カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

スウィングも追いつく

『治りかけのテニスエルボー』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   松原コーチ、いつも愛読しています。

女子ダブルスで、自分が後衛。
相手が浅い弾まない球を打ってきたときに、いつも右手を前に出しながら慌てて走り、ラケット面を上に向けて、バレーボールのように拾いに行き、アウトします。
体の向きは正面向いてます。
「あ、浅い」とネットを超えてから気づき、間に合わないため手を最初から伸ばし、身体が正面に向いていることがいけないのかなとは思ってますが。。。
『低く浅い球はサイドスピン』などのコーチのブログを読んで、球出し練習ではできますが、実戦だとできません。
対処法を教えていただけたら幸いです。お願いします。

治りかけのテニスエルボー より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

「右手を前に出しながら慌てて走り・・・」

目に浮かぶようですね

 

答えを最初に言うと

右手を前に出しながら が×

〇は、「右手を引きながら、慌てて走ればいい」 のです

kk1505fk

そして

足が間に合うのと

ラケットが間に合うのを同時にする

kimrsf1505

トップスピンでもスライスでも

フォアでもバックでも

ボレーでも

全てそうです

そうすればギリギリ追いつけば必ず返球できます

takaofvhit1508

フォアのサイドスピンは

球出しでできるのだが、試合では ・・・

ですが

もうひと手順踏みましょう

玉出しでできたら

次はラリーで

相手ボレーとの打ち合いが一番いかもしれません

相手にボレーで意地悪をしてもらいながら対処する

次に試合でできるようにすればいいのです。 水瓶座

 

そうそう

追いついた時に前向きのままとのことですが

ラケットを引きながら追いつけば

当然

腕以外の部分も必要な形をとりますよね。 ペンギン

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 20:09 | 1件のコメント

パスで抜かれない

『まーちゃん』 さんからの質問です

以下はその肝心部分

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カラオケ  松原コーチこんにちは。
シングルスでのネットプレーで質問があります。

相手の球が浅くなってアプローチを打つ場面で、バウンドが低く叩けない球を一度持ち上げて低いフィニッシュを心掛けているのですが…自分の打った球が弾んでしまいパスの餌食になってしまいます。

・・・・・

アドバイスをよろしくお願いします。

まーちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

コメントにはいろいろと書いてありましたが

ポイントは一つ

「ネットへ出たらパスで抜かれた」 ということ

じゃあ

パスをしっかり打たれないことしか対策はありません

パスをしっかり打てないボールでネットへ出る

 

適当に弾んだボールで

落ち着いてパスを打たせたら

最近の気の利いたトップスピナーには

全て抜かれます

それでも出るなら

ロジャー・フェデラーにならなければ無理

248557

じゃあどうするのか

高い打点から決め球を打って出る

決まらなかったときに念のためにボレーする

1709gcnisikori

もう一つ

打点がどうしても低いなら

腰を落としたりせず

フォアハンドのサイドスピンで出る

低い打点の時にサイドスピン気味に打てば

低い打点をこなせると同時に

向こう側のバウンドも低くなる

それでも相手に余裕をもたせたら抜かれるので

強烈に打つ必要があるのです

h

とにかく

パスとボレーで勝負なんて考えていたら

必ず抜かれます

届かないボールを上手にボレーする方法を

松原さんも知らないのです。  テニス

 

そうそう

高速スライスという手もありますね

takao1710fs

でも

センターセオリーなんてダメ

とにかく

オープンコートへ走らせて

しっかりパスさせないことです。 テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:59 | コメントは受け付けていません。

トップスピン量の誤解

一流プロのフォアハンド

すごい回転量なのだそうだ

3000rpm にも達するそうで

ナダルのピークだと、4500rpmという話も

nadal1706c

トップクラスの選手ほど数値が高いから

真似すべきという話もある

ホント ?

