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ＵＳオープン２０１７大会７日目、日本人選手は女子ダブルスに登場しました。が、しかし、穂積絵莉＆加藤未唯ペアーも青山修子選手も敗退しちゃって、日本人選手のＵＳオープン２０１７は全て終了してしまいましたね。

男子シングルスでは、大混戦のボトムハーフでベスト８へ進んだのは第１２シードのパブロ・カレーニョ=ブスタ、第１７シードのサム・クエリー、第２８シードのケビン・アンダーソン、第２９シードのディエゴ・シュワルツマンの４選手。

２５歳のシュワルツマンは自身初となるグランドスラムの８強入りを決めました。

１７０ｃｍの小柄な体格でここまで頑張っている姿は、同じように小柄な日本人選手にも勇気を与えてくれますね。

１９歳のデニス・シャポバロフの快進撃は４回戦でカレーニョ=ブスタに止められてしまいましたね。それでも週明けのランキングでは、自己最高位を大きく更新して５２位か５１位まで上昇。

今年の１月は２５０位だったシャポバロフ。今シーズンの目標は、当初１５０位以内に入る事だったんだって。それが何と、もうトップ５０入りも目前に来ちゃったのよね。今後も楽しみね。

そして女子は、優勝候補筆頭に上げられていたガルビニェ・ムグルサがペトラ・クヴィトバの前に敗退しちゃいましたね。

復帰を果たしてマリア・シャラポワも、連戦から手に豆ができてしまって敗退しちゃいました。豆ができたのは人生で初めてなんだって。

そのシャラポワを下したアナスタシア・セバストバは、去年のＵＳオープンに続いて自身２度目となるグランドスラムでのベスト８入りとなりました。

そして怪我から復帰したスローン・ステーブンスが快進撃を続けて準々決勝へ進みましたね。ヴィーナス・ウィリアムズと共に、地元アメリカの期待を受けて８強入りを果たしてます。

女子の世界ランク１位争いは、負けちゃったけどムグルサと、エリーナ・スヴィトリナ、そしてカロリーナ・プリスコバの３選手の争いとなってますね。

現時点ではムグルサが１位なんだけど、スヴィトリナは準決勝進出でムグルサを抜いて、プリスコバは決勝進出でムグルサを抜きます。誰が週明けに女王の座にいるかしらね？

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そしてもしかしたら、重い処分が下されてしまうかも知れない選手が。

男子シングルス第２２シードで出場していたファビオ・フォニュイーニ。シングルスは１回戦で敗退しちゃったんだけど、その試合で主審へ暴言を吐いたりスポーツマンらしからぬ行為があったんだって。

その後、出場していた男子ダブルスでは、３回戦まで勝ち上がっていたんだけど、失格処分となってしまったの。

現時点では、フォニュイーニの行為に対して３つの罰金が課されていて、15,000ドル、5,000ドル、4,000ドルの合計24,000ドル（約264万円）が課されているの。

でもグランドスラムの違反規約によると、グランドスラム大会で違反に値する振る舞いがあった場合、最高250,000ドル（約2,750万円）の罰金と、今後一切のグランドスラム大会への出場禁止の処分になる可能性があるんだって。

フォニュイーニの祖国のイタリア・テニス協会によると、現在詳しい事は調査中とのことで、決まっているのは24,000ドルの罰金と、今回のＵＳオープンの男子シングルスとダブルスで獲得した賞金の63,000ドル（約693万円）は没収されるって言うこと。

実はフォニュイーニ、２０１４年のウィンブルドンのシングルス１回戦でも、苛立ちから暴言やスポーツマンらしからぬ行為を取ってしまい、27,500ドル（約300万円）の罰金が課されていていたの。

フォニュイーニと言えば、２０１５年のＵＳオープンの女子シングルスを制したフラビア・ペネッタの旦那さんで、今年の５月に第一子となる息子のフェデリコ君が誕生したばかりなのよね。

