もうこのまま寒くなることはないのだろうか?と少し半信半疑な思いですが、まぁ少なくもダウンが必要になることは無さそうです。
今日なんてナイターレッスンでも半袖短パンで十分なくらいの暖かさでした。
こんなに気温が高いと桜があっという間に咲いてすぐに散ってしまい、もう花びらがかなり残っているうちから葉っぱがたくさん育っていて桜の花と葉が半分ずつくらいになっています。
このくらいの気温がテニスするのにいちばん快適ではないかと思うのですが、そんないちばん良い時というのは本当にわずかなものですぐに暑くなり過ぎたり雨が多かったりしてなかなか毎日ずっとテニス日和が続くことはありません。
こないだまで寒すぎると思っていたのが今はもうテニスをハードにすると少しばかり暑すぎるくらい、寒くて嫌だなと思う時期から暑くて堪らないなと言う時期へのあいだがほんのわずかしかないんですよね。
と言うか、一年間という時間そのものがほんのわずかしかない気がします。
4月に新しい学校な職場に入りこれから未知の経験に向かっていくというこの時期。
学校生活でもビジネスの場でもストレスなく快適な時間はほんのわずかです。
あとはほとんど目が回るほど忙しかったり、人間関係のしがらみに翻弄されて四苦八苦ということが常になるでしょう。
快適な気温で過ごしやすい時期なんかほんのわずかなのと同じです。
テニスだってすごく上達して楽しい時間なんてちょっとだけで、あとはまるで上手くなれないとかミスが減らなくてちょっとストレスを感じることの方がずっと多いでしょう。
だから快適な時間を増やそうと努力するのも良いですが、もっと良いのは困難や辛いと感じてしまう時間を何とか楽しめるようにすることです。
たとえば険しい山道を土砂降りの寒い雨のなかを登っているような時、それを辛くて嫌だとしか考えなければそれで終わりです。
でも、そんなたいへんな状況を何とか乗り越えようと努力して実際に少しずつ目的地に近づいていく手応えを噛みしめて享受できるようにする。
それが出来れば何事も楽しんでやり甲斐を感じながら前向きに進んでいくことが出来るはずです。
新しいフィールドでこれから頑張る方にはぜひそういう気持ちを持って突き進んで頂きたいです!