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昨日のブログでは、ニック・キリオスとレイトン・ヒューイットとの良い関係についてお伝えしたけど、そのキリオスは今日は世界中のメディアの話題となってしまいましたね。しかも、あまり嬉しくない内容で。
それは今週カナダはモントリオールで行われている男子マスターズ1000大会のロジャーズ・カップで起きたこと。現地水曜日のナイトマッチで行われた2回戦でスタン・ワウリンカと対戦したキリオス。
試合は第1セットをタイブレークの末にワウリンカが先取。第2セットは6ー3でキリオスが奪い返して試合はフルセットへ。その第3セットではキリオスが4ー0とリードしたところでワウリンカが腰の負傷を訴えて棄権を申し入れて敗退。キリオスに勝利が転がり込んで来たの。
その試合中に、コートサイドのマイクがキリオスがワウリンカに放った発言を拾っていたの。その内容は、キリオスの同胞であるサナシ・コキナキスが、現在ワウリンカと交際中だって噂されている女子選手のドンナ・ヴェキッチと関係を持っていたと言うもの。
コキナキスとヴェキッチは同い年で、2014年の全豪オープンでは一緒にミックスダブルスに出場していたのよね。つまりは、ワウリンカより前にコキナキスと付き合っていた可能性が高いってことよね。きっとそんな事はワウリンカだって知っていたと思うけど、試合中にそれをわざわざワウリンカへ言うなんて。
試合直後に受けたオンコート・インタビューでキリオスは、ワウリンカが試合中に挑発的な行動を取って来たからつい言ってしまったって語っていたけど、あんな発言がつい口を突いて出てしまうなんてね。
キリオスはその後、自身のフェースブックで謝罪するコメントを掲載していたらしいんだけどね。
ワウリンカはこんな行為はコート上でもコートの外でもあってはならないとし、ATPに対してキリオスの行為へ厳しい処分を求めるよう、自身のツイッターで呟いていたの。
そして下された決断は、試合中に暴言を吐いたり、スポーツマンらしからぬ行為を働いた時に科される罰金刑が言い渡されたってわけ。
このブログでも何度か書いてるけど、オーストラリアのバッド・ボーイことバーナード・トミックも悪い振る舞いでメディアを騒がせているけど、オーストラリア男子テニス期待の若手のトミックとキリオスは、人間性が成長する事は今後あるのかしらね?