VCORE Tour F 97

ヨネックスの新しいラケットを試打した。

vctf97

ヨネックス ヴェクターコア ツアーF97

今使っている、ツアーG とほとんど同じ形

重さも310gと同じだし、バランスも

正直、大した違いなないだろうと思っていた。

YYいわく

「素早い振り抜きで、高速サープを生み出すスピード重視のハードヒッターモデル」

なんだそうで  ・・・

 

軽く振ってみると、ホントに振り抜きやすい。

ストリングのところに

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空気整流用のイボイボがついていて

空気抵抗を減らしているのだそう

で、ホントだった。

えっと思うほど、ラケットヘッドが軽く振り抜けてしまう。

ストロークのコントロール感は相変わらず良いままで

振り抜きが良くなった分

明らかにスピードが増した感じになっている。

 

もう一つの売りは

クロスのストリングが

上から2本目まで均等に並んでいること。

通常は真ん中が密で

ヘッドに行くにしたがって荒くなる。

それが、ヘッドの方が均等、つまり密になったことで

そこに当たるはずの

スウィングスピードが速いショット

サーブやフォアのハードヒットに対し安定感やしっかり感が増す。

これもヨネックスのお題目通り

ホントにそんな感じ。

サーブの振り抜きがよく

コントロール感も増している。

 

こりゃあ、使える、1発で心を惹かれた。

松原さん

用意ができ次第、切り替えるつもりになっている。

 

さて、同時に

軽量版の

VCORE Tour F 97 LG 290g と

VCORE Tour F 93 の2本も打ってみた。

93は面が小さい分、更に振り抜きはいいのだが

どうも面感覚が私の感じと違い

ストロークが捕まえ切れない印象だった。

しかし、サーブに関しては明らかにいい。

もちろん振り抜きの良さはご利益大だし

コントロールも、明らかに狙ったところ収束する。

 

Tour F 97 LG 290g については

310g とほとんど同じ感触

軽い分、さらに使いやすい

振りやすい、扱いやすい、では

明らかにこれ。

相手のボールがそれほど重くなければこれで充分。

とてもいい感触だった。

 

VCORE Tour F 97   いいラケットだ。

私の好みとしては、もうちょっと派手だとパーフェクト。

ストリングの色で調整しよう。   テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 18:08 | コメントは受け付けていません。

現代的フォアの感覚とご利益

『中年プレーヤー』 さんから続きの質問をいただきました。

以下がそのコメントの質問部分の抜粋です。

 

カラオケ   ・・・ ちなみに、現代的な振り方のボールに対するインパクト(ボールにヒットする直前から直後)は、どのような感覚を持っておられるのでしょうか。

ただ、緊張したりすると、ボールに当たった後の上に振っていくタイミングが早いせ いか、大ホームランになることがあります。
おそらく、松原コーチのご指摘のようにゆっくりのペースだとこのようなことは起こらないのですが、試合などの場面でよく起こります。
現代的な振り方のインパクトのイメージをご教示いただけないでしょうか。(雑誌には、面で転がすとか、10cmくらい押してとか書いてあり、よくわからないでいます。)

よろしくお願いいたします。

中年プレーヤー より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「面で転がす」 のは現代的な話かもしれませんが

「10cmくらい押して」 は古典的な感じですね。

その解説者の頭の中が

各種理論の混合状態なのでしょうね。

時々、各種理論のいいところだけ集めると

最高のものができると思う人がいるようですが

日本酒にウィスキーをブレンドするようなものかもしれません。

もちろん宇宙1のお酒が出来上がります。

 

さて

「現代的な振り方のボールに対するインパクト感覚」

ですが

プロがどう感じているかはわかりません。

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私の知っている

感覚を教えてくれる最上級者は松原さんなのですが

彼はインパクトで

「ボールを捕まえた」 という感触を持っています。

もちろん垂直面でとらえた感覚もあります。

もう少し正確にいうと

「ギュウっ」 と感じています。

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次に

「試合などで緊張すると、大ホームランに ・・・ 」

という部分ですが

これこそが現代的なフォアの存在理由。

 

試合では緊張するのです

古典的な方法で

徐々に面の垂直を、練習で保てる人でも

試合で緊張したり

強めに打とうとしたりすると

調整が吹っ飛ぶ。

あまり思いつめると

最後はイップスになります。

 

面の操作が原則必要のない

現代的なフォアハンドで

しかもトップスピンをかける。

だから試合で平然と打てるのです。

 

