月別アーカイブ: 2014年5月

サーブゲームを選択する理由

レフティスタイル』 さんのサーブ質問の後半部分

以下がコメントのその部分です。

 

カラオケ   ・・・ 少し余談になりますが、私はあまりサービスキープできません。
いいとこ、3割くらいだと思います。ですから、トスに勝っても、コートやリターンを選ぶことがよくあります。(サーブをとる時は練習のため)

皆、トスに勝つと当たり前のようにサーブを選択されますが、プロでもアマチュアでも、サーブを取ることは、それほど有利なのでしょうか?(サービス次第だと言われそうですが。)

ともかく、しばらくサーブに力を入れて頑張ります。またよろしくお願いいたします。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

トスに勝って、レシーブを選択する場合ですが

理由が2通りあると思います。

 

1つ目は、サーブのキープ率が低いから。

そりゃあそうです

何も相手の勝ちに貢献する必要は無い。

『レフティスタイル』 さんの選択は正しいと思います。

 

2つ目は最初のゲームにブレークを狙う場合です。

プロの場合が大抵これで

サーブゲームをブレークすることがとても難しいからです。

だから、調子の出ないうちにブレークを狙う。

もうひとつ、自分の最初のサーブゲームを

身も心も温まった状態で、確実にキープしたいから。

上手くいけば、2-0でリードできます。

 

次に

なぜ、「皆、トスに勝つと当たり前のようにサーブを選択するのか」 ?

一番多い理由は

ルールを知らないから。

トスに勝ったらサーブを取ることになっている

と思い込んでいる人はけっこうタクサンいる。

逆に、トスに勝ってリターンを選択すると、エンドを選べる

と思っている人も時々存在する。

次に多い理由は、習慣になっているから。

昔からそうだし、先輩も仲間もみんなそうしている

日本人的決定理由の最上位

「皆さんそうなさいますよ」 という言葉に弱い。

当然サーブを選択する

ソレが有利なのか不利なのかは考えたことが無い。

トスに勝ったとき、松原さんはどうかというと

自分で決めるときは、大抵リターンを選択します。

  (パートナーが、私が口を開く前にサーブと言うこともよくある)

 

 

さて、次のルールを知っておきましょう。

トスに勝ったときに選択できる権利は次の3つのうちの1つ。

もうひとつの選択は相手がやる。

 

1、最初のゲームにサーブするかレシーブするかを選ぶ。

2、最初にプレーするエンドを選ぶ。

3、最初の選択権を相手に譲る。

 

3つ目を知らない人がけっこうタクサンいると思います。  テニス

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 23:23 | コメントは受け付けていません。

印西月例女子ダブルス

5月の月例女子ダブルスの大会

5月26日月曜日に松原テニスクラブ印西で行われた。

試合経験の少ない人たちのための入門大会だ。

私もそこに存在する予定だったが

今回事情があって行くことができなかった。

そんなわけでザンネンだが結果のみを報告する。

 

今回の参加は13ペアー

CIMG0236

4、3、3、3、の4グループに別れ予選リーグ

その順位を参考にシードを決め

決勝トーナメントを行うという、いつものやり方。

 

結果は

決勝トーナメント

平田さん、服部さんのペアーが

予選では敗退した、伊尾喜さん、大滝さんのペアーに

決勝戦 6-4 のスコアーで雪辱し、優勝した。

CIMG0241

 

さて次回は6月23日の月曜日

ぜひタクサンの皆さんにチャレンジしてほしい。

もちろん、私もいるはず。

生の松原コーチに会いたいという理由だけでもかまわない。

それで、ついでに上手くなっちゃうとなれば、大もうけなのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:28 | コメントは受け付けていません。

世界一のサーバーは

世界一のサーブ技術の持ち主は

鈴木貴男だと思います。

もちろん、今は少し衰えてきていると思いますので

しばらく前の、若いころの話です。

観戦したジャパンオープンで

エースを連発

鳥肌が立つほど感動しました。

 

