10歳の男の子

『YU』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  はじめて書き込みさせていただきます。いつも大変参考になるお話をありがとうございます。

今日は10歳の息子についてアドバイスをいただければと思います。

昨年末ぐらいから少しずつ試合に出始めているのですが、脚が動かずに棒立ちになっていることが多いです。自分の打球を見すぎて脚が止まり、動き出しが遅れ、打点に入るのが遅れ、ミスする。。。というパターンが定番になってしまってます。

良い意識のさせ方や、普段の練習時の注意点など、アドバイスいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

YU より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

面白いことをやっていて

夢中になり

勝ちたかったら

走ると思います。

1507djokovicfkamae

「自分の打球を見すぎて脚が止まり、・・・」

は、普段の練習中も、でしょうか?

 

自分の打球を見るのは

入るかどうか心配だからなんでしょうが

それは

入らないと負けるのが心配なのでしょうか?

それとも誰かに叱られるから?

それとも誰かをがっかりさせるから?

 

どうも、あんまり楽しくなさそうな雰囲気が ・・・

(違っていればいいのですが)

 

楽しく遊ばせてあげたらどうですか

そして頑張って走ったら褒めてあげる。

 

褒められたら楽しいし

楽しかったら集中して、頑張る。

djokovic150722

もし楽しくないのなら

10歳という年齢

そして男の子

もうじきテニスをやめるでしょう。

 

もし、やめられなければ

頑張っているふりをするようになります。

 

男の子は大好きにさせれば

勝手に頑張ってうまくなりますし

嫌いなら、どんなに努力させようとしても駄目です。  テニス

 

見てきたようなこと言って、すいません。

でも、見えるような気がするんです

過去に、いっぱい見ているから。

 

 

 

カテゴリー: ジュニア | 投稿者松原コーチ 20:01 | 1件のコメント

動いて位置を合わせる

『butchcoon』 さんからフットワークに関する質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  先生いつも参考にさせていただいています。フットワークに関してなのですが、自分は例えば フォアハンド(バックハンドでももちろんいいのですが)で打球点に到達する際、どうしても最後まで足を使って追っていないように感じていて最後はやはり体や手で調節しているため打点が安定していないように思います。この人はうまいなぁと思う人のプレーはやはり最後まで足で打点を追っています。先生も口すっぱく足を最後まで動かして位置決めしてから打つのが最良とおっしゃっていますが、日ごろの練習としてはどのようなものを取り入れるのがよいでしょうか?

butchcoon より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

細かく足を動かしてタイミングを合わせ

最後は大きな踏み込み

大股でしっかり踏ん張ってヒットする。

ダッ、ダ、ダ、グウッ、バシッ

最後の足を大股、大きな踏み込みで打っているでしょうか?

 

最後まで足を動かして位置決めし

最後の足が大きく踏ん張るには

2通りのやり方が考えられます。

 

1つ目はスライド

2つ目はジャンプして打つこと。

1507djokyokoback

スライドするには滑るコートじゃないとできないので

クレーコート系の打ち方。

ハードコートは相当な脚力がないと滑らないので

ステップしながら

つまり、ジャンプして打つということです。

1507djok

もちろんクレーなら

滑っていって、踏ん張って、ジャンプもアリです。

djok1507frsisei

そして、着地

1507djousiro

最後まで足を動かして位置を決めるということは

最後にどうやって動きを止めるのかということと

完全に絡んでいます。

止まることと踏ん張ることは一緒です。

いっぱい踏ん張ると

止まった挙句に跳び上がります。

 

練習として跳び上がってみる

実戦では跳び上がるまではいかなくても

いい位置で、しっかり踏ん張れればいいのです。

 

上の例で挙げた

動いて打つ

踏ん張るためのフットワークを実践すれば

自然に

最後まで動いて

位置決めすることができるのではないでしょうか。

 

もう一つはランニングショットです

djok1507bk

これは動きながら打つことですから

いやでも最後まで動くことになります。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 17:18 | 1件のコメント

フォアは腕で打つ

フォアは腕で打つ

とはまさにそのまま。

 

肩を中心に

手首や肘の形は動かさずに

腕を振るという事。

Nishikori1507tb

こうやって

nishikori1507ek

こうして

 

