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セットポジションサーブ

サーブのトスに関して質問してくれた、『sho』 さんからのコメントです

以下がそのコメントです

 

カラオケ  ありがとうござます。
昔、右肩を痛めた時、最初からの担ぎサーブをしていた時に、トスが安定していたことを思い出しました。
逆のパターンですが、トス先行、練習してみます。
スゴいクイックサーブが打てるかも…

トスの左手を曲げる…発想にありませんでした。これも試してみます!

sho より

 

 

 

私の説明です

水瓶座  「最初からの担ぎサーブをしていた時に、トスが安定していた」

というところに注目です

ワインドアップをせずに

セットポジションからサーブを打つことのご利益です

 

大きく後ろから振り上げたりして

ワインドアップの勢いがサーブに効く

と思っている人もいるようですが

そのワインドアップ肩の上で止まったりして

それなら

最初から高く構えていてもいいですよね

CIMG6351

こうすれば利き腕の影響は一切ないので

間違いなくトスは安定します

そして

利き腕の肘の角度を

理想的な90度にすることも簡単

SONY DSC

間違ったテイクバックをすることに比べたら

よほど、パワーアップになる場合もあるのです。 テニス

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 15:31 | 1件のコメント

トスを安心してあげるには

実は私もトスが苦手で

ついつい低くなったり左へ行ったり

そうゆう人は

1801kyrgiossrtos

(この人はそうゆう人じゃないんですが)

トスが終わるまで

なるべく右腕を動かさないといい

 

人の腕は左右、協調していて

右腕の動き、ひねりなどが左腕に影響する

だから

トスだけの練習ではうまくいっても

実際のサーブだと動きがぶれるのです

試合だとトスがぶれるので

ついメンタルのせいにされがちですが ・・・

 

姿勢もサーブのモーションで動きますよね

だから、あまりドタバタと身体を動かさない方がいいんですが ・・・

 

とりあえず、トスの上げ方だった

つまり少し高め気味に右腕を構え

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まず、少し高めのトスを終わらせる

それから

じっくりとサーブのモーションです テニス

 

そういえば

バレーボールのスパイクサーブ

右手でトスを高々と上げてから

助走してジャンプ (テニスだとフットフォールト)

そしてスパイク

あれって完璧にそうですよね。   パンチ

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 16:53 | 1件のコメント

トスの腕は

『sho』 さんからの質問です

以下がそのコメントの肝心部分、前半です

カラオケ  いつも楽しく拝見しています。

サーブの構え、インパクトの肘の曲げについて、意味は異なりますが、左肘、トスを上げる方の肘の曲げについて、ご見解あれば、教えてください。

できれば、構え→インパクトのそれぞれについて、言及いただければ、嬉しいです。
(曲げ→伸ばし。伸ばし→伸ばし。曲げ→曲げのどれがおすすめ等) ・・・

sho より

 

 

 

私の答えです

水瓶座  サーブのトス

この時の腕は

ほとんど伸びているように見えますが

rao1801srtos

ほんのちょっと、曲がっていると思います

もしかしたら

伸びきっている人がいるかもしれませんが

前後のスムーズな動きをつなぐためには

waw1801srdaten

右手と同じように

常に曲げておいた方がいいのです

一旦伸びた腕は硬直して伸びっぱなしになります

ですから答えは

曲げ→曲げでしょうか

いや、曲げ→ほとんど伸ばし→曲げ

でしょうか

Wimbledon Championships

大体

どんなショットでも

腕を伸ばし切るシーンはほとんどありません

曲げておいた方が

動かせるし

ショックも少なくて済むし

肘の障害を起こさないためにも

曲げ、マゲ、まげ、で行きましょう。 テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:10 | コメントは受け付けていません。

インパクトでも

サーブの腕

その伸ばし具合だが

インパクトでも少し曲げておく

waw1801srdaten

「ほとんど伸ばし切っている」に近いのだが

少しだけ曲がっている

だからこんなフィニッシュにスムーズにつながる

sampuras1801sr

一旦伸びちゃうと

再度曲げるのはかなり難しい

そのまま伸びっぱなしになる

素振りでいいから試してみるといい

すぐに実感できる

インパクトで腕は伸ばし切らない方がいいのだ

だから最初のスタートも

sampras1801srkamae

腕を曲げておいた方が流れがつかみやすいだろう。 テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:24 | コメントは受け付けていません。

サーブの構え

こうゆう構えの人はいいサーブを打つ

Wimbledon Championships

肘を曲げて構えること

年末、東戸塚松原TS

田村コーチと練習していた時のタイムリーアドバイス

彼は腕を伸ばして構えていて

ちょっとだけオーバーしてのフォールトをしていた

「腕曲げて構えてみたら」 のアドバイスで

曲げて構えたとたんに

ラインの内側に連発すると同時に

スピードも明らかにアップした

この構えでスピードとコントロールを2つとも得られるのだ

 

