水曜日
まさかこんなことになるとは想像ざにしなかった。本日のI氏との練習の件は、昨日ふくらはぎを再発させた場で携帯メールを送って断っていた。
朝からチャリで行ける範囲で開業している同じテニスクラブの整形外科の先生をたよって出かけた。
連休明けで混雑していたにもかかわらず早めに診察室へ通された気がした。ベットに腹ばいで横たわり、ふくらはぎを診てもらう。患部押さえられるととび上がるほど痛かった。最初は少し脅かされたけど、肉離れといえばそうかもしれないが、筋肉は柔らかいし、ぼくが心配しているほどではなさそうな表現をしてくれた。
ちょっと言いにくいのですが10日後くらいに試合があるのですが、出ていいでしょうかと尋ねると、一瞬間をおいて、うーんだいじょうぶじゃない。それなら漢方薬を10日分だしておこう。これは良くきくよとおっしゃった。
それは無理だ、ためだよ用心しなければ、そんな返事を待っていたような気がする。
ぼくは福岡ベテランを先のことを考えてあきらめようと思っていた。
またぼくの気持ちがゆらいできた。
そして白い幅のある包帯でふくらはぎをひざ下までくるくると巻いてくれ、漢方薬と湿布薬、鎮痛消炎剤の塗り薬を処方してくれた。