より強力にしようとして

肘をくねらしたり

手首を動かしたりする人ほど

試合では不安定になり

フルスウィングできなくなる。

結局

強力にしたことで

不安が募り

試合では、そおっと打つことになるのだ。

 

またフォアハンドが苦手な人は

インパクトまで目を離すことができず

最後に手首で微調整して

ジャストミートはするものの

面の向きはとっ散らかる。

 

フレームで打ってもいいから

余計な調節はしない方がいい。

nishikorifnd1507

フォアハンドは腕で打つのだ

肘や手首は余計なことをしない方がいい。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:31 | 1件のコメント

バックはラケットヘッドを引かない

バックはラケットヘッドを引かない

何のことかというと

バックハンドでは手首をしならせて

ラケットヘッドを

柔らかくムチのように振り回す

ということはしないということ。

 

腕や手首を固めた方が鋭く振りやすい

両手打ちはもちろん

krais1507tb

TENNIS/BRISBANE INTERNATIONAL 2010

ゆったりと大きなスウィングをする

片手バックでもそうなのだ。

CIMG539802

CIMG539901

CIMG5400imp

CIMG5401a1

この辺が

盲点になって

上達を妨げている可能性もけっこうあるので

意識してみるといいだろう。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:50 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

昨日は第3水曜日  (第3じゃないときもあるが)

トミー・インドアスクールでの、「松原コーチのテニス塾」

1,2時間目がフォアハンド

3時間目がバックハンドとサーブという

変な構成なのだが

各時間に7名ずつの皆さんが参加してくれた。

といっても

実は、7名の方全員が、3時間共受講してくれた

というのが正確。

CIMG0599

初めて参加してくれた方が5名だったので

テイクバックが不安定な人もいたが

ほとんどの方が上級者

バシバシとハードヒットが飛んできた。

CIMG0602

ときどき、ラケット面が少し上向きのため

アウトする人がいるのもいつも通り。

よくある、凸型の引き方で

テイクバックの面が上を向くのだが

後退しながら、左足を後ろに飛ばして打つ練習をしたら

なぜか皆さん、凹型に面が引けるようになっていたのが

今回の新発見。

(私の美しい見本を見たせいかもしれない)

 

1時間目は構え方や面の使い方など

基本的な話。

2時間目は実戦で使うための飛距離の調整法

CIMG0591

どこからでも、どの距離にでも

トップスピンで振り切って打ち込むために

ワイパースウィングの

CIMG0598

打ち方やコツについて説明し

習得してもらった。

 

前半はフラット気味の鉄砲玉が多かったが

ワイパーのおかげで

徐々にスピン量も多くなり

後半は

みなさん、かなり安定感が増したようだ。

 

3時間目のバックハンドは

全員共通科目が面を垂直に保つこと。

もう一つは、スウィングスピードを上げること。

具体的には

両手打ちの人は

横向きを残して小さくはじくこと

片手打ちの人は

肩の線を回すことによる加速などだ。

 

最後はサーブで

手首の固定、振り子のテンポ感

スピンサーブを下に向けて打つなどが主な指導やアドバイス。

短い時間だったが

安定感を上げるヒントはつかんでもらったと思う。

 

猛烈暑さの1日に

会場は外気導入型、エアコンなしのインドアだが

直射日光がないので薄着でOKだし

(私は外でも薄着だけれど)

元気はつらつ

水分補給さえしていれば、元気に打ち続けられる。

無事に、上達しながら、今回のテニス塾も終えることができた。

 

さて、次回は、8月19日水曜日の開催

あっという間にうまくなりたい人

ショットに悩みを抱えている人

生の松原さんの顔と声に接してみたい人

たくさんの皆さんの参加をお待ちします。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 18:23 | コメントは受け付けていません。

印西女子ダブルス

松原テニスクラブ印西の

月例、女子初級ダブルスもだいぶ回を重ねてきた。

その中でも

今回の結果は特に思い出深いことになった。

うちのスクール生の

最初は勝つなんてありそうもない

ホントに、ゲームを1つか2つしか取れなかったペアーが

(ついホンネでごめんなさい)

ついに準優勝までこぎつけたのだ。

CIMG0579

主催者だったことを忘れ

コーチとして感慨無量なのだ。

 

