フィニッシュは左下に

フォアハンドの飛距離調整のためには

フィニッシュの位置、高さを調整する必要がある。

そのためには

基本的なスウィングをワイパーにし

常に上体の左側に

フィニッシュを持っていく癖をつけなくてはならない。

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(昨日までの大学合宿で4日間言い続けた)

 

そして

ワイパーの大きさや

軌道の高さなどを調整して

飛び出すボールの高さや方向などを調節する。

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というと

なかなか複雑なようだが

ワイパースウィングさえ身に着けば

そんな加減は案外簡単にできる。

 

それよりもラケットを

下から上に、上に

左肩の上

首に巻き付けるようなイメージが

トップスピンに取りついていることが問題。

 

(これはうちだけじゃなく

日本中のジュニアや高校生に取りついている)

 

だから大学生も ・・・

 

でも

それでは

飛び出しの高さ調整ができず

下からこすりあげようとすればするほど

まとわりついて

打球も上に上がってしまう結果になる。

 

ワイパーを使えば

極端に言えば

水平よりも下に向かって

トップスピンを打ち出すことも可能なのだ。

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こうやってトッププロの写真を何人出しても

みんな、フィニッシュは左下。

 

昨日までの札幌での4日間

うちの大学の合宿でも

何とかその方向に持って行けたと思う。

頼むぜ後輩たち

何としても

フォアハンドのフィニッシュは左下

ワイパーで

鬼のようにスピンをかけて打ってくれ。

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この上体の向きを見てくれよ。

上体の回転でシャツまでが ・・・

 

スピンかけすぎでスピードが落ちるなら

筋トレでさらなる力を付け加えればいい。

それを

朝食3倍

昼飯を2倍にして補い

解決してくれ。

 

まあ、そんなこんなで

昨夜遅くの飛行機で横浜へ帰ってきた。 飛行機

また

通常のテニスクラブ、スクールの生活が始まった。 テニス

 

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 日記 | 投稿者松原コーチ 19:09 | コメントは受け付けていません。

近すぎボレーは見えない

先日もお話ししたが

ボレーの打点は上体から離してとる。

 

これは離れた方が見やすいため

こんなものを見たことがあるだろう

バスの表示板

バスの横についているやつ。

(これは車内のモノのようだが)

お互いに止まっているときは

近くのほうが見やすいのは当たり前。

 

だけど

動いているときはちょっと違う

すぐ横をバスが通り過ぎるとき

バスの経路図は

ぼやけて全然わからない。

 

近いとゆっくり近づいて来たものが

突然、加速しながら反対方向へ過ぎ去るのだ。

目からの距離も

自分から対象への角度も。

 

少し離れたところを通過するバスなら

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変化が緩やかでついていける。

 

ボレーのボール像も同じ。

近い方が見えやすいはずと思うのは

止まっている像を

しかも

机の上で考えているから。

 

現場では当然

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目から、上体から、離してとるのだ。

プロで近くで窮屈そうに取るなんて、見たことない。  テニス

プロはこうすれば簡単だからやっている。

自分のセンスを誇るためにやっているのではないのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 22:38 | コメントは受け付けていません。

札幌に来ている

毎年この時期

大学の後輩たちを教えに

札幌に来ている

3泊4日の秋合宿なのだ。

 

昨日到着して、午後から学生たちはハードな練習を開始した。

 

その前

少し早めに到着したので

久しぶりの町を散策

1時間ほどの札幌観光だ

目的地が決まっているので

どうして、通る経路があまり違わない。

 

でも今年は札幌駅スタートから大通公園まで大幅に足を伸ばした。

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西4丁目から西2丁目へ、そして北上

時計台だ

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実はここもうちの大学の元、一部。

クラーク先生の作った、農学校演武場。

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そしてもう200m北上し

(もう1本東だが)

札幌駅に近づくと

もうひとつの時計台

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いつもの、味噌ラーメン

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おいしかった

札幌にきた気がする。

すぐ先を西に

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北海道庁、赤レンガの旧庁舎

いつもの池に行くと

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スイレンが咲いている

いつも同じ時期なので

去年の写真を使ってもわからないかもしれない。

ちょっと拡大したかったので

強引な望遠のため、HDR合成という裏技をつかったら

波紋が複雑に合成され

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モネになっていた。

 

