月別アーカイブ: 2016年7月

ぶれないフォアハンド

今日は日曜日

午前中は下川井テニスクラブでの一般クラスレッスン

ストローク、ラリー練習前に

球出しでのランニングショット練習をした

 

目的は余計なことをしないこと

腕をしっかりすること

身体をしっかりすること

構えを早くすること

kurai1607ftb

ここから上体を回さずに

右足をステップしながら空中で打つ

 

ランニングショットだと、上記の事柄をしっかりやらざるを得ない

スクールでは上級の人たちばかりなのだが

上体を開かないとか

構えが踏切に間に合わないとか

結構大変

 

しかし、この後のラリーでも

格段にしっかり感が増した

もちろんランニングショットじゃなくてもいい

kei1607jf

トミーのテニス塾では

エアーケイやジャックナイフもよく使う

もちろん

後退しながらの普通のジャンプフォアもアリだ

djokfr1607

これらを習得することは

しっかり感を増すこともあるが

下半身からの運動連鎖

その順番や

下半身の動きのゆっくり感を

覚える練習にもなるのだ。   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:26 | 1件のコメント

フォアの高めテイクバックの心

『jin』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  若いコーチは、ラケットを垂直に立てて、肩を支点にほぼ水平にラケットをひいて(振り子と言 うよりも回転)、テイクバックの最後には、ラケットが後ろ向きでふせぎみ(時にうえにひらきぎみのひともいます)から目に見えないスピードで降り出しま す。多少面を開き気味でも力で戻すのでしょう。要は手の角度をインパクトを同じにして、テイクバックの最後では面を上に向けないように後ろ向きまでもって いくことが大事なんではないかなと思います。下から振り子のように引くことよりも、面を開かず、手首を固めて、後までもっていくことがテイクバックの重要 なポイントなのではないでしょうか。

jin より

 

 

水瓶座  私の答えです

 

「多少面を開き気味でも力で戻すのでしょう。」

それは違います

 

「要は手の角度をインパクトと同じにして

テイクバックの最後では面を上に向けないように

後ろ向きまでもって いくことが大事」

その通りです

 

そしてその心は

1000分の5秒しかないインパクトで

正確なラケット面を作るため」

「腕をひねらないで引き、ひねらないで振り出すこと」

 

なにもしないから間違いようがない

 

テイクバックや振り出しで

外旋したり内旋したりせずに動かしたい

 

その動作があると面が不安定になるからです

 

そのための腕の引き方が、「振り子」

heninfr1604

そして振り子位置を高くしていく

肩の高さまで行くと

地面と水平になっちゃう

1606oktb

 

低めの振り子もありますが

高めの振り子も? ある

1606ftb

振り子とは言わないかもしれませんが

そこで腕を外旋しないように引くと

面が外向きになっていくのです

Kei Nishikori

自分のラケット面が

何もしないでも自然に垂直に出る

というのと

なんか操作して垂直面を作るのとの違い

 

これは全力のハードヒットだと

決定的に違います

もちろん大事なポイントで緊張の場面も

全力フルスウィング中は面操作不能なのです

なのに正確なラケット面

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松原さんが振り子だ、ふりこだ、フリコだ

というのはそうゆう理由があるのです  テニス

 

もちろん

フルスウィングや

緊張場面では

操作できないから

そんなに強く打ったらダメという

昔風な考え方もありますが。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:18 | コメントは受け付けていません。

フォア、テイクバックの目安

フォアハンド

打つ形、垂直面

そのまま引き、そのまま打つ

そうしたらエラーしないはず

 

先日、『ジン』 さんから指摘のあった

若いコーチたちのテイクバック

振り子じゃない?

