「腕が後から来る感覚」の指導は現代的ではない疲れやすい打ち方だと思います。

この打ち方は「自分で生み出したパワーを打ち方でわざとパワーロスさせて薄いあたりのチョリンチョリンのスピンにしてコートに収めているに過ぎない。」と言っても過言ではないと思います。
また、「腕をしならせる」のアドバイスは腕に意識が集中してしまい結果としてこの打ち方を誘発してしまう恐れがあります。

伊達公子選手の腕、肩、腰の上半身を固めた一体形成のフォアハンドは腕がしなっていますでしょうか?

ライジングだからでは?という問いにあらかじめ返答致しておきますが、ライジングは打つタイミングであり厳密には打ち方ではないと思います。一体形成のフォームはボールを腕、肩、腰の上半身全体を固めて一枚の板のような感覚で捕らえますので強いボールに押されにくくなります。

話が飛びましたが一例を紹介します。

 

CSのあるテニス番組でゲストの女性たち3人組がフォアのストロークのショットがロングしてしまい安定感がほしいと悩みを打ち明けてアドバイザーの方がレッスンを通じて解決する流れなのですが、最初オープンスタンスの厚いあたりで力強い球をアウトしたがらも打っていた女性たちがスクエアスタンスで打たされ一体形成のフォームから腕の動きを分離されて修正されてこの打ち方にされていました。

女性たちの表情はわたくしが見る限り明らかにこれだという満足感はありませんでした。例えるならば「家のリフォームのビフォーアフター」の番組で2世帯住宅の完成後の家を見学した若夫婦が設計者の問いかけに全然嬉しそうでない何かいいたげな表情だったときと同じでした。
後に依頼側が酷い設計ということで製作側に猛クレームしたことが明るみに出ました。

 

話がそれましたが、どんなに強い球でもコートに入らなければ意味がないので間違いではないと思います。

 

しかし、生み出した力をパワーロスさせることなくコートに収める技術を習得することにより疲れにくくゆっくりしたフォームから強い球を打てるようになる錯覚を利用したテニスが可能です。

 

まだ腕と体の分離した薄いスピンを刷り込まれてない方やテニススクールで「縮こまったフォーム」にされてしまった方向けに強いボールのままコートにねじ込むポイントがあるのですが次回機会があれば書きたいと思います。

では。

 

 


カテゴリー: テニススクール, テニスフォーム | 投稿者ryu 00:25 | コメントをどうぞ

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