さあ、観光は終わった。

 

すでに、昨日の午後から練習が始まっている。

昨日はバックハンドのエッセンスを感じてもらうため

ジャックナイフから入った。

 

そして、今日は

フォアハンドの真髄を感じてもらうため

エアーケイから。

 

さすがに体育会の学生たち。

跳び上がって、がんがん叩き込む。

(北海道地方区ではリーグ戦、男女とも1位の大学なのだ)

もちろん松原さんの功績も相当あると

本人は言っている。

 

そうそう、そんなわけで

垂直姿勢を作らなければどうしようもないドリル

みんなの姿勢が、かなりよくなっている。

 

さあ、あと2日

試合を意識した技術の伝達

彼らも松原さんも正念場なのだ。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 日記 | 投稿者松原コーチ 21:36 | コメントは受け付けていません。

セーバーはトップスピン

少し前

USオープンで話題になった

SABR とは

「Sneak Attack by Roger」の頭文字

ロジャーの奇襲攻撃という意味だそうだ。

 

超ハイテンポ・ライシング・トップスピンリターン なのだ。

スライスでリターンダッシュする

チップ・アンド・チャージとは違うので念のため。

 

ただ共通するのは

前進する動きで位置を合わせ

小さいが完璧なフォームで打つということ。

小手先での調整ではないのだ

つまり

体当たり感覚。

 

いいラケット面とスウィング

それが身についていれば

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完璧打点でとらえるしかないのだから

捕らえさえすればOK

かなり成功率が高いはず。

 

動きであわせ、体当たり。

これさえ間違わなければ

どちらも、案外ハードルが低いのかもしれない。

こんど、レッスンでやってみよう。

 

そういえば昔

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あの人も

 

天才、ジョン・マッケンローだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:10 | 1件のコメント

東戸塚スクール内シングルス

シルバーウィークの東戸塚校では

スクール内のシングルス大会が行われた。

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8人の参加者で

4人ずつに分かれて予選リーグ

各順位どうしの決勝戦。

8ゲームマッチ、4試合ずつのハードな内容。

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予選リーグを1位で抜けたのは

山口さんと

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強豪の粕田さんを下した細井さんの二人。

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決勝戦では強力なサーブと安定したストロークを駆使し

細井さんが、8-2で勝利。

楽しく厳しいシングルス大会は終了した。

CIMG0775

この後、時間があったので、私も入ってダブルスをし

 

試合中の

低いボールの処理が気になったので

サイドスピンの打ち方を語るうち

ついつい、見本ショットをし

そして

臨時レッスンをやってしまったのは秘密だ。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 15:34 | コメントは受け付けていません。

フォアハンドリターン

いつも見ている

Tさんのブログ

面白い写真があったので

無断で拝借。

Tさん、そしてHさん、すいません。

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たぶんフォアハンドのリターン

R社のエース級、Hコーチの大胆な1発のようだ。

そして

このリターンは、たぶん入っている。

素晴らしい対応で

腕の形と面を保っているからだ。

 

お尻が出て

軸が曲がっているように見えるが

ここだけ見るといい

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顔もまっすぐで、なかなか男前だし

ラケット面もばっちり決まっている。

 

飛びつきざまのリターンで

姿勢は前傾して、軸が傾いているが

左足を出すことで上体の回転を止めて

腕だけで打つことに成功している。

軸を垂直に保てないランニングショットでよくある形だ。

しかもお尻を突き出すことで

打球が上がってしまうのを防いでいる。

お尻のおかげで、上体の固め方もいい。

 

逆にお尻を突き出さないと上体が上がって

アウトしちゃうかもしれない。

 

Hさん、なかなかやる。

 

有名な選手でも

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こんな姿勢になったりする。

 

もちろん余裕のある時は

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姿勢も決めて

上体の回転も使う。

 

Jさんも、なかなかやる。

 

