空気が乾燥していて早くも指先にひび割れが生じていますが、レッスンが終わる度にアルコールで手先を消毒するのも影響しているようです。
親指とか中指、薬指にパックリと亀裂傷が入るとラケットを握る際にけっこう痛みを感じてボールを打つのに支障をきたすので厄介です。ドラッグストアで保湿クリームを買って頻繁に塗布していますがいちど切れてしまうと中々もと通りにならないものです。
そんな指先になる原因はもう一つあって、それは最近ようやくボールを思い切り打っても大丈夫になって少しずつですが練習しているのです。わずかな時間ですがしっかりしたボールを他のコーチに打って貰って今の私にはそこそこハードヒットラリーです。
気を遣って打ってくれているにも関わらずたまに、いや頻繁にセンターオフヒットするので指先への衝撃や摩擦も増してしまうというわけです。こないだはそんな風に何度もガシャって打った所為かほんと久しぶりにストリングが切れてしまいました。
打っている最中にストリングを切ったのはいったいいつ以来だったか?というほど記憶がなくてもしかしたら三年ぶりくらいかも?!
指先もストリングもやはり乾燥すると切れやすくなるもので、この時期は通常よりもそういうことが起こりやすいのでしょう。その程度の切れるならばどうということもないのですが、これが筋断裂とか腱の断裂となると大変なことになります。
皮膚の表面が乾燥して切れやすくなっているということはその内部の筋肉や腱組織内部でも同様に乾燥して断裂しやすい状態に陥っています。そして気温が低くなるとあまり水分の補給をしなくなるのでさらに身体のなかはカラカラになってしまう。
そんな乾燥した筋繊維や腱繊維は弾力性が損なわれているのでいつもならば免れることが出来る突発的な伸張運動で容易に断裂を起こしてしまいます。
いわゆる肉離れとかひどい場合はアキレス腱を切るという深刻な傷害を招くリスクが高いので、寒くて喉があまり渇いていなくても運動の1時間以上に十分に水分を補給して筋肉と腱にも潤いを与えておかなくてはいけません。
どうぞ皆様、この乾燥した時期に筋肉や腱をブチっとやらないようにくれぐれもご注意くださいませ!