嗅覚ゼロの意味

コロナの症状が出てから丸一週間があっという間に過ぎ去ってしまった。今朝の体温は36.3度ともはや平常に戻り、体の怠さもなくなり喉の痛みもなくなった。

昨日まで咳が酷かったがそれも今朝からは時々たまに出てしまうが、ごく軽いものだ。食欲も通常どおりで以前と同じように摂り、食後のコーヒーも楽しめ・・・とこれが問題だ。

まるで香りがしないからだ。でも味もしないのかというとそうでもなくて、ちゃんとコーヒーの味わいがしている。ただし、香り豊かなレギュラーコーヒーとはかなり異質なインスタントコーヒーみたいな味がするのは残念だ。

仕事でもしも香りとか匂いが重要なファクターだとしたら間違いなく復帰は無理だろう。だが幸いなことにテニスコーチがコートでレッスンするのにその必要は皆無と言っても問題ないだろう。

もしあるとしたら自らのボディフレグランスに気を配れないということか。つまりスクール会員さんに不快な思いを与えてしまうような体臭を発しているのに気がつかないなんて事態に陥ることだ。

だがこれに関してはそんな匂いに誰よりも敏感でもし他人の気分を害すほどの体臭を発していたりしたら、絶対に見逃しはしない我が家の匂いの番人様がいるので大丈夫だ。

それさえクリア出来たらこれからしばらくは嗅覚ゼロ状態が続くだろうが、別にレッスンで困ることもなかろう。むしろ匂いがわからないから狭い部屋で誰かが匂いのキツい物を食べていても気にならないし、汗臭いシャツを放置していても意に介さないで済む。

さらにお腹が空いているときに美味しそうな匂いが漂ってくると、空腹感を倍加させられて辛くなるなんてこともある。

私は土日以外はほぼ毎晩そうした空腹状態のままレッスンをしている。コートの場所によっては近隣住民のキッチンからの調理中の香りが漂ってくることがある。

とてもお腹が空いている時にその鼻先にリッチでスパイシーなカレーの香りが届いたりすればお腹がキュルキュルとうるさく鳴り響き出す。

あぁでも今ならばさすがにあの濃厚で豊かなカレーの香りさえも嗅ぎつけることはないと思う。そうするとしばらくはお腹キュルキュルの切ない思いもせずに済みそうだ。

 


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 18:26 | コメントをどうぞ

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