こんな風にかっこいいと

稼ぎも相当にいいのだろう。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 19:25 | コメントは受け付けていません。

ボレーは楽な姿勢で

ボレーで多くの人たちが信じている3大迷信

1、ボレーはしっかり横向きになって打つ。

2、ラケットヘッドをしっかり上げる。

3、打点を近くした方が当てやすい。

 

こうすると

とっても窮屈になってしまう。

 

きょうは、1と3の話。

 

ホントは

フォアボレーの打点はこんな感じ。

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ラケットヘッドを120度くらいかな

少し上げて打つ。

 

そしたら

打点を近くにして打てるかどうか

感じてほしい。

 

できないでしょう。

 

そして

横向きになりすぎないから

こんな風にも打てる

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せいぜい

上体が打点の方向を向くくらい

 

実際、プロ選手も

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こんな楽な感じ

 

ボールが遠ければ

その方向に向かって行くので

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自然に

かなり横向きになる。

 

窮屈にすることに何の意味もない。

 

基本的には、横を向かない方がいい。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 17:29 | コメントは受け付けていません。

ラケットヘッドを上げてボレー

ボレーで多くの人たちが信じている3大迷信

1、ボレーはしっかり横向きになって打つ。

2、ラケットヘッドをしっかり上げる。

3、打点は身体の近くで取る。。

 

こうすると

とっても窮屈になって

イッショウケンメイやってるモード満載になる。

 

そして、コントロール不能になりやすい。

 

今日はこの中で

ラケットをしっかり上げて打つことの話。

 

ホントは

フォアボレーの打点はこんな感じ。

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ラケットヘッドを120度くらいかな

少し上げて打つ。

プロも

ATP Masters Series - Rome

 

この 「少し上げて」 が

10人以上の伝言ゲームを経て伝わったのが

「ラケットヘッドを手よりも高く保って」

ということだと、私は解釈している。

 

ホントはこれでいい

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手首から先を相変わらず、120度位上げて打つ。

 

ラケットヘッドの絶対的な高さは

手よりも低くていい。

 

スライスボレーを打つために

回転をかけるために

コントロールするために

手首の角度が必要なのであって

 

絶対的なラケットヘッドの高さが重要なのではないのだ。

 

もちろん

腰が落ちていることが重要なわけでもない。  テニス

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 17:22 | コメントは受け付けていません。

明日は中止に

明日はトミーインドアでの

松原コーチのテニス塾

実は、今現在、参加者がいない。

 

告知が遅かったからか?

生の、松原さんの評判が悪いせいか?

 

そんなわけで

今月は中止することになった。

明日飛び入りで来る人がいるかもしれないので

念のためのご案内でした。

 

さて、来月は、10月14日水曜

それ以降の予定はこちら

 

来月こそは、ぜひ、是非、ゼヒ

参加申し込みをお待ちします。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 21:18 | コメントは受け付けていません。

セイバーは難しい?

USオープンの男子シングルス決勝

超ハイテンポな打ち合いで

ジョコビッチが優勝した。

 

フェデラーのテニスがかなりテンポアップしたので

ジョコビッチも先手を取らざるを得なくなったようだ。

 

そのフェデラーの超ハイテンポ武器がセイバー

リターンをハーフボレーかと思うようなライジングで打ち込む。

 

このショットは

フェデラー以外にも

うまくいけば我々にもできるのか  ???

 

さて

セイバーの成立する条件だが

1、安定したバックハンドを持っていること

2、動きながらそれができること

 

つまり

打点の位置に動きながら入っていき

止まらずに前進しながら打てなくてはならない。

この

動きながら打つことにより

ボールへの位置取りが

完璧になるのだ。

 

ところで

もう一つ、重要な条件がある。

相手サーブの位置が予測できること。

 

そのためには

相手サーブが安定していなければならない。

 

このためには

相手サーブがセカンドで

しかも

一流のサーバーであることが条件になる。

 

チャンとバックに入れてくれないと困るのだ。

じゃないと、予想も何もあったもんじゃない。

 

 

さあ、あなたのバックハンド

技術は完璧としても

あなたの相手は ・・・  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 22:13 | 1件のコメント