今からしたら硬えよこれ。

O3で打球感ボヤけていても硬えだろうセッティング。

2008年〜2010年ぐらいの話だけど、当時は柔らかい飛ぶポリは少なかったし、緩く張って良い風潮もあまり聞かなかったし…

まーきっと硬いポリばかりだったから段々と緩くても意外と良いよ!みたいな流れが生まれて今の風潮になったんですかねぇ。

とにかく、今からしてみてもヘキストリームは硬かった、ので、まずそれを打つ為に自分は振動止めが必要だった。

 

でも大学生になって、自分が勝てないのは振動止めが悪いと思った瞬間から振動止めがなくても平気になった(笑)

当時も55ポンドか52ポンドでまだまだ硬かった。

まあ、かと言って振動止め外してボールが勝手に飛んでいかなくなったかと言われたらそうでもなく、その後も四苦八苦してるのですが。

ともあれそれ以降から振動止めは手に伝わる情報が少なくなるからと使ってませんでした。

とゆー訳で振動止めはぶっちゃけいらん!(笑)

でも振動止めってゆう買い易い値段の物なんで気軽に買えはするんスけどねぇ。

そう値段、発売直後からのこのブーム感は、今までに無かった性能推しという点ももちろんですが、いちいち張り替える必要のあるガットや贅沢品たるラケットと比べて断然買い易い!

だからこんなにも購入報告が出ているのかなぁと。

興味を惹くアイテムで、かつ買い易いって事で。

振動止めとしてはかなり高い金額ではあるんだけどね。

 

という事でトアルソンファンとしては一応は試しておこうって僕も思った次第ですの。

そんな僕みたいなアンチ振動止めの方々も半々ぐらいはいるんじゃないでしょうか、そんな方向けにトアルソン営業のteraさんはこんな着け方をツイッターで提案してました。

 

 

 

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振動止めをクロスに接触させずに装着、ノンタッチフィッティングにする事で手に伝わる感触を残すという方法…

あ、この文面よくよく見返してみるとラケットのヨーク側に密着させるっていうのが正しい意図ですね。

自分はクロスにもフレームにも干渉させない着け方をやっちゃってました。

言われてみると、振動止めってクロスに密着させるのが当たり前に思ってましたが、こういう手法もあるのか、というか良いのか?

って思って探ってみると、気付いたのがテクニファイバー。

テクニファイバーの振動止めに小さいタイプってあるじゃないですか?

 

 

 

 

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ちょっとこの写真だと見にくいですけど、こういうタイプ。

バグダティス、メドベージェフ、イガ・シフォンティク…

テクニ契約のプロがこぞって使ってるこの振動止め、気付いたのですがみんなクロスストリングに干渉させてない。

いや、干渉できないタイプなんですね、この振動止め。

 

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プリンスの似たタイプだとクロスストリング用のスリットがあるのですが、テクニのは無いので干渉できる部分がメイン2本のみになる。

こうなるとどうなるかと言うと、ストリングに接触してる箇所が少ないから、普通の振動止めと比べて感じる振動は増えるって事ですよね。

これは他の振動止めと明確に異なる点。

振動止めを着けるべきか着けないべきかでいうと完全に個人の好みで、プロ選手を見ても半々って感じ。

しかし共通してるのはプロが着けてるのは基本的にコンパクトなタイプ。

縦2本と横1本に干渉するタイプで、大型の振動止めを使ってる人はあまり見ない印象。

となると、バシバシ打つ人には振動が消え過ぎるのは敬遠される傾向なのかも?

でもでも、その一方でグリップ部に搭載するフラックスって、最近日本人のプロでも使用者増えてるって聞くし、結局振動はあるべきなのか消すべきなのか・・・?

 

 

 

とまーとりま10年ぶり振動止めのインプレとなりますが、振動止めへの先入観としては打球感がマイルドというかボヤけるという事、打球感が減って勝手にボールが飛び出すという事。

でもその感覚は10年前の物で、当時のセッティングはボックスフレームのEXO3グラファイト、ストリングパターン16×18に55ポンド。

ストリングはポリプラズマ・ヘキストリーム1.25mm。

そして今使ってるのは18×20に36ポンドのラウンド形状、ストリングはデビルスピン1.25mm。

何から何まで条件は変わっている。

精々ストリングはポリポリ多角形で硬めってぐらいしか近い点が無い。

しっかし今更だけど振動止め着けるのが嫌ならO3の時点で打球感ボヤけてただろ!とか、

振動止め嫌いがO3時代の話なら、何だったら今普通のグロメットで18×20ならむしろ振動止め合うんじゃないか、とか、

色々ツッコミどころ満載ですけど・・・まあそういう日もありますよ!

 

ファーストインプレッションとしては、やはりまず打球音からして違和感出るよね、振動止め着けると。

鈍い音、でも振動止めってこんな音だったかなあ、ボゴンって。

そして昔の記憶だと、打球音が消音されてガットとボールの感触も柔らかくなるというか、曖昧に…かと思いきや、思ったよりボールに触れる、捉える感覚がある。

振動止めってこういう感覚だったかなあ?

真面目に使ったの10年振りだから分からないぞぉ(頓挫)

だからイオミックショックレスが普通のと違うかどうか最初は自信が持てず。

でもボゴンッて打球音としっかり捉えられる感覚は、なんだかボールを叩く際に丁度良い心地。

流石にタッチの感覚は振動止めらしく鈍さは出ますが。

そしてツイッターでも言われてたのが、ボールが持ち上がり難い。

それを確かに自分も感じ取れました。

どうしてだ?ガットが振動止めに抑えられてるから?

 

 

 

 

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でも自分、従来の振動止めを使ってる時に感じるのは、ガットが抑えられて飛ばないというよりも逆に飛ばし易くなるって感じなんですよね。

てな訳で普通の振動止めも用意してプレーしてみると、パコーンと軽快な音を鳴らして簡単にボールが飛んでいくじゃないですか。

硬い打球感に邪魔される事無くラケットを振れる。

そうそう、普通の振動止めってこんな感じだったなそう言えば。

振動止め無しだとバイーンってラケットもガットも震えて、着けるとそれが無くなる。

高校生の頃の55ポンドはまさにバイーン感がビリビリ来てとても振り抜けるものじゃあなかった。

しかしまあパコーンという音は聞き心地が良い。

もっと鈍いものかと思ってたら。

思ったより打球感が手に残る。

軽く手から離れるような感覚ではあるものの。

これは、あれだ、着けていた記憶がO3の時だからだ。

今のラケットは18×20の密なパターン、撓みやスナップバックは少なく、硬く感じるスペック。

元より飛ばし難いラケット、振動止め着けて飛ばし易くなるなら着けても良いかも…?

いやでも、このフツーの振動止てはパコーンだけど、イオミックショックレスはこんな軽快じゃないぞ。

ボゴンッ、重い音でボールを割りかししっかり捉える感覚。

どちらも打球感にマイルドさが出るところまでは共通するものの、音とボールの飛び出し方で大きく印象が異なる。

なんだろこれ、打球音で先入観を持っちゃってる?