では、その謎解き

内旋を効かせてのインパクトでは

TOMLJANOVI1412sr

ボールを抱え込むように

上体の軸よりも後ろでとらえるといい

そうすれば

Djokovic1604sr

こうゆう振り終わりで先が走るし

ボールも抑え込めて

ライン内に安定して収まる

そして内旋には

腕をまげて使うことが有効

nadal0604sr

だからこの形を作るために

構えから

Wimbledon Championships

腕を曲げておく

プロの一流のサーバーにも

CIMG5419

腕を伸ばして構える人も多い

その後

引き上げていくときに曲げていくのだ

CIMG1080

それができるならそれでもいい

もしもジョコビッチのようなフィニッシュにならないなら

もしもふと疑問に思ったら

この日の田村コーチのように

曲げて構えてみるといい テニス

 

松原さんの印象では

曲げて構える人はたいていうまい

伸ばしている人は色々いるようだ

そしてこのアドバイス

たいていうまくはまる。 テニス

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:24 | 1件のコメント

サーブで右足が跳ねる

『ITO』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  はじめまして。いつも拝見しています。
自分は週に1、2回練習するような一般プレーヤーです。

最近サーブの練習をやっているのですが、プロのサーブと自分のサーブを見比べた時に、ジャンプして着地した時の後ろ足(自分は右利きなので右足です)があまり蹴り上がっていませんでした。

そこで質問なのですが、この後ろ足を蹴り上げる動作というのは
①上半身が前に倒れるのを防ぐため
②足の力を使ってサーブを打った結果
③それ以外の何か

の、どれに該当するとお考えですか?
サービスダッシュをするときにはあまり蹴り上がらなくなるような気もするのですが、何故なのかよく分かりません。

ご回答よろしくお願い致します。

ITO より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

全身でサーブを打つとき

身体が動いて

止まり

反動で腕が振り出されるわけです

 

身体の動きですが

上下動についてはここなんか以下のブログで説明したように

膝を伸ばしていき

跳び上がる瞬間委は身体が伸びきり

加速としてはそこで終了です

CIMG1092

じゃあ

前後の動きと、前向きに上体が回転していくことに対して

それを止める手段は

kc1412sl

背筋です

似たような例でこんなのも

1606keibka

さて

上体は横向きから

CIMG0880

徐々に前向きに動き始め

CIMG0882

もちろん前後にも移動が始まる

CIMG0883

ほとんど前向きになり

CIMG0884

上体の向きの動きはほぼ止まる

背筋が突っ張り

その結果、右足は跳ねる

CIMG0885

でも、ネットダッシュのためには

CIMG0887

前傾したのに

右足を急いで前に出さねば、コケル

ということでしょうか。

私のイメージとしては

ネットダッシュする人の方が

前傾が大きいせいか

右足が後ろに上がるような気もしますが ・・・  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:12 | コメントは受け付けていません。

サーブの膝伸ばし法

『テニス好き』 さんからの質問

かなり長いので

全部を見たい方はこちらから覗いてください

要約すると

 

カラオケ いつも楽しくブログを拝見しております。

ここで質問をしていいのか分からないのですが、10月26日の「強力サーブへ 3」の記事に質問があります。膝を伸ばしながらラケットを垂らす、この指摘は個人的にめちゃくちゃ役に立ちました。サーブのスピードが一気に上がり、試合でも勝てました。

ラケットを十分垂らすために「ゆっくり膝を伸ばす」、この感覚がイマイチつかめないのです。膝を「ゆっくり」伸ばすとジャンプできず、曲げたとこから一気に伸ばしたほうがジャンプしやすいです。そうすると、ラケットが十分に垂れていないのではないか?

 

テニス好き より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

要約の前半は質問の内容じゃないのですが

せっかくの、当ブログが役に立った話しなので ・・・

 

「ここで質問をしていいのか分からない」

いやいや、是非質問してください

質問があると答えやすい

無いとネタ探しが大変

 

さて本題に

 

振り子のように

CIMG3330

ラケットを立てていき、垂らして

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充分垂らすには時間がかかる

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振り子というからには一定の時間が必要

 

そして

振り上げる

CIMG3337

ここは身体の動きが止まってからなので一気に加速

跳び上がることが目的ではなく

しっかり身体が伸びて

伸びた形のまま止まることが目的

だから

ジャンプとはいっても15cmくらい跳べばいい

ふわ―っと、ゆっくり伸ばしていく

 

「ふわ―っと、ゆっくり」 はわかりにくい?