ちょっと引っかかっている

高い位置の凹型テイクバックだが

「そういえば、あの人たちエラー多かったかな」

やはり、ちがっている人もいたかも

 

まあ、コーチとはいえ

いろいろなレベルの人がいる

 

テイクバックの目安

1606oktb

後ろで後ろを向いていること

もう少し後ろへ引けるが

そこでラケット面がほぼ真後ろを向いていればいい

Kei Nishikori

「ね、真後ろ向いているでしょう」

そこから

腕をひねらないように振り出せば

インパクトで垂直面ができる

 

さて

先日のテニスコーチ研修会

若者たちのテイクバック、どうだったっけ?  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 14:54 | 1件のコメント

名瀬川のハヤ

たまにはテニスから外れてみる

先日、しばらく休止中だった徒歩通勤を再開

東戸塚へ向かい

名瀬川沿いを歩いていたら

うれしい光景が

CIMG2800b

ハヤだろう

何匹いるかわかるかな?

11匹くらい映っている

真ん中の大きいので10cm位

小さいのは4cm位か

こんな小さな川だが

CIMG2806

昔はコイやハヤが結構いた

それが

ある年の台風でみんな流されて

いなくなっていた

それが戻ってきて、繁殖し始めているのかもしれない

 

水を飛びちらす動きが目に入った

CIMG2809

15cm位か

婚姻色に染まった大物を発見

CIMG2813

上流へ上流へと遡上していった

CIMG2815

なんということもない景色なのだが

さわやかな気分、朝の通勤路だった。  魚座

 

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 19:32 | コメントは受け付けていません。

逆を突かない

ストロークで相手を振り回し

相手コートに空きを作る

federer1607imp

ここで

決め方に2種類ある

1、オープンコートに打ってウィナーに

2、相手がオープンコートへ走る逆を突く

 

どっちがいいのだろう?

原則は、1

オープンコートで決まるならそれでいい

難しくする必要はない

 

それがぎりぎりだったら

相手の動きの逆をとる、という選択が出てくる

 

相手側の事情を考えてみよう

状況から見て

オープンコートをカバーしようとしても

間に合いそうもない

 

なら

走るフリだけして、走らないという考えもアリ

相手が逆を突いてくれるのを期待

 

思い通りに来たら

ウィナーを取られないだけでなく

ラリーの主導権を握り返すチャンスにもなる

 

実は先日の中学生君との試合

これでフォアハンドのパスを2本決めた

あの時

もしもバック側に打たれたら

多分ウィナーだったろうし

仮にぎりぎりで追いついても

返すだけならともかく

パスを決めるのは無理だったと思う

 

ジョコビッチならともかく

djok1607bk

松原さんではこうはいかない

 

この試合

私の 5-3 リード、時間切れだったのだが

かんじんなところで2本違えば

負けも十分ある

 

この、「逆を突く」 という事

ストロークの巧みなジュニアたちは大好きなこと

なんか

単純にオープンコートに決めるよりも

高級な感じもするからだろう

 

だが、ここは年寄りの知恵の出しどころ

パワーや脚力に勝る若者をだますのだ

 

この試合後

原則、「逆を突かない」 ことをアドバイス

納得してくれたと思う

 

さて次回の彼との対戦、どうなりますか  ????  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 14:55 | コメントは受け付けていません。

フォアへの回り込み

昨夜の東戸塚校でのジュニアチームレッスン

中学生とシングルスをしていて気が付いた

ラリーで振り回され

山なりの返球をややバックよりのセンターへ

それを彼はバックで打ってくる

そこそこのスピードなので

こちらに優位を取り戻す時間ができる

少なくとも返球は可能

 

相手がナダルだったら

フリーのボールを

フォアに回り込まれ

一巻の終わり

もちろん、私の場合

相手がナダルだったらバックでも取れないが

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ナダルはなぜに回り込むのかというと

「フリーのボールに対しては」

フォアハンドの方が強力だから

 

たまたまサウスポーだったこともあり

中学生君にもナダルスタイルをアドバイス

 

そもそも

特に両手バックの場合

カウンターには強く

小さめのスウィングでしっかりと打てる

だから

速いテンポの打ち合いなら

回り込まなくてもいい

むしろバックの方がいいボールが打てたりする

 

