関節キャッチボール

膝の痛みが回復してきて動けるようになって喜んでいたら、ほぼ完治したかと思っていた右肘の痛みが代わりにぶり返してきました。

なんか膝と肘で痛みのキャッチボールでもしているかのような感じがして、自分の体なのに膝と肘にからかわれているみたいなおかしな気分です。

でもこの相関関係は考えてみればその構造がわかります。

つまり、こういうことです。

膝が痛くなると動けないばかりでなくフォアハンドを打つ際の軸足になる右足なので、今のテニスエルボーで痛くなるフォアハンドストロークをあまり打てなくなる。

それでフォアハンドを控えめに打つので肘に負担がかかることが少なくなって肘の痛みが治まってくる。

それでしばらくは肘の痛みが軽くなってフォアハンドストロークをしっかり打てるけど膝は痛いという状態が続く。

なるべく膝に負担がかからないように注意してテニスしている効果が出てきて膝の痛みが減る。

しかし、その頃には控えめに打っていたはずのフォアハンドがいつの間にかハードヒットするようになっていてまた肘が痛む。

それでレッスンで肘が痛いとちゃんと打ち返せないという負い目を感じて、膝が痛くなくなっているので走ることでカバーしようと頑張って動きまくる。

そしてやがてまた膝に負担がかかって、膝が痛くなりケアしていた肘は回復する。

そんな感じで悪循環なんだか堂々巡りの泥沼にはまるわけです。

動かず、打たずということをしばらく続けられたらきっと膝も肘も完治するのではないかと思うのですが、動かない、打たないテニスコーチなんていったい何すりゃ良いのか?

いや、もしかしたらこれからまだ長くこの仕事をやるにあたってそれをこの機会にしっかりと考えよということなのかもしれないですね。

 


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 00:42 | コメントをどうぞ

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