でもイオミックショックレスの弾道アシスト、これは持ち上がり難い感覚で暴発し難い、音の錯覚だけでできる事じゃあないんじゃないか、流石に?

中の2つの突起はどう働いてるのだろうか。

あ、そう言えばパッケージに書いてあったっけ。

縦の突起で振動カット、横の突起でブレを抑制、だって。

面ブレかぁ、どうだろうか、でも早く弾き過ぎない、捉えた感覚の残る打球感はブレ抑制に貢献してるのでは。

じゃあボールの持ち上がり難さはどこから…?

この持ち上がり難さは、ゲームで使っていてちょっと競った展開になると、まだ慣れていない段階だと、弾道アシストとはいえつい外していつものセッティングにしてしまう。

持ち上がり難くてすぐには適応できないかな〜

ってぐらいには違いと効果を感じた。

あと、上の方で話した、クロスストリングに着けないやり方、自分は中途半端に浮かせちゃってましたが、それでも試してみましたが…

ボゴンッて感覚が減って、打球情報は増えた感じですが、アンチ振動止めの自分としては、普通に着けた方が好みですかねぇ(謎)

ボゴンッて叩ける感覚はイオミックショックレスの醍醐味じゃないかなも思います。

teraさんの本来の推奨のフレームに密着させるやり方は…次の土日にでも試しましょうかねえ。

 

 

たかが振動止めと言えど、こんなにも話題になったのにはびっくりしましたが。

興味を沸かせる謳い文句に買い求め易い値段、そして他と比べて確かな違いを見るに、しばらくはイオミックショックは続きそうです。

唯一気がかりな事と言えば…

クェークバスターみたいに不名誉なあだ名を付けられないかどうか、ですかねぇ(爆)

でもその方が返って定着するのか?

自分も一体いつからのどち○こ呼ばわりしていたのか…人数の少ない部活だったのに高校生の頃からもうそう呼んでた気がするぞ、どっから流行したんだ???

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 07:48 | 7,060件のコメント

久々楽天

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皆お疲れ様です、クレーです。

まー行くよね、楽天オープン。

DAY4、2回戦行ってきましたよ。

何時から入れるんだっけな~と思いながら9:15ぐらいに着いたら入場列まだ1人しか並んでなかったので2人目を貰いました(はい・・・?)

 

 

 

 

 

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で、今年の楽天なんですけどね~なんとトアルソンさんが出店してなかったんですよ!!

僕の楽天の楽しみの半分はトアルソンなんですよ、なのでショックでしたねぇ。

あと、いつもだと広場で出店してたのが今年は工事中だったのでこういうスペース。

あとはFILAが写真の裏側、バボラ・テクニ・ラロッソが2階の廊下に出店。

有名どころだとゴーセンやプリンスも今回は出店無し。

スペースの問題か、それとも他の何かあったのか・・・

 

 

 

 

 

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それでですねぇ!今回の僕の席はこちら!!!!!!!!!!

プレミアムシートなんですよぉ!へっへっへ!

ふふふ・・・あーっはっはっはっは!!!!!!!!!!!!!!

 

でもですねぇ、1番前がいいな~って思ってたんですけど当たったのは3列目。

てか、よく見直したら1日券の抽選の場合、プレミアムシートは3列目か4列目しか当たらないんですね。

1列目か2列目かで見たい場合は4席7日間セット(100万円)、または1席7日間セット(25万円)のパッケージシートじゃないと駄目みたいです。

なので最前列で世界のテニスを満喫したい人は7日間常に楽天オープンに張り付きましょう。

いや、1列目2列目で見てる人って一体何者なのか、老若男女問わずいらっしゃるし。

ガチで7日間入り浸ってるテニス貴族?さすがに会社で買ってる系?

もしくはロイヤルシートに招待されるしかねぇな、あーなりてぇなぁ、テニス貴族!

 

 

知っての通り4日目のスケジュールはティアフォー対ミラージェス、エバンス対ケツマノビッチ、キリオス対マイクジャク、シャポ対野口、フリッツ対守屋・・・

途中でコリッチ対ブランドン・ナカシマの試合がコロシアムに編入されて計6試合。

毎回毎回強い選手が来ないって言われる楽天ですが、何だかんだで大会が始まってみると中々の面子だと思いますよ。

ベスト4ぐらいまで来ると何だかんだで名プレーヤーばかりになるし。

 

・ ティアフォー対ミラージェス

やっぱりダニエル太郎見たかったけど、ダニエルに勝ったミラージェスのハイライトを見ると気合十分なプレーと雄叫びで気になっていました。

実際の試合もガッツがあって格好良い。

フォアはウインドミルでバコって、バックも厚い当たりのストローク。

無理矢理打ちにいってるような、でも気迫で押し込むような、そんなスタイルが良い・・・

そうです、自分は攻撃的で雄叫びを上げるバコラーばっかが好きなんです・・・。

でもティアフォー、全米ベスト4の20位台のトップ選手は底が知れずあっさりと第1セット6-1。

ティアフォー見るの2回目なんですけど、前見た時もなんか思ったより迫力あるプレーじゃないな~と思いながらも勝ち上がってる。

強打でシバく訳ではなく、かといってディフェンス的とも言い難く?

気合たっぷりのミラージェスに比べてなんかヌルヌルとゲームを取るティアフォー。

しかも第2セットの競った終盤にいきなりペースを上げてハイテンポのストローク、ヤバいプレーを見せ付ける。

うーん、中々フルパワーを見せてくれないな。

でもサーブ、ストロークで圧倒しようとするティアフォーに必死に喰らい付くミラージェスは、うーん、やはり格好良い。

 

・エバンス対ケツマノビッチ

シード選手のエバンス対、西岡を破ったケツマノビッチ。

いや~ソウルオープン優勝の絶好調な西岡の大活躍を見たかったけど負けちゃったし、エバンスはシードだけど西岡に6連敗ってどうなの・・・?って思ってた試合。

でもエバンスのプレー見たら華麗でこれもまた格好良い!

ネットでの聞きかじりの知識だとスライスが上手い・・・ぐらいしか知らなかったんだけど、フォアのストローク、シングルバックハンド、そして積極的なネットプレー!満遍なく華麗で上手い!

スライスもスー・・・って浮いていくから、当たりさえすれば相手のコートに届く、これが便利。

そしてケツマノビッチの股抜き!マッチポイントからの股抜きでの逆転!

正直これの前のリターンもヤケになったような強打ばっかだったんですけど、それがハマって、そして最後になろうポイントが股抜きですよ?

クレイジーだよね、予想だにしない大逆転劇をこの目で見る、これが現地観戦の醍醐味だよ。

25位と33位、ランク的でも近い者同士でとんでもないクオリティの試合・・・

この日ティアフォー、キリオス、シャポバロフみたいな華やかなビッグネームを目当てに来た人でもこの試合がベストゲームだって言うでしょうこれは!

 

・キリオス対マイクシャク

キリオスを見るのはこれで3度目、見過ぎかなぁ?でも何度も見ちゃう、だってキリオスだよ?