内旋、回内を使った基本的な腕の部分

および、必修科目ともいえるリズムや流れはもちろん。

tssr00

以下、選択部分になるが

下半身のステップ  (左足をステップインします)

tssr1

ゆったりした、ひざの屈伸

tssr2

上体の捻りと肩の傾き

tssr3b

身体の伸びとラケットヘッドの遅れとの位相差

  (ラケットヘッドはこの後、まだ下がります)

tssr4

インパクトのブロックと姿勢、肩の線の入れ替え。

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フィニッシュでのバランス

tssr7

もちろん強烈な内旋と回内

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ネットダッシュへの滑らかなつながり

tssr9

単にスピードとか、角度とかを考えれば

身長が2mをはるかに超える

カルロビッチのほうがすごいと思いますが

持っている体力を全てスピードに変える技術

なのに、精密なコントロール

鈴木貴男

人間業で考えうる、究極のサーバーです。  テニス   

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 12:09 | 1件のコメント

サーブが得意になるには

『レフティースタイル』 さんからサーブ力強化の質問

以下がそのコメントの

 

カラオケ  今(遅ばせながら)サービスにこだわって、インパクトで最大スピードがでるようなフォームを模索しています。取りあえず心掛けようと思っているのは、

トスを上げる手を上まで上げきること。(確かに、ぎこちない形とリズムのようなので)
頭上にトスを上げる時は、身体を傾け、肩の負担を減らすこと。
トスを上げた手を抱え込むようにする(錦織の写真のように但しそれをする意味はあまり分かりませんが。)
そこに、振り子のように、ゆったりと振り始めることを付け加えたいと思います。

>下半身や上体の回転などが終わり、そこから一気の腕力打ち
>ソレが 「壁を作る」 ということ。
これはどうやって確認したらいいでしょうか。鏡に映して自分で確認できるでしょうか?

少し余談になりますが、私はあまりサービスキープできません。
いいとこ、3割くらいだと思います。ですから、トスに勝っても、コートやリターンを選ぶことがよくあります。(サーブをとる時は練習のため)

皆、トスに勝つと当たり前のようにサーブを選択されますが、プロでもアマチュアでも、サーブを取ることは、それほど有利なのでしょうか?(サービス次第だと言われそうですが。)

ともかく、しばらくサーブに力を入れて頑張ります。またよろしくお願いいたします。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

とにかくシンプルに、余計なことを減らすことです。

サーブが得意になるには、以下のことが重要。

1、左手でトスを上げる。

hiza1405

  (右手は最初からここでもいい、膝は曲げなくてもいいが)

2、右手でぶん殴る。

 fini1405

  (左手は身体を使いすぎずに思い切り打てば自然にああなります)

しっかり力んじゃいましょう。

色々なプラスアルファの技術がタクサンあります。

どれもソレを適切なタイミングで上手く使えば

5%くらいよくなる。

 

適切なタイミングじゃなかったり

使い方がまずかったりすると

パフォーマンスが一気に50%くらい落ちたりします。

 

初心者だったころを思い出してください

細かいことは判らないから

左手でトスを上げ

右手で叩いてみた

コントロールは悪かったけどスピードは

テニス人生の中で一番だった。

 

その後、雑誌を呼んで研究したり

先輩やコーチに習ってから

それなりのフォームになってきたが

だんだん、スピードは遅くなってきた。

 

上の①から④までの強化策のうち

④はぜひやってもらいたいこと。

これはサーブの根幹、肝の部分です

ソレに対し

     から③の項目は

細かい改良部分

正確にできるならやればいい部分です。

もちろん根幹部分がちゃんとできているならというお話。

もしソレができていないなら

サーブを難しくするため

スピードダウンの理由になっちゃうかもしれません。

そうそう、②についてはインパクトでそうなればいいので

トスのときにあまりがんばり過ぎなくてもいいのでは。

 

とにかく、シンプルに

余計なことはやらず、実利を追求したほうがいいです。 テニス

 

 

追伸 ) トスに勝って、サーブを取る話はまた日を改めて。

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:28 | 1件のコメント

フットワークって

キャプ』 さんからフットワークの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  フットワークの鍛え方について、教えていただきたいことがあります。
ジュニアからテニスをやってる強豪校選手と、大人からテニスを始めた人で差が出やすい部分がフットワークかと感じています。
余裕があるときの小刻みなフットワークなど、サボれてしまう部分で特に違いがでますよね。
オススメの練習法と、そのフットワークが正しいかの自己判断方法があれば教えていただけないでしょうか?

よろしくお願いいたします!

キャプより

 

 

 

テニス  私の答えです。

フットワークって何でしょうか?

そして、フットワークの肝とは?

