カテゴリー別アーカイブ: サービス

強力サーブへ 4

『van』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  11月のトミー塾に参加しました者です。ブログを読むだけでは実感できないため、直接レッスンをして頂きたく参加致しました。サーブについてご質問します。ラケットを持つ側の腕を予め上げてセットアップしてからジャンピングサーブをするにも拘らず、間に合わなかったり、打点や当たりが安定しないのは、身体を動かし過ぎるからでしょうか。トスが低すぎるのかと思いトスを高く上げても当たりが安定せず悩みが一杯です。ヒントを戴けるでしょうか。

van より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

たしか、VANさんの場合、後ろから大きなテイクバックで引いていたので

野球のセットポジションのようにしたのでしたね

前回のブログ見てくれたでしょうか

下半身がすべて終わってから腕を振り上げる

CIMG3336

VANさんは身体を使うのと腕の振りが同時に動くので

身体の動きが腕の振りを邪魔しているのです

打点や振りが安定しないのもそのため

トスを高くしても

そこに落ちてくるまで始動していないので

同じことになっているのです

 

ジャンプして打つというのはそれを解決するためなのですが

身体を使うという意識、その習慣が癖になっているのですね

ですからその時も跳び上がりながら打とうとしてしまうわけです

 

まずこの呪縛から抜ける

膝の屈伸などは一旦やめる

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上体もほとんどそらない

腕だけで打ってみる

身体はせいぜい、横向きから前向きになるだけ

 

身体が邪魔しない分だけでも相当ぶんなぐれますよ

 

それができるようになり腕を強く振れるようになったら

徐々に膝の動きを加えていく

それでも、膝や体の動きが終わってから腕を振り上げたいので

膝の伸びはゆっくりと

呪文を唱えながら打つ

 

「ヒザーアっ、 ・・・ウデ」

・・・はそうとうに間を開けろという意味です

 

かなり慣れてきても膝の屈伸はゆっくりです

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彼のイメージわかるでしょう

これを納得すればジャンプも簡単だと思います

試してみてください。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:13 | 1件のコメント

強力サーブへ 3

3番目は腕を強烈に振ること

そのために

腕を振り上げるときには

身体の動きが終わっていること

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ここから、全身の力でたたき上げると思っている人が多いのだが

実は

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身体が伸びきり終わっている

のに

背中のラケットはまだ落ちる途中なのだ

後15cmジャンプしたころに

ラケットヘッドは身体の左に見えるはず

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そこから振り上げる

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身体がゆったりと先行し

止まり

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ラケットヘッドが体の動きを強烈に追い越していく

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この順番

ラケットヘッドの動きが体に遅れることを理解しないと

身体が腕の振りを邪魔するために動くことになる

 

ムチでも先を走らせるには

手元は止める、いや逆方向に引く、が正解かな

これが波動砲?  法?  理論?

 

リズムは

カラダ―っ ウデっ

なんですよ。   テニス

 

上の選手わかります?

アガシさん  スズキさん  エルベールさん  ですよ。

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:24 | コメントは受け付けていません。

強力サーブへ 2

強力サーブ

そのための第1段階は大きな振幅で

振り子を生かして振ること、でした

今日はその2

腕の使い方

(先日コメントをいただいた、『VAN』 さん、その3が終わるまで待ってくださいね)

現代プロの強烈サーブのもとは

腕の内旋を使うこと

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どんな形かというと

腕相撲で相手の腕を左にねじ切ってしまうような動き

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右ひじから左肩までを一直線に保ち

上腕を矢印方向にひねる

だから

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これは模式的に肘の角度を最大に力が出る90度に保った場合

生身の人間の場合は

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もちろんインパクトに向かって腕が伸びていくから

直角は保てないが

それでも、伸ばし切ってはダメ

いつも言うように

打点を体軸よりも後ろに取り

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むしろ腕は引っ張る

曲げていきながら、ボールを捕えるイメージが大切

だからフィニッシュが

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この段階でも

左肩からほぼ直線上に右肘があるでしょう

だから内旋

というか内旋で打つからそんなフィニッシュ

「肘を上に残してフィニッシュする」

というのも一つのコツだから、覚えておくといい鴨  ひよこ

 

そうそう

前腕を右にひねる回内も大切だが

使い方はサーブの球質により違うので

今回は無視しておく

 

身体をいっぱい使うよりも腕

腕の使い方は内旋なのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:17 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

18日の水曜日はトミーインドアスクールでの

松原コーチのテニス塾

今回は3時間とも同じ5人の皆さんが参加してくれた

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これは、3時間目のサーブの写真だが

1時間目はフォアハンド

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構え方の基本とか前向きインパクトとか

特に決まったのが

女性は大きめのスウィングでゆったり、振り子を生かすこと

生きたボールが飛ぶようになった

 

