昨年からしばらく改装工事のために使えなかったレンタルコートが昨月から新装オープンとなり、僕は先週にその綺麗になったコートでプレーしました。
以前はハードコートでしたがついに砂入り人工芝になり、周りのフェンスやベンチを始めとして何もかも一新され鬱蒼と茂る樹木に囲まれたそのコートはとても気持ちの良い空間として生まれ変わりました。
そして昨日はレッスン用のボールを入れ替えてすべてニューボールでしたので、新しいコートで新しいボールを打っていると実に清々しい気持ちになりました。
なんでもかんでも、ただ新しければ良いと言うものではありませんがやはり新鮮なものには快適さを強く感じるのは否めません。
新緑、新芽の春に新学期、新年度を迎える初々しい新入生に新人の姿も晴れ晴れとして観る者の気持ちもリフレッシュされるようです。
そんな新たな気持ちで思うことは、もはや中高年となった自分自身の姿形を新鮮なものに戻すことなど絶対に叶わないことだけど、なにか新しいことを始めるもしくは考えることは十分に可能なのだと言うことです。
と言うことで、さて何を新しく始めるかな?
40代後半までは「苔むさぬ転がり続ける石、ローリングストーン」のごとく、ほんとにいろいろな場所に出没してたくさんの人々から薫陶を受けるような連続でした。
それがこのところもうずっと良く言えば「安定している」、違う言い方をするならば「停滞している」と思います。
それは若い頃のような柔軟性とチャレンジ精神が低下しているからなのでしょう。
まぁ環境を変えなければ新しいことが出来ないとは限りませんが、新たな出会いを求めるという事を考えると思い切って知らない所へ飛び込んでいくことが必要なのは間違いないです。
そこで活躍できるように新しい努力や工夫をする営み、それに対する欲求と躊躇する気持ちの葛藤にいささか悩むこの春ですが、留まることと背中を押してくれるきっかけを天秤にかけてみると・・・それがとっても微妙なバランスで揺れ動いています