月別アーカイブ: 2018年12月

ハイバックボレー外旋

先日つい口走ったハイボレーのコツ

片手打ちの人が使う方法

うまく使えば

スマッシュのようにオーバーフェンスも可能

今日はこいつを紹介しよう

 

何年か前の記事を焼き直したものだが

なかなかよくかけていたので再起用だ   :01 スマイル:

 

さて

バックボレーはこんな形のインパクト

nishi1506bs

手首を動かさず

腕もひねらずに打つと安定する

打点は引き付け気味で打つ

 

もっと強くパンチする場合だが

フォアボレーなら

スウィングを大きくするくらいで

基本的に、同じ技術の延長でよい。

 

しかし、それでは

バックボレーの場合

特に高い打点でパワーが足りない。

 

もっとラケットヘッドを振り回さなければ

パンチ力が足りないのだ。

 

そのためにこうする

一番のポイントは打点を前にすること

hv3i

(バックボレーの打点は前後、2種類あるのだ)

赤い矢印は振り出す時の説明なので今は無視

そしてここへ向かって

ラケットヘッドを振り出していく。

 

前腕を高めにセットし

hv1

ラケットを寝かせる

打点は前に取るので肘を少し前に出す

赤矢印のように

斜め下に腕を引き降ろすと

hv2

外旋、回外で

面が勝手に起きてきながら加速

(起こす力は要らない)

その時の腕の力を入れる方向は

ほぼ真下

 

面が起ききってほぼ垂直にインパクト

hv3i

面が下向きになって

ネットするといけないので

インパクト辺りから

(外旋、回外をやめ)

赤矢印方向に手を動かし

腕の自然な動きで

徐々に面を上向きにしていく

スライスの面使い。

hv4

こうゆうふうに面を使うと ( ∫ 型に振ると)

高さ方向の打球の飛び出し角が安定する。

 

コツは打点を思い切って前にすることと

肘を大胆に上げること。

 

実は

上の例は打点が近いので

腕の外旋を主に使って面を引き起こした。

打点がもっと遠くの場合

外旋は使いにくいので

回外を多く使う

特に上級者はそう

だが

この技術をマスターするには

近めの打点で

内旋を使って引き、外旋を使って打つ方がわかりやすい

そして

それができるようになったら

少し遠めの打点の場合に

回外をうまく使えばいいのだが

それは自然に使えるようになっていくと思う。

まずは大げさに

内旋、外旋で引き起こしを覚えてほしい。  テニス

 

そうそう

引き起こしといったが

力具合は引き起こすより

手の位置を引き下げること

けっか

ラケットヘッドが猛烈に引き起こされるのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 16:49 | コメントは受け付けていません。

ラケットのバランス

『Sho』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  こんばんは。
上の内容と関係ない話ですいません。

今年、色々と試打したラケットのうち、私に一番あうと思ったのは、プリンスのBEAST100(穴なし)でした。
ところが、BEAST100には、300gモデルと280gモデルがあります。
ある店で、300gも280gもスイングウェイトが282のラケットがそれぞれありました。
スイングウェイトがどちらも282なので振った感じは、ほぼ同じかと思えます。
この2本は、テニスに使う上で、何が違ってきそうでしょうか?
または、どのショットで違いが出てきそうでしょうか?

もし、何か情報、御考え等あれば、お願いします。

Sho より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

スウィングウェイトというのは慣性モーメントですね

振り回す時に

手にどれだけの重みを感じるかということだと思います

 

重さが20グラムも違うのに

スウィングウェイトが同じということは

手前を軽くしただけでは実現できませんね

さらに、軽いラケットの先だけを重くして

超トップヘビーにしてあるということだと思います

 

さて

スウィングウェイト、振り回し重みが同じということは

予定通り、振り回すショットに関しては

あまり変わりがないということでしょう

tarofr1803

フォアのフルスウィングや

バックのトップスピンフルスウィング

wawr1601bkf

それに対し

振り回さないショット

1303swing

ボレーのように

ラケット全体を押し出していくようなショットは

スロート当たりの重さがないと

振りにくく、打ちにくいと思います

 

今の技術だと

ラケットはいくらでも軽く作れます

しかしルールによりボールの重さは決まっているため

ラケット面の重さはある程度の最低重量が必要です

 