 

確かにプロの試合はスピンをかけた打ち合いが多いのだが

フェデラーやジョコビッチ、錦織が

スピン過多のすごいこすり上げをやっているようには見えない

1604nisifshippari

ここでちょっと解説

rpm という単位  回転数/分 の頭文字

1分間に何回転するのかという単位なのだ

つまり

同じ角度で振り上げて、こすれば

誰がやってもスウィングに対して同じくらい回転がかかるはず

なのに

じゃあ何が違う?

他の要素は

スウィングスピード

プロと一般プレーヤーでは

スウィングスピード

つまりボールのスピードが違う

 

このスピードに対しての回転量と考えると

答えが見えてくる鴨  ひよこ

 

プロの時速、120kmボールは

ベースライン間を、0.7秒でとびぬける

 

あなたの高速フォアハンドは時速80kmなので

1秒以上かかる

 

プロの回転数は3000rpmなので、35回転/0.7秒

あなたの2000rpmフォアハンドは、35回転/1.05秒

 

どちらも

同じようなスウィング角度で

同じような弾道

24mを35回転してぶっ飛んでいくのだ

 

結論

プロのスウィングはすごく速いということ

nadal1706gats

そうそう

もちろんスピンをかけることの安心感で

だから

究極のスウィングスピードを実戦で出せるということもある

 

ますますスウィングスピードは速くなり

rpm もますます増えていく。 テニス

 

追伸

もしも 3000rpm という数値のみをまねすると

すごい高速トップスピンロブが ・・・  飛行機

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:48 | 2件のコメント

自然にトップスピンが

『光太朗』 さんからの質問

以下がコメントの質問部分です

 

カラオケ   ・・・

フォアハンドについて質問です。

野球歴が長くヘッドが下がりません。

どうしても上からもしくは水平に叩くクセがぬけません。

バックは開き直ってスライス もしくはパチンと合わせるフラットを多用しています。

フォアが不安定です。

打点も引き付けすぎで後ろになりがちです。

いっそのことコンチのグリップで引きつけてフラットとスライスで誤魔化す?
やっぱりダメですねぇ。

安定したフォアの為にはスピンが最適なんでしょう。

打点を前にとってしっかりと下からスピンをかける為のアドバイスをお願いします。

お忙しい中とは存じますが宜しくお願い申し上げます。

光太朗 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

野球のクセだそうですが

新しいことをやるには新しいクセをつけるしかないわけで

あのクセがあるからどうとか考える必要はないと思います

自分で決めつけているだけです

ヘッドを下げて素振りしてみればいい

ここまではあっという間にできるでしょう

割り切って、思い切ってやるだけだと思います

そうすればそれがクセになります

1、2か月くらい割り切って集中すれば何とかなるもんです

 

さてフォアハンドのスウィングですが

いつもながら、またまた、またかの 「振り子」 です

hurikofor1411

肩を中心に凹型に弧を描いて振ります

ダウンスウィングから最下点を通り

前気味の打点でとらえれば

アッパースウィング状態でのヒット

自然にトップスピンが打てちゃいます

djok1507frsisei

水平じゃなく弧を描いて振るためには

しっかりイメージしながら素振りです

せめて10回くらいは振りましょう

しっかりイメージしながら

まずは形を確認しながらゆっくりと

数を多くしないことがコツです

次に

ボールを想像しながら

打点を前にするには

それも

タイミングも含め

しっかりイメージしながらの素振りです

1507nisikorifor

素振りで

前気味のトップスピンこすりあげの感じがつかんで

次に

球出しボールで打ってみればいい

その前に自分でワンバウンドさせて打ってもいいですね

 

それともう一つコツですが

ウルトラヘビー、猛烈多量トップスピンを練習しましょう

ちょっとトップスピン気味になんて考えると

トップスピンになりにくい

スピンのついでに前にも飛ぶくらいのイメージを持つといいです

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安心して打てるようになったらスピンを減らせばいいし

そのまま気に入ったらヘビートップスピンでナダルすればいい。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:46 | 2件のコメント