それも最初に見たモンフィス戦から時は経ち、今や全豪ダブルス優勝、全英シングルス準優勝の正真正銘のトップ選手。

今年のキリオスはやる気満々キリオス。

昔はGS優勝できずに終わるのかな・・・って思ってたけど、もうシングルス優勝も秒読みでしょうこれは。

って思ってたけど、何だか試合は出だし低調で3-6で落として。

1ポイント1ポイントの間隔がとにかく短い、てか1プレーも短い・・・これといったラリーが無く数球で終わってしまう。

1セット目はあっさり落とし、2セット目からサーブが入り出して6-2、6-2。

キリオスのサーブが強過ぎてろくに返ってこないし、ストロークもぶっ放してすぐ終わる。

マイクシャクはポーランドのエースだけど120位台、キリオスの圧に負けずに1セット目しっかりチャンスを活かせたんですけど、キリオスがエグい・・・。

そのうちBIG4みたいにキリオスとマトモに戦える選手が珍しくなってくるんじゃないだろうか。

 

 

 

 

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・・・で、3試合を消化してデイセッションが終了し、一度全員が退場。

18時からナイトセッションが開始・・・したのですが。

今回チケットはデイセッションはプレミアムシートが当たったんですけど、ナイトの方はハズレ。

なので仕方なくSS席を一般販売で購入。

プレミアムシートを離れ、CE席でもなくこの位置・・・

ナイト買うの迷ってたんで一般販売の開始時間にちょっと遅れちゃって、慌てて買おうとしたらCE席が売り切れておりまして。

でも結局その後のリセール見たらCE席とか出ていたんで、慌てずに粘ってれば良かったかのう・・・

自分、この位置の席はラリーが見づらくて苦手・・・後ろからが好きですねぇ。

なんならデイとナイトが分かれたおかげで、せっかくプレミアムシート当たったのに途中で離席でなんだかガッカリ・・・。

まー2部制になったから片方だけでも良い席当たり易くなったとも言えるんでしょうけど。

デイもナイトも両方最前列で観戦したい人は7日間セットのパッケージシートを買うしかないって事ですね。

そんなショックの中、チョリッチ対ナカシマは・・・厳ついラリー戦が続いてたなあって印象で、

シャポバロフ対野口の頃には少し立ち直って野口君を応援。

どうすれば日本のテニスは世界の魑魅魍魎達に対抗できるんだろうな、あの手この手で奮戦してたけど、シャポのサーブもストロークも強烈過ぎる。

もしかして外人プロの強打って、日本人には抑える手段が無い・・・?

第1セットを見たところで明日会社あるので退却、20時過ぎだったかな。

シャポ対野口の後にはフリッツ対守屋が控えていたんだけど、見届けたかったんだけど仕事あるし・・・

しかもフリッツ対守屋はめっちゃ熱戦だったらしいじゃないですか、見たかったなぁジャイアントキリング寸前の戦い・・・見るべきだった・・・。

守屋さんの試合が終わったのが23時だったらしいですね、僕がちょうど家でお布団に入った時間でした(爆)

23時まで有明いたら絶対翌日の仕事出れないのでしょうがなかったのだ :34 怖~い:

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:50 | 16件のコメント

(no title)

ようやく開催ですねぇ!楽天オープン!

昨年、一昨年は置いとくとして、何年も不満だったのが参加選手にBIG4がいなかったり、上位層が少なかったり・・・ってところでしたが、今年は良い感じではないでしょーか。

まー今年もトップ10は3人、10位台はフリッツ1人で、ズベレフは怪我が厳しそうなので結局トップ層は例年並みな雰囲気ですけどね、

キリオス!それにティアフォーですね、USオープンのベスト4がルード含めて3人もいるんですから、ランクに左右されないスター選手がいて華やかですよねぇ今回!

シャポも華やかで良いですよね~そうです、攻撃的なプレーが見られたらそれで満足な感じですね自分(爆)

そして錦織圭!

出てきてくれるか分からないですが、怪我から回復すればまたトップ10相当のテニスを魅せてくれるんじゃないですか?

衰えたとかもう優勝無理だとか思われてるだろうけど、はたしてどうかな?

WCは1枠残ってるけど誰に出るんでしょ、ズベレフ辞退になってもそれに代わるビッグネームは呼ばないだろうけど・・・

いつもの流れだと日本人だろうな、望月君?それともまさかの坂本君?

同じタイミングで開催の500大会のガサフスタンだと、アルカラス、メドベ、チチパス、ルブレフ、シナー、アリシアム、

チリッチ、ディミ、ムゼッティ、モンフィス・・・達はまず絶対WCでもありえないとして・・・。

えー、カザフスタンの方が予選を見ても40位台から始まってるし、やっぱデカいよ~格差(苦笑)

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 19:49 | 961件のコメント

アガシ張りフェデラー張り

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使うガットは縦横デビルスピンで決めています。

それはそれとして買ったままずっと放置しているパシフィックのタフガットをそろそろ消費しようかなと思い、それと、ボールの飛びはいつでも欲しいです、なのでフェデラー張りしようかなと!

で、縦を張ったら上の状況。

縦の最後の2本、左側はまーちょびっと出てますけど、右側はもう足りてない・・・

最初張る時に左右の長さを均等にしてなかったと言えばしてなかったんですけど、でもこれちゃんとしたとしても最後引っ張るのもノット結ぶのも結局ムズいでしょ、この短さ。

何でだ!?タフガットのハーフパックは6m、別に短い訳でもないんですけど・・・

このラケットは縦18本だから一応ストリングの長さは必要なんだけど、じゃあなんスか、世の中の縦18本のラケットはハーフガットで皆長さ足らなくなるんスかってなるし。

こんな経験、自分は今まで無かったので恐らくこれはラケットの縦糸が余程センターに集中していて長さが普通のより必要になっているのだろう、たぶん・・・

 

 

 

 

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という事で高価なナチュラルガットを縦18本で張れない事が分かりました~

諦めて・・・縦16本として張りましたぁ・・・。

縦の残りの2本は横のポリを使って張ってしまう、いわゆるアガシ張りというものをするしかないなと。

噂で聞いた事はあるものの張った事も見た事も一度も無いですねぇ、アガシ張り。

18×20でしかもオーバーサイズを使っていたからガットが足りなくなって生まれた・・・という話、自分がする事は無いだろって思ってたのに、まさかこんな事態になるなんて。

予想してなかったのでまあ必死で張る方法を考えて考えて・・・

で、よく考えたらこのラケットは、縦糸は本来だと面の下の方でノットを2個結ぶ形になります。

そして横糸は上に1個、下に1個ノットを結んで、2本張りの場合ラケットには合計4つのノットが作られるじゃないですか。

ラケットの張り方的に、ノットを作る場所は必ず決まっているんでメーカーも普通のストリングホールとノット作る用に大きめにしたストリングホール、わざわざ分けて用意している訳ですね。

なので・・・このラケットはフェイスの上側には2か所にしかノット用のホールが用意されてないです。

これから横糸を張ります、上側に必ず横糸のノットを作って留めなければいけません、ノット作れそうな大きいホールが残ってません・・・

詰んだか・・・?