トップスピン系のストロークを前提にお話しよう。

 

フットワークには2種類あると考えています。

1つ目は追いつくこと。

相手ボールに全て追いつき

拾いまくることができれば、負けない。

すばらしいフットワークですねと言われる。

これは追いつくためのフットワーク。

とにかく俊足とあきらめないこと、そして予測。

 

2つ目はバランス、姿勢、強打のための踏ん張り。

ぎりぎりで追いついてもバランスを崩さず

安定して返球できる

姿勢を崩さずに打てるだけの余裕があれば

動きながらでもハードヒットができる。

もちろんハードヒットしても姿勢が崩れない。

これは打つためのフットワーク。

 

そのための技術としては

動きながら打つこと

身体の中心軸からボールとの距離を測ること

ステップしながらスウィングすること。

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具体的には

移動の急ぎ足と

途中で位置をは合わせるためのチョコチョコ

最後の大きな踏み切り足、という構成。

Brisbane International 2010 - Day 5

練習法としては

足を動かしっぱなしにしたショートラリー

のんびり歩きながらでもいいから

とにかく打つ瞬間も足を止めないこと。

鼻歌を奏でながらでもOK

サンプラスの練習や錦織のビデオを見たことがありますが

彼らは相手やコーチとおしゃべりしながら

笑いながらやっていました。

そうして次第に距離を取り、無口になっていくのです。

  (日本のテニス強豪校では多分無理)

 

もう1つはスパニッシュドリル

supD2

4ヶ所にいろいろな順番でボール出ししてもらい

ボールに対しいろいろな方向から近づいていって

いろいろな方向に打つことができるようにする。

動き方、身のこなし、打球法を直接的に習得するのだ。

 

フットワークが正しかったかどうかの検証

まずはボールが予定通りのコースに打てたか?

打ち終わった後の姿勢がかっこいいか?

これに尽きるのではないでしょうか。

 

ところで

ジュニアからテニスをやってる強豪校選手と、大人からテニスを始めた人で差」

というより

「ジュニアからか、大人からテニスを始めたか」

という差ではないでしょうか。

テニスが、フットワークが身についていれば

ボールがどこに来るか判っているなら

いい距離、いい打点で、ボールを取れるので

全身を使って打つことができる。

位置取りが悪ければ姿勢が悪くなり

手打ちにするしかない。

そうゆう差ではないでしょうか。

 

強豪校選手と弱小校選手の差は

練習量の差、うるさい監督の存在の差

もしかしたら、入学時のレベルさや、元々のテニスセンスの差

もあるかもしれません。

高校入学時に全日本ジュニア16歳前年優勝の子と

高校の部活でテニスを始める子とは

フットワークにも少しは差があるはずで

アニメ、「ベイビーステップ」のように

高校からテニスを始めて3年後にプロへというのは

ふつうは考えにくいですよね。

もちろん他のスポーツ経験も役に立つので

中学時代にサッカーや野球で全国レベルだったり

卓球で世界ジュニアに出場していたりすればアリかもしれません。 テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 15:15 | 2件のコメント

サーブのため話し続き

レフティスタイル』 さんからコメントをいただきました。

サーブのためと壁に対するお話です。

以下がそのコメントのサーブ部分。

 

カラオケ  始めて(?)鏡に映して、自分のサービスフォームを見ました。

確かに同輩の言うとおり、トスを上げる手が胸くらいの高さで止まり、そのまま打ちに行っています。
(それでトスが特に狂わないのも不思議ですが、特に困ったことはありません。)

やはり、1枚目の写真のようなポーズをつくり、最後の錦織の写真のようにもって行く方が、スウィングスピードが上がるような気がするのですが、いかがでしょうか?

多分、今回、松原コーチの仰っていることが理解できておらず、形から入りに行こうとしているのだとは思うのですが・・・。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私の解説です。

写真に関しては今回悪い例は一つもありません。

この写真も

hiza1405

ここでためれば溜めだし

あまりためない選手も多いというだけで

この形はそれなりにいい形です。

この形から、ここへ

fini1405

当然、そうゆうふうに持っていっていいのです。

いや行くべきなのです。

形で言えばまったく問題ありません。

スウィングスピードが上がります。

 

実は、私がもう1つ大切にしているのがテンポ。

振り子のリズムを使うことと

  (ゆうっくり振るのです)

いったんためてから

振り子のように、ゆったりと振り始めればいいのです。

  (上の写真も、いったんためて、ゆったりと、200kmです)

急いで振り始めてはいけないということ。

そして、腕を振り上げる時に

下半身や上体の回転などが終わっていてほしいのです。

  (そこから一気の腕力打ち)