アガシのフォア

世界1のフォアハンド

それはアンドレ・アガシだと思う

アメリカの試合をテレビで見ていたら出てきた

金髪をなびかせて

agassi

その時に感じたのが

「ラケットヘッドを引かないな」 ということ

写真がないなあと思っていたら

365ネットの連続写真にあった

引かないでしょう

だから先日も言った通り

ラケットヘッドが走るし

面も安定する

そしてリターンがうまい

こっちも見てください

世界1のフォアだけど

世界1のリターンでもあるのです

金髪の少年

少し変わったけど

agasi1509fh

世界1のフォアハンドはますますすごく

生涯グランドスラムを達成して引退

そうそう

サーブがものをいう一番の大会

ウィンブルドンもフォアハンドで制しているのです。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 14:07 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

先日のテニス塾では

フォアハンドのテイクバック

手首を折りすぎないことを強調した

CIMG5037

腕に対しラケットヘッドをいっぱい引こうとすると

手首が折れるわけだが

遠くに引けないこともあって

なかなか加速しない

つまりスピードが出ない

本人はいっぱいスピードを出そうとして先を引くわけだが

これは逆効果

プロもそんなにはラケットヘッドを引いていないのだ

kk1505fk

ここ、身体から遠めの場所から引っ張り込んでから

パチン

kimrsf1505

ハードヒットの絵でも

Brisbane International 2010 - Day 5

このくらいの手首の角度で引き

振り出しでしなり

同じ角度でインパクトに出てくる

だから

ひっぱたけるし

手首の安定度

つまり、面の安定度が高いのだ

 

オッと、テニス塾から外れてきた

フォアハンドの後はスマッシュとサーブ

これは前回に引き続き

身体が終わってから腕、ラケットヘッド

CIMG5042

身体が止まり

ラケットヘッドが打点を追い越していく

CIMG5044

だいぶ理解度が高まり

打球も安定してくる

そう、スピードだけじゃない

スピードと安定、共に得られるのだ

 

さて次回のトミーテニス塾は、1月17日(水)

是非、生の松原コーチを体験に来てください。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 12:30 | コメントは受け付けていません。

フォアの構えは

女性のテニスを見ていて思った

速いボール、深いボールが来ると

腕を外旋して急いで引く

初心者のころコーチに教わった通り

バウンドまでテイクバック開始を待つせいかも

 

じゃあ、いつ頃フォアで打つと決まり

フォアのテイクバックが始まるのか

 

プロはこの構えの時

CIMG3256-0.8

というか引き始めだが

ボールはネットのまだ向こう側にある

 

この辺で

CIMG3257-0.7

ネットを越えてきたかな

だから、凹型に弧を描いたテイクバックが可能なのだ

 

そろそろバウンドかな

CIMG3259-0.5

なめらかスウィングで、後ろでループ

CIMG3262-0.2

バシッ

CIMG3264+0

これくらい早めにテイクバックを開始しないと

なめらか凹型テイクバックをやる暇がない

 

暇がないと

外旋した引き方になり面が上を向く

 

フォアの構えが始まるのは

相手が打ったボールがフォアに来るとわかった直後

まだボールが相手コート側にあるころなのだ。    テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:19 | 2件のコメント

サイドスピンは安定

サイドスピンの話、2つ目を書いといて

UPするの忘れていたので

みんなが忘れたころにUP かたつむり

 

サイドスピンフォアハンドが

「テニスってこんなに簡単?」

にした理由

h

ラケットを縦にすると

縦方向の面がぶれない

決まっちゃう

腕が回内したり回外したりしても

つまり腕をひねっても縦方向の面は安定している

h

だからボールが縦にぶれない

横にはぶれるかもしれないが

テニスで一番怖いのはベースライン

次に怖いのはネット

少し内側を狙っとけばサイドラインは怖くないのだ

だから

腰高のサイドスピンフォアハンドで

「テニスってこんなに簡単にやっていいんです。」 よ   テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:28 | コメントは受け付けていません。