だってアガシ張りなんて想定されてないもの・・・そっスよね・・・

 

 

 

 

 

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(希望を信じて無理矢理ストリングホールを拡げようとする図。)

 

 

 

 

 

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そーゆー訳で悪戦苦闘して生み出されたアガシ張りがコチラ。

縦ナチュラルだからフェデラー張りだしアガシ張りだし、みたいな・・・。

どうなんだ?これ、縦2本にポリが混じるってなると打球感変わってくるんじゃないの?抑える感じが強くなったりしない?

今日打ってきたけど、先入観もあるか?ちょっとスイートスポット狭められてる?

縦タフガット16L、横デビルスピン125の36ポンド。

縦横デビルスピンはしっかりした打ち応えがあるけど、個人的にはどうしてもパワーは欲しいところ、なので横は残して打ち応えを出し、フェデラー張りでボールの伸びを出そう、ってのが狙いなんだけど。

このラケットでのフェデラー張りのフィーリングは・・・?なんだか思ったよりも縦ナチュラルの主張が強くて、ナチュラルだけでボールを飛ばしている感覚。

個人的にはフェデラー張りだとナチュラルの性能は撓んで飛ばす飛びというよりスナップバックの伸びの方で働いてくれると思ってたんだけど、なんかこの感覚は伸びじゃなくて飛びだ。

なんだこれは、密なストリングパターンが影響してるのか?他のラケットでフェデ張り試した時よりも反発感、吹っ飛び感が出ていて、今の自分だと扱い辛いな。

ちょっと反発の仕方に違和感があるのと、あとやはり、フェデ張り使う時にいつも自分が不満に思うのがスイートスポットの狭さ、芯を外した時のガットの動き?

縦横の撓みが合わず不協和音のような打球感と、勝手に飛んでいくボール・・・

これが嫌で自分は昔からフェデラー張りはイマイチだと思ってたんですよ~

 

えっ?じゃあ何でイマイチだと思ってるフェデラー張りをまた試してるんですかって?

うーん・・・ロマンか?(笑)

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 22:07 | 47件のコメント

(no title)

最近のテニス。

 

地元の団体戦。

コロナでしばらく延期になっていたのがついに開催、前回は優勝だったので連覇に貢献したいと思いながら6-1、2-6。

特に決勝で2-6、せっかく私のニューウェポンたるDAHCORと共に華々しく優勝を自分の手で決めたかったんだけど見事に惨敗。

ネットプレーがいつもにも増して及び腰だし、じゃあ自信のあるラリーは?と言うと序盤に余計な事をし過ぎたし。

今年は、というかいつもの事ではあるんだけども個人戦からして1、2回戦負けで、市民大会で唯一優勝経験があるのが団体戦だから是非とも勝ちたいと思っていたんだけど、苦しいプレーが続く・・・。

 

と言いつつも、DAHCORが届いてからオフ中心でシングルス増やしてやってってるけど、アジャスト具合は上々、むしろ予想を超えてきていると感じる。

いつもの事だけども特に今年は自分の動きが悪い。

身体が思った通りに動かない、毎週やってるのにねぇ。

強いて言うなら昨年からひたすらダブルス中心でやってきて、市民大会では弟様のお力を借りて今度こそ入賞しようと思っていたところ、弟はもうやんないって言ったので春はダブルス不参加、で、いざシングルスをやってみると感覚が変で・・・

今も随分とサボった動きが目立つんだけど、このラケットだと中々、しぶとくなってきている気がする。

コントロール性の高さに助けられているか。

ただし、危惧していた部分ではあるけどボールの飛びには四苦八苦。

RA60と18×20のストリングパターンは当然飛ばない、だから24mmのフレーム厚と27.5インチの長ラケ化をお願いしたんだけど、

縦デビルスピン・横ポリジナモスの38ポンドから始まり、34ポンドも試してみるも、横ジナモスの柔らか過ぎる抜け感?があってどうもボールが飛ばない。

他のラケットだと42ポンドでボヨンと撓んで反発力を出せるのが、18×20の密度のせいか、フレームが柔らか過ぎるせいか、撓みと反発もあまり感じられない。

ラケット届いてから今更そんな事言う?って感じだけども。

自分で決めたスペックなのにこうなる結果を読めなかったとは・・・。

あと横バイオロジックXX127も試してみたのですが、スナップバック感の無い詰まった打感はそのまま、でも僅かに食い付いてビュンッとボールが発射される。

マルチの食い付き感、反発感。

でも縦糸の硬さに阻まれて上手くリンクしてないようで、ただボールが無回転で飛ばされるような感覚。

自慢のサラサラコーティングも18×20でデビルスピンと組まされてはガット自体を押さえ付けられてまいちな様子。

トアルソンはそういう点を見越してモノフィラメントのトアルソンゴールド・リアクトを、硬いポリに潰され難いハイブリッド専用糸として売り出しているので、モノフィラメントも試してみたいと思うところですが。

今のところ、縦横デビルスピン単張りで決まりかなと思っています。

ポリジナモスが柔らか過ぎてパワーロスを感じたので、硬めの方が相性良いかな?

なので久しぶりに縦横デビルスピン。

何で今まで単張りにしなかったのか?と聞かれると、なんでだぁ・・・?

確か、TX220P買った頃にプロフォーカスが発売されたから、それを試したいのもあってそこからデビルスピンメインのハイブリッドばかりに・・・。

しかしデビルスピン、昔はグニャっと掴んで飛ばせると思ってたけど他の反発系のポリと比べると硬いから、そこまで飛び抜けた反発力じゃないな~と言う感じでポリジナモスと組ませてましたが。

柔らかいフレームに硬いデビルスピン、これだとしっかりボールを捉える感覚があるのでパワーを伝え易い、気がする。

ポリジナモスは大体のラケットで合うと思っていたのですが・・・合わないと感じたのはこれ以外だと、EXO3グラファイト。

O3ポートだとマイルドになり過ぎて、やはりこちらでもポリジナモスの反発力を感じられなかった。

なんでもかんでもマイルドになるEXO3だとストリング選びが他のラケットと変わってくる、それがここでも来てしまったか。

DAHCORラケットに振り回されつつもデビルスピン単張りでストリングは固定か。

マルチ張ったりヘッドに錘貼ってスイングウエイト上げる作戦とかもしてみたけど、これが今のところ良い。

これでもっとパワーが欲しいな~ピュアドラ並みにぃ~なんて言い出すと、あとはナチュラルとのハイブリッド・・・XXであの様だったけど、18×20で機能してくれるかねぇ。

パシフィックのタフガットを未だに余らせて放置してるからそろそろ消費しなくていいのか?というかナチュラルって賞味期限あったりしない?と最近思う。

最近ですね、昔買ったトーナのまとめ買いしたやつを久しぶりに使ってみようとしたら、元々耐久性無いとはいえ、記憶以上に一瞬でボロボロに・・・

これ耐久性の問題じゃないね、グリップテープって寿命あるのね(今更)

まとめ買いしたのに別の種類買って使い出すからこんな事になるんですねぇ~

グリップテープに限らずガットもロールも、あっ、ラケットもいつもそんな感じで買ってますねぇ・・・(爆)

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 17:20 | 7,715件のコメント

DAHCORでオーダーメイドラケット ③到着!