さて、今回は11ペアーの参加

4,4,3の3グループに分かれて、総当たりの予選

CIMG0580

その成績上位グループ、6ペアーでの決勝トーナメント。

下位グループは5ペアーでのトーナメント。

更に初回で負けた場合はコンソレーションと

最低でも4試合

ほとんどのペアーが5試合以上を戦った。

CIMG0573

予選リーグから大激戦が展開され

CIMG0560

昼休みへ

CIMG0587

全員参加の集合写真の後は決勝トーナメント。

 

決勝戦は

東武グリーンの小山さんとルネッサンスの原田さんペアー

そして、うちのスクール

トミーインドアの山田さん、名和さんペアーとの対戦になった。

CIMG0577

大健闘のトミーペアーだったが

CIMG0581

結果は、しっかりしたストロークとボレーを持つ

小山さん、原田さんペアーが、6-3 での優勝となった。

CIMG0303

最後はさわやかな笑顔で締めくくってくれた。

もちろん

大きい方の商品を持つのが優勝ペアーだ。

皆さんお疲れ様でした。

 

今回はかなり身内びいきの書き方でごめんなさい。

ホントは (うちの人たちじゃなくても)

いつも参加している方たちが

少しずつ勝てるようになっていくのも

楽しんでいます。

 

さて、次回は8月24日の月曜日

ぜひ、たくさんの皆様の参加をお待ちします。  テニス

 

そうそう、この上のレベル

中級大会も10月から予定しています。

もうじきご案内しますね。

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:31 | コメントは受け付けていません。

片手バックのリターン

アルマグロのリターン

1秒間に10枚の連写です。

ひまがないのでオープンスタンスのまま。

 

彼はウェスタングリップ

フォアバックとも同じ面で打ちます。

CIMG5314b55

インパクトの、約0.55秒前、まだ引き始めない

CIMG5316b35

0.35秒前、バックに引き始める。

グリップ持ち替えの時間は要らない。

打点の高さもわかっているので、ちょうどいい高さに引いていく。

CIMG5318b15

0.15秒前、一番大きく引いたところ。

上体は横向き、腰は30度くらい横向き。

その肩の線をわずかに前向き方向に戻し

ラケットを加速。

CIMG5319b05

0.05秒前

意識は完全に捕まえている。

時間がなかったのでかなりフラットに近い。

(上下に振る分の時間がない)

 

そして、インパクトを過ぎて

CIMG5320a05

0.05秒後

相変わらず、手首の角度、面の向きは保ったまま。

身体は、少しだけサイドライン方向へ動いている。

上体は少しだけ前向きに

下半身は少しだけ横向きに

ひねり戻す方向に動いている。

CIMG5321a15

0.15秒後

手首と面を保ち

CIMG5322a25

0.25秒後のフィニッシュ。

見事なリターンを目が追う。

 

ここまで来て

まだ、手首の角度を保っている。

当然、コントロールは狂わない。

 

フォア側へ決めに走るか?  ガッツポーズへ行くか?

 

フットワークは最低限の動きなので

オープンスタンス。

腕の振りは結構大きい。

そして、手首はぶれない。      テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 19:29 | コメントは受け付けていません。

バックハンドのスタンス

『オレンジ』 さんから再度、確認の質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   返信ありがとうございます。

返信の内容に「片手バックではオープンで特にリーチが広くなるわけでもない」とありましたが、
これは両手打ちだとオープンにするとリーチが広くなるという事ですよね?

また片手では余裕のあるときはクローズの方が振りやすいとありましたが、
両手打ちのセレナ ウィリアムズとかは、余裕のあるときでもあえてオープンで打っていますので、
両手打ち出あればどちらのスタンスで打ってもあまり変わりはないということになるのでしょうか?

