ジュニアの先生はこの人

『TM』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、いつもブログを楽しく拝見しています。
一つ質問させてください。
8歳の息子がテニスを習い始めて1年半くらいになります。(グリーンボールで練習しています。)
レッスンの中でゲーム形式の練習をするのですが、サービスがうまく入らず苦労しています。素人目に見るとトスを上げる時、静止状態から始めず体の左の方から左手を持ってくる形でトスを上げ始めていて、それが原因でトスが左右にブレて打点が安定しないように見えるのですが、これを含めジュニアがサービスを改善する何か良いアドバイスはありますか?素人はあまり技術的なことは口出さない方が良いと思いつつも、子供がサービスが入らず悔しがっているのを見ると何とかしてやりたいとも思い、質問する次第です。
よろしくお願いいたします。

TM より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

いい先生を探すのが何よりです

コーチがどう教えているのかわかりませんが

もしかしたら

トスのことは何にも教えていないかもしれませんが

コーチと違うことを言うのももんだいですしね

 

そこで自分の代わりに教えてくれる

完璧な、いい先生探しです。

 

私のおすすめは

Djokovic1604sr

や、この人など

federsupin1604

サウスポーならこんな憧れの人もいい

nadal0604sr

トッププロのビデオを見て

真似させたらどうでしょう

 

コーチが口でどう教えても

所詮、子供たちは

特に男の子は

目に入る、イメージのようにやる傾向が強い

 

自然に

あこがれのプロやコーチのまねをする

 

策略としては

お父さんがプロのサーブを見て

ため息を漏らす

うまいと感動の声を出す。

 

トスを上げる前の静止状態で

「かっこいいな」

 

トスが上がったところで

「トスの上げ方が美しい」

なんて、声を ・・・    テニス

 

 

カテゴリー: サービス, ジュニア, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 16:34 | 1件のコメント

ボレーの引き方

『たかちゃん』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  松原校長 いつも分かりやすい解説ありがとうございます。オンコートで教え通りに実践してみると、その通りのショットが打てるようになりますので、そんな自分に驚いてます。ありがとうございます。

さて、またひとつ教えて頂けますでしょうか。

お伺いしたいのが、ローボレー(特にスピードボール)でのテイクバックのラケットの位置です。

状況はダブルスのファーストボレーなどですが、

スピードボールや回転系のボールでローボレーを打たされたとき、来たボールにラケットを合わせるだけで置きにいってしまい、返すボールがチャンスボールとなってしまい、決め玉を打たれてしまいます。

ボレーのテイクバックは高い位置から、という認識はあるのですが、ローボレーで高い位置からおろすとネットにかけそうで思いきれません。

もう一度ボレーのセオリーなどをケースバイケースでご教授頂けますと嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

たかちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

相当なハードヒットをされた時は

面を作って壁を作るだけということになりますが

それ以外は

基本的にスライスボレーをするべきだと思います。

takao1602tv

そうしないと深さやスピード、コース

コントロールができないで

相手のチャンスボールになる頻度が高くなります。

 

スライスボレーは相当高く構えてスウィングしても打てますが

相手の速いボールに対しては

やはり小さめのスウィングが必要でしょう。

 

小さなスウィングでもいいから

常に打点より少し上にテイクバックする

そして

カットする。

この習慣をつけるといいでしょう。

 

スライスだからといって

常に

大きく高いテイクバックでなくてもいいと思います。

 

ただ時間があれば

ローボレーでも

大きく高いテイクバックで打てますよということです。

 

それとコツですが

ラケットヘッドを少し上げ気味になるように

手首の角度をつけることでしょうか。  テニス

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 21:58 | 1件のコメント

花見は大池公園

特に行事の入らない木曜日はお休み

桜が満開になるという噂を聞いて

久しぶりに、オクサンと二人

わが邸宅の裏庭、大池公園へ

CIMG2342

遠くから見える桜は別にして

最初に咲いていたのは、ボケ

CIMG2329

いろいろな花が一斉に咲き始めている。

まだ咲き始めたばかりだが

ヤマブキも少しだけ

CIMG2337

そして

池のほとりの柳は若芽をつけて

CIMG2343

薄い透けたような緑に

池に近づき

期待が高まるのは、お気に入りのキンクロハジロ

CIMG2344

樹木がかなり伐採されて

カワセミは無理かなと思ったが

CIMG2350

島の木に止まって、おなかを見せ

漁を繰り返している

おっと、向きが変わった

CIMG2351

対岸の方が近いので

そちらに移動

CIMG2356

近くはなったが細かい枝がたくさんあって

写真は難しい。

 