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DAHCORにラケットを注文したのが去年のちょうど8月で、最後に触れたのも1月ぐらいなんで殆どの人は忘れてると思いますが(笑)

ついに我が家に襲来!オーダーメイドラケット。

そんな話知らねーよ!って人の為におさらいしますと、

DAHCORという新興ブランドがありましてそこでは好きなデザインのラケットを作れるのが話題になったのですが、よくよくページを見てたらスペックとかも自由に決めれるサービスもあるじゃないですか。

なので勢いで注文しちゃった話が昨年の話ね。

ラケットの要望を出して、すり合わせに時間がかかりつつも次のステップでデザインの打ち合わせをしたのが11月

そっから後は完成を待つだけ…って待っていたものの春が過ぎ、季節は巡り夏となり…

その間DAHCORの公式サイトはcloseしたり、謎のカウントダウンが始まったり、今現在もラケットの注文はできない状態。

まー色々あったってわけですね。

なので僕のラケットも色々色々とあって、ついに完成して、発送されてきたって訳です。

まあここまで時間がかかったって何があったねん!って思う人もいるかもですけど。

 

 

 

 

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去年からブログ見てた人の中には君なんか写真と違わない!?って思う人もいると思いますけど。

 

 

 

 

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この前の投稿も誰だお前は!!って写ってるラケットが気になる人もいるでしょうけど。

 

 

まーともかく色々ありましたがついに!

自分の欲望のままに再現してもらったオリジナルラケットの登場です!

反発重視の24mm厚ラウンド形状、かつ18×20のコントロール重視のストリングパターン…

更にはRA値を60にしてもらい撓りを要望。

そんでもって27.5インチの長ラケ化でパワーを補い…

パワーが欲しいけどコントロールも欲しい、なのでなんでもかんでもぶっこんでもらったハイバランスモデル!

重量やバランスは近年使っていたグリンタ98やエスマッハプロのセッティングに合わせて320g、バランスポイント300mm。

でも注文した後に気付いたんだけど、グリンタ98もエスマッハプロもバランスポイントは300mmじゃなかったような・・・

この2本もラケットマイスターやライズテニスサービスに自分で注文したはずなのにろくにスペック覚えてなかったという・・・

自分のスペックは基本的にトップライト。

トップヘビーだとなんかすっぽ抜けそうだし・・・というか昔すっぽ抜けたのよ、EXO3グラファイトと初代type-Jを大学1年の合宿の時に、手汗で滑って2本ともサーブで破壊・・・

それ以来グリップはドライ、ラケットの鉛はヘッドではなくスロートとかグリップに貼るようになったんですね、19歳の夏・・・。

24mm厚のラケットを18×20のストリングパターン、そしてRA値60は、自分のイメージとしては同じく24mm厚のエスマッハプロに近く、しかしよりコントロール重視。

エスマッハプロは黄金スペックを薄く小さくして飛びとコントロールのバランスが良いんですけど、そこからよりボールを暴れさせず、より柔らかくして球持ち感を。

ボールの飛びが欲しくてエスマッハツアーやエスマッハプロを使ったけど、個人的な好みとしては薄いボックスフレームの方が好きですかねぇ。

そんな気があるからか、結局飛びかコントロールかで言われるとどうしてもコントロールを選んでしまう・・・。

でもこれだとコントロール重視の要素が多過ぎてボール飛ばないんじゃない?と思ったので27.5インチで長ラケ化。

昔グラファイトのプロストックで長ラケを使ってましたが、結局それも27インチにしちゃったなぁ。

その時は長さというか重さによる操作性をどうにかしたくて短くしたんだけど、ちゃんと長ラケに適応できるかは自分としては未知数、さあどうなるか。

 

 

 

 

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さて、明らかに以前の案とちげーじゃねーか!ってデザインなんですけど、まあ色々ありましてね

この上の案の段階では引きで見ると、ベースはネイビーでヘッド部にかけて緑色、翡翠色にグラデーションがかかる形で依頼していました。

ちなみに画像のフレーム形状については案の段階なのでサンプル。

 

 

 

 

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で、実際に塗装してもらうとこのカラー。

明らかに前段階と違う水色ですが、DAHCOR側としてはこれが実際のカラーとの事。

あれですね、恐らくは青系から緑系にグラデーションするにはこれしかなかった、とか?

まあしかし塗装してしまったらもう後の祭り、自分としては早く欲しかったので疑問は呈しつつもコレを受け入れるしかなかったといいますか。

まあでもサイド部分にネイビーが残ってるし、当初の案だとシンプルだったデザインに水色が加わってアクセントが付いて、これはこれで明るくて良いんじゃないでしょうか。

ただ、皆さんが頼む際はよくDAHCORと打ち合わせした方が良いですね。

 

 

 

 

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てな訳でストリンギングし、3回ほどプレー。

一日目は縦デビルスピン125、横ポリジナモス125を38ポンド。

エスマッハツアーやエスマッハプロ、グリンタ98でもずっとこのセッティング。

だったんだけど、エスマシリーズでは42ポンド、グリンタ98では40ポンドだったのを今回は38。

ストリングの緩い撓みでボールを飛ばしたいんだけど、グリンタは反発力が低いので2ポンド落とし、このDAHCORは18×20だから更に落として38。

自分はあんまし1820を使った事無いので38でも飛ばなさそうだけど、とりあえず。

ポリジナモスは緩く張るとボヨンと吹っ飛んでくれるのを、縦のデビルスピンの突起と硬さで抑えて、丁度良い感じにする・・・のが狙いの組み合わせ。

これで反発力足りなければ横をバイオロジックXXかTNT2、マルチかモノフィラメントで補うか、でもマルチは喰い付き過ぎてバコる時のボール飛ばない感じがどうも前々から合わず・・・

色々試してはデビルスピン×ポリジナモスに戻っちゃうので、まあ今回もこれがスタートライン。

 

使用1日目。

フィーリングに変な違和感は無い、ちゃんと使える事を確認。

RA値60の通り、硬さを感じさせないフェイス部のフィーリング・・・でもそれって38ポンドで張ったからじゃないの?って気もしなくなもないが(笑)

ポリジナモスってかなーりやわらかいし。

そういうところもあってか打球感に関しては18×20のハードさというのは無かった。

ボールの飛びが相応なので、そこを含めるとやっぱり18×20だなって思うところはあるものの。

反発力は・・・24mm厚のラウンド形状とはいえ、柔らかいRAと詰まったストリングパターンといった要素が重なれば、当然抑えられたものにはなる。

高い打点がネットに沈み、スライスが浮かび上がらずこれまたネット、分かってはいたもののアシストがもう一押し足りないか。

でもこれは想定の範囲内。

そういうスペックで作ってもらったんだからね。

もう一押しが足りない、でも軽く打ってもある程度の飛びは出る。

ボックスフレームよりかは良い方でしょ。

ただ、力強いボールの打ち易さで言ったらエスマッハプロの方が楽だったかなぁ。

それでも大事なところで欲しくなるのはコントロール性の方だと自分は思う。

後は足りないパワーはストリングで補うべきか。

それかもう一つの手段として考えているのがスイングウエイトの増加。

ラケットの重さは320g、バランスポイント300mmで操作性を重視しているのですが、そういうバランスって手元にかなりの重さを感じるかなと思っていたところ、DAHCORのラケットにはそれを感じない。

手元への極端な重さは無く、それじゃあ重さはどこにいったの?って感じに軽い?

