70回目の日本でいちばん長く暑い日がやってくる

このひどい暑さの所為で毎晩とても楽しみにしている、録画ビデオを観るためのブルーレイレコーダーが故障してしまいました。

再生は何とか出来るのですが録画が不可となっている状態で、観ようとした映画のタイトルは入っているのですが録画時間がゼロになっていて変だなと思い試してみましたが全く録れていません。

WOWOWのミステリードラマが佳境に入りもうすぐクライマックスと言うところをこのままだと録画できませんし、映画やライブも録りたかったのにダメです。

さらにお楽しみの映像を快適に視聴するためには部屋を涼しくしてくれるエアコンが欠かせないのに、そちらも何か不調で昨日はちっとも冷えた空気が出てこない。

この夏はエアコンとレコーダーがなかったらやっていけないと言うのに、これは実に困った事態です。

しかし、昔のことをふと考えるとそんな真夏でも室内を冷え冷えにしてくれるエアコンもなければ、最新作の映画や秀逸のドラマをたくさん綺麗に録画して観られるブルーレイディスクレコーダーもなかったわけで、なかったから全然まったく問題なく暮らしていたのですよね。

昭和30年代の後半には物心ついていた僕の子供時代には、夏は今よりもっと暑いものでした。

それは多分いまのように涼しくなるツールが扇風機くらいしかなくて、冷たい飲み物も麦茶とカルピス以外にはあまり口にすることもなかったので暑さから逃れる術がほとんどなかったからなのかなと思います。

付近にプールもあまりなかったから庭に出した小さなビニール製プールに、水道から注水したものに浸かるのが唯一の避暑でした。

風呂はあったけどシャワーはなく、冷蔵庫は木製で買ってきた大きな氷を入れて冷やすタイプ、エアコンなんかなくて金属製の扇風機、夜は網戸がなかったので開けた窓から入り放題の蚊から身を守る為に蚊帳(カヤ)を吊っていました。

テレビは有ったけどレコーダーなんてなかったから、その時にライブで観なかったら二度とお楽しみの番組は目にすることが出来なかった。

あの頃に較べたらほんとに何て今の夏は快適でたくさんの美味しい飲み物や食べ物、涼しくなるための道具、そしてお楽しみの番組や映画をいつでも好きな時に観られる環境が本当に素晴らしいです。

今年は太平洋戦争終結70周年という節目ですが、そんな戦後の日本が豊かになり始めたスタート地点くらいに生まれた僕の幼少時と現在のギャップの大きさでさえこんなにあるのですから、戦争前から記憶がある我々の親世代の今昔物語を聞くと思わず仰け反りそうになるくらい驚きます。

そもそも戦争を実際に体験して、いつ頭の上に爆弾が落ちてくるかわからないような状態でしかもこんなに暑い夏だった!!なんて想像しただけで汗が滴り落ちそうです。

メチャクチャ暑い毎日だけど、ものすごく平和でエアコンもレコーダーもある今の世の中にとても感謝したい気持ちで一杯になります :03 にっこり:


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 15:41 | コメントをどうぞ

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