カワセミ君を堪能し

今年もラッキーな気分になって帰る、いつもの道

CIMG2373

田んぼのほとりには、和洋のスイセンが

CIMG2377

そしてここの桜が一番見事

CIMG2379

まだ

リスなど、動物の活発な動きも聞こえてこない

静かな大池公園だった。  テニス

 

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 19:03 | 2件のコメント

グリップの握りの強さ

『横浜市在住』 さんからの質問です

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   松原コーチ
工学的解釈を入れた技術解説、いつも参考とさせて頂いております。
フォアハンドトップスピン、腕、手首を固め(グニャグニャにしない、と解釈)、振り子のように下に凸で振る、その上でインパクト後にスイング最速点を持ってくる為に、腕を引っ張り込むことによりスイング半径を小さくする、とおっしゃていると理解しました。
ひとつ質問がございます。そのようにする為には、腕、手首は固めるが、グリップの握りの強さに関しては、スイング初期段階から最速に向かって強くしていく (最速点で最も強く握る訳では無いと思いますが)、つまり最初は弱く徐々に握り込んでいくことが必要となると考えますが、そういう解釈でよろしいでしょう か?
松原コーチのコメントにおいては、グリップの握りの強さや、タイミングに関する部分が少ないと思われ、上記の質問に至りました。枝葉末節の内容かとも思いますが、お教えいただければ幸いでございます。

横浜市在住 より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

皆さん気付きにくいのが

振り出す時の固めかた。

 

この時が一番動いてしまいやすい

だから、がっちり握る

1603nisikoriftb

次はインパクト

1603nisikorifor

でもその間

どう動かすのか?

どう力を入れるのか?

 

手首の形を保つという意識があればいいと

私は考えています。

保てさえすれば

最適な力でもいいし

ちょっと力みすぎでもいい。

 

力強く振りきるつもりなら

後は

手が、腕が、勝手に反応します。

1603nisifshippari

ただ

「グリップの握りの強さに関しては、最初は弱く徐々に握り込んでいく」

というのはたぶん当たっていないと思います

それ

身体で感じたのではなく

こうあるべきだと

理屈で考えていませんか?

もっと

身体で感じて、自然に動かせばいいと思います。

何か作り事があるとかえってうまくいかない鴨

 

でも、手首を保つんです。

1603nisikoritsfr

私がどう力を入れているか

説明はできますが

それを聞いた人が同じにはできない。

むしろ害があるほうが多いと考えています。

 

私よりセンスのあるジュニアだったら

勝手にできるでしょうし

私が教えることで成長を阻害するかも

 

そんなわけで

手首の形を保ったまま

ビュウと振ってください。

1603nisikori finis

いや、ハードヒットとは限らないし

振り切らないかもしれない

ビュウッとは忘れてください。

 

「手首の形を保ちましょう」

 

ただ

さっき言った

「振り出しは案外、しっかり力を入れて」 ほしいんです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:00 | 2件のコメント

スライスサーブのすすめ

『レフティスタイル』 さんからの質問

以下がコメント中の

サーブの球質、打ち分け方の質問部分です。

 

カラオケ    ・・・

2つめはスピンサーブとスライスサーブの打ち分けについて
現在、スピンサーブをサーブの基本と考え、ずっと練習に励んできましたが、現行では入れるのが精一杯でとてもアドバンテージをとれるサーブにはなっていません。

仲間には、逃げるスライスをバック側に入れられる方がよっぽど嫌と言われます。(ジュースコートならセンターに)

・・・

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

打ち分け方は

コメントの通りでほぼいいのではないでしょうか。

image_361

ただ

サウスポーなら

露骨に

トスを左に上げて

限りなくスライスサーブでいいのでは

相手フォア側に入れるとき

コースを変えるためだけに

ほんのちょっとだけスピンのエッセンスを入れる。

いや

スライスのままスウィング方向を変えるだけでもいい。

または面を起こしてフラット気味にする。

 

ここのスピンサーブは

他の人に見せたら

完璧なスライスサーブと答えるようなのでいいのです。

CIMG8289

大きく球質を変えるには

打ち方を大きく変えることになります

そうすると

こちらの意図が全部ばれます。

それでは努力が無駄になります。

 

