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GORILL-1 (STRING-KONG)

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いや~久しぶりだねぇ!皆さん!クレーです。

見てくださいよ、このガット達。

最強のガットを見つけちまったなぁ!?えぇっ!?

僕はラケットもガットもそうそうコロコロと変えるのは良くないって常日頃から思ってる人間なのは周知の事実・・・(そうなのか?)

でもこんなガット見つけちまったら買わない訳にはいかねぇよなぁ!?

1992年生まれにも関わらず未だに覇権を握るアルパワーを超える最強の反発力を持ったポリねぇかな~ってググッてたら引っ掛かったら見つけちまった!のがこのストリングコングってゆうイタリアのブランド。

いや、絶対これパワーすげぇでしょ、ゴリラだよゴリラ。

こんなにインパクトあるガットってある?

人類の時代は終わったんだよ、これからはゴリラの時代さ。

デビルスピンしかり名前も大事だよやっぱ、名は体を表すってね。

こーゆーインパクト欲しいよね、最近のガットやラケットにもさぁ?

この超円安の時代に輸入してでも張りてぇ・・・ってなる最強のヤツをさぁ!

なので買っちゃいました・・・

ブランドのサイト見ると日本への配送の選択が無かったのでメール送ってお願いしちゃいました。

トアルソンしか張らない人間の俺が・・・わざわざそこまでして買ってしまった・・・でもしょうがなくないです?こんなガット見たら。(くどい

 

 

 

 

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という訳で昨日張って一発目打ってきました、ゴリル1です。

ポンド数は40ポンド。

でも公式サイト見返したら52-44ポンドぐらいで張らないとパフォーマンス出せないよって書いてあった・・・(爆)

メーカー説明では・・・まあまずは弾力性あってボールが飛ぶよってポリで、それでいてコーティングによってスピン性能も高いとの事、あと打球感もテンション維持も良いって。

ゴリラって名前の割にはパワー一辺倒というよりオールマイティ気味?

弾力性があるって聞くとビヨンビヨンみたいな、ボールを咥えて跳ね返してくれるのかな?って思うけど、ストリンギングの段階で弾き感が強そうなフィーリング。

反発力がありますよってポリって、そのビヨンビヨン系か弾き系かの二択ってのが多いよね。

ビヨンビヨンとする反発系のポリと言えば、エッグパワー?アルパワー?ここら辺は張りっぱなしで伸びた時の印象に引っ張られてるかも・・・最後に打ったの相当昔の記憶だ。

後は緩く張ったポリジナモスがそんな感じかな。

一方で弾きの反発系ポリと言うと、ポリグランデ・レイザーやメビウススピード、ダンロップのエクスプロッシブスピードも思い浮かぶ。

打球感の好みは人それぞれですが、個人的には弾き系よりもストリングが撓んでかっ飛ばしてくれるタイプの方が反発力を感じれて好み。

弾き系だと、ボールの飛び出しが早くて打球感を感じ取れなかったり、インパクトでボールにパワーを伝え切れずあまり飛ばせないような・・・そんな感じがする。

(でもメビウススピードのレビュー読み直したら撓み感あるって書いてあるな・・・)

 

そしてこのゴリル1、張った時の予感は的中し、実際に打ってみても打球感はまさに弾き系。

撓みよりも弾きでボール飛ばすよってやつだ!

うーん、ゴリラって言うもんだからがっつりハードヒットでボールを捉えられるポリだと思っていたら・・・

勝手にドイツ製の硬質かつ球持ちあるポリで、それでグニャッとパワフルなボール飛ばしてくれるだろうなぁと思ってましたが、これも後でパッケージ見たらメイド・イン・タイワンって書いてありましたねぇ。

めっちゃ勝手な思い込み!

僕は勝手にドイツ製(シグナムプロとか)は硬くマイルド、フランス製(バボラとか)はもっさりマイルド、日本製は弾き系ってポリに偏見持ってます(ぇー

そうか台湾製か、僕は台湾製のポリは・・・あんまり打った記憶無いけど、ソリンコなんかは台湾なんだっけ。

ツアーバイトもハイパーGもこんな弾き系って訳じゃないので・・・○○国製だからこうって決め付けても当たりませんね(笑)

 

なのでストリングのアシストによるパワーを期待していた自分はちょっとショック。

それでいて最近の自分はなんかですね、体が思い通りに動かないと言いますか・・・ボールが来ても上手く反応できなくて、タイミングが取れなくて、体がフットワークやテークバックをしようとしなくて・・・鈍ってるような感覚?っぽく思えますが、毎週やってんですよねぇテニス・・・