ですから

軽量ラケットは軽量にするほどトップヘビーで

スウィングウェイトを最低限保とうとします

例えば

私が先月から使っている、ヨネックスのVコア98

vcore98

305gで、バランスポイントがグリップエンドから、315mmですが

軽量版の、285gモデルもあり

こちらは、バランスポイントがグリップエンドから、325mmです

 

あと

ラケットには面の大きさの問題もあり

大きな面であれば

面の中心までグリップからの距離が近くなります

打点が近くでもいいわけです

それならスウィングウェイトが少しくらい軽くてもいいのかも

重量も軽めでいいとゆうことになりますね

 

まあ、一般プレーヤーの男性なら

面の大きさが小さめならば

300gくらいあった方が

オールマイティーに使いやすいのではないかと思います。 テニス

 

そうそう

リターンも、ラケットを振り回すつもりでいいても

いいサーブだとすべてが思い通りにはならない

やはり手前側の重みもあった方が

何とか切り抜ける率が高いと思いますよ。 テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 19:52 | 1件のコメント

印西女子ダブルス

12月17日(月)は松原テニスクラブ印西

月例の女子ダブルス初級の部が行われた

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今回は5ペアーの参加、総当たりのリーグ戦

アドバンテージありのタイブレークセットマッチ、4試合づつ

午前中は雨が降っていたが、熱戦が展開され

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昼頃には雨も上がった

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試合結果は、動きに優った、4戦全勝の、桃谷さん、谷田さんのペアー

2位は、なかなかの強打、3勝1敗、横江さん、馬場さんのペアーだった

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全員参加で1枚

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いつもだと

きちっとクロスに返して基本を守らないと隙ができますよ

というような話が多いのだが

今回は、皆さんかなりできていた

そこからどうやってボレーを決めるか

というようなアドバイスが多かったように思う

 

表彰後

優勝の桃谷さん、谷田さんに

バックのハイボレーの秘策をアドバイスしたのは秘密だ

近日中にその秘密を公開しようと思っている

 

次回は、1月28日(月)の開催

松原テニスクラブ印西までお電話してほしい。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:26 | コメントは受け付けていません。

オープンシングルスのご案内

毎年、1月の祭日、東戸塚松原テニスクラブでは

オープン・シングルス大会を実施しています

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今年は会場を、松原テニスクラブ横浜に変え、4面のコートで実施します

期日は、1月14日(月・祝)

要項はこちら

試合後には松原コーチのワンポイントレッスンも

ぜひご参加ください。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 10:59 | コメントは受け付けていません。

ロブボレーから

最近はボレーの苦手な人が多くなったように思う

ストロークがトップスピン系になり

面が下向きになっているのが大きな原因かもしれない

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ボレーなら

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こんなに上向きができなければならない

先日のコーチ研修会でも

ローボレーが苦手という人にボールの軌跡をイメージしてもらい

それなりに打てるようにしたが

今日はもっと大胆な方法

リフティングから入る

 

第1段階としては、自分で真上に面を向けて1人ボレー

20回くらい続ける

 

第2段階はネットから二人とも1~2m離れて立ち

ネット上、1~2m上を通るような小さなロブボレーで続ける

 

第3段階は少しづつ離れたところから続ける

第4段階はロブボレーの軌道を下げていく

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第3段階までやれば後は勝手にうまくなるかも

上に面を向けること

強さを加減すること

これさえできれば、あとは慣れの問題

 

ハイボレーからボレーに入ると

この2つともできないので苦労することになるのかもしれない。 テニス

 

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 14:53 | コメントは受け付けていません。

バックハンド波動砲

片手バックハンドの存在理由はそのハードヒット

腕に加速を伝えた快感

腕のスウィングを大きくゆったり使えるので

身体の運動量を順次うまく伝えることができるのだ

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大きく構えることが

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間に合いさえすれば振り遅れはむしろない

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横向き、やや相手に背中を見せるくらいから

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徐々に開いていく

上体の回転により、回転半径も小さくなるので角速度が加速

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インパクトの辺ではほぼ上体の回転は止まる

波動の原理

上体の運動量は腕に移行していく

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そして一気の振り抜き

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上体の回転引っ張り + 肩甲骨も引っ張る

ますます加速 加速の快感

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どっかーん

見たか !!!

