フォアハンドでこだわっていること
左下へのフィニッシュ。
具体的な力の入れ方について話そう。
この写真を見て腕の力について述べよ
という課題が出たらどう感じるだろう?
フォアハンドのスウィングを上から見ると
手の動きはオレンジ矢印方向
いつも言うように、アウトサイドイン
そして
手を動かす方向以上に
力の方向としては
さらに左へ
いや、もう少し
いや、もっともっと
自分自身に対して向いているはず。
それは円運動をしている腕とラケットが
遠心力で腕を引っ張っていることに対し
腕は縮めようとして必死に引っ張っているからだ。
その腕を縮めようと頑張るのが
上腕二頭筋
昔は (ほんの40年ほど前のこと)
私もボールは押す方向に力を入れると思っていたので
腕を伸ばす方の筋肉
上腕三頭筋を鍛えようとしていた。
もちろんこちらも重要なので
しっかり鍛えておくべきなのだが
問題は
昔からある
上腕二頭筋はそれほど重要じゃないという
テニス的な考え方。
フォアハンドに限らず
サーブも
もちろんバックハンドも
腕を引っ張る。
もちろん、ナダル打ちも
肩を中心に腕を振る以上は
特にフォアハンドは
遠心力との戦いなのだ。
テニスマンなら
立派な上腕二頭筋にあこがれてほしい。