そんな事を考えても、あまり重い処分にならないことを願うけど、グランドスラムでの罰金がこれで二度目だから、簡単には行かないかも知れないわね。

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ＵＳオープン２０１７大会６日目、女子シングルスに奈良くるみ選手がルーシー・サファロバとの３回戦に登場しました。

２０１５年の全仏オープン２回戦で対戦して、その時はわずか２ゲームしか取れず完敗だったの。そのリベンジを目指して臨んだ試合だったけど、第１、第２セットとも先にブレークを許す苦しい展開で、反撃するチャンスが掴めませんでしたね。

スベトラーナ・クズネツォワとの試合の時よりミスヒットが多かった印象で、クズネツォワ戦で有効だったループボールもサファロバはしっかり打ち返してましたね。

大坂選手がカイア・カネピと対戦しました。何とも惜しい試合でしたね。でも、メンタルの違いが見えた試合だったんじゃないかしら？

大坂選手は試合中も、何度か涙が出てきてしまった場面があって、精神的に凹んでしまっていた瞬間がありました。

本人も試合後には、感情が爆発してしまった事を述べていて、１回戦で前年度チャンピオンのアンゲリク・ケルバーを下した事で自分により一層のストレスをかけてしまっていたって振り返ってました。

まだ１９歳の大坂選手。今は勝っても負けても全て経験と勉強。プレーが上手く行かない時だって必ずあるから、そんな時にどうやって勝利を物にするか、精神的に切れず凹まずにいられるかを今日の試合から学んだんじゃないかしら？

そして女子ダブルスでは、土居美咲選手、日比野菜緒選手は敗退しちゃったけど、青山修子選手はヤン・ザオシャンと組んで第６シードのアシュレー・バーティー＆ケイシー・デラクア組を下しましたね。

バーティー＆デラクア組は今シーズン、全豪オープンでベスト８、全仏オープンで準優勝、ウィンブルドンもベスト８、加えて３度の優勝を飾る活躍を見せていたペアーなの。そのペアーを下す金星でした。

この調子で上位進出を果たして欲しいわね。

今夜は女子ダブルス２回戦に穂積絵莉＆加藤未唯ペアーが、３回戦に青山選手が登場します。

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そしてまたまた嬉しいニュースが。

今シーズンを肘の怪我の治療のために全ての活動を止めているノヴァーク・ジョコビッチに第二子の女の子が誕生したんだって。

２０１４年１０月には長男のステファン君が誕生していて、今度は長女でサラちゃんが誕生したの。

トップ選手でも奥さんの出産時はどんな大会でも欠場して出産に立ち合っているから、肘の怪我でシーズンを終了させてなくても、ジョコビッチはきっと奥さんのイェレーナさんの出産に立ち合うために、今年のＵＳオープンは欠場していたかも知れないわね。

昨日のセリーナ・ウィリアムズに続いての嬉しいニュースね！

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ＵＳオープン２０１７大会５日目は、男女シングルスに登場した日本人選手はいませんでしたね。

男子ダブルスに登場した杉田祐一選手、女子ダブルスの大坂なおみ選手はいずれも敗退しちゃったけど、第１５シードで出場の日比野菜緒選手は２回戦進出を決めました。

今夜は女子シングルスに大坂選手がカイア・カネピと、奈良くるみ選手がルーシー・サファロバとの３回戦に登場しますね。

女子ダブルスには、土居美咲選手、日比野選手、青山修子選手が登場します。

日本からも声援を送りましょう！

そして、トップ選手の欠場が相次いでいる男子シングルスだけど、上位進出のチャンスが特に開かれているボトムハーフは、またしても残っている上位シードの敗退が続きました。

アレキサンダー・ズベレフの敗退で最上位シードだったマリン・チリッチ、その次に高いシードのジョン・イズナーが揃って３回戦で姿を消しちゃいました。

ボトムハーフに４回戦で残っている選手は、誰一人グランドスラムの決勝戦へ進んだ人はいないどころか、グランドスラムのベスト４にも、今年のウィンブルドンでサム・クエリーが進んだだけなので、グランドスラムでも自己最高成績を今後は次々に出すことになるわね。