実用としては

1、相手バックに入れる

サウスポースライスできっちりアドバンテージを奪う。

 

2、それを印象づけておいて

時に、フラット気味にエースをねらう。

 

3、一見甘い球を装い

正面に入れ、回り込ませてエラーさせる。

 

4、セカンドは回転量を多くして

バウンドしないようにし

返すだけにさせる。

 

これで

いやなオヤジを演出したらどうでしょうか

最高に実用的で勝ちやすいテニスになると思いますが。

 

テニスでは

2種類を上手に打ち分けられるという理由で

加算点をもらえることはないらしい。    テニス

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:47 | 1件のコメント

ネットへおびき寄せる

『上野』 さんからの質問

以下がコメントの質問部分です。

 

カラオケ  シングルスでの戦術について質問させて頂きます。

先日の試合での反省なのですが、ベースライン上でお互いラリーをしているなかで、決め手に欠く展開がありました。

相手をネットに誘いパスかロブで抜く作戦を考えたのですが、こちらのリスクは低めで相手にリスクを負わせるパターンをどんなものがいいか教えてください。

落とす位置はセンターかサイドか、またスピンかスライスかなど。

上野 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

相手をネットへおびき寄せるには

短い打球を打てばいいわけですが

決められては困るし

追い込まれても困ります。

nishikori1512fini

だから消去法で考えると

相手が

よっぽど高い打点を苦手にしているのでない限り

高く弾むのは無し

だからトップスピンじゃない。

 

スライスで短めに打つことです。

nisifs1510tb

フォア側か? バック側か?

これも相手の得意か苦手か

見極めて選択すればいいわけです。

もちろん苦手側へ。

 

もう一つ

このショットで決めるのでなければ

ネットぎりぎりでなくてもいい

素晴らしいドロップショットを放ってしまうと

読まれた場合

ドロップショットで切り返されたり

高い打点から

一気にウィナーを取られるなんてこともあります。

 

そう考えると

完璧に殺したショットより

少しスピードがあって浅めに入るボール

それを、こっちの都合のいいように

アプローチしてくれる側へ

ということでしょうか。

 

それと

次のショットですが

相手のスマッシュがヘボなら

まずはロブです

 

ロブをしっかり堪能してもらい

上ばかり気にしてくれるようになれば

サイドを抜けばいい。

 

ただし

あんまりロブばかり上げると

ネットへ出てくれなくなるのでご用心。  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス | 投稿者松原コーチ 15:40 | 1件のコメント

これフットフォールト

先日

プロのダブルス

テレビ観戦だが、こんな事態に遭遇

ジュースコート、サーブの構えで

ff2

右足のかかとが

センターマークの延長線上にかかっている。

 

これは、「フットフォールト」

打球の瞬間にラインズマンからコールがかかる。

 

こんな場所からのサーブは

アマチュアのダブルスではまずないが

プロで最近多用される

Iフォーメーションでよく登場するようだ。

 

フットフォールトの定義は

サーブで構えた瞬間から、打球がラケット面を離れるまでの間

ベースライン上より前

サイドラインとセンターマークの仮想延長線上の外側

そこを踏むこと。

または、助走付きで打った場合。

 

ちなみに

サイドラインの仮想延長線はラインの外側

センターマークの仮想延長線は内側なので

構えで

ff2

は、×

 

サイドラインだと

ff1

右足の位置

青はいいけど、赤だと×

なのだ。

 

アマチュアはシングルスで気を付けよう。

先日、うちのジュニアの子がやっていた。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, ジュニア, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:05 | コメントは受け付けていません。

自分に合うラケットは

『レフティスタイル』 さんからの質問

以下がコメントの質問部分です。

 

カラオケ  ・・・

ラケットのフェース面積について
現在、私はヨネックスのVコア98Dを常用しようしています。カラーリングが気にいっていて、打球感もよく、結構気に入っています。

この前、テニスショップで中古のVコア95Dを見かけたので、つい衝動買いをしてしまい、時々、使うのですが、気のせいか、98Dに比べ振り抜きがいいような気がするのです。たかだか3インチ差で…とも思うのですが。

長年、テニスをやっていて、特に気をとめないでやってきましたが、ストローカー、ネットプレーヤー、オールラウンダーなどプレースタイルにより適したフェースの広さがあるのでしょうか?
お考えをお聞きできればと思います。(ちなみに私は、オールラウンダー志向です。)

