昨日は昼過ぎの炎天下の暑い中を半袖のワイシャツとスラックスという服装で歩き、まるで通り雨の土砂降りにでもあったかのように全身が汗でずぶ濡れになりました。
もちろんテニスしていればそのくらいの汗は当たり前ですから別にどうということはない・・・はずですが、それはテニスウェアを着ていればの話であって普通のワイシャツに長ズボンという出で立ちでそんな大量の汗をかくのは不慣れなのでものすごく気持ち悪いです。
ではなぜテニスコーチ業では滅多に着ることのない軽装とはいえビジネススタイルで炎天下を歩いていたのか?
それはそういう服装でないといけない仕事をしているからなのです。
実はこのブログには未だ書いていなかったかもしれませんが、今年の春から新しいビジネスを始めました。
昨年の秋に衝動的に受けてみた宅建士の試験に受かったことはお伝えしたのかどうか?もしかしたらその事についても記していなかったですね。
まぁそういうわけでテニスコーチ業もさすがにこの前期高齢者という年齢になると一週間をフルに働くというのは難しいと感じたので、それを補う仕事を別になにかしようと考えて一つは数年前からやっている個別学習塾の英語と国語の講師という仕事。
しかし、身体を激しく動かすわけではない塾講師の仕事なのですが長い授業時間のあいだずっと立ちっぱなしが辛いのと勤務時間が学生にあわせて夜遅くになるというのがネックなのです。
思ったよりも身体負担があり高齢者にはやや不向きでした。
そこで別のものをと探しているときに本屋で目に止まったのがやたら多い宅建士のテキストの山でした。
なんでこんなにたくさんあるのかと2~3冊を手に取って内容を眺めてみると、なんだか興味と関心をそそられて(これちょっとやってみるかな)とテキスト、問題集、副教材を衝動買いしました。
それが昨年の5月の連休くらいで、その時点では本試験がいつなのかということも知らず家に帰ってテキストの冒頭に試験概要があってそれを読んだらもう残り半年を切る5ヶ月後の10月にあると知り今年は無理だから来年に向けてやろうと考えました。
しかし、勉強をスタートしてみると意外にスムースに進められて興味も関心も維持したまま真夏くらいまで空いた時間にはとにかくなんらかの形で宅建業の学習に振り向けたのです。
9月までにはテキスト、問題集をすべて3巡やり終えてそこからはひたすら過去問模擬テストに取りかかり、本番試験と同じように2時間でやることを20回くらいこなしました。
その甲斐があってテストではそれほど問題に悩むこともなく終わったときになんとなくやれたという実感があり満足して帰ってきて、持ち帰った問題用紙の自分が選んだ解答番号に○を付けたものをその日の夜には解答速報がネットで流れていたので自己採点してみました。
全部で50点満点なのだけどそのうちの半分だけ採点したところで出来たと思った問題をいくつも間違えてしまったことがわかり少し焦りました。
あと残り半分をかなりの高得点で取れていないと合格はおぼつかないと気づくと、せっかくこれまで頑張ってきたのにここでもうダメとわかってしまうのはあまりにも残念過ぎると言う気持ちになり、残り半分の採点はもうやめてオフィシャルな合格発表がされるまでのお楽しみ・・・となるかどうかわからないけどそうすることにしました。
それでいよいよ合格発表がネットに出たその日にほんと久しぶりにドキドキしながら自分の受験番号と合格者番号を照らし合わせて「おー、あったぁー!」と歓喜したわけです。
そしてそれから宅建取引士の登録をして資格証をもらい、宅建業の仕事に採用してもらおうと喜び勇んで不動産屋の募集に応募してみたのだけど・・・
ネット上には年齢差別的なことを書くのを避けて募集条件にあからさまにいくつまでとは記されていないのですが、実際は覚えることが広辞苑一冊分くらいある不動産の仕事に高齢者の未経験者は無理というスタンスの会社がほとんどで10社近く応募したけどどこも「残念ですが今回は採用を見送らせていただきます」との異口同音のお断りラッシュ。
「今回は・・・」って今回以外にも次回とかその他の回があるような書き方しているけど絶対にそんなものはあり得ないとわかっているくせに?!などとちょっと毒づきたくなる。
だがそんなにダメだ、駄目だと言われると余計にやりたくなるのが私の性格で、こうなったら絶対にどうにかして不動産ビジネスに参入してやろうじゃないか!となりましたね。
その結果はアメリカから新しい不動産ビジネスのスタイルとして入ってきたエージェント制度というものを取り入れたケラー・ウィリアムズジャパンのKW東京サウスという中目黒にある会社に採用してもらうことが叶いました。
それで今はテニスコーチもこれまで通り続けながらケラー・ウィリアムズ東京サウスの専任宅建士である不動産エージェントとして活動をしています。
このブログの読者の方で不動産のことで何かご相談やご紹介があれば、ぜひお声を掛けていただけましたら幸いでございます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
エージェントを探す|Keller Williams Japan ケラーウィリアムズ・ジャパン (kwjapan.jp)