そんな感じなので、ますますストリングの能力というものを手に感じ取り難い。

確かにボールは飛ぶ、けどもはたして自分がストリングの弾力性をちゃんと感じ取れているかどうか・・・

僕のストロークは駄目駄目だった一方でサーブでだとある程度パワーアシストを感じれました、が、今のところだと強烈なアシスト!ってところまでいかないのでもうちょっと吟味したいところ。

でもアシストが強烈なガットってちょっと打っただけでもすげぇ!って思うから、うーん、こういうタイプなんだろうな。

 

でもブランドとしてもゴリル1は決してパワーの跳び抜けたポリ!って扱いをしてる訳ではないようでして。

コーティングをしているとの事でストリングの動きは良く、丸い形状ながらスピン性は割と良い。

なんでゴリラってネーミングでスベスベポリなんだ?って疑問が出てきますが、弾き系の打球感と併せてこのスピンのかかり易さは、パワーポリって言うより器用なタイプだなって印象を抱かせます。

硬めのストリングですが極端に硬くもなく、弾き感やストリングの滑り易さもあるせいか打球感のハードさやストレスは少なめ。

 

ヤワな感じの打球感じゃないのでコントロール性も中々のもの。

パワー一辺倒ではなくバランス感のあるオールマイティなポリ。

うーん、僕が名前に引っ張られてますが(笑)中々なキャラのポリだと思います。

でも、今回買った3種のポリの中で一番パワーがありそうなゴリル1が弾き系だったとすると、残りのバナナバイトとオレンジラウはどうなるのか・・・

多角形なら喰い付く打球感になると思うのでグニャッて跳ね返す感じになると思うのですが、予想は果たして当たるのか・・・

もう少しゴリル1を堪能しながらその内試してみたいと思ってます。

カテゴリー: ストリング | 投稿者クレー 17:22 | 78件のコメント

エクスプロッシブスピード

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バボラと別れたダンロップが新たに投入するストリング、エクスプロッシブシリーズ、アイコニックシリーズ、それとシンセティックタフ。
ポリ、マルチ、モノを一気に大量投入、テニス界を代表するメジャーブランドが堂々とストリングの覇権を狙いにきた!
・・・まあ僕はトアルソンしかほぼ張らないのであまり新作は試さないのですが。

でもちょっと一種類だけ、他に聞き覚えがあるような名前な気がしたんですよ。

そして調べてみたらやっぱり、同じ名前のガットが他メーカーにあった!

ポリ界隈において古豪とも呼べるドイツのキルシュバウム、そこがこれまた2020年の新作としてEXPLOSIVE SPEEDを出していました。

まさかの名前被り。

ラケットとかストリングとかって似たような名前あるのはそこまで珍しくはありませんが、同じ名前ってなると案外思いつかないですね。

ヘッドのラケットとアシックスのシューズにプレステージがあるぐらいでしょうか。

そして今回はガット同士と来た、こんな美味しい話は無いでしょって事でこの2種類を用意して打ち比べようじゃないか!って話です。

・・・この比較は需要無さそう(笑)

咄嗟に思いついたのでキルシュバウム側のパッケージ品は用意できませんでした。努力不足ですね。

2つとも「爆発的な速度」だなんて何とも頼もしい名前をしていますが、製品紹介を見ているとかなり対照的な性能。

ダンロップは硬い材質でレスポンス性を追求、丸い形状で喰い付きを抑えて反発力を売りとする。

一方でキルシュバウムは柔らかいポリとして仕上げ、形状は五角形。

パワーを抑えてコントロール性とスピン性は申し分なし・・・

ん?スピード重視なのにパワーは抑え目・・・?

というか当たり前のように五角形?

ガットが爆発的なスピードを出してくれると言うよりはハードヒッターにそれを出させようとしているのか・・・?

自分ですね、前にマックスパワーっていうキルシュバウムのポリも使った事あったんですけど、それも凄い反発力なのかと思いきや全然飛ばず、ハードヒッターがボールシバき倒す用なのかって思ったものですが、キルシュバウムってやたら非力日本人に厳しいな・・・って印象。

キルシュバウムは触った時点で表面は感触硬め、そしてツルツル。

多角形かつツルツルでスナップバック性が高そう。

じゃあなんでスピードって名前冠してるん?

そして飛ばないと書いている割には張っている時によく伸びる。

ソフトポリエステルだからそうか。

伸びるガット=飛びそうなイメージだがどうなるのだろう。

そしてダンロップの方も外側は硬い。

色も同じだから見た目だけだともう見分けがつかない。

ただ、硬質で光沢のある外見に反して糸を通す時に少し抵抗を感じた。

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という事で1.25mmをプロゾーン2に47ポンドで張って打ってきました。

両方とも黒色なので見分けがつかない(笑)

 

まず打ったのはキルシュバウムの方。

いくら飛びを抑えたと言っても47ポンドで張ればそこまで使い辛いって印象にはならない。

でも打球時にグッと捉えて相手コート上で落ちる感覚はコントロール系だと思わせてくれる。

爆発的とは一体・・・?