・・・

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

Vコア98D

いいですね

しばらく前、私も愛用していました。

yy98d

305g、98平方インチ、バランス315mm

使いやすいラケットでしたね。

 

95Dの方がラケット面がやや小さく

振り抜きやすいのは間違いないと思います。

 

一般にラケット面が小さい方が

同じバランスポイントでも

重量が上下に分散し振り回しやすくなりますし

面の中心が

手の位置から遠くなり

振り回し屋のストローカーにとって

強めの打球になりやすいと思います。

1603djokfimp

逆にボレーの場合は

ラケット面が大きい方が当てやすくなりますし

重量配分もセンター部分に来やすく

押し出しやすくなると思います。

1603datefv

ただ

一般論や傾向はいくらでも言えるのですが ・・・

 

うんちくは確かにこの通りなのですが

ストローカーのアガシは

若いころからずうっと

110平方インチくらいのデカラケでしたし

agassi

サーブアンドボレーヤーのサンプラスは

小さな面のラケットでした。

sanp1603

結局

理屈やうんちくはあるのですが

最後は自分の好み次第

ではないでしょうか。

プロの場合は契約メーカーにもよりますが ・・・

 

最後はフィーリングです。

気に入ったラケットがいいラケット

ストリングもそう

使ってみるしかありません。

 

もう一つ

色です。

 

98Dはフィーリングも色もいいラケットでした。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 19:17 | 1件のコメント

ベテランの技

『KAZU』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ      こんばんは。いつも参考にさせていただいています。
長いこと週末プレイヤーとして続けていますが、そろそろ体力等翳りが見えてきた今日この頃。
長くやってきた分安定しては打てますが、昔のようにただ打っているだけでミスを引き出す程の球を打てるわけでもなく、新しい技術を取り入れようといろいろ試している所です。
そこで、普段主に説明されている『ミスしない為に難しい操作をしない』技術とは別に、簡単に出来る技術ではなくても習得出来れば利益がある(リスクもあるのは承知の上で)といった内容も紹介して頂けたらと思います。
使うかどうかは自己責任でという感じで。

KAZU より

 

 

 

水瓶座    私の答えです。

私の基本的な考え方ですが

技はあくまでも簡単、単純であるべきと思っています。

そして

安定した分

コースやスピードでリスクを負えばいいと思います。

 

そして

次のようなベテランの技を加えていったらどうでしょうか

 

トップスピンの超アングルショット

ダブルスのサービスラインより半分くらい浅く落ちるやつ

もちろんフォアもありバックもあり。

rad1602ffnis

スライスの超アングルショット

 

トップスピンロブ

両手バックのインパクトでキュッと止めるように打つ奴なんかも

 

芸術的なドロップショット

fede151bs

スライスでボレーヤーの足元に落とすつき玉

nisifs1510

まだまだ、たくさん考えられますが

どれも技自体は簡単、単純であるべきです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:31 | 1件のコメント

スプリットの位置

『キャプ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。
いつも楽しく拝見させていただいております。

ダブルスのサーブアンドボレーのフットワーク、コートサーフェイスによる違いに対して、コツがありましたらご教授お願いできないでしょうか?

普段はハードコートでプレーしているのですが、オムニコートでの場合、サーブアンドボレーの前のスプリットステップでどうも滑ってしまい、うまく合わせられないことが多々あります。

お時間のあるときにご意見よろしくお願いいたします。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「サーブアンドボレーの前のスプリットステップでどうも滑ってしまい」

というのが気になりますね。

スプリットステップのタイミングは

相手が打つくらいのところ。

そこがギリギリや

完全に遅れると

急いで動かなければならないので

スリップしちゃうかもしれません。

 

スプリットステップの場所をもっと早めにしませんか。

相手がリターンを打つ瞬間は

ベースラインからサービスラインに

半分入ったくらい

そこでリターンのインパクト前にいったん止まっちゃう。

 

ボールの飛んでくるのを見て

前進しながらボールを捕える。

 

打つ位置はサービスラインより前

できればネット直前。

 

これはサンプラスのサーブアンドボレー

シングルスですが考え方は一緒

この365ネットの連続写真ページです。

この位置でサーブがレシーバーに届くのです。

 

そして

スプリット後の移動距離を大きくする。

 

一度だまされたと思ってやってみてください。 テニス

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, ボレー | 投稿者松原コーチ 20:10 | 3件のコメント