『フットフォルト』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原さん、こんにちは。
いつも参考にさせていただいています。
さて、「4スタンス理論」をご存じでしょうか。
人によって重心は違うので、その人にあったスイングがあるというものです。
「テニス4スタンススイング革命」なる本も出版されています。
しかし、テニスの場合グリップの握り方によって打点が大きく変わるので、野球やゴルフより遙かに複雑になるのでうさんくさく感じます。
松原さんの意見を聴かせていただけますでしょうか。
フットフォルト より
私の答えです。
人間には
利き腕、利き脚、利き目など
いくつかの左右アンバランスな要素があります。
だからその組み合わせにより
独特の
やりやすい動きがあるかもしれません。
しかし、テニスのストロークやボレーでは
こうしなければ届かないとか
こうしなければ力が入らない、など
プロレベルで通用するためには
誰がやっても、同じやり方しかないことの方が多いと思います。
この、「プロレベルで通用するためには」
というのが一つのポイントかもしれません。
ただこうすればフォアハンドが打ちやすいというだけなら
その場で
易しいボールが来る事を前提に考えれば
独特の打ち方も、いろいろと出来るかもしれません。
もしかしたら
サーブの場合は適合しやすいかもしれませんね。
サーブは自分で、その場で、勝手にフォームを作れます。
その人だけにとって
使いやすい体重のかけ方、移動の仕方があります。
プロでもいくつか違うやり方がありますよね。
私は、基本はシンプルなはずで
細かい事は
やっている間に自然に身体が感じ取って
身に付いていくのだと思います。
それが個性だと思います。
だから、私はあまり細かい事は言わないようにしています。