このチャンスを生かすのはどの選手かしら？

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嬉しいニュースが飛び込んで来ましたね。グランドスラム２３回の優勝を誇るセリーナ・ウィリアムズが、第一子となる女の子の赤ちゃんを無事出産したんだって。

本人はお腹がかなり大きくなってからもコートでボールを打つ動画をＳＮＳに載せていたりして、復帰への思いの強さを表してました。

本人曰く、来年の全豪オープンを目標に復帰したいと語っているんだとか。それまで約４ヶ月半だけど、どこまで戻して復帰して来るかしらね？セリーナの事だから復帰してすぐ優勝・・・何てやってのけちゃうかもね！

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ＵＳオープン２０１７大会４日目、男子シングルスに残っていた杉田祐一選手、ダニエル太郎選手はいずれも敗退しちゃいました。

期待された杉田選手だったけど、杉田選手同様このところ好調はレオナルド・マイェールに逆転で敗退でしたね。

第１セットを先取したけど、第２セット以降は杉田選手から流れが離れてしまいました。今の彼ならきっとまた反撃に出ることが出来るはずって思ってたけど、マイェールがそうさせてくれませんでした。

ダニエル太郎選手も、ラファエル・ナダル相手に第１セットを取る健闘を見せたけど、第２セットからはナダルが本領発揮してました。

女子では、尾崎里紗選手、日比野菜緒選手は敗退したけど、大坂なおみ選手と奈良くるみ選手が３回戦へ進みました。

大坂選手は１回戦で去年のチャンピオンのアンゲリク・ケルバーを下して、逆にこの２回戦では勝たなければいけないプレッシャーを感じてしまったようね。ケルバー戦ほどの出来ではなかったけど、それでも何とか勝ちきった事には価値があると思います。

そして奈良選手は、世界ランク８位のスベトラーナ・クズネツォワを下す大金星を飾りました。

とても良くラケットが振れてましたね。しっかりとボールを打っていた印象でした。何より気迫を感じる試合でした。勝った瞬間Pinkyは鳥肌が立ってしまいました。

初めてのトップ１０選手から勝利を飾った奈良選手。大坂選手同様、上位進出に期待しちゃいましょう。

そして女子ダブルスでは、穂積絵莉＆加藤未唯ペアー、青山修子選手、土居美咲選手が初戦を突破しましたね。第１５シードを取っていた二宮真琴選手は残念ながら１回戦で姿を消しました。

大会５日目は、シングルスに登場する日本人選手はいませんね。ダブルスでは、男子ダブルスに杉田選手が、女子ダブルスに大坂選手が、第１６シードで日比野選手が登場します。

その他、男子シングルスでは、第７シードのグリゴール・ディミトロフ、第１５シードのトマス・ベルディヒが２回戦で姿を消しました。

残るシード選手は１８人となりました。

男子同様、女子シングルスもシードダウンが相次いでますね。３回戦は順当に勝ち上がるとシード選手３２人同士の対戦になるはずだけど、残っているシード勢は１５人と半分以下です。

優勝の行方は全く分かりませんね！

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ＵＳオープン２０１７、大会３日目は日本人選手が大活躍でしたね。

雨のために途中で順延となっていた杉田祐一選手の試合は、第３セットから再開されたけど、１ゲームも与えずしっかり勝ちきってくれましたね。

ダニエル太郎選手も、一時はセットカウント１ー２とリードを許したけど、第４、第５セットを取って勝利しました。

女子でも、日比野菜緒選手、尾崎里紗選手がグランドスラムでの初勝利を物にしました。この大会と相性の良い奈良くるみ選手も快勝で２回戦へ進みました。

これで日本人選手は、男子が２人、女子は４人が２回戦へ進みましたね。

今夜は全員２回戦へ登場しますね。ダニエル太郎選手は、第１シードのラファエル・ナダルとセンターコートであるアーサー・アッシュ・スタジアムのナイトマッチに登場しますね。

