今日は多摩川河川敷コートでのレッスンだったのですが、またしてもコンディション不良のために使用不可でした。
朝方に少し雨が降ってしまった所為なのでしょうが今は日差しに恵まれてコートサーフェースもすっかり乾いているのに、11時からの使用も中止となっています。
これが人工芝かハードコートだったら全く問題なく使えているはずです。
クレーコートは足腰に優しいけれどこうした天候不順にはきわめて脆弱なコートサーフェースなのが残念でなりません。
多少の雨でも使えるようなクレーコートの新開発なんて進められないのでしょうか?
人工芝は少しの雨ならば止めばすぐに使えるということで今やテニスコートの主流となりましたが、世界的に活躍する選手を育成するという観点からすると最善ではありませんね。
人工芝でおこなわれる国際レベルのトーナメントはまず存在していないので、そこで身につけたフットワークとかプレーする感覚が果たして全豪・全米オープンのハード、全仏のクレー、全英の天然芝でどこまで活かされるのだろうかという気がします。
天然芝コートを普及させるのは全く現実的ではないですが、雨に強いクレーコートならば世界に誇る日本の技術力をもってすれば可能なのではないかなと思います。
撥水性が高く天然の土のように濡れても脆くならない人工的な土を開発して、それを使ってクレーコートを作れば人工芝と同じくらいかそれ以上に天候不順でも使用可能な頻度が高まるのではないかと考えられます。
そしてそうしたクレーコートで選手を育成できれば世界に通用するプレーヤーを生み出すことも可能となるわけです。
ぜひともそんな夢の人工スーパークレーコートの開発を進めて、再来年の東京オリンピックまでに間に合えば世界にアピールすることが出来ます。
そしてその日本の技術力の粋をこらして作った人工スーパークレーコートのセンターコートで、我らが錦織選手と大阪選手のシングルス戦ダブル優勝、ダブル日の丸掲揚が見られたら最高ですね。