古典的な方法での解決法は

1、死ぬほど練習する。

2、座禅して心の修練を積む。

3、試合には出ない。

のどれかです。     テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:19 | 2件のコメント

運動連鎖

身体の開き方について

『レフティスタイル』 さんから再度、コメントをいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  >今1つ、しっくりいかない
などと失礼なコメントに対しても、ご解説をいただき有難うございます。

松原コーチもご指摘のとおり、「身体を開かない」というフレーズはさまざまな場面で聞くのです。
例えば、サーブをする時(多分、トスの時)は、閉じておくなど。

だから、私のこれまでの解釈は、「最初は閉じておいてインパクト時点でガバッと開いて打つ」でした。大変しつこい質問になりますが、「やはり最初は閉じておいて(サーブを含む)開く」という
解釈でよいのでしょうか?
どうか、よろしくお願いいたします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

テニスのショットで重要なこと

それが次の2点です

1つはコントロール。

もう1つはパワー。

パワーはあるに越したことはないのですが

場合によっては犠牲にしてもいい。

コントロールの方は

せめてコート内に入れる程度には、絶対に必要です。

 

サーブやフォアハンドでは

横向きから前向きになることで

上体の運動エネルギーをため

それを腕に伝えることで

上体のパワーを使います。

そのためには横向きから始めた方がいい。

 

コントロールの方は

インパクトでしっかり面を作れる形になることが重要ですので。

インパクトで前向きになれということです。

つまり

それ以前が横向きからでも

最初から前向きでも、安定性には関係ない。

だから横向きから前向きに動いてもいいが

もし、「ひまがなければ横を向くな」 というのです。

1501nisikorifor

ストロークの場合は相手があるので

ひまがあるかどうかはその時しだい。

だからどっちが優先といえば

横向きよりは前向き。

いつも余裕をもって前向きになれるのがいい。

 

サーブの場合は

トスの高さがある程度安定すれば

ひまはいつも同じくらいできるはず。

だから横向きから前向きに動いた方がいいのでしょうね。

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そうそう

うまい運動連鎖のコツは

ガバット開いて、ではなく

ゆっくり開いて、前向きでブレーキをかける

その止める動作で

身体の運動量が腕に移動するようですよ。

だから

インパクトぎりぎりで前向きでは遅いのです。

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その前の膝の伸ばしもそうですね

ゆっくり伸ばして

終わってから腕を振り出すのです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:54 | 3件のコメント

フォアハンドのスウィング

『中年プレーヤー』 さんからコメントをいただきました。

古典的な打ち方と現代的な打ち方の違いについて

古典的な方が安定させやすいのでは

というご意見をいただいたので

それについてなのですが

コメントがとっても長いので

ここにはコピーしません。

 

ご覧になる方はこちらへ。

 

水瓶座  さて、私の考えです。

ご指摘の点はかなり正しいと思います

ただ、一つだけ勘違いされてるのかなという部分があります。

 

それは

現代的な振り方について

「振り出しで伏せた状態を形成し、グリップエンドから振り出して、
インパクトで垂直面を形成するには、前腕部が肘を中心に軸回転させて調整しないといけないと思われます。」

という部分。

前腕部が肘を中心に軸回転するのは

つまり回内するのは

インパクト前後から後のこと

ワイパーの部分ですから

打球の深さを加減する時に

確かに使うときもあるのですが

大きなコントロールにはかかわらないのです。

(それとも、面が起きてくるのを前腕を回外させていると思ったのかな?)

腕は基本的にひねらない、調整しない。

だから、ぶんなぐってフルスウィングしても安定するのが

現代的な打ち方なのです。

基本的には、この形から、腕を一切ひねらないで振出し

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徐々に面が垂直に近づいて

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ほぼ垂直面でインパクト

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そして、ここからは振り切りをよくするため

上腕を内旋、前腕を回内していく

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基本的にはそうなのですが

回転を多くかけるナダルなどはもっと腕をいっぱい使います。

(私はコーチなので、なるべくシンプルに打つようにしています)

 

さて

古典的な打ち方で、面を保つのはそんなに難しくない

というのは

ゆるく打つ場合には確かに正しいことだと思います。

ゆっくり、といってもかなりなスピードでも

徐々に腕をかぶせるようにして

面を巣直に保つのは確かにできます。

実際、私も中級のレッスンなどでは

コンチに持ったりして、そうやって打っています。

まったく正確に何十本でも大丈夫です。

ただし

そうとうなテンポでもいけますが

思いっきりのハードヒットはできません。

もしそれができるなら

ジョコビッチのライバルとして

世界100位以内に少なくとも1人くらいはいるはずです。

 

