『れね』 さんからウォームアップの質問です。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは。
全豪オープンも終盤にさしかかりました。錦織選手の試合の解説で、気になった点が。
「試合前の練習で、汗を流し・・」みたいなことを聞きますが、映像では結構ハードに動いてますよね。
試合前のアップって、何をどの程度やるもんなんでしょうか? あんまりやりすぎると、試合が長引いたりすると途中でばててきそうで。プロ・一般人で分けて教えていただけると幸いです
れね より
私の答えです。
その人によりすごく差があると思いますが
プロの選手ですと
温まって、全力で動き始めるようになるまででも
30分以上かかるでしょうね。
着替え終わって、コートに立つ
その人なりの体操やストレッチで
筋肉を伸ばし、関節を動くようにする。
どこにも故障がなくても
それなりの時間がかかりますが
故障個所があると
(プロで何もないという人はいないでしょうね)
そこを動かすには
その周囲からでしょうか
それはそれは大変だと思います。
そして軽くボールを打ち始める。
一通りのショットをやったら
(それだけでも30分以上かかるでしょう。)
そっから先はその人次第
ここで終了の人もいるでしょうし
その日の調子や疲労具合で違ってくるでしょうね。
ただこれだけは言える
練習したら
試合でばてるかもしれないけど
調子が出ないうちに
楽に負けてしまうよりはよっぽどまし。
試合形式の総合練習。
次に
その日のテーマや
調子の悪いところの調整など。
サーブをえんえんと、という人も
サウスポーのサーブをリターンとか
そこまでやれば
すぐ2時間くらいたっちゃいますよね。
だから、1,2時間くらいといったところでしょうか。
そして
疲労回復して待機
試合前のウォームアップ。
この程度で疲れたら、試合で大変
という人はプロにはならないのでしょうね。
さて、アマチュアの場合ですが
試合会場で練習コートが用意されてるなんて
まずありえない。
へたすると
サーブ4本で試合開始。
相手もそうで、同じ条件だから言い訳もできない。
だから試合前に温まるやり方を
自分のパターンで作っておく必要がある。
ストレッチとか
体操とか
散歩か軽いジョギング。
そして素振り。
素振りで注意すべきは
入らないフォームをいっぱいやらないこと
腕回り、肩回り、手首、上体などを
ラケットを振る状態にしておくことが大事。
次に試合に入るやり方を決めておくこと。
第1球をどんな球種で
どこへ打つか?
エラーをしないで安心して打てるショット
できれば温まるショット。
私なら
サーブはスピンをいっぱいかけてファーストを入れる。
最初のストロークやリターンはクロスに
ヘビートップスピンで安全に大胆に振り切る。
最初から大胆な奴と見せかけて
安全に、どさくさに1ゲーム目をゲットするのだ。
結構上手な人でも
最初の入り方を決めていない人が多い。
だからこれだけでもかなりのアドバンテージ。
試合の最初から温まっていないうえに
頭も寒いと
これではちょっと ・・・