『いのりん』 さんから質問のあった
スピンサーブで前を向けない話しの対処法
その2です。
スピンサーバーのほとんどは
アドコートが得意
なぜなら
打球方向に向くのが簡単だから。
本人は横向きの構えから
しっかりと、その横向きを残して打っているつもりでも
インパクトではかなり前向きになっている。
そしてその向きから、しっかりと右側に打ち出す気分。
また
その前向きというのが
ベースラインに直角ではなく
20度くらい右に向いているから
さらに抵抗感がないのだろうと思います。
しかし、そのスピン得意サーバーが
ジュースコートでは前を向けない。
じゃあその抵抗感
ジュースコートで言えば
ベースライン直角から
さらに10度くらい左に向くことの
心の抵抗をなくす方法を考えましょう。
一目でわかった方も多いと思います。
ジュースコートからアドコートのサーブを打つのです。
左に20度くらいずれた、赤いラインを書いて
アドコートのサーバーの位置と
アドコートのバックのコーナーよりやや浅めに入る目標位置を
本来のジュースコートの位置に重ねる。
自分にアドコートにいると暗示をかけてだます。
これは私が高校生の時にやった練習です。
当時練習していた
札幌、中島公園のアンツーカーコートに
足で線を引いてみました。
これで、すぐにできるようになったのです。
さて、意識はベースラインの方向に引っ張られていますから
実際には赤いベースラインだけを描けばいいのです。
それにスタンスも、トスを上げる腕の方向も
すべて、アドコート仕様にする。
向こうの赤いサイドラインやサービルラインは
どうせ見えないし
心の中にしっかりイメージできていればいいのです。
そして、アドコートの右端、やや浅めにしっかり押し込む。
私だと、上体の右側にしっかり腕を引っ張り込むイメージです。
この赤いベースラインは私のすばらしいサーブと
その練習法を考案した記念として
中島のAコートに、いまでも残してあります。
そうそう、私の場合には足で線を描きましたが
コートによっては描けません。
シングルススティックを並べるとか
ほうきを置くとか
何でもありあわせのもので考えればいいと思います。
スティック踏んだらどうする?
ソンナコター、自 ・・・・・・