2時間目はスピンのかけ方

高い打点のサイドスピンから始めるワイパースウィングの練習

低い位置からの猛烈短めショットなど

ちゃんとやって見せて

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皆さんにやってもらう

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しかし前を向くのはなかなか大変

後半は低い位置でのサイドスピン

手前から向こう側へ

ボーリングのフックボールのように打つ

横向きをしっかり作り

腰を高く保ってラケットを垂らす

「腰を高く保って」 というのがよかったようで

皆さん上手

思わず聞かれた言葉が

「テニス、こんなに簡単にやっていいんですか?」

もちろん、いいんですよ

 

3時間目はスマッシュとサーブ

スマッシュで余計な部分を削って

サーブに活かす

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特に

膝の屈伸など身体が終わってから腕の動きへ

だから試しにジャンピングサーブしてみましょうというところ

わざとらしい見本の後

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皆さんにいっぱい打ってもらった

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見事なバランスと姿勢

ボールも後ろ打点でやや上をしっかりとらえている

写真を撮った金田コーチがすぐに見せてくれた

この写真採用と宣言した、ばっちりの出来

 

皆さんに充分、満足してもらったと思う

今回は西東京市や、杉並などかなり遠いところからも参加してくれた

こちらとしても感謝感謝

ありがとうございます

首都圏西側の人は相模原インドアテニススクールでの

松原さんのコーチ研修会もよろしくです

 

さて

次回は11月8日水曜日

千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクール

お待ちしています

そうそう、要項はこちらです。  テニス

 

そうそう

トミーインドアスクールのHPを開けると

あの金田コーチの息子たちの自慢話写真がドーン  雷

全日本中学の準優勝や、全日本ジュニアベスト8など

スクール校長の私も鼻が高い

ぜひのぞいてみてください。   どんっ (衝撃)

 

 

カテゴリー: イベント, サービス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:17 | 1件のコメント

強力サーブへ

久しぶりに

大切なサーブについての基本を話してみよう

実技はラオニッチさんに習う

 

第1に大切なのは、「振り幅を大きくとること」

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ラケットを立てたところから

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ゆっくり、しっかりたらし

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ここから振り上げ  (この間、コマがないくらい速いということ)

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一気に、フィニッシュ

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このように立てたところからゆっくり 「充分に垂らし」

そこから振り出す

スウィング幅が大きければ、その間に加速もできるし

同じ時間で動く距離も大きい

つまり、結果、速い動きだということ

 

それと

ゆっくり動かすことにより

前半、振り子の動きを利用することも可能なのだ

 

とにかく

忙しく振るよりも

ゆっくりでいいから

「スウィングの振り幅を大きくとること」 が大前提なのだ

ラオニッチやフェデラーのゆったりとした始動を思い出してほしい。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:46 | コメントは受け付けていません。

セカンドサーブはピンポイントで

先日、ダブらないとイメージしちゃあいけないと書いた

ダブらないイメージとは

ビジュアル的にはフォールトすることだから

否定的な言葉はイメージできない

だから、全てを肯定的に

言葉もイメージも

 

ファーストサーブなら

センターにフラットとか

ワイドにスライスとか

狙いをかなり一点に絞る

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ところが

セカンドサーブになると

バック側に入ればいいとか

サービスボックス内ならどこでもいいとか

相当にあいまい、ぼんやりとなる

 

だから、狙いがわずか、10cm外れて

惜しくもフォールトになったりする

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曖昧はやめて、1点狙いで行こう

何ならサービスボックスのど真ん中の

1mmの点めがけて

きっちり打ち込むことに集中するのだ

(もちろん、ゆるいボールでもいい)

 

これなら

間違って、1mはずしてもグッド

そこを狙ったと言っておけばいい

 

狙い場所を鮮明に、1点に決めて

そこに打ち込むことに集中する

ピンポイントじゃなければ

イメージもできないし集中もできないのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:25 | 2件のコメント

サーブで緩急をつける

『キャプ』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

カラオケ  ブログ、いつも楽しく拝見させていただいてます。

サーブの緩急のつけ方について教えていただきたいです。
緩急があるとリターンとしてやりづらいのは体験していますが、いざ自分が緩急をつけるとなるとできません…
スイングの速さは変えずに、ボールの触る箇所を変えるんだろうなとは思うのですが、どんなイメージで打っているのかなど教えていただけないでしょうか。

お時間ある時にでも、よろしくお願いいたします。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

ファーストサーブとセカンドサーブ

どうやって打ち分けるでしょうか?

