『momotaro』 さんからの質問です。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
全豪がいよいよ始まりました。テレビで観た、ナダルと圭の試合、相手は片手バックハンドの選手でした。敗れはしましたが、二人共思い切りの良いスイングで、強烈なバックハンドショットを放っていました。
一時期は、両手に変えようかと迷った時期もあったのですが、結局片手バックハンドで通すことにしました。その折は、アドバイスありがとうございました。
さて、そのバックハンドですが、長い(深い)球ならトップスピン、あるいはフラットドライブで打てるのですが、浅い球をトップスピンでアングルに打つことが難しく、結局スライスで打ってしまいます。
フォアハンドであれば、ワイパーで打てるのですが、バックではどうしても打てません。どのように打つと良いのでしょうか。
よろしくお願いします。
momotaro より
私の答えです。
バックハンドもクロスに打つときは
ワイパーです。
ただフォアハンドほど露骨ではないだけです。
それと
肩を中心に振るべきで
肘を中心にした半径の小さなワイパーとは
ちょっとイメージが違います。
身体から離して構え
上体よりだいぶ前の打点で
ボールの外側から
アウトサイドインに捕える。
ショートクロスの場合、特にですが
この時に
手の位置を強く引っ張り込むようにするのがコツ
手は緑色の線のように動きますが
力の方向はむしろ下に
水色の矢印方向に引っ張ると考えるとわかりやすい。
この引張りでラケットヘッドは自然に立っていく。
写真だけ見て
腕力で立てようとする人がいるが
むしろ逆効果
むしろ手首からやや垂れたところから
先ほどの水色矢印。
腕全体を外旋させるように
もしかしたら
手の位置を中心としたワイパー
と考えてもいいかもしれませんね
面を徐々に被せていくようなイメージもいい鴨。
あまり引っ張らずに振り切れば、ダウンザライン
少し引っ張ると、クロスへ
強烈に引っ張ると、ショートクロスです。