ボレーは振って合わせる

振り遅れボレーの解説に対し

再度、質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、解説有難うございます。

スイングが必要なことは分かるのですが、インパクトのタイミングが遅れることの悩みなのです。

どうすれば、スイングをしながら、そのタイミングを合わせることができますか。

重ねて質問となりますが、よろしくお願いいたします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

試しに大きなスウィングで打ってくれましたか?

早目に、高めにテイクバックして

大きめに振る。

 

これでだめだと

いっぱい練習してください

というほかに答えがありません。

 

振り遅れの対策として普通に考えるとしたら

振り遅れないように

テイクバックを小さくして当てに行くことだと思います。

 

でもそれでは余計に遅れる。

 

大きく振るというのは

見込みでスウィングするということです。

当たるはずの会合点に向かって振っていく。

ATP Masters Series - Rome

ボールのタイミングに自分の動き、スウィングを合わせるのです。

それに

微調整が振りながらも、少しは可能です。

 

フィード・フォワードの制御です。

 

それに対し

当てに行くというのは

ボールの動きに必死に合わせるということ

つまり

常に後追いになる、フィードバック制御なのです。

 

制御の精度を上げたり、追っかけ速度を上げれば

振り遅れを極限まで減らせますが

必ず、振り遅れます。

 

だから

「振りなさい」 なのです。

 

それと

ボールをインパクトまで見ない方が、ジャストミートしやすい

ボールの動きが、飛行線が見えていることが大事なのです。

 

いきなり、実打球で対応しにくいなら

素振りしてみてください。

 

相手打球を想像してそれに対して

素振りで切り下す。

1508vswing

ここまでは、コート上じゃなくてもできる。

こんな恰好、ジャストミートもイメージ

clijsters1508fv

 

次に、実際の本物ボールを打ってみてください。

 

たいていの方は

普通の運動神経で、すぐに当たると思います。

 

相手ボールをイメージできない初心者は別として

このやり方で、当たらなかった人にお会いしたことはありません。

 

だまされたと思って、ホントにやってみてください。  テニス

 

 


カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 19:09 | 1件のコメント