 

もし、スピードを変えるなら

ファーストは厚めの当たりでフラット気味に

セカンドは薄めに当ててスピンをいっぱいかける

というのが理想でしょうか

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セカンドサーブで緩急をつけるのは難しいですよね

だからセカンドは狙われるのだけれど

しょうがない

緩いのはいけるけど

速いサーブはちょっと怖いから

 

だから緩急つけるのは、ファーストで

速いファーストに

セカンドサーブを混ぜれば

緩急ですよね

 

回転をいっぱいかけるコツは

面をうんと内向きに構えて

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打点を後ろ気味にして

薄く当てる

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そうすればスピンが多めになって

スピードは落ちる

 

フラット気味にするコツは

打点を少し前寄りにする

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といってもこんなもの

ラケットがかぶらないようにするには

面を少し起こさなければならなくなり

フラット気味に当たるというわけ

 

こんなふうにして

ファーストとセカンドを打ち分けられる人なら

緩急をつけられるだろう。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:11 | 1件のコメント

ダブらないように

土曜日

松原テニスクラブ印西で会員さんといっぱいダブルスをした

時々、ひんやりした風が吹き

いつ、雷雨が来るかわからない

そんなわけで

今のうち、今のうち、と言っているうちに

夕方に

結局雨は降らず

9セットくらいやった

もうガタガタ

 

そうそう、ダブルフォールトの話

CIMG5005

ダブルフォールトで大切なゲームを失った

対戦相手、会員の I さん

次のゲーム前にこう言った

「ダブらないようにしますね」

すかさず私

「しっかり打ち込みましょう」

「ダブらないイメージより、入れるイメージの方がいいですよ」

spin2

このイメージ法、わかるだろうか?

ダブらないというビジュアルはどうなるのだろう

ダブらないって言葉ではいいけど

絵にするとフォールトすること

それを言葉で否定しただけ

だからフォールトイメージしながら

しかもびくびくしながら、打つ

もちろんフォールト

 

セカンドはもっとびくびくして

ダブルフォールトとなるのだ

 

だから

ホントはこうすべき

「しっかり打って、狙った場所に入るイメージを作って」

「ポジティブな気持ちで打つ」

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何をするのかを明確にした方がいいのだ

もちろん、肯定的に

成功のイメージ以外必要ない

 

しちゃいけないことを考えると

たいていエラーする

 

ちょっとしたアドバイスを ・・・

 

ほんとは嫌いな奴がいたら

こうアドバイスしてあげよう

「大事なポイントだからね、ダブらないようにね、応援してるよ」

後でこう言ってあげよう

「だから、言ってあげたのに、残念だったね」   ペンギン

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:38 | コメントは受け付けていません。

フットフォールトですよ

先日のレッスンでフットフォールトが

構えの足がここ

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右足カカトがサイドラインの仮想延長線の外にある

このまま打つとフットフォールト

右足が青い位置なら、OK

サーバーはサーブの期間中を通じ

(構えた時点からインパクトまで)

ベースライン上と内側

サイドラインの仮想延長線の外側を踏んではならない

だから

上の絵だと、打った瞬間に、フットフォールトになる

もちろん、打たなければOK

 

センターマーク側のOKゾーンは

センターマークの仮想延長線より手前まで

ff2

だからこれは、フットフォールト

インパクトの時に右足がどいても駄目

 

ベースラインを踏んで構え

打つ前に跳び上がり

インパクトで踏んでなくても駄目なのと一緒

 

さあ

疑惑を呼ばないよう

ちゃんと外側を踏まないでやりましょうね。 ひよこ

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 12:00 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

12日の水曜日は毎月恒例

トミーインドアスクールで、「松原コーチのテニス塾」

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今回は男女2名づつ、計4名の皆さんが参加

1時間目はフォアハンド基礎編

2時間目は写真のフォアハンド応用編

3時間目がスマッシュとサーブだった

 

フォアハンドは

1時間目で姿勢や面の使い方

特に女性はなめらかなスウィングを強調

2時間目では深さのコントロールのための

ワイパースウィング

低い位置のフィニッシュ

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頭より高い打点から始め

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だんだん下げていった

ほとんどの人が昔からの

打球方向への押し

インサイドアウトの刷り込みが多く

アウトサイドインに引き込むのは結構苦労する

だから極端な高い打点

右から左に

サイドスピンにするしかないところから始める

 

だんだん苦労のかいあって

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かなり短い距離にも打てるようになっていった

この後

ダブルスのボレーに対してのストロークを打ったが

ショートクロスに私をパスする人が次々に出た

 

それと

順クロス方向に振り切ることが皆さん上手になったようだ

 

さて

3時間目は

スマッシュとサーブ

スマッシュのテンポ感と後ろ気味の打点

肘をいい位置に持ってくるためのコツなどで

いい当たり+コントロールを作る

その後

そのスウィングをサーブへ

 

サーブで受けたのは

手首の角度の固定

一気に安定度が上がり

気持ちよくコントロールができるようになる

 

あっという間の3時間

皆さんと探求している間に楽しく過ぎていった

 

さて、8月はお休みなので

次回は、9月13日の水曜日

フォア、バック、スライスとボレーの予定

こちらの要項を見て

是非、ゼヒ、ぜひ、

プロのやっている易しいテニスを

たくさんの皆様に伝えたい

ご参加をお待ちします。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント, サービス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:41 | コメントは受け付けていません。