逆に現代的な打ち方ですが

思い切って打つにはいいのですが

軽く、しかもフラットに打つのは苦手です。

 

強めに打つのであれば

毎日テニスするジュニアや学生

もちろんプロやそれなりの上級者にとって

インパクトを一定のところに合わせるなんて

当たり前のことですから

インパクトで面が垂直になる現代的な打ち方は

別に難しくありません。

私もこの打ち方なら

体力の続く限り打ち続けてもエラーなんてしません。

(ただ、あまり続くと体力が尽きますが)

 

ところで

振り切ることを前提としない

ベテランや練習量の少ない一般プレーヤにとっては

古典的な打ち方の方が容易と思う人も

結構な多数派でいると思います。

そうゆう人はそれを使えばいいのです。

 

そんなわけで

両方のテニスをしなければいけない

テニスコーチの私は

両方使うのです。   テニス

 

そうそう

そんなわけですから

古典的な打ちかたなのに

振り切ろうとする人

振り切らそうとするコーチ

それはやめた方がいいですよ。  蟹座

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:16 | 2件のコメント

スライスVSトップスピン

『うそほんと』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  お世話になっております。2月4日の記事を見て思ったのですが、同じ位の強さのスライス主体の人とトップスピン主体の人がシングルスをした場合、戦略としてはどんな試合になるのでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

戦略というより戦術で考えれば

 

トップスピンの人はそこそこ打って

相手を走らせ

短くなったらオープンコートへ決める。

 

スライスの人は

広いリーチを生かして

しっかり粘る。

相手がエラーしたら勝ちです。

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スライスはバウンドが低くなるので

低いどおしの打ち合いになれば

スライスが有利になりますから

もし競ってきたら

トップスピンの人はムーンボールを多用するかもしれません。

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トップスピンが打ち勝てば勝負は決まり。

トップスピンが打ち勝てないようだと

しっかり打たなければならないトップスピナーは疲れてくる。

腕だけで打てるスライサーはさらに楽に。

 

戦略的に考えると

重要なのは

トップスピナーは早目に主導権を握り

浅くなっらおしまいだぞ、とプレッシャーをかけ

早目に相手に諦めさせること。

自分の方が、少しくらい疲れても内緒にしておく。

 

スライサーは今が互角ならOKと思い

相手に、長引いたらあんたまずいよ

と思わせることでしょうか。   テニス

 

 

 

 

カテゴリー: シングルス, スライス, フォアハンド, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:07 | 1件のコメント

なぜ前向きになっちゃいけないか

ジュニアのボールが速いのは?

という質問、そしてそれに対する私の解説

そして、その次

『レフティスタイル』 さんからの追加質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  解説のお礼が遅れました。有難うございました。
う~ん、今1つ、しっくりいかないという感じです。

1つは、身体の前向きの件です。よく、身体を閉じておくことが必要ということを聞くのです。勿論、最後までそのままで打てないことは理解できるので すが…。身体の閉じは何のために必要なのでしょうか。多分、これまで何度も、何度も解説をしていただいているとは思うのですが。

逆に身体の開きですが、最近、腰の回転を速く、腰を先にきってしまって、上半身は後から、付いてくるというこ打ち方について聞くのですが、確かにこの打ち方、両手バックで試してみると、ものすごく鋭い振りが可能で、女子選手などがやっているような気がするのですが。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

あなたの基本的な打ち方はどんなふうでしょう?

フォアハンドの打ち方には2通りあり

現代的な理論では

前を向いて振り切れと言うし

古典的な基本では

アウトしないように上体を開くな

という話になります。

 

簡単に言うと

古典的な打ち方とは

ラケット面を垂直に引き

垂直を保って打つ

垂直を保つのだから入るはず、という打ち方です。

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アッと、後ろの方の人が古典的な人です。

1930年代のチャンピオン、フレッド・ペリーです。

現代的な打ち方は

ラケット面を下向きに引き

腕をひねらないで振れば

打点で自然に垂直になるはず、という打ち方です。

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共通する肝は、インパクトでの垂直面です。

当たり前ですが

垂直面を正確に出せるなら    (そう簡単には ・・・ )

どんな方法でもうまく打てるはずなのです。

 

現代的な打ち方では

面を保つための難しい調整が要りません。

だから思い切り打っても垂直面が作れる。

 