もしや重さちゃんと作られてない?って思って手元の秤で測ってみるも(ストリンギング済みだけど)

やっぱりちゃんと相応の重さ。どうなってる?

DAHCORをレビューしているTennisNerdの記事も見ると、やはりこっちでもスイングウエイトの割に難なく振れるみたいな記載がある。

自分のラケットのスイングウエイトがいくつかは指定していないので不明ですけど・・・

ともかく、この不思議な操作性はどうやったのか分かりませんが、320gながらまだ加重できる余地を感じる。

ラケットの飛びって、ストリングパターン、RA値、フレームの厚さに、重さ、長さ、スイングウエイトって色んな要素が関わってくる。

重さ、長さ、スイングウエイトはただ重く長くすれば良いのではなく自分で扱える範囲内じゃないと碌に打てもしないので判断が難しいところ。

 

この飛びの部分を補うべく、あと1820のスイートスポットのシビアさ改善の為、2日目は横にバイオロジックXX128を入れたのを用意してプレー。

今までだとライブワイヤーやムゲンリミテッドを試してみたりしていたけど、どちらも反発力が強過ぎて、縦のデビルスピンもそのパワーを抑え切れず、横糸のみの力でボールが飛ばされていく。

縦横が不協和音起こしているような感覚・・・縦ポリ横マルチってハイブリッドとしては王道な組み合わせではあると思うのですが、多角形ポリが食い込み過ぎてマズいのか。

バイオロジックXXならライブワイヤーより反発力抑え目だろうし、滑り易い表面だしなんとかなるのでは?と期待を込めて。

打ってみると、18×20の密度では厳しいか、軽いタッチでのボールは伸びるようになるけどハードヒット時がやはり喰い付きが出過ぎる。

パワーの出方もコントロールが難しく、今度はボールが飛び過ぎるようになってくる。

そうなるとやっぱり縦デビルスピン・横ポリジナモスの方がスピンのキレが出てコートにブチ込み易い。

バイオロジックってこんなに反発力あったの・・・?って感じ。

喰い付き過ぎを避けるならモノフィラメントのTNT2の方が良かったかもしれないが、モノフィラメントは今度は弾き過ぎる場合がある・・・ので、今のところ数回打った自分が採用するのはデビスピ・ジナモスの方向。

結局使い慣れた組み合わせに逃げちゃうんですねぇ。

 

3回目の使用ではこの組み合わせを34ポンドにしたら、うーん、今度は柔らか過ぎ?

飛びを38ポンドの時とXXの時との間ぐらいまで持ってこれたか?

柔らか過ぎるとマイルドになり過ぎてボールを打ってる感覚がもっと欲しくなるから、36ポンドにしときますか、それとも硬めのフィーリングのデビルスピンを縦横にしとくか、それで飛びがどうなるか・・・みたいなところ。

 

そんなこんなで反発力の調整に悩んでいる以外のところは満足いっている性能のDAHCOR。

反発力:想定内

コントロール:良し

打球感:柔らかい

スピン:うふふ・・・

という感じかな?

スピン性能は・・・まあ、18×20だから、ねぇ(笑)

自分がラケットに求めるのは何か・・・?と問われたら、全部!って答える人間なので、(謎)

24mm厚&27.5インチパワーとRA値60&18×20ストリングパターンのコンボを決めたのですが、一方でスピンは・・・うん(笑)

でもストリングパターンが多い場合もスピンがかかるって話が・・・ウインザーのブログでもありましたし?

少ない方が簡単にかかるけど、スイングスピードが速ければ接触するストリングの数が多い方も強烈なスピンが出るって感じかしら?

僕は昔から少ないストリングパターンでフラットばっかでバックアウト連発マンですが・・・まーここは大は小を兼ねるって事で(爆)

この1820のストリングパターン、スピンは頑張らないといけない、反発力もストリングの撓みが少なく出し難い、自分の今まで使ってきたラケットとは特性が変わってくるのでまだ慣れない点はあるものの。

当たり前と言えば当たり前ですが、ボールをブチ込む、叩き込むコントロールは良い。

ちょっと気を抜くとネットに沈んじゃうけど、タイミング合ってると良いね。

フォアもしっかりバコれると鋭いスピンと共に決めにいける。

そう、そういうコントロールですよ、勝負どころで勝負にいけるコントロールが欲しかったんですよ。

エスマッハプロよりちょっと飛ばし難い一方でちょっとコントロール性が高い、そういう感じ。

厚みのあるラケットにパワーを補ってもらいつつ、あと少しコントロールを、リスクを負って挑戦するプレーをできるように・・・

そして27.5インチ、自分が思った以上にサーブが活躍してくれる。

エスマッハプロより飛ばない分を27.5インチが上回る。

サーブが入るし、速くなったかは・・・自信無いけど、ラケットも振り易いバランスだし、今ところ楽になっている印象。

なんだったらこの操作性なら28インチでも良かったかもしれない、使えるのか?28インチ。

飛びもコントロールも柔らかさも自分が注文した数値だから基本的に想定内の性能なのですが、DAHCORのバランス調整が嬉しい誤算。

重いラケットなんていつまで使うんだよ・・・って思ってましたがこれならまだまだしばらくは320gを振り回せるぞ。

 

さて、性能としては想定内・想定通りってところで気になるのが、このラケットがプロストックに勝るかどうか。

先程上げたTennisNerdのレビューでも「プロストックラケットの感触」という文字が出てきています。

うーん、自分は最近プロストック使わず市販品ばっかなんで・・・どう判断したものか。

打球感は柔らかいですが、しかしプロストックでよく言われているような撓り戻しがあるかどうかと言われると・・・?

自分の中では撓り戻しがあると感じるのはH19とかTX220P-CBか。

18×20のボックスフレームからは想像できないような跳ね返り、反発力を感じたのがこの2本。

それらと比べるとそんな理不尽なパワーは感じないDAHCOR。

でもH19と比べたウルトラツアーよりかは当然飛ぶ。

ウルトラツアーも良い使い勝手でしたけどね。

まあ彼らは薄さもあるからってところか。

今のところ、プロストックパワーはどうかな?ってところだけど、RA値60はちゃんと柔らかく、弾き系のラウンド形状と言えど鈍い打球感は感じず無くスッキリしたもので快適。

自分としては性能だけを見ればプロストックのラケットを揃えちまえば良い!なんて思ってますが、うーん、結局ここ数年は何だかんだで市販品・・・。

今回のDAHCORのも、これを買えるならプロストックも複数本買えるだろ!って感じですが、こっちの方向来ちゃったねぇ。

プロストックパワーとまではいかない分、自分の理想のスペックを希望して、その通りの働きを見事にしてくれる!

