毎週、水曜日はまもなく還暦を迎える私にとってはけっこうハードな一日です。
朝9時から2レッスン、その後に30分のプライベートレッスン、それから約30分くらいシングルスのマッチ練習を同僚コーチとやります。
同僚と言っても相手は15歳くらい若い現役プレーヤーなので、なんとか彼の練習相手になってあげられるようにと老身にむち打ってコートを走り廻されています。
このたった30分の練習がとても貴重で大切なのですが、この夏場にやるとエアコン付きのインドアでプレーしても体中から「汗ってこれほどまでに流れ出るものだったのか?!」と思うほどのヒートアップ。
その後にしばらく休んでから夕方からジュニアクラス、中高生クラスのレッスン、そして最後に屋上ハードコートでの2時間プログラムレッスン。
この120分の最終レッスンは、通常のコーチがボール出ししてアドバイスというものとは違っていて、いわばコーチ参加型のハード練習会みたいなものです。
そして参加者が少なめなので休憩なんてごくわずかで、ほぼ120分間をずっとポイント形式でラリーの打ち合いとかボレー対ストローク、サービス対レシーブをやるわけです。
それをこの暑さのなかでやるとどうなるかというと、バレーボールの試合などでエンドチェンジする際に床に流れ落ちた汗をモップで拭き取る作業をしていますが、テニスではあまり見かけないそんな作業がこのレッスン中には必要かなという感じです。
サービスしようとしてボールをコートに突くときにコートサッフェースを見ると、「あれっ、雨が降ってきたのか?」と一瞬おもってしまうほどの無数で大量の水滴が落ちていてそれが練習者の汗なのです。
昨晩は比較的にやや気温が前日までより低下してはいましたが、動き回ると水をたつぷり含んだスポンジを絞った時のごとく汗が噴出します。
まぁこれだけ汗を流すとなんというか、体の内部をしっかり水洗いしてすすぎまくっているような爽快感があって素晴らしいと言えなくもないですが。
今朝は8時頃にいちど起きようとしてベッドで半身を起こしたまま1時間近くもそのまままた寝たり起きたりの夢遊状態でなかなか完全に起きあがれませんでした。
ちょっとあまりにもひどい疲労感に(やはりもうあまり長い時間のレッスンと練習は無理なんだろうか?)と云う気持ちを抱きつつ、まだこんなに疲れるほどテニスが出来るのは元気な証拠だと思っています。