ソレが 「壁を作る」 ということ。

そうしなければ

あの錦織のフィニッシュは生まれないのです。

ソレとトスですが

胸の高さで終わってもそれほどのデメリットはないと思いますよ。

  (まあ、ややぎこちない形とリズムが目に浮かびますが)

どっちみちその辺でリリースしないと

トスが腕のスウィングにひっぱられ

後や右に行っちゃいやすくなります。

デモ、イヤ、ソレと、もしかしたらですが

いや多分あっていると思いますが

「ユウックリ」 振り出す振り子スウィングを身につけると

全体が滑らかになっちゃう鴨

tos1405

  (繰り返しますがこちらのほうが良い例というわけではありません)

そしたらトスの腕もリリースでピッと止まらずに

滑らかに高く上がっちゃうかもしれませんよ。  テニス

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 17:48 | 2件のコメント

UFO攻撃からの復活

先日の首都高湾岸線、羽田空港付近での事故

前を走っていたトラック横から飛んできた

黒いUFO(未確認飛行物体)との衝突。

アレでエンジンルームのアンダーガードが損傷を受けたようだ。

なんか下に出っ張っている。

オイル交換のためリフトで上げた。

CIMG3174

ボルトが1本 (多分、これはUFOとは無関係)

プラスティックのピンが3本ほど外れて

  (これはUFO攻撃の被害に違いない)

はじっこがブラブラしていた。

私が買ったときの担当、田中さんの転勤先

エルザ藤沢ショールームのメカニックさんが

ありあわせのボルトとピンで留めてくれた。

CIMG3175

ガタガタゆっていたのが消えた。  (ような気がする)

空力も改善し

心持、スムーズに走る。  (ような気がする)

CIMG3180

駐車場でもすっきりしている。  (ような気がする)

エンジンオイルもきれいになった

私のR34スカイライン

またまた新車に戻ってしまった。  車 (RV)

カテゴリー: くるま | 投稿者松原コーチ 19:23 | コメントは受け付けていません。

タッチショット

『レフティスタイル』 さんから2つの質問をいただきました。

以下がそのコメント中、2つ目の部分です。

 

カラオケ   ・・・ 2つ目はボヨヨンボールについて
ボヨヨンボール、勝手に私が命名した名前ですが、(回転やスピードのない)球のことです。
特にシングルスなんですが、上級者で、この球を使い方が非常に上手い人がいます。
クラブチームのNさんは、軟式出身者で、バックは綺麗なスライスと両手少々、フォアはウエスタングリップでドライブも打ちますが、繋ぐ時は、軟式のボレーのようにウエスタンのまま、押しながら打つのですが、それが無回転で絶妙のコントロールなのです。
これを今から真似するのは至難ですが、こうした球の使い方、コツがあればお教えいただきたく思います。
いつもながら要領を得ない質問ですが、よろしくお願いいたします。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私の答えです

試合前のウォームアップで

スマッシュをロブで返して打ち合う。

あんな感じじゃないでしょうか。

nishi1405bs

ちょうど相手の頭上に行くように当たりの強さを調節する。

ソレを上じゃなく横に使う。

 

私はこれを

フォアハンドのドロップショットに使います。

グリップを薄く持ち替えて打ったほうが

もちろんやりやすい。

だけど

ハードヒットと同じグリップのほうがばれにくい。

だから

カナリいい加減なショットでも決まっちゃう

からです。

 agasi1405fr

さて、打ち方ですが

スウィングしていって

ほんの少し上向きの面で

インパクトへ、止めながら打つ感じです。

この止め加減

「インパクトの面の硬さ」 でスピードや飛距離を調節する。

この,止めながら打ち

軽く打って、ちゃんと止めたらドロップショット。

少し強めに打ち、ちょっと押すようにすれば深くいく。

ボールが離れて行った後も面を残すようにすれば

それほど難しくはありません。

これが、タッチ感覚です。

 

そう、フラットボレー

特に低いところから強さ調整が必要なショットは

まるで、これそのものではないでしょうか。

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文章で説明すると難しそうに聞こえると思いますが

止めるように

実際にやってみると

今から真似するのは至難」 でもなんでもありませんよ。 テニス

カテゴリー: 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 19:40 | 1件のコメント

サーブのタメと壁

『レフティスタイル』 さんから2つの質問をいただきました。

以下がそのコメント中、1つ目の部分までです。

 

カラオケ  松原コーチ、おはようございます。
2つ質問があります。またよろしくお願いします。

1つ目は、サーブのタメについて
先日、サークルの同輩から、少しトスを高めにして、(壁を作るというか)溜めて打ったら、もっとサービスがよくなるとアドバイスされました。
そう言えば、ストロークでは、ラケットを持たない方の掌を相手のほうに向けて、少しは溜めて打っているのに、サーブはしていないようです。早速、溜めて打つようにしましたが、慣れないと中々同じようには打てないものですね。
そこで、サーブのタメについて、松原コーチの思うところをお話いただきたく思います。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

タメって、何でしょうか?