当分はこのラケットでやっていくつもり、いやはや、金額的に別のラケットなんて買えんなぁ。

試打なんてしようがなく自分に合うかどうか分からなかったけど、今まで使ってきたラケットを踏まえて決めたスペック、これはいけるラケットじゃないかってのが現時点の評価。

後は自分の動き・・・

カテゴリー: DAHCOR | 投稿者クレー 15:36 | 9,092件のコメント

BreakTheTie

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カテゴリー: DAHCOR | 投稿者クレー 12:21 | 983件のコメント

GORILL-1 (STRING-KONG)

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いや~久しぶりだねぇ!皆さん!クレーです。

見てくださいよ、このガット達。

最強のガットを見つけちまったなぁ!?えぇっ!?

僕はラケットもガットもそうそうコロコロと変えるのは良くないって常日頃から思ってる人間なのは周知の事実・・・(そうなのか?)

でもこんなガット見つけちまったら買わない訳にはいかねぇよなぁ!?

1992年生まれにも関わらず未だに覇権を握るアルパワーを超える最強の反発力を持ったポリねぇかな~ってググッてたら引っ掛かったら見つけちまった!のがこのストリングコングってゆうイタリアのブランド。

いや、絶対これパワーすげぇでしょ、ゴリラだよゴリラ。

こんなにインパクトあるガットってある?

人類の時代は終わったんだよ、これからはゴリラの時代さ。

デビルスピンしかり名前も大事だよやっぱ、名は体を表すってね。

こーゆーインパクト欲しいよね、最近のガットやラケットにもさぁ?

この超円安の時代に輸入してでも張りてぇ・・・ってなる最強のヤツをさぁ!

なので買っちゃいました・・・

ブランドのサイト見ると日本への配送の選択が無かったのでメール送ってお願いしちゃいました。

トアルソンしか張らない人間の俺が・・・わざわざそこまでして買ってしまった・・・でもしょうがなくないです?こんなガット見たら。(くどい

 

 

 

 

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という訳で昨日張って一発目打ってきました、ゴリル1です。

ポンド数は40ポンド。

でも公式サイト見返したら52-44ポンドぐらいで張らないとパフォーマンス出せないよって書いてあった・・・(爆)

メーカー説明では・・・まあまずは弾力性あってボールが飛ぶよってポリで、それでいてコーティングによってスピン性能も高いとの事、あと打球感もテンション維持も良いって。

ゴリラって名前の割にはパワー一辺倒というよりオールマイティ気味?

弾力性があるって聞くとビヨンビヨンみたいな、ボールを咥えて跳ね返してくれるのかな?って思うけど、ストリンギングの段階で弾き感が強そうなフィーリング。

反発力がありますよってポリって、そのビヨンビヨン系か弾き系かの二択ってのが多いよね。

ビヨンビヨンとする反発系のポリと言えば、エッグパワー?アルパワー?ここら辺は張りっぱなしで伸びた時の印象に引っ張られてるかも・・・最後に打ったの相当昔の記憶だ。

後は緩く張ったポリジナモスがそんな感じかな。

一方で弾きの反発系ポリと言うと、ポリグランデ・レイザーやメビウススピード、ダンロップのエクスプロッシブスピードも思い浮かぶ。

打球感の好みは人それぞれですが、個人的には弾き系よりもストリングが撓んでかっ飛ばしてくれるタイプの方が反発力を感じれて好み。

弾き系だと、ボールの飛び出しが早くて打球感を感じ取れなかったり、インパクトでボールにパワーを伝え切れずあまり飛ばせないような・・・そんな感じがする。

(でもメビウススピードのレビュー読み直したら撓み感あるって書いてあるな・・・)

 

そしてこのゴリル1、張った時の予感は的中し、実際に打ってみても打球感はまさに弾き系。

撓みよりも弾きでボール飛ばすよってやつだ!

うーん、ゴリラって言うもんだからがっつりハードヒットでボールを捉えられるポリだと思っていたら・・・

勝手にドイツ製の硬質かつ球持ちあるポリで、それでグニャッとパワフルなボール飛ばしてくれるだろうなぁと思ってましたが、これも後でパッケージ見たらメイド・イン・タイワンって書いてありましたねぇ。

めっちゃ勝手な思い込み!

僕は勝手にドイツ製(シグナムプロとか)は硬くマイルド、フランス製(バボラとか)はもっさりマイルド、日本製は弾き系ってポリに偏見持ってます(ぇー

そうか台湾製か、僕は台湾製のポリは・・・あんまり打った記憶無いけど、ソリンコなんかは台湾なんだっけ。

ツアーバイトもハイパーGもこんな弾き系って訳じゃないので・・・○○国製だからこうって決め付けても当たりませんね(笑)

 

なのでストリングのアシストによるパワーを期待していた自分はちょっとショック。

それでいて最近の自分はなんかですね、体が思い通りに動かないと言いますか・・・ボールが来ても上手く反応できなくて、タイミングが取れなくて、体がフットワークやテークバックをしようとしなくて・・・鈍ってるような感覚?っぽく思えますが、毎週やってんですよねぇテニス・・・

そんな感じなので、ますますストリングの能力というものを手に感じ取り難い。

確かにボールは飛ぶ、けどもはたして自分がストリングの弾力性をちゃんと感じ取れているかどうか・・・

僕のストロークは駄目駄目だった一方でサーブでだとある程度パワーアシストを感じれました、が、今のところだと強烈なアシスト!ってところまでいかないのでもうちょっと吟味したいところ。

でもアシストが強烈なガットってちょっと打っただけでもすげぇ!って思うから、うーん、こういうタイプなんだろうな。

 

でもブランドとしてもゴリル1は決してパワーの跳び抜けたポリ!って扱いをしてる訳ではないようでして。

コーティングをしているとの事でストリングの動きは良く、丸い形状ながらスピン性は割と良い。

なんでゴリラってネーミングでスベスベポリなんだ?って疑問が出てきますが、弾き系の打球感と併せてこのスピンのかかり易さは、パワーポリって言うより器用なタイプだなって印象を抱かせます。

硬めのストリングですが極端に硬くもなく、弾き感やストリングの滑り易さもあるせいか打球感のハードさやストレスは少なめ。

 

ヤワな感じの打球感じゃないのでコントロール性も中々のもの。

パワー一辺倒ではなくバランス感のあるオールマイティなポリ。

うーん、僕が名前に引っ張られてますが(笑)中々なキャラのポリだと思います。

でも、今回買った3種のポリの中で一番パワーがありそうなゴリル1が弾き系だったとすると、残りのバナナバイトとオレンジラウはどうなるのか・・・

多角形なら喰い付く打球感になると思うのでグニャッて跳ね返す感じになると思うのですが、予想は果たして当たるのか・・・

もう少しゴリル1を堪能しながらその内試してみたいと思ってます。

カテゴリー: ストリング | 投稿者クレー 17:22 | 80件のコメント

(no title)

もはや全く更新してねえ!