オレンジ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「片手バックではオープンで特にリーチが広くなるわけでもない」

というのは

フォアハンドに比べて、というつもりで書いたのですが

両手だと少しだけ広くなるかもしれませんね。

でも大した違いではありません。

 

それより

ひまがあるか? 余裕があるかの方が大きいでしょう。

オープンだと

前を向いたままで上体だけひねればいいのですから。

 

特に両手打ちの場合

上体の回転も少しだけでよく

それを鋭く使う。

nisikoribkf1507

片手は上体の回転を

Henin1507bkimp

両手バックに比べれば、ゆっくり大きく使う

wawr1507bkf

両手の方が窮屈そうに振るのがわかりますね。

 

それと両手同士で比べると女子の方が

腕力がないため

男子より上体の回転も多めに使う。

よりフォアハンドの感覚に近い。

1507Serenabk

だからセレナはオープンを多用するのでしょうね。

もちろん、彼女の場合

ちょっと、動かしにくい、「○○メ」 の体形の問題もあると思います。    テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:21 | 1件のコメント

片手バックのスタンス

『オレンジ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。前回の質問もまだですが、またテレビを見ていて
気になったことがあったので質問させてください。

現代テニス、バックハンド側へ振られたときはオープンスタンスの両手うちで
返すシーンをよく見ますが、片手バックハンドではあまりオープンでうつ
シーンは少ないようです。なぜでしょうか(トップスピンでの話です)?

やはりプロがあまりやらないということは難しい技術、あまり必要ない事
なのでしょうか?

自分でやってみてもオープンだと体の開きを押さえるのが難しいようにかんじます。
今後この技術が両手うちオープンスタンスのように主流になったりする可能性は
あるでしょうか?

いつでもいいので松原さんの意見聞けたらうれしいです。

オレンジ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

片手バックハンドのオープンスタンスは

それほど珍しいものではなく

プロの選手はよくやります。

 

ただし

それはどうしても必要なケースの場合。

充分に余裕のある時は

スクエアーかクローズドの方が強く振りやすいので

そちらのケース方が多いのです。

 

特に

単に横に振られただけの場合

片手バックのオープンはリーチが広くなるわけでもありませんので

クローズドで右手右足、同じ側を出すケースが多いのです。

 

オープンを使う、しかたのない場合ですが

リターンで、左足を踏み込む暇がない場合。

後退しながら打つ場合

ホントにギリギリなのにトップスピンで打ちたい場合などです。

feder1506ransbk

フォアのランニングショットと同じ感覚のフットワークです。

左足踏切、右足着地。

上体を回さないことで

少しくらい前傾して、軸が傾いても大丈夫です。

 

相手がネットにいるケースなど

プロはこうでもしないと

相手に付け込まれるからで

それと

腕力のある人は

身体を十分に使えないことが

それほど不利にもならないということでもあります。

 

日本人アマチュアの場合には

スライスでこなした方が実戦的かもしれません。

その場合

もちろんオープンスタンスもアリです。

 

CIMG539802

リターンは

いい連続写真があるので

次回、じっくっりと解説します。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:51 | 1件のコメント

世界1美しいクルマ

パソコンの写真ファイルを整理していたら出てきた

DSCN0108

10年ほど前に乗っていた愛車の写真

マツダ ユーノス500 GT-i   5速MT

2000cc V型6気筒の名車

たぶん、1994年型だったか

ヨーロッパで自動車デザインの何とかいう賞で

その年の世界1を獲得したのだそうだ。

DSCN0110

ロングノーズのエンジンフードの下に

精密なV6エンジンがぎっしりと入っている。

気持ちのいい音を奏でながら

軽快に加速してゆく。

音も、振動も、景色も

DSCN0111

垂直に立った、シフトレバーは気持ちよく変速した

GT-i だけのエクセーヌのシートも最高に気持ちよく

乗っているだけで

いや、見ているだけでも楽しいクルマだった。

 

ある日

ふと、本屋さんで立ち読みしたカーセンサーに出ていた

黒のユーノス500がどうしてもほしくなり

千葉県柏市にある

マツダディーラーの中古車屋さんまで、出かけて手に入れた。

値段は恥ずかしくて言えないほど安かった。

DSCN0106

古いクルマなので

ブレーキが少し弱かったのだけがちょっと

印西でのインドア工事が始まり

高速道路を毎日通勤するので、つい新車に

DSCN0115

5ナンバーのキュートさが際立つ

いまだに、これ以上に美しいクルマは存在しない。

 

いつまでも、持っていたかったな。   車 (RV)

 

 

 

 

カテゴリー: くるま | 投稿者松原コーチ 20:17 | コメントは受け付けていません。