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全豪を振り返る

厄入りした二男が阿蘇神社にお参りに行くというから二人も一緒に行く。若いのにそんなことに几帳面なのに感心する。
人波で溢れんばかりの正月を経験していたので、静かな境内にはほっとする。晴天の青空が広がり風もなく、着込んでいたから阿蘇の寒気は感じられなかった。本堂に入って神主さんよりセレモニーを何組かと一緒にやってもらう。長い詔に凍る空気を震わす太鼓の音、一生懸命に祈ってくれている姿に感心しきり、つつがなく一年間過ぎることを合わせ祈っていた。

帰りは阿蘇駅そばの道の駅で軽い昼食、七つ星の列車が県内唯一停車する駅らしい。駅舎と道の駅は整備されていた。
珍しく阿蘇山が噴火している姿が、道の駅からよく見えたのでシャッターを切った。

018

全豪オープンはバブリンカの優勝で幕を閉じた。まさに波乱の手に汗する二週間はあっという間に過ぎ去って胸の内に空虚な静寂が漂う。

振り返ると、印象に残ったのは奈良くるみVSヤンコビッチ戦。4657で惜しくも敗れたが勝敗は別にしてファイナルへ行くチャンスは十分にあったにと悔しさが残る。チビルコバが強豪をなぎ倒して決勝戦の舞台にたった26歳。22歳の奈良くるみはいつかチビルコバのようになってほしいと、プレイを思い浮かべてそう思った。チビルコバ161センチ55キロ、奈良くるみ158センチ50キロと両者とも小柄でストロークを得意とする。

錦織VSナダル戦も悔いが残る。セカンド54でサービングフォーセットとまで追い詰めるがブレークされてセカンドを落とした。バブリンカはナダルとの決勝戦、ファースト同じ54で苦しみながらもキープして64で取る。その辺が勝敗の別れになっている。

28歳のバブリンカはようやく12連敗中の宿敵ナダルを倒してウイナーとなった。まさに「夢のようだと」言ったとか、共感できる言葉だ。どれくらい晴れがましかったことだろう。

それにしても負けて涙していたナダル、グランドスラムも達成した偉大なプレイヤー。アクシデントがあったとは言え、それも実力の内、28歳にして初の四大大会のタイトル一つを手にしたワウリンカに対して、淡々とぎょうぎょうしくワウリンカを祝福してほしかった。彼の片腕を持ち上げるなどして、観衆にアピールして賞賛してほしかった。真の勝者は君だと。

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芽 ふらふら




カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 22:10 | コメントをどうぞ