書く話も特になし・・・。

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 21:24 | 3件のコメント

2010年代のラケットの進化

まーそのぉ、ツイッターで見た話なんですけどぉ、

よく最近のラケットって進化してないって言うじゃないですか。

自分もなんやかんやでテニス歴が10年ちょっとになって、ちょうど2010年~2020年の間をテニスばっかで過ごしてきたじゃないですか。

この10年、確かにラケットの進化ってあんまり印象が薄いよな~って思う気持ちと、でも色々とチャレンジはされてきたよなって気持ちとで半々な印象があります。

この代わり映えのない印象ってやっぱ2010年も2020年も例のBIG4の皆さんが平然とプレーしてるところも大きそうではありますが・・・

 

まずピュアドラ、アエロは今日も不動の人気は疑いようがないですよねぇ。

ピュアドラの台頭はやっぱ2000年ぐらいからと言っていいのか?

カルロス・モヤの活躍が1998年、日本上陸が1999年・・・って事なら、まあそういう事で・・・。

それに胡坐をかかないバボラは2010年代は正面も横も薄いライジングラケット・ピュアストライクを発売、このタイプのラケットも他のメーカーには少ないタイプで珍しい、もとい先進的か。

でも昔からあるラケットでかつバグダディスが愛用したフィッシャーのバキュームも、そんな感じの薄々のラケットでしたが。

一方でこの10年間でアエロストームとピュアコントロールが廃盤になってしまいましたね、こちらもプロから支持のあるフレームのはずが・・・

 

 

ウイルソンだと2010年代であった大きなトピックスとしてSラケが出てくると思います。

ストリングパターンを少なくして、または縦横逆にしたりして、スナップバックを起こし易くするタイプ。

自分は中厚のジュースのSラケを打った時、面白い程吹っ飛ぶのと回転が強烈で、こりゃあ皆Sラケを使うよねって思ったものです。

ディミトロフら契約プロもSラケに切り替え出し、他メーカーのヘッドとプリンスもSラケを出してきて業界全体でSラケブーム!

・・・と思いきや、ヘッドもプリンスも早々とSラケを止めてしまい、使用プロの話もめっきり聞かない。

Sラケと言えばディミトロフが有名でしたが、今はもうウイルソンのラインナップからは消えてますね、ディミトロフモデルのSラケ・・・。

それでもブレード、バーン、ウルトラと粘り強くラインナップには出しているようですが、他のメーカーが早々と撤退してしまったのは個人的に残念。

あんなに効果てきめんなのにヒットしなかったのは何なんでしょ。

その他のウイルソンの10年での変化だと、その他にもプロスタッフが厚くなったり、シックスワンが廃盤になったり、錦織圭のツアー95が海外で廃盤になったり帰ってきたり・・・

こちらもバボラ同様、人気のあるモデルがあっさりと切られる印象がありますね。

 

ヘッドとプリンスあたりのラケットだと、10年前と後のラケットで評価が変わってそうな気がする。

グラフィンとテキストリーム、高級な高性能素材を使ったラケットを2014年頃?ぐらいからかれこれ続けてきている2メーカー。

ヘッドってその前だとインネグラ、マイクロジェル、リキッドメタルとか、色んな素材を打ち出してましたが、最近のヘッドはひたすらグラフィンをバージョンアップさせていくって感じで大人しい方向性?になっているのでしょうか。

あとフレーム形状がよく変わりますよね、ラジカル、エクストリーム、プレステージ、みんな10年前と微妙に形状違うのでは。

グラフィン以外だとマグネシウムを使ったMXGシリーズがあってこれも革新的と言われましたが、いつの間にかフェードアウト・・・?

 

プリンスなんかだと2010年代前期の印象は・・・2012年の倒産の印象が強過ぎて、とにかく倒産、倒産と言われてましたねぇ・・・。

O3は打球感が変わりすぎてキワモノ扱い、新作は普通のグロメットのJ-PROが出てきて今までのO3は何だったんだって。

グローバルモデルのツアー100とハリアー100は機能はバージョンアップされずカラーリングだけ変更して再発売され・・・

それが最近だとかなり人気らしいですねプリンス。

コートでもテキストリームシリーズをよく見かける気がします。

一方で自分は2010年代前半はプリンスで、後半は離れちゃってますが・・・

とりあえず思うのが、このメーカーは一番10年の違いが出てきそうだなと・・・

2008年のEXO3グラファイトと、2020年のファントムグラファイトを比較したらとなると・・・

EXO3グラ、昔55ポンドで張って振り回してたってのもあるけど鉄板みたいなイメージが強い。グラスファイバー混ぜてあるはずなのに・・・

ボールの飛びとか扱い易さだとファントムグラファイトが断然優勢になるんだろうな。

せめてコントロール性だけは我らが青春時代のフラッグシップモデルに勝っていてほしいところですが。

最近のラケットを全然打ってないのにこう言うのもなんですが、昔のと比べた時の最近のラケットの特徴って、薄いラケットでも割とボールが飛び易いってところかなと思う。

 

あとはダンロップ、この10年間でダンロップ→スリクソン→ダンロップって忙しい時代だったけど、ラインナップはX2.0、V3.0からCX200、SX300へと正当進化。

ヨネックスは2010年頃にラケットの名称からRが消えてVコア、Eゾーンが主流に。

ピュアドラを細く小さくしたみたいなタイプはEゾーン98が出てから増えてきたのかな?

2000年代のラケットは殆ど知りませんのでわかりません(笑)

そして高級素材のレグナは次は3代目が出るぐらいには続いている。

 

振り返ってみるとテキストリーム、グラフィン、レグナの高性能路線が出てきて続いているのが10年前と異なるポイントなんですかね。

また、10年代後半のバボラのVSシリーズ、2020年代に入ってウイルソンがプロラボでプロが使っているモールドを市販し始めたりしているのを見るに、

ネットでプロストックの存在が広まり始めて市販品の高品質化、またはプロと近い仕様の製品化・・・みたいな舵切りになった、のかな、なんて自分は思ったりしている。

海外は分からないけど日本はSNSでユーザーと交流するメーカーが多くなっているような気がするので、今後はますます一般の声が反映され易くなったり、プロが実際に使用するモデルとの剥離が少なくなったりするのだろうか。

(旧モールドの再販とか、超高品質化とか?)

海外ではウイルソンとヘッドがカスタムラケットやってるのが前に話題になったけど、これは日本で実現するのか・・・やりたいって声は出るけど全体としては、利益としてはどうなるか・・・?

過去の名器でも廃盤とか、長ラケやMIDサイズのラケットも次々と姿を消してるのを見ると、売れないのは売らない、これから先は錦織選手も引退するしその辺はますますシビアな判断になるんだろうけど。

 

でもってSラケ、MXG、あとセンサー搭載のバボラプレイ、なんてのが2010年代に生まれたものの、いつの間にかひっそりと姿を消したりして・・・

一番自分が納得いかないのはバボラプレイを始めとしたセンサーの展開。

ソニーのスマートテニスセンサーもサービス終了、トラックマンはまるでスピードガン扱い・・・?

テニスセンサーなんてまさにこれからIT革命だってなりながらデビューから10年経たずにこの状況ですわ、メリットを活かせられなかったって事かね。

この辺の影が薄くなった技術達はプロが使ってないって印象も強い。

ピュアドラや長ラケのブームはプロが使ったからこそ、と思うと、どんなに凄いテクノロジーでもプロに必要とされないと・・・次のラケットの進化、ブームは味わえなさそうですかねぇ。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 18:30 | 9,085件のコメント