そしてダブルスも今夜からスタートします。穂積絵莉＆加藤未唯ペアーに加え、青山修子選手、土居美咲選手、二宮真琴選手が登場します。

そして男子シングルスでは、優勝候補の一人として名前が上がっていたアレキサンダー・ズベレフが同じ二十歳のボルナ・チョリッチに敗れる波乱がありましたね。

ドローのトップハーフはナダルやロジャー・フェデラーの上位進出が濃厚と言われているけど、ボトムハーフはアンディ・マレーの欠場で、混戦状態と言われているわ。その中でも最上位シードとなったズベレフに注目が集まっていたの。

トップ選手の欠場が相次ぐ中、シード選手も１回戦では８人が敗退。昨日行われたボトムハーフの２回戦でも、ズベレフ、ジョー=ウィルフリー・ツォンガなど４選手が敗退しちゃってるの。

そうなると２０１４年に錦織圭選手を下して優勝した第５シードのマリン・チリッチがボトムハーフでの最有力候補になったわね。

このチャンスを生かせるのはいったい誰になるかしらね？

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ＵＳオープン２０１７、大会２日目は雨で大幅にスケジュールが崩れてしまいましたね。

そんな中、試合を終えた日本人選手は、大坂なおみ選手が前年度チャンピオンのアンゲリク・ケルバーから見事な勝利を飾りましたね。

どっちがトップ１０選手か分からないプレーでしたね。鉄壁の守備を誇るケルバーから、何本もウィナーを連発していたのは、コースやゲームプランをしっかり考えてそれをしっかり実行できたからじゃないかしら。

世界ランク１位になってからのケルバーは、その後は下降線をたどってしまい、世界の頂点に上り詰めた時のプレーが影を潜めてしまっているんだけど、それでも大坂選手のプレーも見事なものでした。

１回戦で上位シードを下したと言う事は、これからしばらく先まで上位選手との対戦がないと言うこと。それをしっかり生かして上位進出を目指して欲しいわね。

そして土居美咲選手も１回戦を行ったけど、バーボラ・ストリツォバにストレートで敗退しちゃいました。

ちょっとこのところ苦しんでいる土居選手。今は辛抱の時なのかも知れませんね。これを乗り越えたら、また明るい未来が待っていると信じて・・・。

杉田祐一選手は、第１、第２セットを取ったところで雨のために今夜へ順延となりましたね。対戦相手も策を練ってくるはずだけど、それをはね除けて勝利を掴んでもらいましょう。

今夜はその他の日本人選手が登場します。みんな頑張ってね～！

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、セルビアの１万５０００ドルでは、高村颯希選手がベスト８でした。

国内は筑波で２万５０００ドル大会が行われ、奥野綾加選手、美濃越舞選手、予選を勝ち上がった藤原里華選手が２回戦敗退でした。第７シードの大前綾希子選手、第８シードの瀬間詠里花選手、小堀桃子選手がベスト８、第２シードの今西美晴選手、田中優季選手がベスト４でした。ダブルスでは、第１シードの藤原＆岡村ペアー、森崎＆米原ペアーがベスト４、第２シードの今西＆大前ペアーが優勝しました。

男子では、チャレンジャー大会へ出場の日本人選手はいませんでした。

スペインの２万５０００ドルのフューチャーズ大会では、第５シードの綿貫陽介選手が１回戦敗退でした。

ベルギーの１万５０００ドルでは、予選を勝ち上がった野口莉央選手が１回戦敗退でした。ダブルスでは、ドイツ人選手と組んだ野口選手がベスト４でした。ハンガリーの１万５０００ドルでは、大西賢選手が１回戦敗退でした。

ルーマニアの１万５０００ドルでは、田沼諒太選手が１回戦で、斉藤貴史選手が２回戦敗退でした。スイスの１万５０００ドルでは、岡村一成選手が１回戦敗退でした。第４シードの江原弘泰選手が準優勝でした。

