月別アーカイブ: 2016年8月

芍薬甘草湯について

momotaro』 さんから以下のコメントをいただきました

参考にしたいので、全文を転載します

 

カラオケ 松原コーチ、こんにちは。いつも参考にさせていただいています。

さて、芍薬甘草湯についてですが、薬剤師&スポーツファーマシストとして、ひと言。
ケイレンを鎮めるために服用することは是として、予防のために事前に服用することは医薬品の適正使用の立場から、お薦めできません。
運動時は、心臓の拍動や血液の流れ、薬物の吸収などが、通常時と異なり、思わぬ副作用が強く出てしまう危険性があります。
予防的に飲んでいたからケイレンを起こさなかったのではなく、飲まなくても起こさなかったと考えるべきです。

長距離ランナーなどで、芍薬甘草湯や鎮痛薬を事前に飲まれる方も多くおられますが、危険な飲み方です。

例えば、箱根駅伝とかマラソン大会などで、トップアスリートが突然脱水状態になったり、走れなくなったりするケースがありますが、事前に薬を服用していたためという事例があります。

momotaro より

 

 

水瓶座  私のお話です

コメントありがとうございます

私も改めて、何社かのHPをみて

用法などを確認してみました

確かに事前に飲む話は見つかりませんでした

 

コメントにあるリスクもよく考えてみるべきと思います

 

さて

言い訳がましくなりますが

私はけいれんの熟練者なので

もう少しで、「きそうだな」 というところがかなり正確にわかります

練習試合ではなんともなくても

本番の試合では緊張することもあり

それがかなり早く来る

 

先日、出場した

大学のOB大会ですが

ダブルスを4セットやる予定で、2セットが終了

休憩中に

きそう、キソウ、という事で、1袋を服用

無事、事なきを得ました

主観ですが

確かに効きます、と感じています

もちろん

飲んだという安心感が効いたとも考えられますが

 

事前といってもこんなものですが

まあ

自己責任で服用という事でしょうか

こう書いておくことで、責任逃れ鴨。  天秤座

 

 

カテゴリー: 傷害、治療 | 投稿者松原コーチ 17:30 | コメントは受け付けていません。

ファーストとセカンドは

『たかちゃん』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原校長、いつもブログ拝見してます。ありがとうございます。

おかげさまでサーブが劇的に変わり、ファーストサーブでノータッチエースが取れました。20年振りです(笑)。

さて、ご質問がありまして、セカンドサーブを打つ際に、ファーストとセカンドサービスを上手く切り替えることができません。

フラット系のファーストは比較的イメージ通りいくのですが、セカンドの際、ファーストのようにフラット系になってしまったりで安定しないのです。

かといって意識的にスピンにしようとすると、浅く入りリターンを叩かれます。

そもそもファーストサービスとセカンドは別物なのでしょうか??

基本的な質問ですみませんが、よろしくお願いいたします。

たかちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

そもそもファーストサービスとセカンドは別物?

3通り考えられます

 

1、同じ打ち方をベースにする

2、基本的に1種類のサーブ

3、しっかり別物にする

 

トッププロのすごいサーバーは、1でしょうね

スピンサーブをベースに

回転を減らした、フラット気味スピンサーブをバック側に

サイドスピン気味にしたスピンサーブをフォアに

確実に入れていくファーストや

セカンドサーブは基本のスピンサーブで

 

ラオニッチ、ジョコビッチ、チリッチ、フェデラー、キリオス

たいていのすごいサーバーはこれ

federsupin1601

同じ打ち方がベースだから

ファースト、セカンドの差がつきにくい

だから

セカンドのレベルを上げられる

トスやフォームから

コースや球質がばれる可能性が低い

 

2の同じ球質ですが

セカンドを考えたら

スピンか回転多めのスライス、どちらか

ファーストはより強めに打ったり

コースをついたり

セカンドは安全なコースを狙う

 

3の、まるっきり別物ですが

ファーストは、どフラットエース狙い

セカンドはしっかりスピンの安全サーブ

プロでも

クエルテンなど、昔のクレーコート選手によくいました

3cc95d41

アマチュア、中級者以下の場合

セカンドは

超スローボールフラットまたはアンダーサーブ

セカンドはしっかり狙われますが

もともとストロークのレベルの低いところなら問題ない

リターンコースを読んでラりーに持ち込むという手もあり

サーブレベルが低いなら、これで行くしかない

 

これは進歩過程の話とも考えられ

3から始め (超スローボールセカンド)

スピン系のサーブを覚えたら

2に行き

調子がいい時やカウントにより

ファーストにフラットを混ぜる

そして

究極は1、という風にも考えられる

 

この1に近づくにはどうするか

それはまた次回のお楽しみということで。   テニス

 

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:55 | 1件のコメント

足がつったら

『ムーディー』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。いつも技術解説参考させていただいております。

本日は、技術ではないのですが、体力のことでご質問があります。

私は、草トーナメントに出場する機会が多く、特にシングルスにおいて、よく足をつります。
ほとんどの場合は、試合後半で足をつってしまったために、逆転負けをしたりしたこともあります。

足をつらないようにするためには、どういったことに注意するべきですか。
トレーニング、水分補給など、また、つってしまった場合の対処法などあれば知りたいです。

よろしくお願いいたします。

ムーディー より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

私と一緒ですね

疲れた後、冷やすとてきめんに来ます

先日も

練習帰りに、ハンドルを握る手のひらがつっていました

高速運転中に右足の裏がつるのが一番困ります

 

水分、塩分、ビタミンの不足でも来るそうですね

でも

水分補給をし、トレーニングを積んでも来るんです

 

そこで発想を変えます

実は最近のテニス界での常識

若者たちも使っています

そいつを紹介します

「芍薬甘草湯」 という漢方薬です

いろんな薬屋さんで出していますが

たぶん一番、どこでも売っているのが

ツムラの「芍薬甘草湯」 エキス顆粒

 

別の契約しているわけでもないので

リンクは貼りません

「漢方薬 ケイレン」 で、検索すればすぐに情報が出てきます

 

試合前に1袋

試合中に

もしも来そうになったらもう一袋飲めば

けっこう効きます

 

それと

もしも来たらですが

ツッタ部位をゆっくりとストレッチすること

つって固まった部位を伸ばして

つってない状態にしばらく保ちます

 

そして

暖かく保つ、ことくらいしかできません

 

昔は焼酎マッサージでしたね

これ

けっこう効きます

 

もう一つ大事なこと

気にしないことです

来た来たと気にして集中すると

ちゃんと、すぐに来ます

大丈夫大丈夫と自己暗示をかけると

しばらくは持ちます

治ることもあります

 

いろいろ書きましたが

とにかく

水と、塩と、ビタミンと、暖かさ

日ごろのトレーニング

 

それでも来ますので

 

芍薬甘草湯です。  病院

 

 

カテゴリー: 傷害、治療 | 投稿者松原コーチ 19:36 | 3件のコメント