昨年の秋に買ったハーレーの運転にもかなり慣れてきてライディングを楽しむ余裕が少し出来ました。
しかし、そうなると今まで乗りこなすことに集中していたのがバイクのエンジンだとかエキゾーストサウンドが気になってきました。
ハーレーのキャブレター仕様のモデルには遙か昔に乗っただけなので、今のインジェクションモデルのエンジンフィーリングについてはこんなものなのかなと思っていました。
以前に乗っていたホンダの750は4気筒DOHCのマルチエンジンでその加速の滑らかさと低速での扱いやすさは素晴らしかったものですが、1600ccVツインのハーレーにそれと同じものを求めるのはナンセンスというのはわかっています。
それにしても低速回転での扱いにくさとエンジン出力のムラが激しいことと、以前に憧れたあのハーレー独特な排気音が聞こえないのはどうしてなのか?
それは日本国内での規制に合わせてインジェクションコンピューターが書き換えられて、混合気が薄くされてマフラーに分厚い触媒装置が填められているからだとわかりました。
これらを本国のアメリカと同じ仕様に、つまりインジェクションをチューニングしてマフラーも触媒の無いものと変えてやるとあのハーレーの素晴らしいエグゾーストサウンドが聞こえるということなのです。
それを専門のチューニングショップで頼むとかなりの費用がかかるのですが、せっかく買ったハーレーの本来のエンジン持ち味と音を手に入れたい気持ちはものすごく強いです。
それをやろうかどうかと今は真剣に考えていますが、こんなワクワクした気持ちにしてくれるハーレー専門ショップのことを思うと自分のテニスショップもこんな風にユーザーの方を惹きつけるようなことが出来ないものかなと感じました。
テニスラケットも買っただけの状態でサービスストリングのもりよりも、専門ショップでそのラケットに合いなおかつその使用プレーヤーにベストマッチしたストリングを最適なテンションで張り上げ、さらにはバランスをチューニングしたりすることで最高のものとなります。
ハーレーショップでは最新型の科学ツールを用いてチューニングしていますが、テニスショップでも最近のラケットに付けてデータを採集できるようなデバイスを用いて最高で最適なチューニングが出来るようなサービスがおこなえると魅力的になりますね。
そんなことを考えただけで、「そんな高度なサービスでラケットチューニングをしている店があれば自分が真っ先に行きたいものだ!」なんてワクワクしてきます。
いやいや、バイクならともかくテニスのことは他人任せではなく自分でやらなきゃいけません。
僕がハーレーのチューニングに胸をときめかせるように、ラケットのチューニングに心躍らせてご来店していただけるようなテニスショップを目指します!!