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ＵＳオープン２０１７が開幕しましたね。初日に登場した日本人選手は、女子シングルスの江口実沙選手だけでした。残念ながらクリスティーナ・プリスコバにストレートで敗退しちゃいました。

昨日のブログでも紹介したけど、そのクリスティーナとは江口選手が左膝の大怪我を負った試合の対戦相手だったの。

そんな二人だから、試合が終わるとしっかりと抱き合って健闘を称えると共に、クリスティーナは江口選手に「お帰り」と言っていたんじゃないかしら。感動的なシーンでしたね。

そして今夜はその他の日本人選手全員が登場します。

男子では、杉田祐一選手が主催者推薦のジョフレー・ブランカノーと、ダニエル太郎選手も主催者推薦のトミー・ポールと。

女子では、大坂なおみ選手が第６シードのアンゲリク・ケルバーと、日比野菜緒選手がキャサリン・ベリスと、土居美咲選手が第２３シードのバーボラ・ストリツォバと、尾崎里紗選手は予選を勝ち上がったダニエル・レオと、奈良くるみ選手はサラ・ソリベス=トルモと対戦します。

そして、昨日の注目の対戦となった第２シードのシモナ・ハレプと主催者推薦のマリア・シャラポワとの一戦。結果はまたしてもシャラポワに軍配が上がりました。

接戦となったその試合はフルセットへもつれたけど、結局ハレプはシャラポワから初勝利を飾ることはできませんでした。

世界ランク１位が目前のハレプだけど、なかなかそこにたどり着くことが出来ませんね。このままその座へ上り詰めることが出来ないのかしらね？早くしないとセリーナ・ウィリアムズが戻って来ちゃうわね！

そして勝利したシャラポワは、ドロー的には第２シード扱いになるわけで、一気に優勝候補に名乗りを上げた形になった感じね。あとは、どこまでフィジカルがベストの状態を続けられるかにかかってくるわね。

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いよいよ今夜からＵＳオープン２０１７が開幕しますね。そして初日には男女シングルス１回戦が行われます。

日本人選手は、女子シングルスに江口実沙選手が登場します。

江口選手は、去年のＵＳオープン直後に出場した中国の１２５Ｋ大会の決勝戦で、あと２ポイントで優勝と言う所で膝を負傷。その怪我は左膝前十字靱帯の完全断裂、内側側足靱帯が２本断裂し、半月板も損傷する大怪我だったの。

その後、手術を受けて治療とリハビリを経て今年の全仏オープンの予選から復帰した江口選手。今回はプロテクト・ランキングを用いて、本戦エントリーのアルタネートにいたんだけど、ヴィクトリア・アザレンカの欠場により繰り上がりでの本戦入りとなったの。

そして対戦するのは、クリスティーナ・プリスコバ。世界ランク１位のカロリーナ・プリスコバの双子の姉妹。奇しくもクリスティーナは、江口選手が勝利目前で棄権敗退を強いられた時の対戦相手なの。

当時、クリスティーナは世界ランク１２２位で、江口選手もまだトップ１００入りしていなくて、その試合に勝って優勝したらトップ１００入りとなるところまで来ていたの。

クリスティーナはその後しっかりトップ１００入りして、現在はカロリーナには遅れを取ったけど世界ランクも４１位と上昇させているのよね。

あの試合から約１年経った今、全く違う一年間を過ごした両者はどんな試合を見せてくれるかしらね？

そして初日の目玉と言われているのが、ドーピング違反の処分から復帰して来たマリア・シャラポワが、第２シードのシモナ・ハレプとの試合へ臨みます。

これまでは６回対戦して全てシャラポワが勝ってるんだけど、世界ランク１位目前のハレプ。現在１位のカロリーナ・プリスコバとはわずか５ポイントしか違わないの。つまり、このＵＳオープンの結果次第では世界ランク１位に初めて上り詰める可能性があるの。