古典的な打ち方は

面の垂直を保つため

テーブル面の上を移動するようにとか

上体を開いてしまわないようにとか

腕に頼らず、全身で運ぶように体重移動するとか

いくつかのコツというか、制約があるのです。

 

もうお気づきでしょうが

世間のベテランテニス通が言っている教えは

ほとんど、古典派の理論です。

先ほど紹介した制約が厳しいので

中には、バシバシ打つテニスなんかできっこないという人も多いのです。

 

私の唱えているのは現代的な理論。

私も昔から

「あなたはまだテニスがわかっていないね」

と、よく言われたものです。

私が、現代的な理屈を言い、プレーし始めてから

それからでも、すでに35年です。

最近は

ハードヒットしても勝てるのかもしれないと

思ってくれる人が少し多くなってきたようです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:18 | 2件のコメント

印西のダブルス

今日は松原テニスクラブ印西

月例の女子ダブルスの日

冬の間は参加者の足が動きにくいのか

5ペアーのみの参加だった。

 

皆さん少しずつ、レベルが上がってきたようで

かなり本格的に

激しい戦いが繰り広げられるようになってきた。

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試合方法は

全員、4ゲーム先取総当たりの肩慣らし予選リーグ

その成績でシードを決め

6ゲーム先取での決勝トーナメントという構成。

結局、全員が4ゲーム先取の試合を4試合ずつ

6ゲームの試合を2試合ずつ行った。

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予選リーグ後

いったん全員集合

syugou1502

昼休みをはさんで

決勝トーナメント開始

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決勝戦では

TTC所属の菅原さん、土本さんのペアーが

倉田さん、岡部さんのペアーに、6-4 で勝利した。

hyousyou1502

ところで、今回私のアドバイスで多かったのは

ボレーでの決め方の話。

 

ハイボレーを相手ネットマンにぶつける人が多いのだが

逆に打ち返されてポイントを失うシーンが多かったのだ。

スピードを落としてもいいからコースを狙えということだが

普段から、それを意識して練習し

自分の引き出しにしまっておかないといけない

というテーマでもある。

 

ぜひ次回、もう一味うまくなって

もう一度、いや何度でも参加してほしい。

 

次回は、3月23日月曜日

要項はこちら

ふるってご参加ください。

 

そうそうそれと、今回もキャンセルが多かったのだが

印西校の会場は屋根付き

雨を心配しないでぜひおいでください。 テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:17 | コメントは受け付けていません。

杉村太蔵、なかなかやる

札幌でのテニス産業セミナー

鈴木貴男プロの話は先日書いた。

今日の話は

4人のスピーカーのうちのもう一人

あの有名な

元衆議院議員

ジュニアのころテニスも強かったという

杉村太蔵氏。

さすがに面白い人だし

テレビの話やテニスがらみの話もあって

しっかり引き込まれた。

 

横浜へ帰ってきて

ネットで、「札幌国際OPテニス2014」

男子ツアーの下部大会だが

その会場でのエキシビジョンマッチ

「杉村太蔵vs北大女子テニス部」

という試合の話に出会った。

hokudaijosi

前にも後輩たちが出たということで

見たことはあるのだが

国体で全国優勝したという、杉村太蔵のテニスが気になり

まじめにユーチューブの動画を見てみた。

 

ホントにうまいのか?

 

いやけっこう、大したものだった。

 

どこに感心したのかというと

スマッシュ

彼のサーブで始まった試合

15-15 から2本のスマッシュを決め

しっかりキープしていた。

sma1502

その後も次々にスマッシュを決めエラーしない。

結局、相手は北海道学生のチャンピオンペアーということで

最後は、3-6 で負けてしまったが

3人の女子インカレ選手に交じり

堂々の試合ぶり

それなりに試合になっている。

しっかりと感心してしまった。

 

そうそうスマッシュの話。

ロブが上げられて

決まるか、ヘロヘロになるかは

テニスのレベルをしっかり上下に2分する。

 

だから、彼は間違いなく、テニスの上流階級側。

 

杉村太蔵

単なる面白いお兄さんではなかったということ。

テニスマンとしてもなかなかやる。

 

この試合のユーチューブ動画はここ

杉村太蔵と

私のかわいい後輩たち3人も出ている。

30分くらいなので

暇な人は一度のぞいてみるといい。

 

松原さんが

「スマッシュというのはね」 という意味が分かると思う。  テニス

 

 

 

カテゴリー: スマッシュ, 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 17:52 | コメントは受け付けていません。

かかとは上げないと?