バックハンド波動砲の完成だ。 テニス

 

でも、手首の角度は変わってないよね

どっかーん で しかも安定。  ペンギン

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:09 | 1件のコメント

腕で打つのが大前提

先日の神奈川県テニスコーチ研修会で

苦手フォアハンドの矯正をやって見せた

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最初の人にやってもらったのは (写真の人じゃありません)

上体を前向きにしたまま、腕だけで打つこと。

結果、それまでのポワンとした打球が

バシっという音に代わり、連続で向こうのコートに打ち込み始めた。

これは、身体を使わないことによりエラー要因が減ったこと。

エラーしないという自信で、強く打ってもよくなったこと、ということらしい。

 

それに対し、

体重の移動であったり、上体の回転であったり、膝の屈伸などは

あってもいいのだけれども

腕のスウィングの邪魔をしたり

運動方向や面の向きを変えてしまうものはいけない。

例えばフォアハンドストロークならば

上体の回転を使うためには、スウィング中、上体を垂直に保つ必要がある。

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上体が垂直じゃないと

腕のスウィング方向やラケット面が変わってしまいエラーの率が増える。

タイミングで言えば

インパクト前に上体が前向きになっていなければならない。

そして

パワーのためには上体の前向き運動が止まりかけてからインパクトを迎える必要がある。

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そうしなければ上体の運動量が、腕に、ラケットに移行しない。

前向きが遅れると

ラケットの振りを減速するための動きになるし

ラケットが移動する先にスペースが無く

強く打ちようがなくなる。

だから邪魔したり、逆運動量連鎖で減速したりで情けないボールを打つよりは

前向きで、腕だけで、の方がいいボールを打てるということになる。

もちろん先ほどの方には

上体を少し後ろ向きにひねって打ってもいいですよと

一部制約を解き

さらなるスピードアップに至ったことを報告しておく。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:11 | コメントは受け付けていません。

昨日はコーチ研修会だった

きのう12月3日(月)は神奈川県テニス事業協会主催

「2018冬季神奈川県テニスコーチ研修会」 を開催した

9時30分から4時までびっちり

講師は私、松原コーチ

現在参加は  12名 と少なめだったが

内容にはかなり手ごたえを感じた1日だった

参加者には上海からの人、シンガポールからも

香川県からの方などもいて

こちらもちょっと責任を感じて、肩に力が入ったかも

みんな日本人で、すべて日本語ですけど

要項はこちら

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場所は相模原インドアテニススクール

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同スクールの檜垣コーチに手伝ってもらい

やりやすい環境を作ってもらった

午前中のメニュー、最初はハウス内で講義

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私のテニス論などで、1時間ほど

1球目がテニスの本質なこと

プロの技術を基本とすること 等々

私の考え方をしっかりと聞いてもらった

午前中の後半は、スマッシュとサービス

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腕の使い方や、振り子のリズム感など

そしてスピンのかけ方など

段階的に、かなり細かくやった

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1時間の昼休みの後も実はサーブの続き

かなり徹底的にやっつけた

スマッシュはすごいのにサーブが苦手なコーチは

スマッシュの手首をアドバイス

あっという間にすごいサーブが

 

その後は、フォアハンド

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面の使い方の基本から

インパクトでしっかり前向きなど

かなり皆さま、誤解しているなと思った

みんなそれなりのエラーは覚悟しているみたい

私の言う基本を押さえれば

めったにエラーなんてしないんだ、と見せつけて

しっかりと勘所を抑えた

その後はバックハンド、ボレーとちょっと急ぎで進んだが

今回は、片手バックをかなり教えることができた

それなりの年齢層なので、片手が過半数なのだ

ボレーではボールの飛行線をイメージして

スウィングもイメージトレーニングというトライも

定刻4時を少し過ぎて、終了

全員集合で

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充実した中にも楽しく講習できたと思う。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 18:38 | 1件のコメント

明日はコーチ研修会

明日12月3日(月)は神奈川県テニス事業協会主催

「2018冬季神奈川県テニスコーチ研修会」 が開催されるので

いまさらのご案内

現在参加予定者  12名

もし、今晩思い立った人は

予約している暇もないので直接、参加費持参で現地まで来てください

お電話いただいた、Kさん

そのご連絡がありませんがぜひ

要項はこちら

場所は相模原インドアテニススクール

9時30分から4時までびっちり

講師は私、松原コーチ

まずはテニス理論のお話し

なぜ、ショットは1本目から入らなければならないのか?

(今日の写真は1年前、2017冬季のもの)

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なぜプロの技術を基本にするのか

実戦的なショットとは ・・・・

等々 で 約1時間

午前中の残りはサービスをみっちり、基本からやるつもり

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午後はそのほかの技術を  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:17 | 1件のコメント