ソフト・ポリエステルを使っているとだけあって柔らかさはあるが、芯がしっかりしているようで大きくは撓まず、打球感は結構残る。

マイルドと言えばマイルドなのかもしれないが軟弱な感じはほぼ無い。

なので強くボールをシバいてもボールをちゃんとハードヒットでき、コートに収められそうな安心感がある。

五角形なだけあって相手コート上ではスピンが生きて落ちてくれる。

ガットの動きも結構良い感じ。

ただ、爆発的なショットで相手を圧したい場合は結構強く打たないといけないと思う。

このガットにはそこまでのサポート力はなく、後は自分でやってくださいって感じ?

ハードヒッターが使うとしっかり捉えて遠慮なく爆発的なヘビースピンを叩き込めるのでしょう。

ただ、そこまでの力自慢でなくても厚いフレームに張るとこれまた爆発的な反発力がコートに収まるようこのポリがサポートしてくれるのではないでしょうか。

反発力はなんだかんだで普通ぐらいか、もうちょびっと落ちるぐらいか?5段階評価で3~2.5?

スピン性能はそこそこ良好。月並みだけど4点。

打球感、コントロール的な部分は柔らか過ぎずしっかりしていて安心感あり。4~4.5?

 

そしてダンロップの方。

こちらは説明通りと言いますか、まず打球感は硬め。

でも弾き感があって硬い事による難しさは感じさせない。

ガットがグニャッと押し出す訳では無いがキルシュバウムのよりよく飛ぶ。

でもダンロップの狙いとしては硬くしてレスポンス性があるとの事なんでガットは撓んで飛ばしているのかな?

相手の手前でククッとスピンで落ちるキルシュバウムと比べると真っ直ぐいってくれるのが印象的。

飛びの良いガットでグニャッとガットが動いてボールを飛ばす柔らかめのポリが多いかなと思うのですが、このダンロップのは硬めなのもあって相手の強打に対しても打ち負けない安定感がある。

なので軽く打っても良し、強打の応酬も良しというバランスの良さ。

そして喰い付き感が無く、硬さによる安定感もあってか確かにボールの軌道も真っ直ぐで低め。

極端に高めへ打たなければ浮くって感じはあまりしない。

そういう部分でこちらもコントロール性はあるかなと思いますが、弾きが早い分キルシュバウムの方に軍配が上がるか。

飛び3.5~4、スピン性能は普通ぐらいで3?コントロール性も普通か3.5ぐらい、かなぁ。

説明と自分の感想がズレるのってよくあるかなと思うのですが、何と言うかメーカーの説明そのままの性能を発揮してくれていて、なんて事でしょうこの優等生君は。

それでいてこの子は他のタイプの同期達と同時デビューなので、求めるニーズに合わせて選び易いというのも強み。

柔らかめのツアー、喰い付きのバイト、六角形のスピン、弾きのスピード・・・

ツアーとバイトは日本製、スピンとスピードはドイツ製と製造場所は分かれていながらも、スピードがこれだけ素直な性能な上に選択肢がこんなにも用意されていると、他のシリーズも良い意味で性能が想像できそうじゃないですか。

・・・というかダンロップのエクスプロッシブスピードもドイツ製なんですか。

名前も色も原産地も一緒、でも性格は本当に真逆というのが何だか面白い。

それにしても、ツアーはグレーのみだけどバイトとスピンのカラー展開は黒と黄色、なのにスピードだけは黒と黄色に加えて青もあるという3色展開。

これってもしかしてダンロップのラケットを意識しての展開なのか。

スピン系のSXシリーズに黄色のバイトやスピンを張ってスピン性能を更に強化!とか、

強力な飛びのFXシリーズに青いスピードを張って真っ直ぐな強烈なボールを!とか?

でもダンロップのエクスプロッシブスピードはシャフトの撓りや弾道補正機能のあるSXに張っても、コントロール性の高いCXに張ってもプレーに攻撃力を出してくれて良くフィットする、そういう事なんじゃないかなと思います。

・・・SXもCXも現行モデル打った事無いから100%想像です(笑)

でもこの使い易さ、反発力はどんなタイプのラケットに張っても期待通りの活躍をしてくれそうです。

カテゴリー: ストリング, 未分類 | 投稿者クレー 23:14 | 1,730件のコメント