１位の可能性の話をすれば、この大会の結果次第でその座につく可能性があるのは、ハレプ、カルビーニャ・ムグルサ、エリーナ・スヴィトリナ、プリスコバ、カロリーン・ウォズニアキ、ジョアンナ・コンタ、スベトラーナ・クズネツォワ、ヴィーナス・ウィリアムズなんだけど、この順番で下へ行けば行くほど可能性は小さくなるんだけど、そこまで女子はランキングに差がないってことね。

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ＵＳオープンの男女シングルスの予選３回戦では、添田豪選手、加藤未唯選手はいずれも敗退。予選を勝ち上がって本戦入りした日本人選手はいませんでしたね。

そしてまたしても残念なニュースが！

世界ランク１位の座から落ちてしまったアンディ・マレーが土曜日、ＵＳオープンへの大会の欠場を発表したの。

それはモントリオールとシンシナティでのマスターズ大会の欠場の原因となった臀部の怪我がまだ完治していないからって言うのが理由みたい。

「これからの数日の間に今シーズンの今後についての決断を下さなければならない。臀部の専門家と多くの話し合いを持った。休養したり、リハビリをしたり、何とか準備できるように努力して来た。この数日、練習は問題なくできていたが、優勝するためには痛みが残り過ぎているし、優勝を目標するために努めて来た。もう時間がなくなってしまった。」

マレーに代わって第２シードの枠にマリン・チリッチが入るの事になるんだって。

予定ではマレーは、ＵＳオープンの次は１０月の北京大会へ出場することになっているんだけど、もしかすると来年にならないとマレーのプレーは見れないかも知れないわね！

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ＵＳオープンの男女シングルスの予選２回戦では、添田豪選手は勝利したけど、伊藤竜馬選手は負けちゃいましたね。女子予選２回戦では、澤柳璃子選手、波形純理選手は敗退、加藤未唯選手が３回戦へ進みました。

今夜は本戦入りをかけて、添田選手と加藤選手が予選最後となる３回戦へ臨みます。

連日お伝えしているヴェラ・ズヴォナレーワとパティ・シュニーダーだけど、残念ながら二人とも予選２回戦で敗退でした。

そしてＵＳオープンは男女シングルスのシード順が発表になりましたね。

男子シングルスで第３シードでエントリーとなるロジャー・フェデラーは、今季はここまで出場したグランドスラム２大会ともに優勝を飾っていて、ＵＳオープンでも活躍が期待されているの。

ただ心配されているのが、腰の怪我。先々週カナダはモントリオールでのマスターズ大会の決勝戦で、アレキサンダー・ズベレフとの対戦で腰を痛めてしまい、先週行われたシンシナティのマスターズ大会を欠場する事態を招いてしまったの。

そんなフェデラーだけど、会場となるニューヨーク入りをして元気な姿を見せていると同時に、怪我はかなり回復しているって語っているの。

「練習もずっと休んでいて、１週間前と比べてもかなり良い状態になっている。ＵＳオープンへ向けてそれは非常に勇気づけられるもの。この大会でプレーするのが大好きだし、ここのコートは自分のプレーにマッチしている。」

「腰の怪我以外は、想像していたくらい良い状態にいる。ここまでは本当に良いプレーを続けられているし、オーバーワークにもなっていない。今年ほど良いコンビネーションはこれまでなかったと思う。クレーコート・シーズンは、全く試合に出場しなかったから、１０週間のオフが取れた。それが芝のシーズンで報われればと願っていたが、実際そうなってくれた。」

ってフェデラーは今季のここまでも振り返っていたの。

去年はシーズンの約半分を膝の治療に当てるために、ツアー離脱を決断。今季はシーズン初めから参戦したけど、いきなり全豪オープンで優勝し、その後もマスターズ大会２連続優勝と、本人も驚くような結果を残しているのよね。

ウィンブルドンでも史上最多となる８回目の優勝を飾っていて、ＵＳオープンの結果次第では再び世界ランク１位への返り咲きも見えて来たフェデラー。シーズン３度目となるグランドスラム優勝を手にすることは出来るかしらね？