具体的には

15cm上空へ跳ぶことです

これがどれぐらいのパワーかテンポか

やってみればすぐわかります

あ、20cmでもいいですよ

でも30cmはダメ

 

エイっとジャンプしたら飛びすぎちゃいますよ

そしてラケットが充分に垂れない

フェデラーさんのように

(この写真はダニエルさんですが)

ゆったりと、上手そうに

「サービスエースを取るつもりはないんだよ」

と心で言いながら

15cm上空に上がってから

ゆっくりぶんなぐる

CIMG3338

「しまった、エースにしてしまった」

と、地上に戻るのです。  テニス

 

もしも具体的に見たければ

ユーチューブで、フェデラー サービスと検索してみたら ・・・・

 

そうそう

膝は軽く曲げればいい

なんせ、15cm跳べればいいレベル

90度も曲げて何度もやっていたら

間もなく引退ですよ。  ペンギン

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 17:54 | 2件のコメント

強力サーブへ 4

『van』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  11月のトミー塾に参加しました者です。ブログを読むだけでは実感できないため、直接レッスンをして頂きたく参加致しました。サーブについてご質問します。ラケットを持つ側の腕を予め上げてセットアップしてからジャンピングサーブをするにも拘らず、間に合わなかったり、打点や当たりが安定しないのは、身体を動かし過ぎるからでしょうか。トスが低すぎるのかと思いトスを高く上げても当たりが安定せず悩みが一杯です。ヒントを戴けるでしょうか。

van より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

たしか、VANさんの場合、後ろから大きなテイクバックで引いていたので

野球のセットポジションのようにしたのでしたね

前回のブログ見てくれたでしょうか

下半身がすべて終わってから腕を振り上げる

CIMG3336

VANさんは身体を使うのと腕の振りが同時に動くので

身体の動きが腕の振りを邪魔しているのです

打点や振りが安定しないのもそのため

トスを高くしても

そこに落ちてくるまで始動していないので

同じことになっているのです

 

ジャンプして打つというのはそれを解決するためなのですが

身体を使うという意識、その習慣が癖になっているのですね

ですからその時も跳び上がりながら打とうとしてしまうわけです

 

まずこの呪縛から抜ける

膝の屈伸などは一旦やめる

CIMG5006

上体もほとんどそらない

腕だけで打ってみる

身体はせいぜい、横向きから前向きになるだけ

 

身体が邪魔しない分だけでも相当ぶんなぐれますよ

 

それができるようになり腕を強く振れるようになったら

徐々に膝の動きを加えていく

それでも、膝や体の動きが終わってから腕を振り上げたいので

膝の伸びはゆっくりと

呪文を唱えながら打つ

 

「ヒザーアっ、 ・・・ウデ」

・・・はそうとうに間を開けろという意味です

 

かなり慣れてきても膝の屈伸はゆっくりです

federa1601j

彼のイメージわかるでしょう

これを納得すればジャンプも簡単だと思います

試してみてください。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:13 | 1件のコメント

強力サーブへ 3

3番目は腕を強烈に振ること

そのために

腕を振り上げるときには

身体の動きが終わっていること

1502agassi

ここから、全身の力でたたき上げると思っている人が多いのだが

実は

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身体が伸びきり終わっている

のに

背中のラケットはまだ落ちる途中なのだ

後15cmジャンプしたころに

ラケットヘッドは身体の左に見えるはず

CIMG3784

そこから振り上げる

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身体がゆったりと先行し

止まり

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ラケットヘッドが体の動きを強烈に追い越していく

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この順番

ラケットヘッドの動きが体に遅れることを理解しないと

身体が腕の振りを邪魔するために動くことになる

 

ムチでも先を走らせるには

手元は止める、いや逆方向に引く、が正解かな

これが波動砲?  法?  理論?

 

リズムは

カラダ―っ ウデっ

なんですよ。   テニス

 

上の選手わかります?

アガシさん  スズキさん  エルベールさん  ですよ。

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:24 | コメントは受け付けていません。

強力サーブへ 2

強力サーブ

そのための第1段階は大きな振幅で

振り子を生かして振ること、でした

今日はその2

腕の使い方

(先日コメントをいただいた、『VAN』 さん、その3が終わるまで待ってくださいね)

現代プロの強烈サーブのもとは

腕の内旋を使うこと

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どんな形かというと

腕相撲で相手の腕を左にねじ切ってしまうような動き

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右ひじから左肩までを一直線に保ち

上腕を矢印方向にひねる

だから

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これは模式的に肘の角度を最大に力が出る90度に保った場合

生身の人間の場合は

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もちろんインパクトに向かって腕が伸びていくから

直角は保てないが

それでも、伸ばし切ってはダメ

いつも言うように

打点を体軸よりも後ろに取り

TOMLJANOVIC3

むしろ腕は引っ張る

曲げていきながら、ボールを捕えるイメージが大切

だからフィニッシュが

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この段階でも

左肩からほぼ直線上に右肘があるでしょう

だから内旋

というか内旋で打つからそんなフィニッシュ

「肘を上に残してフィニッシュする」

というのも一つのコツだから、覚えておくといい鴨  ひよこ

 

そうそう

前腕を右にひねる回内も大切だが

使い方はサーブの球質により違うので

今回は無視しておく

 

身体をいっぱい使うよりも腕

腕の使い方は内旋なのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:17 | コメントは受け付けていません。