だが緩い死んだボールを

フリーに打てるなら

大きなスウィングで加速できる

フォアハンドの方が上

 

ナダルはサイドラインの外に出てまで回り込む

攻撃的なベースライナーになりたければ

この姿勢が大事

バックが苦手だから回り込むのではないのだ

フォアハンドがよりすごいから回り込む

federa1607fr

最高の片手打ちバックハンドを持つ

フェデラーでさえフォアへ回り込む

ただし

ライジングのリターンダッシュにはバック

 

プロのダブルスで

サウスポーがらみのペアー

レシーブで

2人ともバックサイドになることが多いのも

同じ理由かもしれない。           テニス

 

 

カテゴリー: シングルス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:28 | コメントは受け付けていません。

スライスサーブ

『タキオ』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの質問部分です

 

カラオケ  ・・・

昨日聞けなかったスライスサービスについて質問がございます。
トスの位置をあまり右側にせずに、スライスの回転をかけるには、何に注意をすればよいでしょうか。
トスの位置で相手に球種がわからないようにしたいためです。

私の考えでは、頭の上にトスをして、体の軸を傾けた状態で野球のスリークォーターぎみに振るといいのかと考えています。

御教示いただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

 

 

 

水瓶座  私の答えです

「トスの位置で相手に球種がわからないようにしたい」

プレーヤーとしては当然のことですね

それを前提にお答えします

 

ポイントは2つ

手首の角度とフィニッシュです

 

スピンサーブとスライスサーブの打ち分けですから

ボールをたたく場所が

spindaten

この1時30分の位置だとスピンサーブ

2時か3時くらいだとスライス気味のサーブになります

だから

手首の角度ですが

前腕とラケットが

直線的に伸ばした状態がスライスサーブに

0022

(上体を左腕側に傾ければスピンと同じ打点でもOK)

 

手首に角度をつけるとスピンサーブになりやすい

spin2

次がフィニッシュの位置

スピンだと内旋回内をフルに使い

肘がここで止まるように

AIG08Suzuki02S

利き腕側の高い位置でフィニッシュですが

スライスは特に回内を少なくして

nadalssr1607

伸ばし気味の腕で

利き腕の反対側に

引っ張り込むようにフィニッシュするのです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:06 | 1件のコメント

トミーテニス塾

今日はトミーインドアでの

松原コーチのテニス塾

9名の皆さんにおいでいただいた

栃木、埼玉、神奈川と多彩な顔触れ

ほとんどの方がこのブログの読者のようだ

定員が8名なのだが

フロントの手違いで1名オーバー

皆さんにはご迷惑をかけたが

にぎやかに行うことができた

CIMG2753

1時間目はフォアハンド基礎編

文字通り基礎中の基礎

入るはずの面や手首の形を作っておき

そのまま引いてそのまま出せば

エラーするはずがないという、耳タコ話

ほとんどの方が知っていると思いがちだが

ほとんどの人ができていない

先日も書いた最初の構えを見るだけで

その人のフォアがわかるという部分だ

だからこのことの確認んで1時間目は終了

 

一転、2時間目はフォアハンド応用編

いろいろな高さの打ち分けのため

トップスピンのバリエーションを登場させた

最初は低い打点で

ラケットヘッドを下げ

ボウリングのフックボールのように

手前から向こうにサイドスピン

次が高い打点でのワイパースウィング

CIMG2754

最後に低めのワイパーで

というバリエーションだ

 

前の時間で面の作りができていたせいもあり

皆さん、戸惑いながらも結構うまく打っていた

 

3時間目はバックとサービスという

とりとめのない組み合わせ

2名が2時間目で帰られたので

この時間は7名

両手が3名、片手が4名と見事に分かれた

 

最初はどちらも手首の角度を動かさないで打つ練習

というか

それだけで安定してきたことを確認し

バックハンドは終了

 