サイドスピンフォア

先日のトミーインドアでのテニス塾

「こんなに簡単でいいんですか?」  と言われた

低いボールに対する、フォアハンドのサイドスピン

松原さんの場合

膝位の高さのボールだとほとんどこれ

h

この写真でいうと

左後ろから右向こう側へ向かってボールを捕える

ここから

h

ラケットヘッドを

更に後ろ(写真では左方向)に回していきながら落とす

h

h

ラケットヘッドをしっかりたらし

h

手前から向こうへサイドスピン

h

ラケットはこちら側へ

h

肩を中心のスウィングなので

h

最後は上へ

右肩上のナダル打ちのフィニッシュが便利

コツだが

ご覧のように突っ立って打つこと  (これが簡単と思われたらしい)

じゃないとラケットが下に垂れない

ラケットは縦方向になることが重要なのだ

もう一つは

横向きを残し、上体をほとんど前向きに回さない

(これも優しいと思われたかも)

ほとんど腕打ち勝負

 

こんな写真も参考になる鴨

bowrinng1702.jpeg

ボウリングのフックボール

内向きにした手の平を手前から向こうへ

姿勢はテニスとだいぶ違う

私の方が横着度が上に見える

それは、ラケットがあるから

ボウリングは手を床上20cmくらいまで下げないといけない

テニスのサイドスピンは

コート面の少し上にラケットヘッドが

だから腰を落としちゃダメなのだ

 

だまされたと思ってやってみるといい

「テニスってこんなに簡単にやっていいんですか?」

って言いたくなるから

 

せっかく好評だったので

今度のテニスコーチ研修会でもやってみようと思う

12月11日(月)、相模原インドアテニススクールですよ

他にも簡単になることが多いと思うので、是非参加してみてくださいね

ここだけの話、まだガラガラなんです

テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:05 | 1件のコメント

トミーテニス塾

18日の水曜日はトミーインドアスクールでの

松原コーチのテニス塾

今回は3時間とも同じ5人の皆さんが参加してくれた

CIMG4739

これは、3時間目のサーブの写真だが

1時間目はフォアハンド

CIMG4734

構え方の基本とか前向きインパクトとか

特に決まったのが

女性は大きめのスウィングでゆったり、振り子を生かすこと

生きたボールが飛ぶようになった

 

2時間目はスピンのかけ方

高い打点のサイドスピンから始めるワイパースウィングの練習

低い位置からの猛烈短めショットなど

ちゃんとやって見せて

CIMG4728

皆さんにやってもらう

CIMG4731

しかし前を向くのはなかなか大変

後半は低い位置でのサイドスピン

手前から向こう側へ

ボーリングのフックボールのように打つ

横向きをしっかり作り

腰を高く保ってラケットを垂らす

「腰を高く保って」 というのがよかったようで

皆さん上手

思わず聞かれた言葉が

「テニス、こんなに簡単にやっていいんですか?」

もちろん、いいんですよ

 

3時間目はスマッシュとサーブ

スマッシュで余計な部分を削って

サーブに活かす

CIMG4741

特に

膝の屈伸など身体が終わってから腕の動きへ

だから試しにジャンピングサーブしてみましょうというところ

わざとらしい見本の後

CIMG4746

皆さんにいっぱい打ってもらった

CIMG4749

見事なバランスと姿勢

ボールも後ろ打点でやや上をしっかりとらえている

写真を撮った金田コーチがすぐに見せてくれた

この写真採用と宣言した、ばっちりの出来

 

皆さんに充分、満足してもらったと思う

今回は西東京市や、杉並などかなり遠いところからも参加してくれた

こちらとしても感謝感謝

ありがとうございます

首都圏西側の人は相模原インドアテニススクールでの

松原さんのコーチ研修会もよろしくです

 

さて

次回は11月8日水曜日

千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクール

お待ちしています

そうそう、要項はこちらです。  テニス

 

そうそう

トミーインドアスクールのHPを開けると

あの金田コーチの息子たちの自慢話写真がドーン  雷

全日本中学の準優勝や、全日本ジュニアベスト8など

スクール校長の私も鼻が高い

ぜひのぞいてみてください。   どんっ (衝撃)

 

 

カテゴリー: イベント, サービス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:17 | 1件のコメント