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全米、4強出揃う&ブレイクの災難

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USオープン2015は、男女シングルスのベスト4が出揃いましたね。

昨日の準々決勝では、スタン・ワウリンカがケヴィン・アンダーソンを、ロジャー・フェデラーがリシャール・ガスケをいずれもストレートで下しました。

女子準々決勝では、シモナ・ハレプがヴィクトリア・アザレンカを、フラビア・ペンションがペトラ・クヴィトバをいずれもフルセットで下してました。

男子の準々決勝は、思ったよりあっさりと言いますか、それほどもつれることなく勝敗が決まってしまったって感じね。

女子では、火曜日に行われた準々決勝も2試合ともフルセットだったから、準々決勝4試合全てフルセットだったの。これは、グランドスラムでは1982年以来、実に33年ぶりの事なんだって。

そしてロベルタ・ビンチと共に4強入りしたペネッタだけど、グランドスラムのベスト4にイタリア人が二人入ったのは、1968年のオープン化以来初めての事なんだとか。

と、女子シングルスは歴史に刻まれる試合となってました。

決勝進出をかけて、男子はノヴァーク・ジョコビッチが大会2連覇を狙うマリン・チリッチと対戦。フェデラーがワウリンカとの同胞対決に挑みます。女子は、セリーナ・ウィリアムズがビンチと、ハレプがペネッタと戦います。

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そんな戦いの裏で、こんな事件が起きていたの。それは、元世界ランク4位のジェームズ・ブレイクの身に降りかかったの。

ブレイクはUSオープンでのイベントに出るためにニューヨークに訪れていて、全米テニス協会のオフィシャル・ホテルとなっているグランドハイアットに宿泊していたの。

そしてそれは、9月9日のちょうどお昼頃、ブレイクがホテルの前で大会会場であるフラッシング・メドーへ向かうために迎えの車を待っていた時の事。

突然、数人の男がブレイクの元へ駆け寄ると、いきなりブレイクを押し倒したかと思ったら、何と手錠をかけられてしまったの!

実は彼等は私服警官だったんだけど、その5人の私服警官は近くで起きた窃盗事件の犯人とブレイクを人違いしてしまっての行動だったんだって。そしてその私服警官は全員白人だったことから、人種差別的な見方も囁かれてしまったの。

「あれは、本当に怖かったし、全く持ってクレイジーな事さ。」って語る35歳のブレイクは、その事件から左肘を切ってしまい、左足に青アザが出来てしまったんだって。

そして人種差別が関係しているのではと問われたブレイクは「それがそんな簡単な事かどうか分からない。自分の人種が何であれ、僕に取っては警察官が単純にやってはいけない事だと言うこと。もしかしたら、人種差別的な事が絡んでいるのかも知れないけど、誰に対してもあんな事をしても良い理由なんてあるはずがないよ。」

ブレイクはテニス雑誌の質問に答えていて、それをメールで返信していたの。そして顔を上にあげたらTシャツと短パンを履いた人がホテルのドアマンを振り払ってブレイクの所へ向かって来たんだって。

「もしかしたら自分はナイーブなのかも知れないけど、走って来たのは高校の時の知り合いか誰かで、僕にハグでもしようと走って来てのかと思ったから、微笑んでいたんだ。」するとその男はブレイクを押し倒して「何も言うな!」って言ってきたんだって。

ブレイクは「何でも言うことを聞くよ。協力するさ。でも、一体これは何なのか教えてくれ。」って、全く状況が把握できていなかったの。

警官は「教えてやるよ。お前は今安全さ。」って言ってきたから、ブレイクは「全然安全だとは思わないよ。」って言い返したんだって。

そんな怖い思いをしてしまったブレイク。とんだ災難だったわね!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:33 | コメントをどうぞ
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