何のためにするのでしょうか?

タメとは動作を開始する前の一瞬の静止状態でしょうか。

ですから手の平を相手に向けなくてはいけない

というわけではないと思います。

hiza1405

  (この後、手の平が向こうを向いてスウィングが始まりますが)

陸上競技、短距離のスタートで

位置について、 用意、 ドン

この用意のところがタメでしょうか。

 

トスを上げたところで一瞬、全身が止まり

形を作り、タイミングを計る。

そして合図により、いっせいに動き出す。

 

このリズム、流れが向いている人もいるでしょうし

上手く利用できない人もいると思います。

サーブの場合、現代のプロでは

むしろ、あまりタメないのが普通な気がします。

身体がフワ―と動いて、腕がバシッ。

tos1405

「壁を作る」 というのはまた別のことだと思います。

 

ひざの屈伸から始まり

身体の運動が腕へ、ラケットへと

スピードアップしながら、伝えられていく時

大切なのは

前の動きが止まること

ひざが伸び終わり

sageta1404

身体の動きが止まりつつあるところで

ラケットヘッドが垂れ下がる。

そこから腕が振り出されて

TOMLJANOVI1405sr

バシッ

 

先ほどの身体の動きが止まること

下から上に伸びきって止まり

前向きな動きも

壁にぶつかるように止まり

fini1405

姿勢をキープ。

このぶつかるための、「壁を作る」 ということだと思います。

この壁は

パワーのためにも

そしていつもいい姿勢で打つための

コントロールのためにも

重要なことだと思います。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:30 | コメントは受け付けていません。

いくつまで強くなれるのか?

3丁目のフェデラー』 さんから年齢に関する質問です。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  いつも質問に真摯に答えていただき感謝しております
申し訳ないですが、成長期について質問させてください
人により程度の差はあるにせよ、日々強くなりたいと思ってやっているわけですが、大体何歳ぐらい迄強くなれるのでしょうか?
自分が若い頃は35-40ぐらい迄が限界かと思っていましたが、今年で44になり、まだもうちょっといける気がしております
松原コーチはどのようにお考えでしょうか?

3丁目のフェデラーより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

成長期ですが

体力的な上限は30台前半まででしょうね。

ですから

技術的な上限に近づいているのなら

その上に体力的なレベルが上限に近いのなら

つまりあなたがプロレベルならということですが

体力的な限界が成長期の限界になると思います。

つまり、35歳くらいですね。

 

しかしアマチュアの場合

35歳で体力レベルが上限にいるとは限らない

むしろそんな人のほうがまれ

鍛えればまだまだ伸びる。

とまで、張り切らなくても

テニスを続けていれば

もうしばらくは

少なくても、保つことはできるはず。

 

技術的にもまだまだという人も多い。

こちらは伸ばす要素がいっぱいあります。

 

体力が保て、技術が伸びるなら

まだまだ、伸び盛りということ。

まして、このブログを読み

新しい技術を吸収すれば、まだまだ ・・・

 

まあ、その気になれば

55歳くらいまでは

若者を相手にしても

かなりいけるのではないでしょうか。

 

私自身はもう少し年が上

年齢リセット後、3年たっていますが

徐々に体力レベルは下がっていますが

まだまだ大丈夫ですし (と思い込んで)

技術的にはいまだにうまくなり続けています。

先週からはサーブがよくなったし

最近の半年間の

バックハンドの上達はすごいものがあります。

 

普通の人は、たぶん、50歳代になれば

強くなる成長期は終わっていると思いますが

年齢別の試合もあるし

クラブやサークル内で

どんどんうまくなって存在感を増していくのは

充分可能だと思います。

 

成長する要素はいっぱいありますので

工夫次第でまだまだ行けるし

自分自身がそう思い込んじゃえばいいと思います。  テニス

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:18 | 2件のコメント