山形の昨日と今日

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途中、総合スポーツセンターのバス停で山形市役所経由という時刻表をデジカメしていたのを思い出していた。灼熱の中をようよう引き返して、来る方の時刻表を確かめに道幅広く車の途絶えを待っているとラケットを背負った人が同じ動作をしているのに気がついた。そして時刻表の前で鉢合わせ、藁をもつかむおもいで対話していた。彼はずっとくわしかった。山形市に泊まっていると知ってご一緒させてもらった。少し離れたバス停について行き、そこから市内方面のバスに乗り込んだ。

ぼくは大会にそなえてプリントアウトしていた10枚の名刺の1枚を渡した。何かつぶやいている、知っててるよと聞こえてきた。バスの騒音で途切れとぎれしか聞こえない、近寄って耳を近づけたがはっきりしない。ブログラムを引っ張り出し、ページを指し示すと彼がkami氏だったとしり、偶然の出逢いに興奮していた。
お互いにパソコンのドローで名前をチェックしてその存在を意識していた。一つ下で昨年まで同世代で戦っていた、ホテルも同じという偶然が続いていた。いつの間にか二人はうちとけていっていた。

山形駅で下車し「芭蕉湯」に案内してもらい疲れを癒しながらテニス談義でお互いの理解を深めていた。
夜二人で「花笠まつり」をひやかし、ビールで乾杯して、地元名物らしい「そば」がうまかった。

今朝は近くのバス停から会場に案内してもらい助かっていた。
ぼくは9時からの初戦の2回戦6263で勝ち進んだが、仲間は第二シードに惜しくも破れた。
山形駅まで一緒して、かたい握手で別れた。大宮まで新幹線し、そこから自宅へむかうという。残されたぼくは当たり前のひとり行動に自信がゆらいでいた。

宿に戻り「しずかさや岩にしみいる蝉の声」立石寺へと考えたが、ベッド横たわるとうごけなかった。

夕方、山形の街を雷雨が襲った。小康状態になってマイクが鳴り響き始めた。予定どおり6時過ぎから始めるという。
6時過ぎぼくもコンビニに行こうと宿を出ると祭りがはじまった。飲み物等を手にしてコンビニを出ようとするとどしゃ降りなっていた。しばらくやどって宿に戻ると部屋のテレビは「花笠まつり」の中止を報じていた。


カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 20:36 | コメントは受け付けていません。