『龍之介』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   松原コーチ、こんにちは。
サーブの質問よろしいでしょうか。
トロフィーポーズのとき、自分は両足を広げたまま打っているのですが、後ろ足のかかとを上げないで、タメをつくってます。ボールを打つ瞬間はジャンプできているんですが、プロの写真を見ると、かかとは浮いているんで、直した方がいいんでしょうか?龍之介

龍之介 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

それって

跳びあがる時にどう足を使うのか?

と、いうことと考えたらわかりやすいのでは。

 

プロで多いのは

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ですが

うんと膝を曲げれば

誰でもこうなるのではないでしょうか。

 

逆に

ちょっとしか曲げなければ

かかとは浮かない方がふつう。

 

でも

そこから飛び上がろうとすれば

足が、コート面から離れる直前は

かかとが先に離れているんじゃないですか。

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かかとでテイクオフする方が

よっぽど、高度な技術が要りますよね。

 

スタンスで

右足をどうするかはその人の個性? 体質?

プロでも

左足に引き付ける人もいるし

両足そのままの人もいます。

 

膝の曲げ具合も

昔々、同時期にドイツ人のチャンピオンだった

曲げ曲げベッカーと伸び伸びシュティッヒ

どちらも世界トップクラスのサーバーだったことを思いだします

 

あんまり細かいところは気にせずに

右手でコンチネンタルに持って

左手でボールを上げ

ちゃんと身体の伸びたところでヒット

すればいいのでは。

 

そうそう忘れていました

1502agassi

こんな人もいます。

サーブで有名な人ではありませんが

200km/hくらいはいけるし

生涯グランドスラムぐらいも行けちゃう人です。

それくらいできたら、充分では。     テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 13:41 | 1件のコメント

札幌のセミナーと鈴木貴男プロ

今日、札幌から帰ってきた。

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思ったよりも雪は少なく、綺麗な雪景色ではない。

でも、歩きやすくて助かった。

 

今回は2泊1日のあわただしい日程

実は

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これは、セミナー後の懇親パーティーだが

年に1度の日本テニス産業セミナーが札幌での開催だったのだ。

セミナーの主催は

公益社団法人 日本テニス事業協会

私も役員をし、参加している団体なのだ。

4人の講師の講演を聞くのがメインの勉強会。

そのうちの1人、目玉の講師が、札幌出身の鈴木貴男プロ

テニスへの熱い思い

テニス選手の育ち方

現役選手の目線でのテニス界、テニス環境の話など

大変勉強になりながら、しかも、話が面白い。

単に、テニスがうまいだけではないところを見せてくれた。

 

さて、通常は業界団体の会なので

経営者のおじさんたちやスクールマネージャーやテニスコーチ

それに混じって少数のフロントの皆さん

といった人たちがほとんどだが

今回は現役プロの講師ということもあり

大学の後輩、現役部員が2名参加してくれた。

鈴木プロにサーブを教えてほしいという後輩をつれ

強引に押しかけると

「テニスの話ならいくらでもいいよ」 と

さわやかな笑顔で応じてくれた。

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2年目、副将の柴田君、課題はサーブ

特にサーブの腕の上げ方がテーマだったので

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しぐさを交え、話は進む

このフォームは確かに、鈴木貴男プロ

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下から、引き抜くような上げ方

柴田君もまねる。

ネクタイをしていてもジャケット姿でも

心はテニスコート気分。

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もう一人の、1年目、北海道学生のエース井戸垣君は

「どんどん上のレベルの人とやった方がいいよ」 と

アドバイスしてくれた鈴木プロに

「今年は札幌国際オープンに出ます」 と宣言

鈴木プロは

「じゃあ、試合で当たれるね」 と返してくれた。

後輩たちのモチベーションもしっかりアップさせてくれ

彼らもセミナーに参加したかいがあった。

 

最後は保護者気分の私も写真を撮ってもらい

(最近はおじさんたちとの写真が多いんですと言っていた)

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本当にお開きとなった。

いやいや、鈴木貴男プロ

後輩思い、テニス好き選手の最高の兄貴分

心も話も熱い。

もともと大好きな選手だし

特にサーブとボレー、スライス技術に関しては

松原評価は世界1

このブログでも、写真を使わさせてもらっている。

さらに、更に、サラニ

すっかりファンになってしまった。

 

まだまだ、頑張ってほしい。

そうそう、鈴木貴男プロのブログはこちら

皆さんにもぜひ応援してほしい。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント, 年寄りのひとりごと, 日記 | 投稿者松原コーチ 19:16 | コメントは受け付けていません。