すぐにスマッシュ

サーブがメインだが

スウィングのテンポ感を知ってもらうため

スマッシュから始める

その後、そのテンポをサーブに

CIMG2756

手首を固定し

テイクバックを小さくし

余計なことをせず

左手で挙げて

右手腕力で打つ

 

皆さん

だんだんとひっぱたけるようになっていった

スピンのかけ方と

運動連鎖コントロールのため

軽くジャンプして打つところで終了

 

忙しかったけれど充実したテニス塾だったと思う。  テニス

 

そうそう

次回は9月7日(水)の開催

8月はありません

要項はこちら

と思ったがまだできていないので

できたらご案内します

是非、ぜひ、ゼヒ、ご参加ください。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 18:16 | 1件のコメント

ラオニッチのリターン力2

ウィンブルドンの決勝

ラオニッチはマレーのリターン力にやられた

ブレークは1セット目の1ゲームだけ

後の2セットは

タイブレーク中、マレーの見事なリターン力の炸裂

 

さて、リターンで何が違うのか

先日に続いてのリターン、2つ目の秘訣

それはインパクト面の固定

djok1607bk2

とにかく、プロのサーブは速くて重い

面のはじっこに当たっても

タイミングがちょっと狂っても

そんなことはしょっちゅう

でも

とにかく面を保つ

そうするとこんなフィニッシュも

djok1607bk

ラケットヘッドが手を追い越していないことに注目

腕が振り出されることで面は上を向いているが

とにかく手首は動いていないのだ

 

ラオニッチもタイミングが合っているときはうまくいっていたが

それはプロなら当たり前

 

フォアでも固定

federer1607imp

インパクト後なのに面が保てている

もちろん片手バックでも

mac1607

偉大なチャンピオンたちの面はびくともしない

いや

マレーもそうだが

面がびくともしないからチャンピオンになったのだ

もちろん彼らはストロークの名人ばかり

長いラリーもOKなのだが

 

ラオニッチの場合はサーブゲームは強い

だから

長いラリーはちょっと ・・・ でも

リターンだけうまいも、アリなのではないかな。

1セットに1回リターンが効いて、ブレークがあれば

7-6  6-4  6-4 でチャンピオンに

タラレバ言っていてもしょうがないのだが ・・・    テニス

 

 

 

カテゴリー: リターン | 投稿者松原コーチ 17:59 | コメントは受け付けていません。

ラオニッチのリターン力

ラオニッチがウィンブルドンの決勝に浸出

さて、どうなるか?

世界のトップに上がるためには

安定したサーブゲームのキープ力と

ブレークのための高いリターン力が必要になる

 

この二つをともに持っているのが

ジョコビッチとフェデラー、元気な時のナダル

そしてマレー

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だからビッグ4なのだ

それに近いところまで来ているのがワウリンカ

 

一方

桁外れのサーブキープ力を持っているのが

ラオニッチやチリッチ

背の高い人が多い

 

逆に素晴らしいリターン力を持っているのが

錦織やゴファン

背の低い人が多い

 

素晴らしいリターン力を支える要素が2つある

1つ目は

単純に高く構えること

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低く構えて、いるように見えるが

それは彼女が前傾しているから

錦織もそう

サーブに対し

最初の構えは前掲し

サーブに合わせて立ち上がる

上体と腕の関係を見れば

立ち上がれば手の位置、ラケットの位置は高くなる

だから

nisikoribkf1509

最短距離で高い打点に到達する

はっきり言って

そんなに難しい話ではない

でも

これができていない選手の特徴は

いいサーブが入るとリターンを吹かすこと

ネットではなく大きくアウトするのだ

低く構えて、高い打点

しかも時間足らず

下から上にボールを打ってしまうのだ

 

いいリターン屋さんの必要条件は高く構えられること

 

錦織は高く構える

ラオニッチは低いような気がする

今夜のマレーのサーブに対しどうだろう。

 

もう一つ重要な要素が一つあるのだが

それは次回に ・・・   テニス

 

 

 

カテゴリー: リターン | 投稿者松原コーチ 17:06 | コメントは受け付けていません。