東京オープンのベテラン大会が開催中ですが、残念ながら僕は未だ皮膚疾患の不安があるので参加できませんでした。
そんな鼻の頭に異常が見つかったのはちょうど2年前の東京オープン出場直後でした。
テニスで日焼けする方も多いと思うので、少しそれについて書いておこうかなと思います。
まず皮膚ガンというのは日本人には比較的に稀なもので、普通の方はよほどひどい日焼けを数十年以上にわたって続けなければそう簡単にはならないものらしいです。
でも遺伝的に皮膚が紫外線に弱いタイプ、そういう人は先祖が北方民族だった場合が多く太陽の日差しが少ない所では紫外線を跳ね除けるよりビタミンDの体内生成のために取り込む必要があったから紫外線をより吸収する皮膚構造になっているようです。
だから皮膚が紫外線に長時間も晒されると赤くただれたり、メラニン色素で少し黒くなったように見えてもその日焼け防止効果はとても弱い肌だったりするそうです。
それで皮膚が受けるダメージが大きくて何度も繰り返しているとガン細胞化してしまうというのです。
気をつけないといけないタイプの方はそういう肌が色白であまり濃い色に日焼けしない人、それと眼の虹彩の色が薄茶色とか青みがかっているような方は要注意です!
あと寒い所では気管支を冷たい空気で痛めないように鼻腔が狭められて、体温で呼気を温めてから肺に取り組むために鼻孔が縦長になるためそういう形の鼻の穴を有する人も日焼けのリスクが高いようです。
もしもそういうタイプに該当するテニスプレーヤーはぜひ顔だけでも日紫外線対策は万全にしておきましょう。
一年のうちでこれから5月にかけてが最も紫外線が強くなると言われていますから、帽子かサンバイザー、日焼け止めクリーム、そしてサングラスをお忘れなく!
眼に紫外線を浴びるとメラニンが反応してしまうのと、虹彩が薄いような人は眼そのもののダメージが大きくて眼球に大量の紫外線を浴び続けていると翼状片と呼ばれる症状がおこります。
それは手術してメスで眼球を覆ってしまった毛細血管の塊みたいなものを取り除くという、文字通りに恐ろしい目に遭うものですから絶対に避けたいです。
どうぞ自分が紫外線に弱いタイプかどうかよく確かめて、もしもそうであったら万全の措置を講じてからテニスを楽しむようにしましょう!
太陽が燦々と輝くアウトドアで思い切りテニスするのは実に爽やかで楽しいですが・・・
「紫外線を舐めたらあかんぜよ!」と鬼龍院花子風に言っておきましょう